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第三十三話 きもちが、悪い
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「本当か」侍従が目を細めてリオに詰め寄った。
「そ、そうですよ。男が男を・・・なんて。き、きもちが悪いじゃないですか」
「そうか」侍従はほっと息をついた。「そうだよな。お前は昔、男色の警備隊長に襲われたこともあるし、男同士など気分が悪いよな?」
「はい!そうですよ、男同士なんて・・・」
「よし、では行っていいぞ。まだ水差の水を交換していないんじゃないか?」
「は、はい、今すぐに!」
リオは裸足のまま急いで靴を履き、水差をつかむと部屋を飛び出していった。
「おわかりですよね。アウレリオ様」
侍従がアウレリオを見た。
「リオはああ言っています。御無体なことはなさいませんように」
「・・・ただ、寒かっただけだ、そう言っただろう」
アウレリオは横を向いた。
(きもちが悪い・・・)
リオが苦しまぎれに言った言葉は、アウレリオの胸をぐさりと突き刺していた。
リオが薄い藁布団にくるまり、震えているのが耐えられなかった。
寒いと一言も言わず、唇を紫色にして震えているのが嫌だった。
リオを戸口に寝かしておくのが嫌だという気持ちは、ずっと続いていた。
もっと幼いときは、リオを藁布団に寝かさないようにと、藁布団を隠したこともある。
だが、藁布団が無いことに気がついたリオは、少し困った顔をすると、次の瞬間にはごろりと床に寝て、寝息を立てていた。
慌てて藁布団を返す羽目になったのは今では笑い話だ。
戸口に寝かせるのが嫌。
毒見をさせるのも嫌。
危険な目に合わせたくない。
美味しいものをうれしそうに食べる姿が見たい。
魔法を見せてよろこぶのなら、よろこばせてやりたい。
笑顔を見ると不整脈が起きる。
時々姿を見ただけで、頭に血が上ることがある。
自分以外と笑い合っていると、面白くない。
ただの身体反応だ。
そして、気持ちが悪いと言われて、胸が痛むのも身体反応に過ぎない。
「お子をなすまでは・・・お控えください。お父上様とて、しっかりとした跡取りを残されてから、お好きになさっているのです。それまでは、なりません」
侍従の真剣な顔にうなずくしかない。
のちに考えたとき、侍従はアウレリオの思いに気がついていたんだと知った。
最初から、リオは特別だった。
簡単に魔力の暴走を抑え込み、呪詛を破る。
何よりもアウレリオを簡単に笑わせた。
だが、その時のアウレリオには自分の気持がよくわからなかった。
ときに、人は、自分にとって目の前の人がどれほど特別な存在なのか、身分や周りのことに目を奪われ、気づかないことがある。特に若いときには。本当に大切なのは、身分や出自ではなく、その人自身、そして何よりも自分自身だと言うことも。
「ただ、寒かっただけだ。私とリオに新しい毛布を。そして、薪は朝まで残るような太い薪に変えてくれ。そうすれば同じことは二度と起こらない」
アウレリオが言うと、侍従は黙ってうなずいた。
(きもち、わるい・・・)
リオの言葉が、まだ頭の中でぐるぐると回っている。
(きもち、わるい・・・)
思っていたよりも、ダメージは大きかった。
******************
あの時から、アウレリオ様は俺に笑いかけてくださらなくなったんだよな。
ぼんやりとリオは思い出す。
多分、アウレリオ様は気づいてたんだ、俺が、アウレリオ様に下心を抱いてたってこと。
アウレリオ様が、ただ寒いからとベッドに入れたのに、俺は髪に口づけしたり、いやらしいことを考えたりして・・・きっと、お嫌だったにちがいない。
アウレリオのベッドにいるリオを見たときの、侍従の蒼白な顔も思い出してしまった。
あのあと、侍従からは、こんこんと諭された。アウレリオがリオに目をかけてくださったのは、毒見係の子どもを不憫に思ってくださったから。恩を仇で返すようなことがあってはならない。
当主の跡取りである以上、子をなして次代に繋いでいくのは当然の責務。それが出来ないのであれば、跡取りの座から引きずり降ろされてしまう。くれぐれも男色の噂が立たないように、注意しろ、と。
事実かそうでないかではなく、そのような噂が立つことが問題なのだ。
それ以来、アウレリオには礼儀正しい、「普通の使用人」としての態度を崩さないように心がけている。自分のせいで、第二夫人につけこまれるようなことがあってはならないから。
目も合わさず、他人行儀な態度を続けていると、いつしか心の距離も開いていく。
だけど、アウレリオのじゃまになってしまうよりは、いい。
それに、目を合わさなければ、気持ちがばれることもない。
このまま、いつか想いは消え去っていくのだろう。
淡雪のような初恋は、時間が立てば跡形もなく消え去るだろう。
そう思っていたのに、思いは募るばかりだった。
だけど、とうとう婚約者のご令嬢がいらっしゃる・・・
茶色の髪の小柄な可愛らしい方だった。
アウレリオ様も優しく笑いかけていらしゃって、お似合いだった。
・・・お似合いだった。当然の権利として、アウレリオ様の妻になられる方。
どうしようも、ない。
このまま胸が張り裂けてしまえばいいのに。
いつか来る恋の終わりを待つより、消えてしまいたい。
でも、現実はそうは行かない。お嬢様がいらっしゃって、仲睦まじいお二人の姿を見ては胸をいため・・・そして、終わる。
最初から報われないのは分かっていたけど、でも使用人としてそばにいさせていただければ、俺はそれだけで・・・
夜が来ても、その日はよく眠れなかった。
何度も藁布団の中で寝返りをうつ。
胸が痛い、苦しい。どうして、このまま、消えてしまえないんだろう。
でも、消えてしまったあと、アウレリオ様がひとつも自分のことを思い出してくれなかったら、それは、それで、さみしい。
月は青白く、魔の森が誘うように木々の梢を鳴らした。
どうか、朝が来たら、この苦しい思いが消え去っていますように。どうか・・・
アウレリオはいつものように静かに眠っている。
でも、眠りの浅い主人のこと、自分が音を立てたら起こしてしまうかもしれない。
前が見えないもやの中を手探りしているみたいだ。
リオは大きなため息をついた。
次の記憶は、ゆらゆらと波に浮かんでいた。
「口を開けろ」
アウレリオの声が聞こえ、素直に口を開くと、ひやりとしたグラスが唇に当たり、次に冷たい水が口の中に流れ込んできた。
「そうだ、もうすこし」
そしてまた、冷たい水の感触。のどに水がつまり、咳込み、やさしい手で頬をぬぐわれる。そのまま、深い真っ暗闇の中に引きこまれた。
***********************
(お礼)
本日もお読みいただきまして、ありがとうございました。
少しずつ二人の距離が離れ、そしてまた近づいていきます。
このあたりのもやもやが大好物です。
急に寒くなりましたね。
インフルエンザが流行っているようです。皆様もうがい手洗いマスクで乗り切りましょう!
