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第4章:親友という重荷
しおりを挟む宮殿の裏庭は、静寂のオアシスだった。木の葉を揺らす風のささやき、遠くで響く川のせせらぎ――それらが、アレックスに失ったと思っていた平穏をもたらした。ここでは、人々の視線や期待から遠く離れ、彼は息をつくことができた。
玉座の間での会話以来、一つの考えが頭を巡っていた。エミとの旅だ。乗り気ではなかった。この孤独の方が千倍もマシだった。
遠くに、まるで抑えきれないエネルギーの渦のように、エミがまるで新たに発見された驚異でもあるかのように薔薇園を探検しているのが見えた。アレックスは遠くから彼女を見つめた。いつものように傍観者として。いつものように一歩引いて。
左側の動きが、彼の平穏を切り裂いた。
レオナ王女だった。
その物腰は完璧で、朝のドレスは控えめな優雅さの見本だった。しかしその眼差し…その眼差しは磨かれた水晶のような硬さがあった。そしてそれは、彼に向けられていた。
彼女は急ぐこともなく彼に近づき、一歩一歩が権威の宣言のようだった。その顎の緊張だけが、完璧な仮面の唯一のひびだった。
「アレックス」彼女は言った。声は柔らかく、しかし平板だった。挨拶ではない。認識の表明だった。
彼は軽くうなずいた。彼にはわかった。内なる葛藤、エミがあらゆる注目をさらっていく自然さへの憤り。エミに天から降ってくるような尊敬の一片さえも、レオナは努力して手に入れていた。
「ご用は?」彼は、中性の口調を保って返した。
彼女は彼を観察し、その目に純粋な好奇心のきらめきが浮かんだ。何か他のもの…嫉妬?と混ざり合って。
「あなたがエミと旅立つそうね」彼女は切り出した。口調は率直になり、ほぼ王族の礼儀に包まれた挑戦のようだった。「なぜ? 必要以上に深入りするのは恐くないの?」
その質問は彼の胃をひっくり返した。彼女は彼の能力について何か知っているのか? それとも単に、明白なことに気づいているだけか――彼が、エミがいつもしがみつく錨であるということに?
「恐さの問題じゃない」彼は冷たく言い返した。「選択の余地がないだけだ。エミは俺を自分のトラブルに引きずり込む癖がある。そして俺は…それを避けたいだけだ」
レオナはわずかに眉をひそめたが、気を悪くしているようには見えなかった。むしろ、一瞬、彼女の表情が和らいだ。
「それで…気にならないの?」彼女は声を落として尋ねた。わずかに身を乗り出し、挑発に満ちた偽りの親密さの空間を作った。「いつも…脇役でいることって?」
アレックスはため息をこらえた。なぜか、この静かな庭では、真実がそれほど危険ではないように思えた。
「正直、気にならない」彼は言った。「主役なんて最初から望んでいなかった。他の連中みたいな派手な能力も持ってない。ただ影から助けたいだけだ。で、エミは…そうだな、いつも俺を連れ出す方法を見つける。もう慣れたよ」
王女は沈黙した。複雑な暗号を解読するかのように彼を見つめた。やがて、彼女はうなずき、かすかで、ほとんど悲しげな微笑みが唇に浮かんだ。
「わかるわ」彼女はつぶやいた。そして初めて、その声からすべての気取りが消えた。「他人の期待って、とてつもなく重い荷物よね? 誰もが私が重要であること、輝くこと、運命を果たすことを期待する。でも時々…時々はただ、あなたみたいに背景に溶け込みたいと思うの」
彼女の言葉は、予想外の力でアレックスに響いた。彼は彼女の鎧のひび割れ、頂点に立ちながら無名の自由を渇望する者の脆さを見た。それは彼自身の願望の、歪んだ映し身だった。
「簡単じゃないのよ」レオナは、むしろ自分自身に言い聞かせるように呟いた。それから、彼女の目は再び硬くなり、王女としての冷たさを取り戻した。「でもよく聞きなさい、アレックス。目立ちたくなくても、現実は頑固なものよ。エミ一人ですべてはできない。そして運命は、どれほど気まぐれでも、あなたを彼女のそばに置いたの。そこから逃げることはできないわ」
彼女は去ろうと背を向けたが、一瞬立ち止まり、彼を見ずに言った。
「気をつけて」彼女は付け加えた。声は、そよ風に運ばれるかすかなため息のようだった。「あなたがそんなに好む影は…時には、英雄でさえ見ることのできない危険を隠しているものよ」
アレックスが何を意味するのか尋ねる間もなく、彼女は遠ざかり、その完璧な姿は庭の完璧な幾何学模様の中に溶け込んでいった。
彼女の警告は、不安をかき立てる余韻として空中に残された。
ちょうどその時、渦が彼にたどり着いた。
「アレックス! 準備はいい!?」
エミが稲妻のように彼の空間に乱入し、この場所の厳粛さを完全に無視した。髪は少々乱れ、頬には泥の痕がついていた。
「次の冒険が待ってるんだから! 時間を無駄にできないよー!」彼女は輝くように言った。まるで実際の任務ではなくピクニックを発表しているかのように。
アレックスは彼女を見た。彼女の無邪気な喜びを。今、レオナの警告が彼の心に蒔いた不安を。
「影は…時には危険を隠している。」
「アレックス?」エミが首をかしげ、笑顔がわずかに曇った。「大丈夫?」
彼は長く深いため息をついた。すべての諦めの音だ。うなずいた。
「ああ、エミ。行こう」
彼女について行きながら、一つの確信が彼の胸に、以前よりも重く居座った。彼女にノーと言うことはできない。これまでも、これからも。しかし今、初めて、一つの疑問が彼をむしばんだ。彼女は彼を冒険へと引きずり込んでいるのか…それとも、レオナが語った影へと?
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