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第6章 コーハ王家の第4王子と高位貴族子弟の近衛は、同じ近衛である地味平凡の子爵子息の魅了で逆ハーレムを作っている、との情報が!
879.龍によれば、元フェンリルはセックス依存症らしい。おや、1番手が戻ってきて、ダルクと顔を合わせたよ。
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ダルクは、転移陣で可愛い息子のフィリスとその荷物を王都に送った後、ビーイット公爵領を見ている。
落雷によって焼かれた土地は、いずれ灰となったものと共に、元フェンリルの影響から脱するであろう。
「フェンリルと人間の間の子が7割。残りの3割は火にまかれたようだね。肉の焼ける臭いがする。」
とダルク。
ダルクは龍と共に、宙に浮いている。
4龍はダルクの頭上を移動しながら、ダルクに色々と龍ならではの見解を話し始めた。
「ダルク。残りの3割も、間の子ぞ。フェンリルの因子がある。この一帯、只人は1人もおらぬ。」
「残りの3割とやらは、人らしさを望み、フェンリルの力が具現化するのを拒んだ。3割は、フェンリルを拒んだから、フェンリルの加護が働かず、肉が焼けておる。フェンリルを拒まなかった者は、フェンリルと同様、燃えておらんだろう?」
「分かりやすい解説は助かるよ。」
とダルク。
「神格喪失後のフェンリルはセックス依存症になっていたようだな。」
「喪われた神性を補いたかったんだ?神性は、セックスで補えるもの?それとも擬似的な満腹感に過ぎない感じ?」
とダルク。
「快感を得ている間だけは、喪われたものを補う以上の何かを感じ取り、止められなくなったのだろう。」
龍が分析しながら、解説してくれる。
ダルクは、元フェンリルがフィリスに執着した理由が分かった。
元フェンリルにとって、神気に溢れるフィリスとセックスすることは、麻薬を使いながらセックしているようなもの。
1度、麻薬でハイになる快感を覚えたら、麻薬なしのセックスに満足できなくなり。
セックスとセックスの間があくと、禁断症状に悩まされるようになる。
元フェンリルの思考低下なんかは、そのへんが理由だろう。
ダルクは、龍の解説を聞いて、燃えないゴミはどうしようか、と考えている。
「死骸と死体はどうすれば、無害化出来る?」
とダルク。
「風化すれば、無害化する。朽ちるままにしておくとよい。」
龍の答えにふんふんと頷いていると、生きた人が1人、近づいてくる気配がした。
逃げのびた1番手が、戻ってきたのだ。
「只人だね。フェンリルと関係ない外の生き物がいる。」
とダルク。
ダルクは、強烈に愉快な人外との付き合いが多くなり過ぎた弊害で、時々、人間に対する認識が雑になる。
だって、ただの人間なら、多少雑に扱ったところで、神罰や祟りや呪いの危険はない。
人間に対して、ダルクが雑に扱うのは、仕方のないこと、といえよう。
1番手は、落雷、雷鳴、稲光が落ち着いたので、様子を見るために戻ってきた。
1番手は、あたりを警戒している。
ビーイット公爵家から送り込まれた面子と、偉そうにしていた貴族はいない。
殺られたのか?
戻って見ると、地味な男が宙に浮いている。
男の周りには、フェンリルとフェンリル信者が倒れて動かなくなっていた。
「あんたは誰だ?あんたがこいつらを殺したのか?ここにいたやつらは、どこにいった?」
1番手は、警戒しながらも、ストレートに尋ねた。
ダルクは、1番手を見て言った。
「うん?貴族に対する口のきき方は知らない?」
1番手は、自分はフリーの傭兵で、依頼でここに来たと話した。
ダルクは、1番手を観察。
「フェンリルに染まってはいないけれど、この土地の影響は受けている。」
この土地の影響を受けているということは、長生きは出来ない。
じきに体の不調が始まる。体を動かせるうちは、不調の進みは遅めだ。
地面と接触する面積が増えれば増えるほど、土地に積み重なる怨念を浴びる量が増えて、体調が崩しやすくなる。
この土地で、寝付いたら最後、死へのカウントダウンは駆け足で進むだろう。
ダルクは、命の有効活用を思いついた。
生きた人間も、死んだフェンリルも、フェンリルと人間の間の子も、いつかは朽ちるもの。
朽ちるまでを無駄なく手間なくまとめてしまえば、人件費の節約になる。
ダルクは、初対面の1番手に転職を勧めることにした。
「受けている依頼に関わらず、この土地で、死骸と死体の風化を見守る方が、適職だよ。」
落雷によって焼かれた土地は、いずれ灰となったものと共に、元フェンリルの影響から脱するであろう。
「フェンリルと人間の間の子が7割。残りの3割は火にまかれたようだね。肉の焼ける臭いがする。」
とダルク。
ダルクは龍と共に、宙に浮いている。
4龍はダルクの頭上を移動しながら、ダルクに色々と龍ならではの見解を話し始めた。
「ダルク。残りの3割も、間の子ぞ。フェンリルの因子がある。この一帯、只人は1人もおらぬ。」
「残りの3割とやらは、人らしさを望み、フェンリルの力が具現化するのを拒んだ。3割は、フェンリルを拒んだから、フェンリルの加護が働かず、肉が焼けておる。フェンリルを拒まなかった者は、フェンリルと同様、燃えておらんだろう?」
「分かりやすい解説は助かるよ。」
とダルク。
「神格喪失後のフェンリルはセックス依存症になっていたようだな。」
「喪われた神性を補いたかったんだ?神性は、セックスで補えるもの?それとも擬似的な満腹感に過ぎない感じ?」
とダルク。
「快感を得ている間だけは、喪われたものを補う以上の何かを感じ取り、止められなくなったのだろう。」
龍が分析しながら、解説してくれる。
ダルクは、元フェンリルがフィリスに執着した理由が分かった。
元フェンリルにとって、神気に溢れるフィリスとセックスすることは、麻薬を使いながらセックしているようなもの。
1度、麻薬でハイになる快感を覚えたら、麻薬なしのセックスに満足できなくなり。
セックスとセックスの間があくと、禁断症状に悩まされるようになる。
元フェンリルの思考低下なんかは、そのへんが理由だろう。
ダルクは、龍の解説を聞いて、燃えないゴミはどうしようか、と考えている。
「死骸と死体はどうすれば、無害化出来る?」
とダルク。
「風化すれば、無害化する。朽ちるままにしておくとよい。」
龍の答えにふんふんと頷いていると、生きた人が1人、近づいてくる気配がした。
逃げのびた1番手が、戻ってきたのだ。
「只人だね。フェンリルと関係ない外の生き物がいる。」
とダルク。
ダルクは、強烈に愉快な人外との付き合いが多くなり過ぎた弊害で、時々、人間に対する認識が雑になる。
だって、ただの人間なら、多少雑に扱ったところで、神罰や祟りや呪いの危険はない。
人間に対して、ダルクが雑に扱うのは、仕方のないこと、といえよう。
1番手は、落雷、雷鳴、稲光が落ち着いたので、様子を見るために戻ってきた。
1番手は、あたりを警戒している。
ビーイット公爵家から送り込まれた面子と、偉そうにしていた貴族はいない。
殺られたのか?
戻って見ると、地味な男が宙に浮いている。
男の周りには、フェンリルとフェンリル信者が倒れて動かなくなっていた。
「あんたは誰だ?あんたがこいつらを殺したのか?ここにいたやつらは、どこにいった?」
1番手は、警戒しながらも、ストレートに尋ねた。
ダルクは、1番手を見て言った。
「うん?貴族に対する口のきき方は知らない?」
1番手は、自分はフリーの傭兵で、依頼でここに来たと話した。
ダルクは、1番手を観察。
「フェンリルに染まってはいないけれど、この土地の影響は受けている。」
この土地の影響を受けているということは、長生きは出来ない。
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朽ちるまでを無駄なく手間なくまとめてしまえば、人件費の節約になる。
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