163 / 171
妖精迷宮《フェアリー・ラビリンス》編
境界都市・クラウゼリア
しおりを挟む
三つ目に変わったこと――それは、この拠点に通貨での取引が出来たことだった。
ミスティリアとの優先的な交易が可能になったことで、物の流れに明確な価値が生まれた。
ザキュロの実、魔紅果の酒、ルガンディアの米、それらは単なる恵みではなく、正しく流通する「商品」として扱われるようになったのだ。
それは、拠点の在り方そのものを変えていった。
これまでの拠点では、基本は分け合いと助け合いだった。
畑を耕す者も、建てる者も、守る者も――皆が皆のために動いていた。
だが、人が増え、役割が細分化されるにつれ、そのやり方には限界が見え始める。
そこで導入されたのが、通貨によるやり取りだった。
仕事をすれば、報酬が支払われる。
報酬があるからこそ、仕事は「責任」を伴い、「選択」できるものになる。
結果として、拠点には活気が生まれた。
自分の得意分野に打ち込む者。
新たな仕事に挑戦する者。
小さな取引や依頼が、日常の中で自然と行われるようになっていく。
その光景を見ながら、バニッシュはある言葉を思い出していた。
――タナトスの助言だ。
『これからミスティリアと関係を築いていく以上、通貨は必ず必要になります』
あの時、タナトスはまるで嗜めるように、しかし真剣な眼差しで説明していた。
『人が増えれば、考えも、価値観も増える。善意だけでは、いずれ必ずいざこざが生まれます。だからこそ、共通の基準――通貨が必要なのです』
善意を否定するためではない。
守るためにこそ、仕組みが要る。
バニッシュは小さく息を吐き、窓の外に視線を向けた。
通貨が巡るということは――人の意思が巡るということだ。
それは煩雑で、時に面倒で、衝突も生む。
だが同時に、共同体を長く続かせるための土台でもある。
四つ目に変わったこと――それは、拠点の仕事が、明確な形を持ち始めたことだった。
通貨による報酬が定着したことで、職業は「役割」から「選択」へと変わった。
そして選択肢が増えれば、必然的に仕事は細部化され、統率する核が必要になる。
そこで設立されたのが――各分野を束ねる、ギルド、組合、そして工房だった。
以前からの懸念点だった、鍛冶職人の育成と管理。
これについては、迷うことなく結論が出た――グラドが率いる大工房の設立である。
伝説の鍛冶師と呼ばれた男が、若い職人たちを集め、教え、叱り、鍛える。
技術だけでなく、道具に向き合う姿勢そのものを伝える場として、大工房は拠点の中核の一つとなった。
建築分野については、建築組合が組織され、その棟梁にはザイロが据えられた。
屈強な体躯に似合わぬほど、仕事は丁寧で正確であり、力仕事から設計の助言までこなすザイロの指揮の下、住居、港、倉庫、道路――拠点の形そのものが、着実に作られていった。
商業関係は、ミスティリアの商業ギルド――ミスト・コネクションの支部を、この地に設立することで対応した。
管理を任されたのは、変わらずミュレア。
潮統官としての顔とは別に、商業を束ねる者としての手腕も発揮することになる。
その幹部として選ばれたのが、ポンとゴンタだった。
情報の扱いに長けたポン。
交渉と実務を担うゴンタ。
二人の存在によって、取引は円滑に回り始めた。
研究、鑑定、品質管理、この重要な分野の筆頭に立ったのは――ルルカだった。
騒がしく、落ち着きがなく、だが頭の回転は早い。
検証から、素材の鑑定、不良品の洗い出しまで、彼女は驚くほど的確にまとめ上げていく。
流石は、ミスト・コネクションで鑑定士として仕事をしていただけあった。
さらに、生活に欠かせない分野――飲食。
拠点のあちこちに飲食店が建てられ、その管理運営を一手に引き受けたのは、メイラだった。
温かい料理と、穏やかな笑顔。
食事の場は、自然と人を繋ぎ、拠点の空気を和らげていく。
