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王城編
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扉が開かれた先…。
左右に招待されたで有ろう爵位を持つ男女が並び首を垂れ、紹介される人物に最大の礼儀を尽くして居る。
カツ…カツ…と靴音だけが広間に響く。
玉座に上る階段前でアレクは片膝を付き首を垂れ宣言を待つ。
「今まで行方が判らなかった私の恋人が、
ウォーリスで息子を生んで居た事が最近発覚し、
本日、目出度くアレクシス・デ・ギルビア第二王子となる事を
ここに宣言い…「異議あり!」」
王の言葉を遮るなど有り得ないのだが、声を発した馬鹿は「それすら抜け落ちて居る」ようだ。
絶対零度の顔つきで異議を唱えた人物を見据え
「ほぉ…異議が有るのならば申してみよ」
断罪は確定して居るが理由を言う機会だけは与えるつもりで声を掛ける。
「では申し上げさせて頂きます。
その者は元を正せば孤児だと伺いました。
そのような身分の者が王族として迎えられるなど有ってはなりません!」
綺麗さっぱり王で有るフレデリックの恋人だった人物が生んだ息子と言う事を忘れ、平民が王族にと言う事だけで拒否するつもりで居たのだが
「陛下の恋人だった方は侯爵家の御息女ですわよ?
いわれなき罪にてウォーリスへ向かったと調べは出来て居ますわ。
アレクが
ライの兄だと言う事すら理解でないのですか?」
ランフォースの兄…と言う事を聞かされて居たにも関わらず難癖をつけライ以外の王子を認めようとしない。
となれば自分が断罪されると、ようやく理解できたのか真っ青になり
「も、も、申し訳…「王で有る私の言葉を遮った時点で断罪は決定しておる、連れて行け」」
「「はっ」」
爵位を持つ多くの参加者が「馬鹿な事をしたな」と言う顔つきで連れて行かれる男性を冷めた目で見ている。
「さて、遮られてしまったが、
アレクシス・デ・ギルビアを我が息子として認定する」
「ありがたきお言葉…」
フレデリックから王族で有ると宣言されたアレクは、立ち上がり教えられた通りの言葉を発する。
「アレクシス・デ・ギルビアに御座います。
王族としては未熟ですが、
ランフォース兄上を騎士として支えられるよう努力いたす所存です」
ライが兄でアレクが弟としたのは、今まで存在に気付かなかったから…と言うのが建前。
エミリアとは王家が婚姻を許してくれなかった。
だからこそエミリアに身を守る為に渡したナイフを成長したアレクが持って居た事に驚き、息子だと発覚したからこそ息子として迎えたいと望み、今回の披露目となったのだ。
「アレク、騎士としての鍛錬を積み、私を支えて欲しい」
「はい、兄上」
集まった全ての者は、難色を示す事なくアレクを快く受け入れてくれた。
そうして民へ顔見世の時間と、相成った
左右に招待されたで有ろう爵位を持つ男女が並び首を垂れ、紹介される人物に最大の礼儀を尽くして居る。
カツ…カツ…と靴音だけが広間に響く。
玉座に上る階段前でアレクは片膝を付き首を垂れ宣言を待つ。
「今まで行方が判らなかった私の恋人が、
ウォーリスで息子を生んで居た事が最近発覚し、
本日、目出度くアレクシス・デ・ギルビア第二王子となる事を
ここに宣言い…「異議あり!」」
王の言葉を遮るなど有り得ないのだが、声を発した馬鹿は「それすら抜け落ちて居る」ようだ。
絶対零度の顔つきで異議を唱えた人物を見据え
「ほぉ…異議が有るのならば申してみよ」
断罪は確定して居るが理由を言う機会だけは与えるつもりで声を掛ける。
「では申し上げさせて頂きます。
その者は元を正せば孤児だと伺いました。
そのような身分の者が王族として迎えられるなど有ってはなりません!」
綺麗さっぱり王で有るフレデリックの恋人だった人物が生んだ息子と言う事を忘れ、平民が王族にと言う事だけで拒否するつもりで居たのだが
「陛下の恋人だった方は侯爵家の御息女ですわよ?
いわれなき罪にてウォーリスへ向かったと調べは出来て居ますわ。
アレクが
ライの兄だと言う事すら理解でないのですか?」
ランフォースの兄…と言う事を聞かされて居たにも関わらず難癖をつけライ以外の王子を認めようとしない。
となれば自分が断罪されると、ようやく理解できたのか真っ青になり
「も、も、申し訳…「王で有る私の言葉を遮った時点で断罪は決定しておる、連れて行け」」
「「はっ」」
爵位を持つ多くの参加者が「馬鹿な事をしたな」と言う顔つきで連れて行かれる男性を冷めた目で見ている。
「さて、遮られてしまったが、
アレクシス・デ・ギルビアを我が息子として認定する」
「ありがたきお言葉…」
フレデリックから王族で有ると宣言されたアレクは、立ち上がり教えられた通りの言葉を発する。
「アレクシス・デ・ギルビアに御座います。
王族としては未熟ですが、
ランフォース兄上を騎士として支えられるよう努力いたす所存です」
ライが兄でアレクが弟としたのは、今まで存在に気付かなかったから…と言うのが建前。
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だからこそエミリアに身を守る為に渡したナイフを成長したアレクが持って居た事に驚き、息子だと発覚したからこそ息子として迎えたいと望み、今回の披露目となったのだ。
「アレク、騎士としての鍛錬を積み、私を支えて欲しい」
「はい、兄上」
集まった全ての者は、難色を示す事なくアレクを快く受け入れてくれた。
そうして民へ顔見世の時間と、相成った
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