藍音のたわごと〜あなたのココロを揺さぶりたい〜

藍音

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97 【囚われていたのは誰? 未読の方は閲覧禁止でごめんなさい】ミステリー・ホラー大賞に参加してペッチャンコに凹みました。

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2022年5月27日

前話第96話にて趣味の校正が趣味の改稿に進化したお話をしました。
今回は、そのきっかけになった話です。
でも、ネタバレを含むので、未読の方は閲覧禁止とさせていただきます。
98話の冒頭にネタバレを含まないまとめを掲載いたします。
m(_ _)m



ミステリー・ホラー小説大賞があると知って、恋愛小説大賞がめちゃめちゃ面白かった私は参加することにしました。
なんで面白かったのかというと、ただの記念参加のつもりだった「天使のように可愛い私と可愛くないお姉ちゃんの話」が思ったよりも高順位で推移したからです。当時は、それにも気がつかないで、単なるお祭り好きとして参加することにして、その結果、ペチャンコに叩き潰される、というちょっとほろ苦い経験になりました。
今となっては、まあ、そううまく行くもんじゃないよ、と当時の自分の肩でも叩いてあげたいところですが、その当時はガチで凹んでいました。ちょっと期待していたんでしょうね、心のどこかで。
まあ、その辺の話は後から‥‥‥

もともとミステリー小説は大好きです。
ホラーも読まないわけじゃないけど、募集のイラストが怖過ぎてそれだけでビビってしまい、ホラーはないな、とミステリーを選択しました。
ただ、ミステリーもいろんな分野があり、その代表として推理ものが人気だとは思いますが、自分が満足する推理ものを書くためにはプロットの構成を練る時間が足りませんでした。そして、ミステリーの中で一番好きな分野が心理モノ的な?人の心の闇や失敗、後悔などを描く作品が好きなので、そんな作品が書けたらいいな、と思っていました。

そしてもう一つの理由は、お腹の中で温めている作品(BL)があって、そのキーになる登場人物がいるのですが、あんまり幸せな人じゃなくて、その人ってどんな人なのかなって妄想していたタイミングだったからです。
その人の来歴を考えていった時に、「天女の血脈」を思いついたのです。
それがこの作品が誕生するきっかけでした。
なので、最初からアンハッピーエンドになることは決まっていて、女性読者には結構きつい展開になってしまったと思います。
多分青年向け的な展開だったのかな、と今になると思いますが、なぜかアルファさんは女性向けと男性向けに作品を分けるので、女性向け作品として出発することになりました。(なぜなら私が女子なので)

当初のプロットは、
・主人公は壁に埋められている
・主人公はBL作品の登場人物の母親
・そのBL作品の登場人物は作中で産まれている
・主人公は自覚はないがその時代に現れた天女
・男たちをたぶらかして壁に埋め込まれる
程度のものでした。

なぜか、途中で3人の息子の一人(次男)と熱愛してしまい、話が大きく方向転換してしまいました。この時は正直驚きました。
なんかこの二人勝手にくっついて、作者を無視してやりまくっているではありませんか。マジで。
そして、どうしても離れてくれませんでした。不思議です。

ただ、登場人物がそうしたいといえば、そのようにさせるスタンスなので、抵抗しないでついて行きました。
ちょっと、あんたたち少し落ち着いて、って感じでしたが、いうことを聞いてくれません。ミステリの読者様はラブシーンが嫌いな方もいるらしく、そこでも貴重な読者様を減らしていましたが、私の手には負えません。

いつの間にやら、長兄は暴力的なストーカーみたいになってるし、弟はパシリと化してるし、不思議です。
そんな話だったっけ?

でも、話はガンガンと先に向かって行きます。
必ず、壁に埋められてもらわなければいけないのです。
主人公がかなりかわいそうな上に、話の途中で近親相姦が明らかになり、また読者様が減りました。ショックを受けた方がいらっしゃったらすみません。
この辺が女性向けじゃないんです。
この設定は最初から決まっていました。でも、重大なネタバレなので、注意喚起もできず、困っていました。
ただ、これだけやられたら仕返しに皆殺ししたくならない?って話なのです。
なので内容の変更もできません。

だから、どうしてもNL分野では公開できなかったんです。内容がキッツすぎるから。頭コロコロ、血がピューピューするシーンでは、自分でもギャーギャー騒いでいました。このシーンでも貴重な読者様をさらに減らしたのに間違いありません。でも、殺るよね?同じ立場になったら。という話です。

理由なしに仕返しをするとか嫌いなんだけど、追い込まれればなんでもありだよね、って思っちゃいます。妄想の中だけでも、ガンガンいってもいいのではないでしょうか、と思うのです。

それから舞台設定として、実は、縄文時代から弥生時代に移り変わる時代に設定しています。執筆当初はあえてぼかしたのですが、後から考えてみると、一般の方には突然弥生時代(稲作)の設定が出てきたらついていけなかったかもしれません。

まあ、そんなこんなで順位はある意味順調に下がり続け、順位を気にすることをやめた頃にはイベントが終わりました。


すみません、長くなったので一回切ります。
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