ハートも広告もありがとうございます。
明日は、皆様のことを、ウイルスが避けてくれるよう願ってます!
「そ、そうですよ。男が男を・・・なんて。き、きもちが悪いじゃないですか」
「そうか」侍従はほっと息をついた。「そうだよな。お前は昔、男色の警備隊長に襲われたこともあるし、男同士など気分が悪いよな?」
「はい!そうですよ、男同士なんて・・・」
「よし、では行っていいぞ。まだ水差の水を交換していないんじゃないか?」
「は、はい、今すぐに!」
リオは裸足のまま急いで靴を履き、水差をつかむと部屋を飛び出していった。
「おわかりですよね。アウレリオ様」
侍従がアウレリオを見た。
「リオはああ言っています。御無体なことはなさいませんように」
「・・・ただ、寒かっただけだ、そう言っただろう」
アウレリオは横を向いた。
(きもちが悪い・・・)
リオが苦しまぎれに言った言葉は、アウレリオの胸をぐさりと突き刺していた。
リオが薄い藁布団にくるまり、震えているのが耐えられなかった。
寒いと一言も言わず、唇を紫色にして震えているのが嫌だった。
リオを戸口に寝かしておくのが嫌だという気持ちは、ずっと続いていた。
もっと幼いときは、リオを藁布団に寝かさないようにと、藁布団を隠したこともある。
だが、藁布団が無いことに気がついたリオは、少し困った顔をすると、次の瞬間にはごろりと床に寝て、寝息を立てていた。
慌てて藁布団を返す羽目になったのは今では笑い話だ。
戸口に寝かせるのが嫌。
毒見をさせるのも嫌。
危険な目に合わせたくない。
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ただの身体反応だ。
そして、気持ちが悪いと言われて、胸が痛むのも身体反応に過ぎない。
「お子をなすまでは・・・お控えください。お父上様とて、しっかりとした跡取りを残されてから、お好きになさっているのです。それまでは、なりません」
侍従の真剣な顔にうなずくしかない。
のちに考えたとき、侍従はアウレリオの思いに気がついていたんだと知った。
最初から、リオは特別だった。
簡単に魔力の暴走を抑え込み、呪詛を破る。
何よりもアウレリオを簡単に笑わせた。
だが、その時のアウレリオには自分の気持がよくわからなかった。
ときに、人は、自分にとって目の前の人がどれほど特別な存在なのか、身分や周りのことに目を奪われ、気づかないことがある。特に若いときには。本当に大切なのは、身分や出自ではなく、その人自身、そして何よりも自分自身だと言うことも。
「ただ、寒かっただけだ。私とリオに新しい毛布を。そして、薪は朝まで残るような太い薪に変えてくれ。そうすれば同じことは二度と起こらない」
アウレリオが言うと、侍従は黙ってうなずいた。
(きもち、わるい・・・)
リオの言葉が、まだ頭の中でぐるぐると回っている。
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思っていたよりも、ダメージは大きかった。
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ぼんやりとリオは思い出す。
多分、アウレリオ様は気づいてたんだ、俺が、アウレリオ様に下心を抱いてたってこと。
アウレリオ様が、ただ寒いからとベッドに入れたのに、俺は髪に口づけしたり、いやらしいことを考えたりして・・・きっと、お嫌だったにちがいない。
アウレリオのベッドにいるリオを見たときの、侍従の蒼白な顔も思い出してしまった。
あのあと、侍従からは、こんこんと諭された。アウレリオがリオに目をかけてくださったのは、毒見係の子どもを不憫に思ってくださったから。恩を仇で返すようなことがあってはならない。
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それ以来、アウレリオには礼儀正しい、「普通の使用人」としての態度を崩さないように心がけている。自分のせいで、第二夫人につけこまれるようなことがあってはならないから。
目も合わさず、他人行儀な態度を続けていると、いつしか心の距離も開いていく。
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そう思っていたのに、思いは募るばかりだった。
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でも、消えてしまったあと、アウレリオ様がひとつも自分のことを思い出してくれなかったら、それは、それで、さみしい。
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