154 / 777
第154話「無双再び! 勝利の凱歌」
しおりを挟む
リオネルの指示を受け、冥界の魔獣ケルベロスがゴブリンの巣へ飛び込み、10分と少しが経った。
ときたま、リオネルへはケルベロスから『途中経過』が念話で送られている。
ケルベロスは、数十体を倒しつつ、200体ほどを出口へ追い立てると伝えて来た。
基本的に、勢子は獲物を追い立てる役割であり、狩る……つまり倒しはしない。
リオネルは考えた末、咎めない事とした。
予定と違い、残りは50体ほどになるのだが、さして問題はない。
この50体を、修行を兼ねてミリアンとカミーユに倒して貰えば良いだけ。
大勢に影響はない。
ケルベロスは遥かに格上の相手であり、使い魔ではない。
まずは戦友ケルベロスの『やる気』と『判断』そして『誇り』を尊重し、
それでOKだと伝えてあった。
後で、言葉を選びながら話し合えば、また心と心の距離が近付くだろう。
という事で、リオネルはゴーチェへ告げる。
「ゴーチェ様、そろそろウチの『ケル』がゴブリンどもを外へ追い立てますよ」
「ううむ! リオネル君には分かるのだな」
「はい、ケルの放つ強い気配で分かります」
「う、う~むぅ! 強い気配か! す、凄いな!」
「いえいえ全然です。それに彼は『使い魔』というよりも、『戦友』に近い『従士』ですからね」
「おいおい! あ、あいつを人間のように『彼』と呼ぶのか! せ、戦友に近い従士か! ……た、確かに! あ、あの犬には気品があったし、えらく迫力もあった」
「ですか?」
「ああ! 絶対にあの犬はタダモノではないぞっ!」
ゴーチェが腕組みをし、叫んだ瞬間!
うおおおおおおんんん!!
ケルベロスの咆哮が聞こえた。
「ゴーチェ様、もうゴブリンどもが出入り口付近へ来ましたよ」
「う、うむ! 俺も戦うぞ」
「いえ、俺とケルに任せてください」
「し、しかし!」
「大丈夫です。少し下がって、ご自身の身を守ってください。万が一何かあればフォローします」
「お、おう! わ、分かった!」
と、ゴーチェが返事をすると同時にリオネルは洞窟入口へ向かい、ダッシュで走り出していた。
「お、お、お、おいっ!! ほ、ほ、本気で!? 突っ込む気かあ!? ま、ま、ま、待てぃっ!! リオネル君!!」
ゴーチェは主ブレーズに対し、忠実な騎士である。
それゆえ、下された命令は絶対に守る。
先ほど指摘された通り、内々でリオネルの一挙手一投足を見届けよと、
ブレーズからは命じられていた。
そして危なくなったら「絶対にリオネルを守れ!」とも厳命されていた。
そもそもずっとワレバッド在住のゴーチェはリオネルの戦闘シーンを見た事がない。
リオネルの『戦歴』はギルド経由と冒険者達の噂では聞いていた。
「おびただしいゴブリンを倒した、まだ若いのにとんでもない戦士だ」と。
しかし、普通に考えれば人間ひとり対ゴブリン200体は、無謀以外のナニモノでもない。
突撃を止めようとしたが、リオネルは、無謀にも突っ込んでしまった。
そしてリオネルの言った通り、洞窟の出入り口からは、まるで雲霞のように、
ぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃう!!!!
ぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃう!!!!
おびただしいゴブリンどもが飛び出して来た。
ひゅうおおお!!
きえええおお!!
くわおおおお!!
はあああああ!!