そして――医療についてだが、医療施設の設立が決まった時、名乗りを上げたのは、意外にもライラだった。
「……医療を学んで、みんなの役に立ちたい」
ライラの持つスキルは、相手の秘孔を見極める能力も兼ね備えている。
人体を理解する上でも、極めて有用なものだった。
人を守るための力。
それを、命を救う方向へと使いたい――その強い意志が、彼女を突き動かしていた。
さらに――拠点には、もう一つの要が築かれた。
それが、防衛部隊のための訓練所である。
筆頭に立ったのは、ドルガと朧、性質の異なる二人が並び立つことで、その場は自然と引き締まった空気を纏うようになった。
結界は装置によって、かつてより遥かに強固なものとなった。
だが、結界は、絶対ではない。
一度破られた以上、再び破壊される可能性はある。
そして、その時に拠点へ攻め込んでくる者が、一度きりとは限らないことも。
だからこそ、守る力が必要だった。
訓練所では、それぞれの種族が持つ戦闘スタイルを、互いに共有し合いながら鍛錬が行われている。
一つの型に縛られることなく、学び合い、補い合うことで、個と集団の両方を強くする。
それが、この拠点の防衛方針だった。
当然――黒牙もまた、その訓練所に身を置いている。
ドルガの苛烈な打ち込み。
朧の一瞬も無駄のない体捌き。
その二人に揉まれながら、黒牙は汗と傷を積み重ねていった。
最初は圧倒されるだけだった。
だが、次第に食らいつき、考え、工夫し――倒れながらも立ち上がる。
「……止まるな」
短く告げる朧の声。
「まだだ!」
豪快に笑うドルガ。
その言葉に応えるように、黒牙は歯を食いしばり、再び構えを取る。
逃げていた少年は、もういない。
ここにいるのは、守るために強くなろうとする者だ。
そして――最後に五つ目に変わったことは、この拠点に名前がつけられたことだった。
きっかけは、タナトスの一言である。
『ミスティリアとの正式な交易を進めるにあたり、拠点という呼び方では、あまりにも曖昧すぎます』
書類仕事に追われる日々の中で、彼は淡々と、だがはっきりと告げた。
『登録も、契約も……名称がなければ成立しません。これを機に、名前を付けるべきでしょう』
皆で話し合いが行われ、夜遅くまで続く議論を繰り返し、それぞれの種族、それぞれの立場から、様々な案が出された。
都市と呼ぶには、まだ規模は小さい。
だが、今後の発展と繁栄を見据えれば、ただの集落で終わるつもりはない。
そして何より――結界の中で、多種族が共に暮らす場所。
その象徴として、選ばれた呼び名は――境界都市。
境界であり、隔たりであり、同時に交わる場所。
そこからさらに名を重ね――拠点の長である、バニッシュ=クラウゼンの名を冠することが提案された。
境界都市・クラウゼリア――。
「ちょ、ちょっと待て……それはさすがに……」
バニッシュは即座に首を横に振った。
「自分の名前が入るとか、気恥ずかしいにも程があるだろ……」
だが、その反対は、あえなく押し切られた。
『アンタが中心なんやから当然やろ』
『名前は象徴ですから』
『今さら何を言ってんのよ』
最終的には――多数決で決めることとなったが、結果は、圧倒的だった。
こうして正式に決まった、都市の名。
「……クラウゼリア、か」
バニッシュは静かに呟く。
自分で口にすると、何とも言えない感覚が背中を這った。
むず痒くて、落ち着かない。
だが、それでも窓の外に広がる、変わりゆく拠点――いや、都市の日常、行き交う人々の声、遠くで響く鍛錬の掛け声、それらすべてが、確かな平和を形作っている。
胸の奥が、じんわりと温かくなるのを感じながら、バニッシュは紅茶のカップを手に取った。
ここはもう、名もなき場所ではない。
多くの意志と暮らしが交わる、境界の都市――クラウゼリア。
この名と共に、今日もまた、穏やかな日々が積み重なっていくのだった。
ミスティリアとの優先的な交易が可能になったことで、物の流れに明確な価値が生まれた。
ザキュロの実、魔紅果の酒、ルガンディアの米、それらは単なる恵みではなく、正しく流通する「商品」として扱われるようになったのだ。
それは、拠点の在り方そのものを変えていった。
これまでの拠点では、基本は分け合いと助け合いだった。
畑を耕す者も、建てる者も、守る者も――皆が皆のために動いていた。
だが、人が増え、役割が細分化されるにつれ、そのやり方には限界が見え始める。
そこで導入されたのが、通貨によるやり取りだった。
仕事をすれば、報酬が支払われる。
報酬があるからこそ、仕事は「責任」を伴い、「選択」できるものになる。
結果として、拠点には活気が生まれた。
自分の得意分野に打ち込む者。
新たな仕事に挑戦する者。
小さな取引や依頼が、日常の中で自然と行われるようになっていく。
その光景を見ながら、バニッシュはある言葉を思い出していた。
――タナトスの助言だ。
『これからミスティリアと関係を築いていく以上、通貨は必ず必要になります』
あの時、タナトスはまるで嗜めるように、しかし真剣な眼差しで説明していた。
『人が増えれば、考えも、価値観も増える。善意だけでは、いずれ必ずいざこざが生まれます。だからこそ、共通の基準――通貨が必要なのです』
善意を否定するためではない。
守るためにこそ、仕組みが要る。
バニッシュは小さく息を吐き、窓の外に視線を向けた。
通貨が巡るということは――人の意思が巡るということだ。
それは煩雑で、時に面倒で、衝突も生む。
だが同時に、共同体を長く続かせるための土台でもある。
四つ目に変わったこと――それは、拠点の仕事が、明確な形を持ち始めたことだった。
通貨による報酬が定着したことで、職業は「役割」から「選択」へと変わった。
そして選択肢が増えれば、必然的に仕事は細部化され、統率する核が必要になる。
そこで設立されたのが――各分野を束ねる、ギルド、組合、そして工房だった。
以前からの懸念点だった、鍛冶職人の育成と管理。
これについては、迷うことなく結論が出た――グラドが率いる大工房の設立である。
伝説の鍛冶師と呼ばれた男が、若い職人たちを集め、教え、叱り、鍛える。
技術だけでなく、道具に向き合う姿勢そのものを伝える場として、大工房は拠点の中核の一つとなった。
建築分野については、建築組合が組織され、その棟梁にはザイロが据えられた。
屈強な体躯に似合わぬほど、仕事は丁寧で正確であり、力仕事から設計の助言までこなすザイロの指揮の下、住居、港、倉庫、道路――拠点の形そのものが、着実に作られていった。
商業関係は、ミスティリアの商業ギルド――ミスト・コネクションの支部を、この地に設立することで対応した。
管理を任されたのは、変わらずミュレア。
潮統官としての顔とは別に、商業を束ねる者としての手腕も発揮することになる。
その幹部として選ばれたのが、ポンとゴンタだった。
情報の扱いに長けたポン。
交渉と実務を担うゴンタ。
二人の存在によって、取引は円滑に回り始めた。
研究、鑑定、品質管理、この重要な分野の筆頭に立ったのは――ルルカだった。
騒がしく、落ち着きがなく、だが頭の回転は早い。
検証から、素材の鑑定、不良品の洗い出しまで、彼女は驚くほど的確にまとめ上げていく。
流石は、ミスト・コネクションで鑑定士として仕事をしていただけあった。
さらに、生活に欠かせない分野――飲食。
拠点のあちこちに飲食店が建てられ、その管理運営を一手に引き受けたのは、メイラだった。
温かい料理と、穏やかな笑顔。
食事の場は、自然と人を繋ぎ、拠点の空気を和らげていく。
そして――医療についてだが、医療施設の設立が決まった時、名乗りを上げたのは、意外にもライラだった。
「……医療を学んで、みんなの役に立ちたい」
ライラの持つスキルは、相手の秘孔を見極める能力も兼ね備えている。
人体を理解する上でも、極めて有用なものだった。
人を守るための力。
それを、命を救う方向へと使いたい――その強い意志が、彼女を突き動かしていた。
さらに――拠点には、もう一つの要が築かれた。
それが、防衛部隊のための訓練所である。
筆頭に立ったのは、ドルガと朧、性質の異なる二人が並び立つことで、その場は自然と引き締まった空気を纏うようになった。
結界は装置によって、かつてより遥かに強固なものとなった。
だが、結界は、絶対ではない。
一度破られた以上、再び破壊される可能性はある。
そして、その時に拠点へ攻め込んでくる者が、一度きりとは限らないことも。
だからこそ、守る力が必要だった。
訓練所では、それぞれの種族が持つ戦闘スタイルを、互いに共有し合いながら鍛錬が行われている。
一つの型に縛られることなく、学び合い、補い合うことで、個と集団の両方を強くする。
それが、この拠点の防衛方針だった。
当然――黒牙もまた、その訓練所に身を置いている。
ドルガの苛烈な打ち込み。
朧の一瞬も無駄のない体捌き。
その二人に揉まれながら、黒牙は汗と傷を積み重ねていった。
最初は圧倒されるだけだった。
だが、次第に食らいつき、考え、工夫し――倒れながらも立ち上がる。
「……止まるな」
短く告げる朧の声。
「まだだ!」
豪快に笑うドルガ。
その言葉に応えるように、黒牙は歯を食いしばり、再び構えを取る。
逃げていた少年は、もういない。
ここにいるのは、守るために強くなろうとする者だ。
そして――最後に五つ目に変わったことは、この拠点に名前がつけられたことだった。
きっかけは、タナトスの一言である。
『ミスティリアとの正式な交易を進めるにあたり、拠点という呼び方では、あまりにも曖昧すぎます』
書類仕事に追われる日々の中で、彼は淡々と、だがはっきりと告げた。
『登録も、契約も……名称がなければ成立しません。これを機に、名前を付けるべきでしょう』
皆で話し合いが行われ、夜遅くまで続く議論を繰り返し、それぞれの種族、それぞれの立場から、様々な案が出された。
都市と呼ぶには、まだ規模は小さい。
だが、今後の発展と繁栄を見据えれば、ただの集落で終わるつもりはない。
そして何より――結界の中で、多種族が共に暮らす場所。
その象徴として、選ばれた呼び名は――境界都市。
境界であり、隔たりであり、同時に交わる場所。
そこからさらに名を重ね――拠点の長である、バニッシュ=クラウゼンの名を冠することが提案された。
境界都市・クラウゼリア――。
「ちょ、ちょっと待て……それはさすがに……」
バニッシュは即座に首を横に振った。
「自分の名前が入るとか、気恥ずかしいにも程があるだろ……」
だが、その反対は、あえなく押し切られた。
『アンタが中心なんやから当然やろ』
『名前は象徴ですから』
『今さら何を言ってんのよ』
最終的には――多数決で決めることとなったが、結果は、圧倒的だった。
こうして正式に決まった、都市の名。
「……クラウゼリア、か」
バニッシュは静かに呟く。
自分で口にすると、何とも言えない感覚が背中を這った。
むず痒くて、落ち着かない。
だが、それでも窓の外に広がる、変わりゆく拠点――いや、都市の日常、行き交う人々の声、遠くで響く鍛錬の掛け声、それらすべてが、確かな平和を形作っている。
胸の奥が、じんわりと温かくなるのを感じながら、バニッシュは紅茶のカップを手に取った。
ここはもう、名もなき場所ではない。
多くの意志と暮らしが交わる、境界の都市――クラウゼリア。
この名と共に、今日もまた、穏やかな日々が積み重なっていくのだった。
10
あなたにおすすめの小説
猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣で最強すぎて困る
マーラッシュ
ファンタジー
旧題:狙って勇者パーティーを追放されて猫を拾ったら聖獣で犬を拾ったら神獣だった。そして人間を拾ったら・・・
何かを拾う度にトラブルに巻き込まれるけど、結果成り上がってしまう。
異世界転生者のユートは、バルトフェル帝国の山奥に一人で住んでいた。
ある日、盗賊に襲われている公爵令嬢を助けたことによって、勇者パーティーに推薦されることになる。
断ると角が立つと思い仕方なしに引き受けるが、このパーティーが最悪だった。
勇者ギアベルは皇帝の息子でやりたい放題。活躍すれば咎められ、上手く行かなければユートのせいにされ、パーティーに入った初日から後悔するのだった。そして他の仲間達は全て女性で、ギアベルに絶対服従していたため、味方は誰もいない。
ユートはすぐにでもパーティーを抜けるため、情報屋に金を払い噂を流すことにした。
勇者パーティーはユートがいなければ何も出来ない集団だという内容でだ。
プライドが高いギアベルは、噂を聞いてすぐに「貴様のような役立たずは勇者パーティーには必要ない!」と公衆の面前で追放してくれた。
しかし晴れて自由の身になったが、一つだけ誤算があった。
それはギアベルの怒りを買いすぎたせいで、帝国を追放されてしまったのだ。
そしてユートは荷物を取りに行くため自宅に戻ると、そこには腹をすかした猫が、道端には怪我をした犬が、さらに船の中には女の子が倒れていたが、それぞれの正体はとんでもないものであった。
これは自重できない異世界転生者が色々なものを拾った結果、トラブルに巻き込まれ解決していき成り上がり、幸せな異世界ライフを満喫する物語である。
異世界転生した俺は、産まれながらに最強だった。
桜花龍炎舞
ファンタジー
主人公ミツルはある日、不慮の事故にあい死んでしまった。
だが目がさめると見知らぬ美形の男と見知らぬ美女が目の前にいて、ミツル自身の身体も見知らぬ美形の子供に変わっていた。
そして更に、恐らく転生したであろうこの場所は剣や魔法が行き交うゲームの世界とも思える異世界だったのである。
異世界転生 × 最強 × ギャグ × 仲間。
チートすぎる俺が、神様より自由に世界をぶっ壊す!?
“真面目な展開ゼロ”の爽快異世界バカ旅、始動!
スキルはコピーして上書き最強でいいですか~改造初級魔法で便利に異世界ライフ~
深田くれと
ファンタジー
【文庫版2が4月8日に発売されます! ありがとうございます!】
異世界に飛ばされたものの、何の能力も得られなかった青年サナト。街で清掃係として働くかたわら、雑魚モンスターを狩る日々が続いていた。しかしある日、突然仕事を首になり、生きる糧を失ってしまう――。 そこで、サナトの人生を変える大事件が発生する!途方に暮れて挑んだダンジョンにて、ダンジョンを支配するドラゴンと遭遇し、自らを破壊するよう頼まれたのだ。その願いを聞きつつも、ダンジョンの後継者にはならず、能力だけを受け継いだサナト。新たな力――ダンジョンコアとともに、スキルを駆使して異世界で成り上がる!
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
無能扱いされ、パーティーを追放されたおっさん、実はチートスキル持ちでした。戻ってきてくれ、と言ってももう遅い。田舎でゆったりスローライフ。
さら
ファンタジー
かつて勇者パーティーに所属していたジル。
だが「無能」と嘲られ、役立たずと追放されてしまう。
行くあてもなく田舎の村へ流れ着いた彼は、鍬を振るい畑を耕し、のんびり暮らすつもりだった。
――だが、誰も知らなかった。
ジルには“世界を覆すほどのチートスキル”が隠されていたのだ。
襲いかかる魔物を一撃で粉砕し、村を脅かす街の圧力をはねのけ、いつしか彼は「英雄」と呼ばれる存在に。
「戻ってきてくれ」と泣きつく元仲間? もう遅い。
俺はこの村で、仲間と共に、気ままにスローライフを楽しむ――そう決めたんだ。
無能扱いされたおっさんが、実は最強チートで世界を揺るがす!?
のんびり田舎暮らし×無双ファンタジー、ここに開幕!
クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました
髙橋ルイ
ファンタジー
「クラス全員で転移したけど俺のステータスは使役スキルが異常で出会った人全員を使役してしまいました」
気がつけば、クラスごと異世界に転移していた――。
しかし俺のステータスは“雑魚”と判定され、クラスメイトからは置き去りにされる。
「どうせ役立たずだろ」と笑われ、迫害され、孤独になった俺。
だが……一人きりになったとき、俺は気づく。
唯一与えられた“使役スキル”が 異常すぎる力 を秘めていることに。
出会った人間も、魔物も、精霊すら――すべて俺の配下になってしまう。
雑魚と蔑まれたはずの俺は、気づけば誰よりも強大な軍勢を率いる存在へ。
これは、クラスで孤立していた少年が「異常な使役スキル」で異世界を歩む物語。
裏切ったクラスメイトを見返すのか、それとも新たな仲間とスローライフを選ぶのか――
運命を決めるのは、すべて“使役”の先にある。
毎朝7時更新中です。⭐お気に入りで応援いただけると励みになります!
期間限定で10時と17時と21時も投稿予定
※表紙のイラストはAIによるイメージです
クラス転移したら種族が変化してたけどとりあえず生きる
アルカス
ファンタジー
16歳になったばかりの高校2年の主人公。
でも、主人公は昔から体が弱くなかなか学校に通えなかった。
でも学校には、行っても俺に声をかけてくれる親友はいた。
その日も体の調子が良くなり、親友と久しぶりの学校に行きHRが終わり先生が出ていったとき、クラスが眩しい光に包まれた。
そして僕は一人、違う場所に飛ばされいた。
スキルで最強神を召喚して、無双してしまうんだが〜パーティーを追放された勇者は、召喚した神達と共に無双する。神達が強すぎて困ってます〜
東雲ハヤブサ
ファンタジー
勇者に選ばれたライ・サーベルズは、他にも選ばれた五人の勇者とパーティーを組んでいた。
ところが、勇者達の実略は凄まじく、ライでは到底敵う相手ではなかった。
「おい雑魚、これを持っていけ」
ライがそう言われるのは日常茶飯事であり、荷物持ちや雑用などをさせられる始末だ。
ある日、洞窟に六人でいると、ライがきっかけで他の勇者の怒りを買ってしまう。
怒りが頂点に達した他の勇者は、胸ぐらを掴まれた後壁に投げつけた。
いつものことだと、流して終わりにしようと思っていた。
だがなんと、邪魔なライを始末してしまおうと話が進んでしまい、次々に攻撃を仕掛けられることとなった。
ハーシュはライを守ろうとするが、他の勇者に気絶させられてしまう。
勇者達は、ただ痛ぶるように攻撃を加えていき、瀕死の状態で洞窟に置いていってしまった。
自分の弱さを呪い、本当に死を覚悟した瞬間、視界に突如文字が現れてスキル《神族召喚》と書かれていた。
今頃そんなスキル手を入れてどうするんだと、心の中でつぶやくライ。
だが、死ぬ記念に使ってやろうじゃないかと考え、スキルを発動した。
その時だった。
目の前が眩く光り出し、気付けば一人の女が立っていた。
その女は、瀕死状態のライを最も簡単に回復させ、ライの命を救って。
ライはそのあと、その女が神達を統一する三大神の一人であることを知った。
そして、このスキルを発動すれば神を自由に召喚出来るらしく、他の三大神も召喚するがうまく進むわけもなく......。
これは、雑魚と呼ばれ続けた勇者が、強き勇者へとなる物語である。
※小説家になろうにて掲載中
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる