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《第10章》 天国の門
リスクヘッジ
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最初の彼の沈黙よりも長い時間をかけて、瞳子は答えを探した。
「あなたが人間的にも経済的にもすごく頼りになる人だっていうのは分かるんです」
彼女は、いつもよりもペースを落として話しはじめた。
「わたしも飛豪さんが好き。だから、一緒にいたい。でも時々、あなたの世界の半分は普通じゃないと気づかされるから、びっくりするし怖くなる時がある」
「…………」
「広尾のパーティーで拳銃の話が出てきた時、すごく驚きました」
「だろうな」
「助けられておいて言うことじゃないけれど、飛豪さんがわたしを買おうとしていた会社と話をつけた方法も気になってます。日本に拠点を置いてる台湾マフィアの力を借りたんですよね? あなたもご実家も、つながりがあるんですよね?」
「否定はしないよ。……いや、その通りです、としか言えないな」
「叔母様の美芳さんの意図も気になります。あの方も相当……だと感じました。だからわたしは、飛豪さんのお金だけに頼って、そっちの世界に入るのがすごく怖いんです」
「……至極まっとうなご感想だと思います。俺も正直、それで人生の軌道修正をしたいと思ってるぐらいだし」
「わたしが今やろうとしてる事って、お金のある人たちから見たら馬鹿げていて効率の悪いことかもしれない。だけど、わたしはわたしで自分の世界を作りたい。最低でも、飛豪さんに借金返しおわるまでは真面目に社会人やりたいと思っているし、仕事をすることと踊ることでもう一度わたしだけの人間関係を作って、立て直していきたい。そういう一つひとつの積み重ねが、いつか、わたしを守ってくれるかもしれないって気がしてます」
「リスクヘッジか。なるほどね。俺の家のことながら、良い判断だと思う」
「あともう一つは……」瞳子は恥ずかしそうに、一度唇をぎゅっと閉じた。「わたし、自分のお金で飛豪さんにプレゼント買いたかったんです」
「へ?」
「誕生日プレゼント」
予想外の方向へと話の軌道がそれてゆき、飛豪は「ん?」と眉間を指でおさえた。
彼女は、ヒガチカから九月の誕生日を教えてもらったこと、プレゼントを買おうと思った時、自分の貯金がなくて悲しかったことを訥々と伝えてゆく。卑屈になりたくはないけれど、自分のお金がないのは嫌だ、と主張して締めくくった。
「ふむ……」
「わたし、バレリーナ時代にCM出たときとか、雑誌インタビューだとか受けて、少しはお金もらってたんです。自分で稼いだお金で、可愛いレッスンウェア買ったり、公演のチケット買うのがすごく嬉しくて」
幸せを噛みしめるような表情を瞳子は浮かべた。今も、社会人になったら最初になにを買おうか、時々考えちゃいます、と、楽しげに続けていく。
「わたしのプラン、大変できついのは分かってるんですけど、あなたとお付き合いをつづけるなら、自分のためにお金はある程度稼ぎたい。それにケジメとしても、借金返済は絶対にします。過去の自分にかかったお金を、今の飛豪さんに押しつけたくない」
「なら、内定とれるまでは就活優先で。できるだけ負担は少なく」
「分かりました」
飛豪としては、瞳子が自分と関わりつづけるリスクまで考慮していたことは、正直意外だった。
彼女を低く見積もっていた自分を咎める。ふんわりしている感受性先行タイプかと思いきや、苦労してきたせいか現実をしっかり捉えている。
――そうだった。この子は正当防衛の判例まで調べてから刃物をふりかざす人間だった。
この一か月、あらゆることを考えた上で、マイナスポイント込みで瞳子は彼を選んだ。地に足がついている上、つらい道を選んででも自分の可能性ともう一度向きあっていこうとしている。
だとしたら飛豪は、サポートするしかない。
ダンス関係のコストは支援者として自分が出すこと、資産の殖やし方を教えて経済的に独立させること、あとは――無理がたたって彼女が体調なりメンタルなりを崩したときは、できるだけ早くケアすることぐらいしか、してやれることはない。
未来は分からない。ハンデを抱えて、一度は地べたにまで落ちた彼女がここからどこまで昇っていくのか、間近で見られるのは楽しみだった。仮に社会人生活と踊ることを両立させるのが難しくなったとしても、それはそれで構わない。彼女なら何がしかは掴むはずだ。
――どちらにしろ、俺はこの子が傍にいればいい。
そんな方針で落ちついたので、瞳子はこの一か月、飛豪よりも忙しくしていた。
美芳には丁重にバイトの断りをいれたあと、現役時代の拠点だった府中のバレエスタジオに週一回通うようになった。
もうクラシック・バレエは踊れないが、体のコンディションを整えたり基礎練習を見てもらうには、子供のころからついていた先生がいいらしい。最初、スタジオに挨拶に訪れたときは、四年ぶりに会う先生に「今までどこで何してたの!」と、泣きながら叱責されたと、彼女はほろ苦い表情で報告してくれた。
他にも、体の安全な可動域を確かめたりアスリート仕様のリハビリをするため、二週に一回専門医にも通っているようだった。
食事の時間もバラバラになり、一緒に過ごす時間は減った。
だが、瞳子が飛豪の部屋のキングサイズのベッドで眠るようになったし、正しいお付きあいを始めてからは、お互いに気持ちが安定した。だから、忙しいだけで上手くいっているのだ。
「あなたが人間的にも経済的にもすごく頼りになる人だっていうのは分かるんです」
彼女は、いつもよりもペースを落として話しはじめた。
「わたしも飛豪さんが好き。だから、一緒にいたい。でも時々、あなたの世界の半分は普通じゃないと気づかされるから、びっくりするし怖くなる時がある」
「…………」
「広尾のパーティーで拳銃の話が出てきた時、すごく驚きました」
「だろうな」
「助けられておいて言うことじゃないけれど、飛豪さんがわたしを買おうとしていた会社と話をつけた方法も気になってます。日本に拠点を置いてる台湾マフィアの力を借りたんですよね? あなたもご実家も、つながりがあるんですよね?」
「否定はしないよ。……いや、その通りです、としか言えないな」
「叔母様の美芳さんの意図も気になります。あの方も相当……だと感じました。だからわたしは、飛豪さんのお金だけに頼って、そっちの世界に入るのがすごく怖いんです」
「……至極まっとうなご感想だと思います。俺も正直、それで人生の軌道修正をしたいと思ってるぐらいだし」
「わたしが今やろうとしてる事って、お金のある人たちから見たら馬鹿げていて効率の悪いことかもしれない。だけど、わたしはわたしで自分の世界を作りたい。最低でも、飛豪さんに借金返しおわるまでは真面目に社会人やりたいと思っているし、仕事をすることと踊ることでもう一度わたしだけの人間関係を作って、立て直していきたい。そういう一つひとつの積み重ねが、いつか、わたしを守ってくれるかもしれないって気がしてます」
「リスクヘッジか。なるほどね。俺の家のことながら、良い判断だと思う」
「あともう一つは……」瞳子は恥ずかしそうに、一度唇をぎゅっと閉じた。「わたし、自分のお金で飛豪さんにプレゼント買いたかったんです」
「へ?」
「誕生日プレゼント」
予想外の方向へと話の軌道がそれてゆき、飛豪は「ん?」と眉間を指でおさえた。
彼女は、ヒガチカから九月の誕生日を教えてもらったこと、プレゼントを買おうと思った時、自分の貯金がなくて悲しかったことを訥々と伝えてゆく。卑屈になりたくはないけれど、自分のお金がないのは嫌だ、と主張して締めくくった。
「ふむ……」
「わたし、バレリーナ時代にCM出たときとか、雑誌インタビューだとか受けて、少しはお金もらってたんです。自分で稼いだお金で、可愛いレッスンウェア買ったり、公演のチケット買うのがすごく嬉しくて」
幸せを噛みしめるような表情を瞳子は浮かべた。今も、社会人になったら最初になにを買おうか、時々考えちゃいます、と、楽しげに続けていく。
「わたしのプラン、大変できついのは分かってるんですけど、あなたとお付き合いをつづけるなら、自分のためにお金はある程度稼ぎたい。それにケジメとしても、借金返済は絶対にします。過去の自分にかかったお金を、今の飛豪さんに押しつけたくない」
「なら、内定とれるまでは就活優先で。できるだけ負担は少なく」
「分かりました」
飛豪としては、瞳子が自分と関わりつづけるリスクまで考慮していたことは、正直意外だった。
彼女を低く見積もっていた自分を咎める。ふんわりしている感受性先行タイプかと思いきや、苦労してきたせいか現実をしっかり捉えている。
――そうだった。この子は正当防衛の判例まで調べてから刃物をふりかざす人間だった。
この一か月、あらゆることを考えた上で、マイナスポイント込みで瞳子は彼を選んだ。地に足がついている上、つらい道を選んででも自分の可能性ともう一度向きあっていこうとしている。
だとしたら飛豪は、サポートするしかない。
ダンス関係のコストは支援者として自分が出すこと、資産の殖やし方を教えて経済的に独立させること、あとは――無理がたたって彼女が体調なりメンタルなりを崩したときは、できるだけ早くケアすることぐらいしか、してやれることはない。
未来は分からない。ハンデを抱えて、一度は地べたにまで落ちた彼女がここからどこまで昇っていくのか、間近で見られるのは楽しみだった。仮に社会人生活と踊ることを両立させるのが難しくなったとしても、それはそれで構わない。彼女なら何がしかは掴むはずだ。
――どちらにしろ、俺はこの子が傍にいればいい。
そんな方針で落ちついたので、瞳子はこの一か月、飛豪よりも忙しくしていた。
美芳には丁重にバイトの断りをいれたあと、現役時代の拠点だった府中のバレエスタジオに週一回通うようになった。
もうクラシック・バレエは踊れないが、体のコンディションを整えたり基礎練習を見てもらうには、子供のころからついていた先生がいいらしい。最初、スタジオに挨拶に訪れたときは、四年ぶりに会う先生に「今までどこで何してたの!」と、泣きながら叱責されたと、彼女はほろ苦い表情で報告してくれた。
他にも、体の安全な可動域を確かめたりアスリート仕様のリハビリをするため、二週に一回専門医にも通っているようだった。
食事の時間もバラバラになり、一緒に過ごす時間は減った。
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