ケルベロスに追い立てられたのだろう、怒り猛るゴブリンどもは、一斉に目の前に居るリオネルへと襲いかかった。
「あ、あああああああっっっっ!!!」
……いろいろと話すうちに、ゴーチェはリオネルの『素』に触れ、
どんどん好ましく思い始めていた。
主ブレーズから聞いていた通り……
リオネルは労を惜しまず、才能にあふれ面倒見が良く優しい。
加えて、もしも強き『荒くれぼっち』の噂が本当だとしたら……
リオネルはとんでもない傑物であると考えた。
ゴーチェが己の人生で目指し憧れる、伝説で語られた『理想の騎士』をはっきりとイメージさせるのだ。
だからゴーチェは「リオネルを死なせたくない!」と感じている。
それゆえ圧倒的に不利な状況下で、一方的な惨劇になるのを見ていられず、
己の頭を抱え、絶叫した。
絶望!という大きな暗黒がゴーチェの心を一瞬で染めたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
しかし、ゴーチェはリオネルの『戦いぶり』を目の当たりにしていない。
ゴブリン渓谷を始め……
これまでリオネルは習得したギフトスキル『ゴブリンハンター』のお陰でゴブリンに対しては、無敵無双状態なのである。
ケルベロスに追われた100体以上のゴブリンが、一斉にリオネルに飛びつき、引っかく、噛みつく。
しかしリオネルの身体はダメージゼロのナッシング。
攻撃を全くといっていいほど受け付けない。
それどころか、うるさいぞ! とばかりに、
ばん! ばん! ばん! ばん!
と、まとわりつくゴブリンどもを容赦なく弾き飛ばす。
攻撃を受けるだけではない。
100倍返しとばかりに、リオネルもゴブリンどもへ猛反撃する。
左腕でシールドバッシュを猛連打し、圧倒的に叩きのめす。
ばんっ! ばんっ! ばんっ! ばんっっ!
ばんっ! ばんっ! ばんっ! ばんっっ!
回し蹴りでゴブリンどもを思い切りぶっとばす。
どごっ! どごっ! どごっ! どごおっ!
どごっ! どごっ! どごっ! どごおっ!
ここでリオネルは愛用のスクラマサクスを抜き放つ。
白銀の刃が容赦なく振るわれる。
しゅばっ! しゅばっ! しゅばっ! しゅばっっ!
しゅばっ! しゅばっ! しゅばっ! しゅばっっ!
『風弾』の魔法も至近距離から遠慮なくぶっ放す。
どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ!
どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ!
そして!
ゴブリンどもを追い立て、出て来たケルベロスも、ゴブリンどもをガンガンなぎ倒し、噛み砕く。
ぐじゃ! がじゅっ! ぐっちゃ! ぶしゅっ!
ぐじゃ! がじゅっ! ぐっちゃ! ぶしゅっ!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
辺りには肉を打たれ、切り刻まれるゴブリンどもの断末魔の絶叫が響き渡り続け……
ゴーチェが恐る恐る目を開けてみれば……
「ゴーチェ様あ!!」
うおおおおんん!!
うおおおおんん!!
「おおおおお、な、な、な、何という!! 何という事だああっ!!」
ゴーチェが感極まって叫んだのも無理はなかった。
確かに『一方的な惨劇』にはなった。
しかし『惨劇の犠牲者』は襲いかかったゴブリンどもの方であった。
あっという間に喰われるどころか……
累々と散らばるゴブリンどもの死骸の中で……リオネルとケルベロスは全くの無傷。
リオネルは元気良く手を打ち振り、ケルベロスは何度も大きく吠え、
両名は勝利の凱歌をあげていたのである。
ときたま、リオネルへはケルベロスから『途中経過』が念話で送られている。
ケルベロスは、数十体を倒しつつ、200体ほどを出口へ追い立てると伝えて来た。
基本的に、勢子は獲物を追い立てる役割であり、狩る……つまり倒しはしない。
リオネルは考えた末、咎めない事とした。
予定と違い、残りは50体ほどになるのだが、さして問題はない。
この50体を、修行を兼ねてミリアンとカミーユに倒して貰えば良いだけ。
大勢に影響はない。
ケルベロスは遥かに格上の相手であり、使い魔ではない。
まずは戦友ケルベロスの『やる気』と『判断』そして『誇り』を尊重し、
それでOKだと伝えてあった。
後で、言葉を選びながら話し合えば、また心と心の距離が近付くだろう。
という事で、リオネルはゴーチェへ告げる。
「ゴーチェ様、そろそろウチの『ケル』がゴブリンどもを外へ追い立てますよ」
「ううむ! リオネル君には分かるのだな」
「はい、ケルの放つ強い気配で分かります」
「う、う~むぅ! 強い気配か! す、凄いな!」
「いえいえ全然です。それに彼は『使い魔』というよりも、『戦友』に近い『従士』ですからね」
「おいおい! あ、あいつを人間のように『彼』と呼ぶのか! せ、戦友に近い従士か! ……た、確かに! あ、あの犬には気品があったし、えらく迫力もあった」
「ですか?」
「ああ! 絶対にあの犬はタダモノではないぞっ!」
ゴーチェが腕組みをし、叫んだ瞬間!
うおおおおおおんんん!!
ケルベロスの咆哮が聞こえた。
「ゴーチェ様、もうゴブリンどもが出入り口付近へ来ましたよ」
「う、うむ! 俺も戦うぞ」
「いえ、俺とケルに任せてください」
「し、しかし!」
「大丈夫です。少し下がって、ご自身の身を守ってください。万が一何かあればフォローします」
「お、おう! わ、分かった!」
と、ゴーチェが返事をすると同時にリオネルは洞窟入口へ向かい、ダッシュで走り出していた。
「お、お、お、おいっ!! ほ、ほ、本気で!? 突っ込む気かあ!? ま、ま、ま、待てぃっ!! リオネル君!!」
ゴーチェは主ブレーズに対し、忠実な騎士である。
それゆえ、下された命令は絶対に守る。
先ほど指摘された通り、内々でリオネルの一挙手一投足を見届けよと、
ブレーズからは命じられていた。
そして危なくなったら「絶対にリオネルを守れ!」とも厳命されていた。
そもそもずっとワレバッド在住のゴーチェはリオネルの戦闘シーンを見た事がない。
リオネルの『戦歴』はギルド経由と冒険者達の噂では聞いていた。
「おびただしいゴブリンを倒した、まだ若いのにとんでもない戦士だ」と。
しかし、普通に考えれば人間ひとり対ゴブリン200体は、無謀以外のナニモノでもない。
突撃を止めようとしたが、リオネルは、無謀にも突っ込んでしまった。
そしてリオネルの言った通り、洞窟の出入り口からは、まるで雲霞のように、
ぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃう!!!!
ぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃうぎゃう!!!!
おびただしいゴブリンどもが飛び出して来た。
ひゅうおおお!!
きえええおお!!
くわおおおお!!
はあああああ!!
ケルベロスに追い立てられたのだろう、怒り猛るゴブリンどもは、一斉に目の前に居るリオネルへと襲いかかった。
「あ、あああああああっっっっ!!!」
……いろいろと話すうちに、ゴーチェはリオネルの『素』に触れ、
どんどん好ましく思い始めていた。
主ブレーズから聞いていた通り……
リオネルは労を惜しまず、才能にあふれ面倒見が良く優しい。
加えて、もしも強き『荒くれぼっち』の噂が本当だとしたら……
リオネルはとんでもない傑物であると考えた。
ゴーチェが己の人生で目指し憧れる、伝説で語られた『理想の騎士』をはっきりとイメージさせるのだ。
だからゴーチェは「リオネルを死なせたくない!」と感じている。
それゆえ圧倒的に不利な状況下で、一方的な惨劇になるのを見ていられず、
己の頭を抱え、絶叫した。
絶望!という大きな暗黒がゴーチェの心を一瞬で染めたのである。
◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆◇◆
しかし、ゴーチェはリオネルの『戦いぶり』を目の当たりにしていない。
ゴブリン渓谷を始め……
これまでリオネルは習得したギフトスキル『ゴブリンハンター』のお陰でゴブリンに対しては、無敵無双状態なのである。
ケルベロスに追われた100体以上のゴブリンが、一斉にリオネルに飛びつき、引っかく、噛みつく。
しかしリオネルの身体はダメージゼロのナッシング。
攻撃を全くといっていいほど受け付けない。
それどころか、うるさいぞ! とばかりに、
ばん! ばん! ばん! ばん!
と、まとわりつくゴブリンどもを容赦なく弾き飛ばす。
攻撃を受けるだけではない。
100倍返しとばかりに、リオネルもゴブリンどもへ猛反撃する。
左腕でシールドバッシュを猛連打し、圧倒的に叩きのめす。
ばんっ! ばんっ! ばんっ! ばんっっ!
ばんっ! ばんっ! ばんっ! ばんっっ!
回し蹴りでゴブリンどもを思い切りぶっとばす。
どごっ! どごっ! どごっ! どごおっ!
どごっ! どごっ! どごっ! どごおっ!
ここでリオネルは愛用のスクラマサクスを抜き放つ。
白銀の刃が容赦なく振るわれる。
しゅばっ! しゅばっ! しゅばっ! しゅばっっ!
しゅばっ! しゅばっ! しゅばっ! しゅばっっ!
