Heroic〜龍の力を宿す者〜

Ruto

文字の大きさ
4 / 122
1章

4:実は師匠は……

しおりを挟む

「・・・」

「おおきいね~」

師匠の家を見た父さんとリンガの反応である 
  
「父さん?」

「お、おう、行くか」 

歩いて玄関扉までいく

「師匠~」

師匠を呼んでちょっとすると

「はいよ~。お、クウガか。それと、クウガの親父さんと弟だっけか?」

「はい、ラウルと言います。こっちはリンガです」

「ん?ラウル?鍛冶師のラウルか!?」

「はい、鍛冶で生計を立ててますが」

「本当か!?会えて嬉しいよ!あんたの作った装備には冒険者に成り立てからかなりお世話になったんだよありがとう。俺は冒険者のアイト コウヅキだ」

師匠が手を差し出して、父さんと握手する

「そうなんですか!って、え?アイト コウヅキって言いました?」

「あ、ああ」

「そ、それってあのアイト コウヅキですか?」

「多分そのアイト コウヅキだな」

父さんが急にオドオドしだした。師匠は苦笑いだ

「あ、あの!ランクSSS冒険者の《魔闘士》アイト コウヅキですか!?」

「あ、ああ、そうだ」

「・・・」

師匠は口の端しがヒクついていて、父さんは口を大きく開けて固まってしまった。なんで驚いてるんだろう

父さんが復活してから父さん達は話があるそうで僕は師匠の家のリビングでソウマとアスカにリンガを紹介してソウマと喋っていた

リンガはと言うと

「リンガの髪サラサラだし綺麗ね~」

「あ、ありがと」

アスカに抱きかかえられ照れている。アスカはリンガのことを凄く気に入ったみたいだ。リンガも照れているけど嫌では無さそうだ

~~~~~~

アイトさんに促され、書斎らしき部屋に通され、ソファーに座って対面した

「話があって来たんだろ?」

「はい、住み込みで修行を付けてもらえるとクウガから聞きましたがなぜそこまでしてくださるんですか?」
 
「理由はいくつかあるんだが、まずクウガは普通の竜人ではなくてその上位の龍人だ」

「え?上位の龍人?優秀な戦士の中で才能ある者しかなれないあの龍人のことですか!?」

私は予想外の言葉に仰天しました

「そうだ、その龍人だ。〈称号〉に先祖返りと出ていたからそういう事なんだろう。それと、あいつは〈称号〉がつくほどのスキルを持っていた。これがどういう意味か分かるな?」

アイトさんが真剣な表情で龍人に驚いていた私に問いかけます

〈称号〉がつくほどのスキルというのには2種類あり、物凄い厳しい鍛錬の末に獲得できるスキルを獲得することと、生まれ持った特別な力の時に着きます。クウガは後者なのでしょう

そして、アイトさんが言っているのは特別な力と言うのはそれだけで価値があり、それによって危険が降り掛かる可能性があるということを言っているのでしょう

「ええ、わかります。ですが、アイトさんは何故そこまでしてくれるのですか?」

確かにクウガに危険は降り掛かる事でしょう。しかし、アイトさんは他人なのです。そこまでしてくださる理由がわかりません

「そんなに難しく考えなくてもいい。俺はあいつに期待してるんだ。俺が助けに行ったとき、あいつは母を殺され心が折れていても仕方がなかっただろう。弟を庇いボロボロになり抗う術がなくてどうしようもなくて諦めていてもおかしくなかった。だけど、俺が駆けつけるまであいつは立っていたんだよ。体も心もボロボロになっていたはずなのにだ」

知らなかった。クウガがそんなになるまで傷つきながらも頑張っていたなんて

「しかもだ、あいつは俺が魔物を倒して去ろうとしたら、引き止めて弟子にしてくださいと頼んできたんだ。俺は復讐するためなのか知りたくて理由を尋ねた。そしたらな、あいつは大切な者を守りたいからと答えたんだ。そして俺は思ったんだよ、あの確固たる意志を宿した青色の瞳を見てこいつは俺よりも強くなるとな。だから俺は修行をつけてやることに決めたんだよ。あん時は基礎だけだと思ったが、〈称号〉付きのスキルに先祖返りとあいつの未来が心配になった。俺は戦いの中で何人か見てきたんだよ。特別な力を持つが抗うことが出来なくて使い潰されてくやつをな。それに、俺も子の親だし。子供が好きなんだよ。理由はこんなとこだな、納得してくれたかい?」

「ええ、理由を教えてくださりありがとうございます。ですが私には子の親という理由で充分でしたよ」

そういって私は笑います

「そうか」

アイトさんも笑みを返してくれます

「ではクウガのことよろしくお願いします」

「ああ、任しておけ。ああ、ついでだ勉強を教えるんだがリンガも参加させな」

「いいんですか?」

「ああ。あと飯も食ってけうちの嫁さんの飯はうめぇぞ」

「じゃあ、お言葉に甘えさせてもらいます」

そうして立ち上がり書斎を後にする

廊下を歩いているとアイトさんが何かを思い出したように振り返り

「ああ、それとなリンガなんだがな。しっかりお前の技術を教えてやったらいいと思うぞ」

「鍛冶ですか?」

「そうだ。俺は他人のステータスを見ることができるんだが、リンガに【鍛冶】と【構造理解】に【生産の嗜み】が出てた。あいつもきっと凄い奴になるぞ」

そういってアイトさんは笑う

「そうですか!ですが本人がやりたいようにやらせますよ。好きじゃない事やらせても意味がありませんからね」

自分の過去を思い出ながら言う

「そうだな、それが1番だ」

その後も子育てについて話ながらリンビングに向かう。私達家族は素晴らしい出会いをしたようだ

