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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
577.コーハ王家とお宅のお父さん、仲が良いらしいじゃない。コーハ王家には、うちの王家とも仲良くしてほしいんで、混ぜてくれない?
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ハンティア王国に取り残された王子は、困惑している。
安全だと確信して来てみれば、おかしな連中に捕まってしまった。
一緒にいた婚約者の侯爵子息は、1人でいなくなってしまった。
そして、助けも来ないため、王子は1人、よくわからない相手と会話している。
「同性の婚約者をお持ちということは、法律改正間近ですか?」
「いや。予定はない。」
「王子の性的志向が同性なのですか?」
「いや。違う。」
「ふむ。政略にしては、利益がないですよね?」
「なんとも。」
「まあ、なんでもいいんです。殿下は、同性婚が不可能な国の王子でありながら、法律改正の予定もないのに、政略で同性の貴族子弟を婚約者に持っていたことがわかりました。」
「何が言いたい?」
「あまりに堂々としているから、見逃しそうですけれど、不誠実さは天下一品ですね。」
「何?」
「婚約者には、バレていたんですかね?殿下を置いて逃げたみたいですが。」
「そんなはずはなかろう。人を呼んでくるはずだ。愚図なので、時間がかかるのだ。」
「では、殿下。賭けましょう。私は、婚約者が逃げた方に。殿下は婚約者が助けを呼ぶ方に。」
「いいとも。」
「帰ってきませんね。」
王子は、黙っていた。
なんで、賭けをすることになり、賭けに負けることになった?
愚図の侯爵子息のせいだ。
戻ったら、とっちめてやる。
「賭けの勝者は何を望む?」
「殿下のお父上とコーハ王国の王家は交流がございますなあ?うちをそこに混ぜてもらいたい。うちは、コーハ王国の王家と王家同士の付き合いをする程じゃないんで。」
「私は、誘拐されたんだぞ?そんな一方的な要求をなんでのまねばならんのだ!」
「ひどい誤解だ。誘拐じゃなく、打ち合わせです。」
男は、王子の腕をひねり上げた。
「賭けの報酬を拒否していると、痛いことが終わりませんよ?」
「痛いのは、お嫌いでしたよね?」
「死なないうちに、素敵な答えを期待していますよ。」
王子は、脅しに屈した。
恐怖のあまり、頼みを聞くと叫んだ。
王子は、侯爵子息を身代わりに出来て良かったといつも思っていた。
怪我なんて、大嫌いだ。
「父上に頼む。」
と王子は約束した。
国王陛下である父が、コーハ王家とどのくらい親しいか、王子は知らない。
しかし、痛い思いは、もう嫌だ。
「王子が、約束を守らなければ、王子がいかに不誠実であったかを公表しましょう。そんな日が来なければ良いですね。お互いのために。」
男は、笑いながら、王子を解放した。
安全だと確信して来てみれば、おかしな連中に捕まってしまった。
一緒にいた婚約者の侯爵子息は、1人でいなくなってしまった。
そして、助けも来ないため、王子は1人、よくわからない相手と会話している。
「同性の婚約者をお持ちということは、法律改正間近ですか?」
「いや。予定はない。」
「王子の性的志向が同性なのですか?」
「いや。違う。」
「ふむ。政略にしては、利益がないですよね?」
「なんとも。」
「まあ、なんでもいいんです。殿下は、同性婚が不可能な国の王子でありながら、法律改正の予定もないのに、政略で同性の貴族子弟を婚約者に持っていたことがわかりました。」
「何が言いたい?」
「あまりに堂々としているから、見逃しそうですけれど、不誠実さは天下一品ですね。」
「何?」
「婚約者には、バレていたんですかね?殿下を置いて逃げたみたいですが。」
「そんなはずはなかろう。人を呼んでくるはずだ。愚図なので、時間がかかるのだ。」
「では、殿下。賭けましょう。私は、婚約者が逃げた方に。殿下は婚約者が助けを呼ぶ方に。」
「いいとも。」
「帰ってきませんね。」
王子は、黙っていた。
なんで、賭けをすることになり、賭けに負けることになった?
愚図の侯爵子息のせいだ。
戻ったら、とっちめてやる。
「賭けの勝者は何を望む?」
「殿下のお父上とコーハ王国の王家は交流がございますなあ?うちをそこに混ぜてもらいたい。うちは、コーハ王国の王家と王家同士の付き合いをする程じゃないんで。」
「私は、誘拐されたんだぞ?そんな一方的な要求をなんでのまねばならんのだ!」
「ひどい誤解だ。誘拐じゃなく、打ち合わせです。」
男は、王子の腕をひねり上げた。
「賭けの報酬を拒否していると、痛いことが終わりませんよ?」
「痛いのは、お嫌いでしたよね?」
「死なないうちに、素敵な答えを期待していますよ。」
王子は、脅しに屈した。
恐怖のあまり、頼みを聞くと叫んだ。
王子は、侯爵子息を身代わりに出来て良かったといつも思っていた。
怪我なんて、大嫌いだ。
「父上に頼む。」
と王子は約束した。
国王陛下である父が、コーハ王家とどのくらい親しいか、王子は知らない。
しかし、痛い思いは、もう嫌だ。
「王子が、約束を守らなければ、王子がいかに不誠実であったかを公表しましょう。そんな日が来なければ良いですね。お互いのために。」
男は、笑いながら、王子を解放した。
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