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374.警察の機能。俺の警察への私情。忘れてはいない。俺もツカサも。警察が何をしてこなかったかを。俺とツカサは身をもって知っている。
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「賄賂を受け取り買収に応じた者。
脅迫により内通者になった者。
両者とも、そこに至る経緯は異なる。
だが。
したことは変わらない。
警察は、この国の国民を守れない組織に成り下がるのを良しとするな。」
「それが、ショウタの警察への要望?」
とメグたん。
俺は頷いた。
「脅されたか、利益を受け取ったかは、対極にないかい?
結果は同じなら、過程の違いを考慮する気にはならないのかい?」
とケンゴ。
「警察の看板と警察の中の事情を混ぜるな。」
「警察に勤務しているのは、この国の国民だよ。」
とケンゴ。
「スパイもそこそこいるよね。」
とツカサ。
「完全に入れ替わってはいないわ。」
とメグたん。
「増えているよね?」
とツカサ。
「減ることはないわ。」
とメグたん。
「増えた就職先を減らすことは、抱えているスパイを自前で養わないといけなくなることと同義。」
とメグたん。
「スパイにとって、この国の警察ほど楽な勤務先はない。」
とケンゴ。
「スパイと内通者は増殖しているよね。」
とツカサ。
「枠内の人数が減らないように増やしてくる。」
とケンゴ。
「警察組織と国への裏切りは、この国の国民の警察への信頼を失う行為であることに変わりはないと俺は思う。
自国の生活圏にいながら、安全に関して不安を覚える現状の一端を警察が担っていない、と言えるか?」
「新人くんが警察に対して手厳しいのは、私情からかい?」
とケンゴ。
「忘れていないか?
正義が勝たないデスゲームへの俺の参加に、俺は同意していなかった。」
警察が警察として機能しているなら、正義が勝たないデスゲームが成り立つことはない。
「正義が勝たないデスゲームへの参加は、正義が勝たないデスゲームを運用するAIの決定でもあるが、緊急避難の側面も否定しないよ。」
とケンゴ。
「警察としての機能の一部は、正義が勝たないデスゲームを利用して補っているという事実。
俺が訴え出れば、支援団体や支援団体と大差ないやつらが狂喜乱舞。
正義が勝たないデスゲームを維持したい警察は、俺がどれだけ騒ごうとも無視。
違うか?」
「ショウタが騒げば、警察ではなく、支援団体が動くわ。」
とメグたん。
「俺が誘拐されて、正義が勝たないデスゲームへ参加させられたことは、犯罪だ。
だが、俺に犯罪の証明など出来ない。
犯罪に巻き込まれたら、警察が助けてくれるという期待を裏切っているのが、警察だからだ。
分かるか?」
「警察に恨みがあるから厳しい評価になるのかい?」
とケンゴ。
「警察が機能していたら。
ツカサは、舞台俳優を続けていたのではないか?」
「それについては、誰に言っても詮無いことだと思っていたから、言わなかったね。」
とツカサ。
「北白川サナらタケハヤプロジェクトの学生を炎上させたキノが無罪放免でいたのは、支援団体がキノを使っていたからだ。
支援団体に使われているキノと支援団体を警察が、捕まえていたら。
北白川サナは、安全に学生生活を送れていたのではないか?」
「支援団体が目をつけた、という理由で、一人の学生が誹謗中傷と暴力に晒されていても、誰にも助けられなかった。」
とツカサ。
「キノが、ツカサを嵌めることも支援団体がキノに接触しなければ不可能だった。」
「キノは、単独なら害になりようがなかった。」
とツカサ。
「支援団体が野村レオの排除を決めなければ、野村レオは刑事を辞めておらず、恋人と幸せに暮らせていた。
野村レオと出会わなかった加地さんは、野村レオに恋して、寿命を縮めることもなかった。」
「この国の警察と国民が、野村刑事を失ったのは、永遠の損失。」
とメグたん。
「この国で、支援団体が活動しなかったなら。
佐竹ハヤトが、追い詰められて自死を選ぶことはなかった。
モエカが、佐竹ハヤトの死に手を貸すこともなく。
佐竹ハヤトとモエカは、成功者のカップルとして今も生きていたのではないか?」
「警察が警察として機能していなかったことで、支援団体に人生を捻じ曲げられた人がいることへの怒りが、新人くんに警察は警察らしくあれ、と言わせているのかい?」
とケンゴ。
「脅迫された身内への同情と、脅迫された者の保身が組織内で幅を利かせているうちは、自浄作用など働きようがない。
本来の姿に立ち返らせて、俺に食らいつく支援団体に対抗できるようにしろ。」
「新人くんは、支援団体に食らいつかれる予定があるのかい?」
とケンゴ。
「食らいつかれたくはない。
だが、支援団体は、俺を食らいつきにくる。
正義が勝たないデスゲームを脱出したら、俺は、支援団体が食らいつきたくなることをする。」
「どんなことを考えているのかい?」
とケンゴ。
「内容はここでは言わない。
正義が勝たないデスゲームを脱出した俺の監視を続けろ。
公安は、監視班から連絡が入るのを待て。」
「新人くんは正義が勝たないデスゲームを脱出した後に、支援団体を敵に回して大立ち回りをするのかい?」
とケンゴ。
脅迫により内通者になった者。
両者とも、そこに至る経緯は異なる。
だが。
したことは変わらない。
警察は、この国の国民を守れない組織に成り下がるのを良しとするな。」
「それが、ショウタの警察への要望?」
とメグたん。
俺は頷いた。
「脅されたか、利益を受け取ったかは、対極にないかい?
結果は同じなら、過程の違いを考慮する気にはならないのかい?」
とケンゴ。
「警察の看板と警察の中の事情を混ぜるな。」
「警察に勤務しているのは、この国の国民だよ。」
とケンゴ。
「スパイもそこそこいるよね。」
とツカサ。
「完全に入れ替わってはいないわ。」
とメグたん。
「増えているよね?」
とツカサ。
「減ることはないわ。」
とメグたん。
「増えた就職先を減らすことは、抱えているスパイを自前で養わないといけなくなることと同義。」
とメグたん。
「スパイにとって、この国の警察ほど楽な勤務先はない。」
とケンゴ。
「スパイと内通者は増殖しているよね。」
とツカサ。
「枠内の人数が減らないように増やしてくる。」
とケンゴ。
「警察組織と国への裏切りは、この国の国民の警察への信頼を失う行為であることに変わりはないと俺は思う。
自国の生活圏にいながら、安全に関して不安を覚える現状の一端を警察が担っていない、と言えるか?」
「新人くんが警察に対して手厳しいのは、私情からかい?」
とケンゴ。
「忘れていないか?
正義が勝たないデスゲームへの俺の参加に、俺は同意していなかった。」
警察が警察として機能しているなら、正義が勝たないデスゲームが成り立つことはない。
「正義が勝たないデスゲームへの参加は、正義が勝たないデスゲームを運用するAIの決定でもあるが、緊急避難の側面も否定しないよ。」
とケンゴ。
「警察としての機能の一部は、正義が勝たないデスゲームを利用して補っているという事実。
俺が訴え出れば、支援団体や支援団体と大差ないやつらが狂喜乱舞。
正義が勝たないデスゲームを維持したい警察は、俺がどれだけ騒ごうとも無視。
違うか?」
「ショウタが騒げば、警察ではなく、支援団体が動くわ。」
とメグたん。
「俺が誘拐されて、正義が勝たないデスゲームへ参加させられたことは、犯罪だ。
だが、俺に犯罪の証明など出来ない。
犯罪に巻き込まれたら、警察が助けてくれるという期待を裏切っているのが、警察だからだ。
分かるか?」
「警察に恨みがあるから厳しい評価になるのかい?」
とケンゴ。
「警察が機能していたら。
ツカサは、舞台俳優を続けていたのではないか?」
「それについては、誰に言っても詮無いことだと思っていたから、言わなかったね。」
とツカサ。
「北白川サナらタケハヤプロジェクトの学生を炎上させたキノが無罪放免でいたのは、支援団体がキノを使っていたからだ。
支援団体に使われているキノと支援団体を警察が、捕まえていたら。
北白川サナは、安全に学生生活を送れていたのではないか?」
「支援団体が目をつけた、という理由で、一人の学生が誹謗中傷と暴力に晒されていても、誰にも助けられなかった。」
とツカサ。
「キノが、ツカサを嵌めることも支援団体がキノに接触しなければ不可能だった。」
「キノは、単独なら害になりようがなかった。」
とツカサ。
「支援団体が野村レオの排除を決めなければ、野村レオは刑事を辞めておらず、恋人と幸せに暮らせていた。
野村レオと出会わなかった加地さんは、野村レオに恋して、寿命を縮めることもなかった。」
「この国の警察と国民が、野村刑事を失ったのは、永遠の損失。」
とメグたん。
「この国で、支援団体が活動しなかったなら。
佐竹ハヤトが、追い詰められて自死を選ぶことはなかった。
モエカが、佐竹ハヤトの死に手を貸すこともなく。
佐竹ハヤトとモエカは、成功者のカップルとして今も生きていたのではないか?」
「警察が警察として機能していなかったことで、支援団体に人生を捻じ曲げられた人がいることへの怒りが、新人くんに警察は警察らしくあれ、と言わせているのかい?」
とケンゴ。
「脅迫された身内への同情と、脅迫された者の保身が組織内で幅を利かせているうちは、自浄作用など働きようがない。
本来の姿に立ち返らせて、俺に食らいつく支援団体に対抗できるようにしろ。」
「新人くんは、支援団体に食らいつかれる予定があるのかい?」
とケンゴ。
「食らいつかれたくはない。
だが、支援団体は、俺を食らいつきにくる。
正義が勝たないデスゲームを脱出したら、俺は、支援団体が食らいつきたくなることをする。」
「どんなことを考えているのかい?」
とケンゴ。
「内容はここでは言わない。
正義が勝たないデスゲームを脱出した俺の監視を続けろ。
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