『風弾』の魔法も至近距離から遠慮なくぶっ放す。
どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ!
どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ! どしゅ!
そして!
ゴブリンどもを追い立て、出て来たケルベロスも、ゴブリンどもをガンガンなぎ倒し、噛み砕く。
ぐじゃ! がじゅっ! ぐっちゃ! ぶしゅっ!
ぐじゃ! がじゅっ! ぐっちゃ! ぶしゅっ!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
ぎゃああああ! ぎゃおおおおっ!! ぐああああっ!!
辺りには肉を打たれ、切り刻まれるゴブリンどもの断末魔の絶叫が響き渡り続け……
ゴーチェが恐る恐る目を開けてみれば……
「ゴーチェ様あ!!」
うおおおおんん!!
うおおおおんん!!
「おおおおお、な、な、な、何という!! 何という事だああっ!!」
ゴーチェが感極まって叫んだのも無理はなかった。
確かに『一方的な惨劇』にはなった。
しかし『惨劇の犠牲者』は襲いかかったゴブリンどもの方であった。
あっという間に喰われるどころか……
累々と散らばるゴブリンどもの死骸の中で……リオネルとケルベロスは全くの無傷。
リオネルは元気良く手を打ち振り、ケルベロスは何度も大きく吠え、
両名は勝利の凱歌をあげていたのである。
21
あなたにおすすめの小説
【完結】妖精を十年間放置していた為SSSランクになっていて、何でもあり状態で助かります
すみ 小桜(sumitan)
ファンタジー
《ファンタジー小説大賞エントリー作品》五歳の時に両親を失い施設に預けられたスラゼは、十五歳の時に王国騎士団の魔導士によって、見えていた妖精の声が聞こえる様になった。
なんと十年間放置していたせいでSSSランクになった名をラスと言う妖精だった!
冒険者になったスラゼは、施設で一緒だった仲間レンカとサツナと共に冒険者協会で借りたミニリアカーを引いて旅立つ。
ラスは、リアカーやスラゼのナイフにも加護を与え、軽くしたりのこぎりとして使えるようにしてくれた。そこでスラゼは、得意なDIYでリアカーの改造、テーブルやイス、入れ物などを作って冒険を快適に変えていく。
そして何故か三人は、可愛いモモンガ風モンスターの加護まで貰うのだった。
ダンジョンでオーブを拾って『』を手に入れた。代償は体で払います
とみっしぇる
ファンタジー
スキルなし、魔力なし、1000人に1人の劣等人。
食っていくのがギリギリの冒険者ユリナは同じ境遇の友達3人と、先輩冒険者ジュリアから率のいい仕事に誘われる。それが罠と気づいたときには、絶対絶命のピンチに陥っていた。
もうあとがない。そのとき起死回生のスキルオーブを手に入れたはずなのにオーブは無反応。『』の中には何が入るのだ。
ギリギリの状況でユリアは瀕死の仲間のために叫ぶ。
ユリナはスキルを手に入れ、ささやかな幸せを手に入れられるのだろうか。
勇者召喚の余り物ですが、メイド型アンドロイド軍団で冒険者始めます
水江タカシ
ファンタジー
28歳独身、一般事務の会社員である俺は、勇者召喚に巻き込まれて異世界へと転移した。
勇者、聖女、剣聖――
華やかな肩書きを持つ者たちがもてはやされる中、俺に与えられたのは聞いたこともないスキルだった。
【戦術構築サポートAI】
【アンドロイド工廠】
【兵器保管庫】
【兵站生成モジュール】
【拠点構築システム】
【個体強化カスタマイズ】
王は落胆し、貴族は嘲笑い、俺は“役立たず”として王都から追放される。
だが――
この世界には存在しないはずの“機械兵器”を、俺は召喚できた。
最初に召喚したのは、クールな軍人タイプのメイド型戦闘アンドロイド。
識別番号で呼ばれる彼女に、俺は名前を与えた。
「今日からお前はレイナだ」
これは、勇者ではない男が、
メイド型アンドロイド軍団と共に冒険者として成り上がっていく物語。
屋敷を手に入れ、土地を拠点化し、戦力を増強しながら、
趣味全開で異世界を生きていく。
魔王とはいずれ戦うことになるだろう。
だが今は――
まずは冒険者登録からだ。
転生幼女の攻略法〜最強チートの異世界日記〜
みおな
ファンタジー
私の名前は、瀬尾あかり。
37歳、日本人。性別、女。職業は一般事務員。容姿は10人並み。趣味は、物語を書くこと。
そう!私は、今流行りのラノベをスマホで書くことを趣味にしている、ごくごく普通のOLである。
今日も、いつも通りに仕事を終え、いつも通りに帰りにスーパーで惣菜を買って、いつも通りに1人で食事をする予定だった。
それなのに、どうして私は道路に倒れているんだろう?後ろからぶつかってきた男に刺されたと気付いたのは、もう意識がなくなる寸前だった。
そして、目覚めた時ー
クラス転移したけど、皆さん勘違いしてません?
青いウーパーと山椒魚
ファンタジー
加藤あいは高校2年生。
最近ネット小説にハマりまくっているごく普通の高校生である。
普通に過ごしていたら異世界転移に巻き込まれた?
しかも弱いからと森に捨てられた。
いやちょっとまてよ?
皆さん勘違いしてません?
これはあいの不思議な日常を書いた物語である。
本編完結しました!
相変わらず話ごちゃごちゃしていると思いますが、楽しんでいただけると嬉しいです!
1話は1000字くらいなのでササッと読めるはず…
無能なので辞めさせていただきます!
サカキ カリイ
ファンタジー
ブラック商業ギルドにて、休みなく働き詰めだった自分。
マウントとる新人が入って来て、馬鹿にされだした。
えっ上司まで新人に同調してこちらに辞めろだって?
残業は無能の証拠、職務に時間が長くかかる分、
無駄に残業代払わせてるからお前を辞めさせたいって?
はいはいわかりました。
辞めますよ。
退職後、困ったんですかね?さあ、知りませんねえ。
自分無能なんで、なんにもわかりませんから。
カクヨム、なろうにも同内容のものを時差投稿しております。
器用貧乏な赤魔道士は、パーティーでの役割を果たしてないと言って追い出されるが…彼の真価を見誤ったメンバーは後にお約束の展開を迎える事になる。
アノマロカリス
ファンタジー
【赤魔道士】
それは…なりたい者が限られる不人気No. 1ジョブである。
剣を持って戦えるが、勇者に比べれば役に立たず…
盾を持ってタンクの役割も出来るが、騎士には敵わず…
攻撃魔法を使えるが、黒魔道士には敵わず…
回復魔法を使えるが、白魔道士には敵わず…
弱体魔法や強化魔法に特化していて、魔法発動が他の魔道士に比べて速いが認知されず…
そして何より、他のジョブに比べて成長が遅いという…
これは一般的な【赤魔道士】の特徴だが、冒険者テクトにはそれが当て嵌まらなかった。
剣で攻撃をすれば勇者より強く…
盾を持てばタンクより役に立ち…
攻撃魔法や回復魔法は確かに本職の者に比べれば若干威力は落ちるが…
それを補えるだけの強化魔法や弱体魔法の効果は絶大で、テクトには無詠唱が使用出来ていた。
Aランクパーティーの勇者達は、テクトの恩恵を受けていた筈なのに…
魔物を楽に倒せるのは、自分達の実力だと勘違いをし…
補助魔法を使われて強化されているのにもかかわらず、無詠唱で発動されている為に…
怪我が少ないのも自分達が強いからと勘違いをしていた。
そしてそんな自信過剰な勇者達は、テクトを役立たずと言って追い出すのだが…
テクトは他のパーティーでも、同じ様に追い出された経験があるので…
追放に対しては食い下がる様な真似はしなかった。
そしてテクトが抜けた勇者パーティーは、敗走を余儀無くされて落ち目を見る事になるのだが…
果たして、勇者パーティーはテクトが大きな存在だったという事に気付くのはいつなのだろうか?
9月21日 HOTランキング2位になりました。
皆様、応援有り難う御座います!
同日、夜21時49分…
HOTランキングで1位になりました!
感無量です、皆様有り難う御座います♪
生活魔法は万能です
浜柔
ファンタジー
生活魔法は万能だ。何でもできる。だけど何にもできない。
それは何も特別なものではないから。人が歩いたり走ったりしても誰も不思議に思わないだろう。そんな魔法。
――そしてそんな魔法が人より少し上手く使えるだけのぼくは今日、旅に出る。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる