538 / 673
第9章 オレはケレメイン大公国の大公妃殿下です。
538.ドリアン王国の侯爵子息は、マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様に婿入りする気満々です。でも、口にした台詞は、プロポーズではなく?
しおりを挟む
ポカーン。
としたのは、オレだけだった。
女王に即位しようと準備しているマウンテン王国の王姉殿下スナメリ様の婿に、ドリアン王国の侯爵子息を勧める展開が、国際会議でくるとは思わなかったぞ。
「マウンテン王国の王姉殿下のスナメリ様に、ドリアン王国の侯爵子息を紹介しよう。
侯爵子息の祖母は、ドリアン王国の王女。
王配として、不足はなかろう。
仲良くしてくれ。」
とドリアン王国の国王陛下。
ドリアン王国の侯爵子息は、ドリアン王国の国王陛下の横で、マウンテン王国の王姉殿下に笑いかける。
ドリアン王国の侯爵子息の笑顔が、にこやか、というよりも、腹黒く見えてしまうのは、オレの先入観のせいだろうなー。
「新しい女王の隣にたち、新しい女王の伴侶として、マウンテン王国の共同統治に努めましょう。」
とドリアン王国の侯爵子息。
オレの先入観のせいじゃなかった。
ドリアン王国の侯爵子息は、腹黒いんじゃなくて、邪悪だった。
婿入りを画策している側が、婿入りしたら共同統治する、と言っているぞ?
ドリアン王国の侯爵子息の台詞をプロポーズとは言わないと思う。
乗っ取るから、共同統治するぞ、という決意表明だよなー。
結婚を申し込むために、相手へ伝える言葉のセレクトとしては最悪じゃないかな。
「この国際会議は、ドリアン王国の侵略について話し合い、ドリアン王国の侵略を阻止して、ドリアン王国に撤退させ、二度と侵略しないことをドリアン王国が約束して、スパイを撤収させることを目的にしていますわ。
ドリアン王国の国王陛下がお連れになった方は、マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様と結婚して、マウンテン王国の女王となるスナメリ様と共同統治するという宣言をするために、この国際会議へ参加されたのでしょうか?」
とマウンテン王国の宰相補佐で侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
ドリアン王国の国王陛下は、咄嗟にドリアン王国の侯爵子息を黙らせようとした。
でも。
ドリアン王国の侯爵子息は、ドリアン王国の国王陛下が制止する前に喋っていた。
「マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様。
よくお考えください。
王姉殿下スナメリ様が女王として即位するために、現国王陛下の弟をドリアン王国が預かれば、国を割るかもしれないという憂いはなくなります。」
とドリアン王国の侯爵子息。
まさか、マウンテン王国で、女王をたてるか、現国王陛下のままでいくか、の問題が国を割る勢いになっている?
「現在は、ドリアン王国とマウンテン王国の間には何の繋がりもありません。
ですが。
私と王姉殿下スナメリ様が結婚することにより、繋がりができます。
ドリアン王国の侯爵子息である私がマウンテン王国の新しい女王陛下の伴侶となることで。
新しい女王陛下の弟にあたる現国王陛下をドリアン王国でお預かりすることに、何の問題もなくなります。」
とドリアン王国の侯爵子息。
マウンテン王国の国王陛下をドリアン王国に行かせるために、ドリアン王国の侯爵子息がマウンテン王国の女王の伴侶になれば、問題がない、というように、ドリアン王国の侯爵子息は話しているけれど。
マウンテン王国の国王陛下をドリアン王国へ、というのは、ドリアン王国が勝手に話しているだけだからな?
「マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様には、私以外に釣り合う結婚相手など存在しません。」
とドリアン王国の侯爵子息。
その自信は、どこからきたのかな?
「王姉殿下スナメリ様が、結婚しようと考えていた、元ケレメイン公爵は、異世界人の男の尻にしか興味がありません。」
とドリアン王国の侯爵子息。
オイ、何を言い出すんだ!
正解だけど!
クロードの好きは、今言わなくてもよかったよな!
「もし、異世界人の男と離縁しても。
元ケレメイン公爵は、尻にこだわりがあります。」
とドリアン王国の侯爵子息。
クロードの尻好きは、オレの尻限定だからな?
ドリアン王国の侯爵子息は、クロードとの、尻かおっぱいか論争を持ち出している。
猥談は、国際会議でするものじゃないぞ?
「元ケレメイン公爵の好みの尻の基準に合格しない限り、マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様が、元ケレメイン公爵と結婚するのは、不可能でしょう。」
とドリアン王国の侯爵子息。
オイ!
オレにも、クロードにも、王姉殿下スナメリ様にも、失礼極まりない発言は、止めろ!
「相手にされるはずがない相手に期待するのは、止めた方がいいですよ。
王姉殿下スナメリ様に、優雅に婿選びをする時間があるはずありません。
今のマウンテン王国には、王家の次代がいません。
マウンテン王国の国王陛下は、次代を作ろうとしませんでした。
女王も次代を作らないなら、マウンテン王国は、誰に王位を継がせるんですか?」
とドリアン王国の侯爵子息。
としたのは、オレだけだった。
女王に即位しようと準備しているマウンテン王国の王姉殿下スナメリ様の婿に、ドリアン王国の侯爵子息を勧める展開が、国際会議でくるとは思わなかったぞ。
「マウンテン王国の王姉殿下のスナメリ様に、ドリアン王国の侯爵子息を紹介しよう。
侯爵子息の祖母は、ドリアン王国の王女。
王配として、不足はなかろう。
仲良くしてくれ。」
とドリアン王国の国王陛下。
ドリアン王国の侯爵子息は、ドリアン王国の国王陛下の横で、マウンテン王国の王姉殿下に笑いかける。
ドリアン王国の侯爵子息の笑顔が、にこやか、というよりも、腹黒く見えてしまうのは、オレの先入観のせいだろうなー。
「新しい女王の隣にたち、新しい女王の伴侶として、マウンテン王国の共同統治に努めましょう。」
とドリアン王国の侯爵子息。
オレの先入観のせいじゃなかった。
ドリアン王国の侯爵子息は、腹黒いんじゃなくて、邪悪だった。
婿入りを画策している側が、婿入りしたら共同統治する、と言っているぞ?
ドリアン王国の侯爵子息の台詞をプロポーズとは言わないと思う。
乗っ取るから、共同統治するぞ、という決意表明だよなー。
結婚を申し込むために、相手へ伝える言葉のセレクトとしては最悪じゃないかな。
「この国際会議は、ドリアン王国の侵略について話し合い、ドリアン王国の侵略を阻止して、ドリアン王国に撤退させ、二度と侵略しないことをドリアン王国が約束して、スパイを撤収させることを目的にしていますわ。
ドリアン王国の国王陛下がお連れになった方は、マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様と結婚して、マウンテン王国の女王となるスナメリ様と共同統治するという宣言をするために、この国際会議へ参加されたのでしょうか?」
とマウンテン王国の宰相補佐で侯爵令嬢ポーリーン・タチバナ。
ドリアン王国の国王陛下は、咄嗟にドリアン王国の侯爵子息を黙らせようとした。
でも。
ドリアン王国の侯爵子息は、ドリアン王国の国王陛下が制止する前に喋っていた。
「マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様。
よくお考えください。
王姉殿下スナメリ様が女王として即位するために、現国王陛下の弟をドリアン王国が預かれば、国を割るかもしれないという憂いはなくなります。」
とドリアン王国の侯爵子息。
まさか、マウンテン王国で、女王をたてるか、現国王陛下のままでいくか、の問題が国を割る勢いになっている?
「現在は、ドリアン王国とマウンテン王国の間には何の繋がりもありません。
ですが。
私と王姉殿下スナメリ様が結婚することにより、繋がりができます。
ドリアン王国の侯爵子息である私がマウンテン王国の新しい女王陛下の伴侶となることで。
新しい女王陛下の弟にあたる現国王陛下をドリアン王国でお預かりすることに、何の問題もなくなります。」
とドリアン王国の侯爵子息。
マウンテン王国の国王陛下をドリアン王国に行かせるために、ドリアン王国の侯爵子息がマウンテン王国の女王の伴侶になれば、問題がない、というように、ドリアン王国の侯爵子息は話しているけれど。
マウンテン王国の国王陛下をドリアン王国へ、というのは、ドリアン王国が勝手に話しているだけだからな?
「マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様には、私以外に釣り合う結婚相手など存在しません。」
とドリアン王国の侯爵子息。
その自信は、どこからきたのかな?
「王姉殿下スナメリ様が、結婚しようと考えていた、元ケレメイン公爵は、異世界人の男の尻にしか興味がありません。」
とドリアン王国の侯爵子息。
オイ、何を言い出すんだ!
正解だけど!
クロードの好きは、今言わなくてもよかったよな!
「もし、異世界人の男と離縁しても。
元ケレメイン公爵は、尻にこだわりがあります。」
とドリアン王国の侯爵子息。
クロードの尻好きは、オレの尻限定だからな?
ドリアン王国の侯爵子息は、クロードとの、尻かおっぱいか論争を持ち出している。
猥談は、国際会議でするものじゃないぞ?
「元ケレメイン公爵の好みの尻の基準に合格しない限り、マウンテン王国の王姉殿下スナメリ様が、元ケレメイン公爵と結婚するのは、不可能でしょう。」
とドリアン王国の侯爵子息。
オイ!
オレにも、クロードにも、王姉殿下スナメリ様にも、失礼極まりない発言は、止めろ!
「相手にされるはずがない相手に期待するのは、止めた方がいいですよ。
王姉殿下スナメリ様に、優雅に婿選びをする時間があるはずありません。
今のマウンテン王国には、王家の次代がいません。
マウンテン王国の国王陛下は、次代を作ろうとしませんでした。
女王も次代を作らないなら、マウンテン王国は、誰に王位を継がせるんですか?」
とドリアン王国の侯爵子息。
60
あなたにおすすめの小説
異世界転移してΩになった俺(アラフォーリーマン)、庇護欲高めα騎士に身も心も溶かされる
ヨドミ
BL
もし生まれ変わったら、俺は思う存分甘やかされたい――。
アラフォーリーマン(社畜)である福沢裕介は、通勤途中、事故により異世界へ転移してしまう。
異世界ローリア王国皇太子の花嫁として召喚されたが、転移して早々、【災厄のΩ】と告げられ殺されそうになる。
【災厄のΩ】、それは複数のαを番にすることができるΩのことだった――。
αがハーレムを築くのが常識とされる異世界では、【災厄のΩ】は忌むべき存在。
負の烙印を押された裕介は、間一髪、銀髪のα騎士ジェイドに助けられ、彼の庇護のもと、騎士団施設で居候することに。
「αがΩを守るのは当然だ」とジェイドは裕介の世話を焼くようになって――。
庇護欲高め騎士(α)と甘やかされたいけどプライドが邪魔をして素直になれない中年リーマン(Ω)のすれ違いラブファンタジー。
※Rシーンには♡マークをつけます。
パパ活は塾の帰りに。
茜琉ぴーたん
BL
塾講師の下滝は、生徒の赤坂少年のことが気になっている。
彼は最近どうも元気が無く、挙動不審で落ち着かない。
悩みでもあるのかと下滝が助け舟を出したら、事態は思わぬ方向へと走り出す。
(58話+番外5話)
*性描写あります。
【完結】異世界転移で落ちて来たイケメンからいきなり嫁認定された件
りゆき
BL
俺の部屋の天井から降って来た超絶美形の男。
そいつはいきなり俺の唇を奪った。
その男いわく俺は『運命の相手』なのだと。
いや、意味分からんわ!!
どうやら異世界からやって来たイケメン。
元の世界に戻るには運命の相手と結ばれないといけないらしい。
そんなこと俺には関係ねー!!と、思っていたのに…
平凡サラリーマンだった俺の人生、異世界人への嫁入りに!?
そんなことある!?俺は男ですが!?
イケメンたちとのわちゃわちゃに巻き込まれ、愛やら嫉妬やら友情やら…平凡生活からの一転!?
スパダリ超絶美形×平凡サラリーマンとの嫁入りラブコメ!!
メインの二人以外に、
・腹黒×俺様
・ワンコ×ツンデレインテリ眼鏡
が登場予定。
※R18シーンに印は入れていないのでお気をつけください。
※前半は日本舞台、後半は異世界が舞台になります。
※こちらの作品はムーンライトノベルズにも掲載中。
※完結保証。
※ムーンさん用に一話あたりの文字数が多いため分割して掲載。
初日のみ4話、毎日6話更新します。
本編56話×分割2話+おまけの1話、合計113話。
異世界転移して出会っためちゃくちゃ好きな男が全く手を出してこない
春野ひより
BL
前触れもなく異世界転移したトップアイドル、アオイ。
路頭に迷いかけたアオイを拾ったのは娼館のガメツイ女主人で、アオイは半ば強制的に男娼としてデビューすることに。しかし、絶対に抱かれたくないアオイは初めての客である美しい男に交渉する。
「――僕を見てほしいんです」
奇跡的に男に気に入られたアオイ。足繁く通う男。男はアオイに惜しみなく金を注ぎ、アオイは美しい男に恋をするが、男は「私は貴方のファンです」と言うばかりで頑としてアオイを抱かなくて――。
愛されるには理由が必要だと思っているし、理由が無くなれば捨てられて当然だと思っている受けが「それでも愛して欲しい」と手を伸ばせるようになるまでの話です。
金を使うことでしか愛を伝えられない不器用な人外×自分に付けられた値段でしか愛を実感できない不器用な青年
【本編完結】異世界で政略結婚したオレ?!
カヨワイさつき
BL
美少女の中身は32歳の元オトコ。
魔法と剣、そして魔物がいる世界で
年の差12歳の政略結婚?!
ある日突然目を覚ましたら前世の記憶が……。
冷酷非道と噂される王子との婚約、そして結婚。
人形のような美少女?になったオレの物語。
オレは何のために生まれたのだろうか?
もう一人のとある人物は……。
2022年3月9日の夕方、本編完結
番外編追加完結。
【BL】正統派イケメンな幼馴染が僕だけに見せる顔が可愛いすぎる!
ひつじのめい
BL
αとΩの同性の両親を持つ相模 楓(さがみ かえで)は母似の容姿の為にΩと思われる事が多々あるが、説明するのが面倒くさいと放置した事でクラスメイトにはΩと認識されていたが楓のバース性はαである。
そんな楓が初恋を拗らせている相手はαの両親を持つ2つ年上の小野寺 翠(おのでら すい)だった。
翠に恋人が出来た時に気持ちも告げずに、接触を一切絶ちながらも、好みのタイプを観察しながら自分磨きに勤しんでいたが、実際は好みのタイプとは正反対の風貌へと自ら進んでいた。
実は翠も幼い頃の女の子の様な可愛い楓に心を惹かれていたのだった。
楓がΩだと信じていた翠は、自分の本当のバース性がβだと気づかれるのを恐れ、楓とは正反対の相手と付き合っていたのだった。
楓がその事を知った時に、翠に対して粘着系の溺愛が始まるとは、この頃の翠は微塵も考えてはいなかった。
※作者の個人的な解釈が含まれています。
※Rシーンがある回はタイトルに☆が付きます。
触手生物に溺愛されていたら、氷の騎士様(天然)の心を掴んでしまいました?
雪 いつき
BL
仕事帰りにマンホールに落ちた森川 碧葉(もりかわ あおば)は、気付けばヌメヌメの触手生物に宙吊りにされていた。
「ちょっとそこのお兄さん! 助けて!」
通りすがりの銀髪美青年に助けを求めたことから、回らなくてもいい運命の歯車が回り始めてしまう。
異世界からきた聖女……ではなく聖者として、神聖力を目覚めさせるためにドラゴン討伐へと向かうことに。王様は胡散臭い。討伐仲間の騎士様たちはいい奴。そして触手生物には、愛されすぎて喘がされる日々。
どうしてこんなに触手生物に愛されるのか。ピィピィ鳴いて懐く触手が、ちょっと可愛い……?
更には国家的に深刻な問題まで起こってしまって……。異世界に来たなら悠々自適に過ごしたかったのに!
異色の触手と氷の(天然)騎士様に溺愛されすぎる生活が、今、始まる―――
※昔書いていたものを加筆修正して、小説家になろうサイト様にも上げているお話です。
「今夜は、ずっと繋がっていたい」というから頷いた結果。
猫宮乾
BL
異世界転移(転生)したワタルが現地の魔術師ユーグと恋人になって、致しているお話です。9割性描写です。※自サイトからの転載です。サイトにこの二人が付き合うまでが置いてありますが、こちら単独でご覧頂けます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる