精霊に愛される(呪いにもにた愛)少女~全属性の加護を貰う~

如月花恋

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魔力の枯渇

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…あれ?
体が動かないや…
なんで?
"シャル?あのね…魔力…枯渇してるわ"
「え?回復してないの?」
"してないわね。でも急にどうして…"
「コーティング外したままだからかな…でもコーティングも魔力で出来てるはずだし…」
"でもどうするの?体…動かないんでしょ?私達にもどうにも出来ないわよ"
「…とりあえず…魔力を回復させないと…でも動けないし…ブロックは部屋の外だし…」
"私達触れないわよ?"
ですよね~
「じゃあ…私…回復するまでこのまま?」
"じゃない?"
「…横に…なりたい…」
壁にもたれて座ってるの…きつい
「はぁ…誰か見つけてくれないかな…」
"バリケードは?"
そうだった…
扉の前のあれをどうにかしないと…
"私どかすよ?"
「風の精霊…お願い。」
また風の精霊に手伝ってもらっちゃった
"ふぅ…終わり"
「ありがとう。」
後は…
物凄く嫌だけど!!
アル様か先生が見つけてくれるのを待つだけ!!
授業終わったかな…
終わったら誰かは通るよね
寮だし
………………………………………あれ?
ここ女子寮だよね…
アル様なんで抵抗も無しに入ってんの?
普通さ
躊躇うでしょ
それに他の女の子騒ぐでしょ
……騒いだらアル様が来た合図にしよ
1時間後…
ん…
外が騒がしくなってきた
来たのか
「……シャル。ブロック食べてないでしょ。」
「アル様。助けてください。動けないんです。魔力が枯渇して…」
おぅふ
思ってた以上に声が出てない
「枯渇?」
そこだけ聞き取れたのね
「ブロック食べないから…回復しなかったんでしょ?」
「…動けないんです。」
「ん?なんて言ったの?」
「動けないんです!!」

おっきな声出た
「…シャル。入っていい?」
「どうぞ。」
カチャ

鍵かけんの忘れてた
「…シャル。ブロック食べて。」
「嫌です。味の保証が出来ないなら食べません。」
「…口開けて。」
「ん。」
私は口を閉じた。
喋らないぞ~
だってそのブロック…
見るからにパサパサしてて美味しくなさそうなんだもん!!
「開けて。」
嫌だね
「仕方ないな…」
「!?」
アル様は私にいきなりキスをした。

ちょっとだけ魔力が流れてきた…
「…魔力移った?」
「少しだけ…」
「まだ必要?」
「もういりません…」
恥ずいから
キスするとか
"魔力が少しでもあれば回復出来るかもね"
「そうなの?」
「よし。」
ぽいっ
「!?」
ブロック入れられた…
まぁ…口に入れたものを出すなんてはしたないことしないから食べるけどね
もぐもぐ…
わぁ…
何これ
すっごい魔力が回復する…
でも…喉渇いた…
口の中の水分全部取られた…
「喉渇くでしょ。はい。水。」
「ありがとうございます…」
こくこく…
美味しい
ただの水なのに…
「何個かあるから食べるんだよ。」
「………はい。」
そう言ってアル様は他にもブロックを置いて出て行った。
「美味しくない…味ないし…」
でも魔力は回復する…
薬とこれ…常備しようかな…
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