~~~~~~

話が終わったようで師匠と父さんが戻ってきてみんなでご飯を食べた

ご飯の後は勉強だ。リンガも一緒に教えてもらうらしい。父さんは終わるまで師匠が持っている武器などを見してもらうそうだ

「じゃあ、勉強を始めるわよ」

勉強はエクスナリアさんが教えてくれるみたいだ。

「まずは、これを見ながら聞いてね」

そう言って巻いてあったかみを机に広げた

「これはこの世界の地図よ。真ん中の大きな大陸が中央大陸。周りにたくさん島があるけど今はあるってことを覚えて」

あと、この世界は丸いらしい。よくわからなかった

「次は種族ね。種族には人族、エルフ、ドワーフ、獣人、魔族よ。アスカが人族でリンガがエルフ、ソウマとクウガは獣人ね。他種族との子供の容姿はどちかになるけど、特徴はどちらも受け継がれることが多いわ。ここまでわかったかしら?」

「多分わかったと思います!」

「うーんうーん」

「なんとなく~」

「ちよっとわかった~」

上から僕、ソウマ、アスカ、リンガだ。ソウマは勉強が苦手みたいだ

「まあ、これからしっかりと覚えていけばいいわ」

「次は神様についてよ。神様っていうのは私達に力や加護を与えたりしてくださる凄い方達よ」

「人間じゃないの?」

アスカが聞く

「見た目はそう変わらないらしいわ、あたしはお会いしたことはないけどアイトが言っていました」

「父さんは会ったことがあるって事?」

「ええ、そうよ」

「すげ~!」

師匠ってやっばり凄い人なんだな~
あ、そう言えば!ランクSSS冒険者ってなんだろう?聞いてみよ!

「エクスナリアさん、ランクSSS冒険者って凄いんですか?」

「え?ああ、アイトのことね。ランクSSSは凄いわよ~。何てったって、この世界に5人しかいないのよ!世界には人が沢山いるのだけど、その中の5人だけというのはとても凄い事なのよ」

「ほへ~」

しっかりと分かったわけじゃないけど、とにかく凄いという事はわかった

「戻るわね。神様は何柱かいるのだけど、その中には悪い神様もいて、その神様の事を邪神というの。邪神は悪人に加護や神託で悪い事をするのを手助けしたり、眷属の魔王や魔物が何の理由もなく戦いを他の国に仕掛けているわ。魔王のいる所とか、魔物のことはこれからしっかり覚えていきましょう」

「「「「はーい」」」」

「次はお金についてよ。お金は1キラが銅貨1枚   銅貨→銀貨→金貨→白金貨→黒金貨になってて100枚で1つ上の1枚になるのよ」

「もう遅いから今日はここまでにしましょうか。明日からは勉強はお昼ご飯の後にしましょう。リンガ、お昼ご飯の時間にラウルさんと一緒に来てね」

「はーい…」

リンガはちょっと眠そうだ

リンガと父さんが帰ったあと、自分に割り当てられた部屋に行って柔軟をして寝た
しおりを挟む
感想 16

あなたにおすすめの小説

神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします

夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。 アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。 いわゆる"神々の愛し子"というもの。 神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。 そういうことだ。 そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。 簡単でしょう? えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか?? −−−−−− 新連載始まりました。 私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。 会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。 余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。 会話がわからない!となるよりは・・ 試みですね。 誤字・脱字・文章修正 随時行います。 短編タグが長編に変更になることがございます。 *タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。

追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発

ハーフのクロエ
ファンタジー
 アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした

月神世一
ファンタジー
​「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」 ​ ​ブラック企業で過労死した日本人、カイト。 彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。 ​女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。 ​孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった! ​しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。 ​ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!? ​ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!? ​世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる! ​「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。 これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!

おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう

お餅ミトコンドリア
ファンタジー
 パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。  だが、全くの無名。  彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。  若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。  弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。  独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。  が、ある日。 「お久しぶりです、師匠!」  絶世の美少女が家を訪れた。  彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。 「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」  精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。 「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」  これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。 (※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。 もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです! 何卒宜しくお願いいたします!)

ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜

平明神
ファンタジー
 ユーゴ・タカトー。  それは、女神の「推し」になった男。  見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。  彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。  彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。  その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!  女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!  さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?  英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───  なんでもありの異世界アベンジャーズ!  女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕! ※不定期更新。 