勇者パーティーを追放されたので、張り切ってスローライフをしたら魔王に世界が滅ぼされてました

まりあんぬさま

文字の大きさ
74 / 171
星降る収穫祭編

灯と歌、祝祭は満ちて

しおりを挟む
 昼下がりの柔らかな日差しが、仮設事務所の窓から差し込んでいた。
 机の上には、祭りの進行表や出店の配置図、在庫の記録といった書類の山。
 ようやくそれらを整え終えたバニッシュは、大きく背伸びをした。

 「……ふぅ。ようやく終わったな」

 肩の力を抜き、椅子の背にもたれかかる。
 祭りの賑わいが遠くから聞こえ、風に乗って焼き菓子の甘い香りが漂ってくる。
 その香りに包まれながら、ふと隣を見ると――ツヅラが机に肘をつき、金の瞳を細めてこちらを眺めていた。

 「中々に時間かかったなぁ、バニッシュはん」

 柔らかい響きが、疲れた空気を溶かすように流れる。
 彼女は手にした扇をぱたりと閉じ、口元を隠して笑った。

 「ああ……思ったより書類が多くてな。やっと一段落ってとこだ」

 フィリアも手元の帳面を閉じ、眼鏡の奥の瞳を細める。

 「全体の報告書の整理は完了した。出店の収益管理も問題ない」

 そして紅茶のカップを手に取り、静かに一口啜った。

 「仕事の後の一杯は格別だな……」

 フィリアは小さく息を吐き、どこか満足げに目を閉じる。
 バニッシュは苦笑しながら立ち上がった。

 「もう昼過ぎか……。俺はリュシアたちと合流してくる。二人はどうする?」

 ツヅラは扇をぱたぱたと仰ぎながら、金の瞳を上に向ける。

 「うちはもう少しゆっくりさせてもろうわ。あんだけ資料に囲まれたら疲れるわぁ」

 「私もだ」

 フィリアは淡々とした口調で言いながら、机の端に紅茶のカップを戻す。

 「せめてこの静けさを、もう少しだけ味わいたい」

 「そうか」

 バニッシュは軽く笑って頷く。

 「なら、後は頼んだ。祭りのフィナーレにはちゃんと参加してくれよな」

 「わかっとる。せやけど、アンタもほどほどに遊びや」

 ツヅラはからかうように目を細める。

 「ふっ……ああ」

 バニッシュは肩をすくめ、ドアの前で軽く手を振った。

 「フィリア、ツヅラ。また後でな」

 「うむ」

 「気ぃつけてな」

 扉を開けた瞬間、外から祭りの喧騒と音楽が一気に流れ込む。
 色とりどりの布飾りが風に揺れ、子供たちの笑い声が響いていた。
 バニッシュは眩しい陽光の中に踏み出す。
 空は澄み渡り、昼下がりの青がまるで希望そのもののように広がっていた。

 「――さて、行くか」

 その声は小さく、けれど確かに弾んでいた。
 彼の足は自然と、リュシアたちが待つ祭りの賑わいへと向かっていく。

 祭りの喧騒の中、色とりどりの布が風に舞い、香ばしい匂いが漂っていた。
 焼き果実の甘い香り、香辛料の効いた肉串の匂い、子供たちの笑い声――そのすべてが、拠点に生まれた新しい「日常」を形作っていた。
 人の波をかき分けながら、バニッシュはようやく目的の顔ぶれを見つけた。

 「おーい、リュシア!」

 振り向いたリュシアは、両腕を組んでジト目でこちらを睨んでいた。

 「……遅いっ!」

 「すまん、ちょっと確認作業に手間取ってな」

 バニッシュは頭を掻きながら、苦笑いを浮かべた。

 「もう、来ないのかと思いましたよ」

 セリナが呆れたように眉を下げる。

 「はは、悪い悪い」

 バニッシュは額に手を当てて再度謝った。
 ふと周りを見渡しながら尋ねる。

 「ところで、グラドの姿が見えないな。どこ行った?」

 「……あそこで、出来上がってるわよ」

 リュシアは半ば呆れた声で言い、視線をある方向に促した。
 バニッシュが目を向けると――祭りの屋台の影で、グラドが酒樽を抱えてご満悦の様子だった。
 顔は真っ赤、口元はにやけっぱなし。
 まるで世界の平和を噛みしめるように、彼は揺ら揺らと揺れていた。

 「うぃ~~……お、おお、バニッシュじゃねぇか~!」

 グラドはろれつの回らない声でジョッキを掲げた。

 「おまえも、飲め! せっかくの祭りだ!」

 「はいはい、また始まった……」

 リュシアが呆れ顔で額を押さえる。

 「まったく……」

 セレスティナが苦笑しながら首を振る。

 「グラドさん、さっきまで今日は抑えるって言ってたのに」

 セリナが呆気に取られたように言うと、ライラがくすりと笑った。

 「ふふ、でも……なんか、こうしてると楽しいね」

 バニッシュはそんな皆を見て、ふっと目を細める。
 彼の視線の先には、笑顔で語らう仲間たち、夜空を照らす灯籠、
 そして穏やかに流れる時間。

 「……しょうがない奴だな」

 バニッシュはため息まじりに言いながらも、どこか楽しそうに笑った。

 「ほらよ、バニッシュ!」

 グラドがふらふらと近づき、無理やりジョッキを押し付けてくる。

 「……一杯だけだぞ?」

 バニッシュが折れると、仲間たちは同時に笑い声を上げた。
 その笑い声は、柔らかく広がり、まるで“この瞬間こそが祝福”だと告げるように、拠点中に響き渡っていった。

 屋台の明かりが風に揺れ、笑い声と音楽が入り混じる。
 祭りの盛り上がりは最高潮に近づき、ステージからは笛と太鼓の音が絶え間なく響いていた。
 バニッシュは手を腰にあてて、ひと息つく。

 「……よし。ステージの催し物、まだやってるみたいだな。せっかくだ、見に行くか」

 セレスティナが微笑みながら頷く。

 「そうですね。私たちもそちらはまだ見ていませんし、きっと素敵な舞踏が見られると思います」

 ライラも屋台の串を手に、目を輝かせた。

 「なんか色々やってるみたいだし、楽しみだね!」

 「よし、じゃあ行くか――」

 バニッシュは仲間たちに軽く手を振り、振り返る。

 「――グラドも行くぞ」

 が、その声に応えるものはいなかった。

 「……?」

 視線の先、屋台の一角。
 木の椅子に腰を下ろしたまま、豪快ないびきを響かせるドワーフの姿。
 グラドは両手を組んで腹の上に置き、まるで世界が平和になったかのような寝顔をしていた。

 「ぐがぁ~~……んごぉ……」

 バニッシュはこめかみに手をやり、深くため息をついた。

 「……おい、グラド?」

 近づいて肩を揺さぶるが、返ってくるのは規則的な寝息だけ。
 酒瓶の山が横に積まれており、傍らには転がったジョッキが十三。
 リュシアは腕を組み、眉を吊り上げて言った。

 「まったく! あんな酔っぱらいほっときましょ!」

 「いや、ほっとくって……」

 バニッシュが困ったように振り返るが、リュシアは鼻を鳴らして先に歩き出していた。

 「ったく、仕方ないな……」

 バニッシュは頭をかきながら呟く。
 セリナが少し心配そうにグラドを見た。

 「大丈夫かな?」

 「まあ、大丈夫だろ。椅子から転げ落ちることはないだろうし」

 バニッシュは苦笑しつつ肩をすくめる。

 「帰りにでも起こしてやるさ」

 「ふふ、ほんと、面倒見がいいですね」

 セレスティナが微笑みながらそう言い、ライラは小さく笑った。

 「バニッシュさん、すっかり拠点のリーダーだね」

 「いや、リーダーってわけじゃ……」

 と返しながらも、バニッシュは照れくさそうに頭を掻く。
 祭りのざわめきの中を、五人の足音が軽やかに響いた。
 ステージのほうからは、歌と拍手の波。
 色とりどりの布飾りが夜風に揺れ、灯籠の光が淡く照らし出す。

 「さ、行こうか」

 「うん!」

 笑い声が重なり、バニッシュたちは祭りの中心――ステージの光の方へと歩いていった。

 ステージの上では、祭りの熱気が最高潮に達しており、太鼓が鳴り、笛が響き、獣人たちが躍動する。
 彼らのしなやかな筋肉が陽光を反射し、息を合わせた激しい舞踏が舞台を揺らす。
 踏み鳴らされる地響きのような足音と、荒々しくも力強いリズム――それはまるで大地そのものが歌っているかのようだった。

 「おお……すげえな」

 バニッシュが思わず漏らすと、ライラが誇らしげに胸を張った。

 「獣人の舞、どう? すごいでしょ!」

 リュシアは目を細めながら笑う。

 「確かに迫力あるわね。……でも、衣装の布、よく破れないわね」

 「ふふっ、あれでも儀礼用で頑丈なんですよ」

 セレスティナが微笑むと、バニッシュも頷いた。

 「なるほどな……戦士の舞ってやつか。見事だ」

 やがて獣人たちの舞が終わると、会場に大きな拍手と歓声が巻き起こった。
 それが静まりゆくと、次の演目のために舞台上の楽器を持った長耳を揺らしながら歩み出る数人のエルフたちがステージ中央に集まっていく。
 手には弦楽器――古代の竪琴や木製のリュートのようなものを携えている。
 彼らが指先を動かすと、空気が変わった。
 透明な音が夜気を震わせ、光の粒がふわりと宙を舞う。
 森の精霊たちが呼応するように漂い、音と光が溶け合って幻想の世界を作り出す。

 「綺麗……」

 セリナが小さく息を漏らす。
 バニッシュも思わず言葉を失っていた。
 その旋律は穏やかで、どこか懐かしく、聴く者の心を優しく包み込む。
 戦や荒廃を知らぬ、純粋な“自然の調べ”――まさにエルフたちの誇りそのものだった。
 演奏が終わると、しばしの静寂。
 そして再び拍手が沸き起こり、観客の誰もがうっとりとした表情を浮かべていた。

 「……すごかったな」

 「ええ、本当に……心が洗われるようでした」

 セレスティナが静かに目を細める。

 と、そのとき。
 ステージの袖から、ふわりと白い衣をまとった小柄な影が現れた。
 その姿に、リュシアが目を見開く。

 「あれ……セラじゃない?」

 「えっ?」

 セリナも驚きの声を上げる。

 「セラさんも何かするのかな……?」

 バニッシュも首を傾げた。
 祭りの演目にセラの名前はなかったはずだ。
 だが彼女は臆する様子もなく、ゆっくりとステージの中央へと歩み出る。
 白いワンピースの裾が光を受けて揺れ、ピンクの髪が陽光に照らされて輝いていた。
 セラは観客の方を向き、胸の前で両手を合わせてぺこりとお辞儀をした。

 次の瞬間――澄み渡るような歌声が会場を包み込んだ。
 それは音ではなく祈りのようだった。
 柔らかく、温かく、すべてを包み込むような声。
 その旋律が流れるたびに、光の粒が宙を舞い、花弁のように降り注いでいく。

 「……わぁ――」

 リュシアが思わず呟いた。
 セレスティナも、セリナも、ライラも、ただ見入るしかなかった。
 まるで時間が止まったかのように――誰もがその歌に心を奪われていた。
 歌声が夜空へと昇る。
 その一節ごとに、風が柔らかく頬を撫で、灯籠の光が一層輝きを増していく。
 それは祝福の歌。
 この地に集う者たちへの、感謝と祈りの歌だった。
 そして、誰もが知らぬうちに――リュシアの耳飾りの《クローヴァの印》が、ほんのわずかに光を放っていた。
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

最難関ダンジョンをクリアした成功報酬は勇者パーティーの裏切りでした

新緑あらた
ファンタジー
最難関であるS級ダンジョン最深部の隠し部屋。金銀財宝を前に告げられた言葉は労いでも喜びでもなく、解雇通告だった。 「もうオマエはいらん」 勇者アレクサンダー、癒し手エリーゼ、赤魔道士フェルノに、自身の黒髪黒目を忌避しないことから期待していた俺は大きなショックを受ける。 ヤツらは俺の外見を受け入れていたわけじゃない。ただ仲間と思っていなかっただけ、眼中になかっただけなのだ。 転生者は曾祖父だけどチートは隔世遺伝した「俺」にも受け継がれています。 勇者達は大富豪スタートで貧民窟の住人がゴールです(笑)

猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る

マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・ 何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。 異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。  ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。  断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。  勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。  ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。  勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。  プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。  しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。  それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。  そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。  これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。

桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。 だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。 そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。 異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。 チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!? “真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!

無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。

さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。 だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。 行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。 ――だが、誰も知らなかった。 ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。 襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。 「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。 俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。 無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!? のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!

クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました

髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」 気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。 しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。 「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。 だが……一人きりになったとき、俺は気づく。 唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。 出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。 雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。 これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。 裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか―― 運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。 毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります! 期間限定で10時と17時と21時も投稿予定 ※表紙のイラストはAIによるイメージです

スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~

深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】 異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!

スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜

東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。 ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。 「おい雑魚、これを持っていけ」 ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。 ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。  怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。 いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。  だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。 ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。 勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。 自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。 今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。 だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。 その時だった。 目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。 その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。 ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。 そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。 これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。 ※小説家になろうにて掲載中

処理中です...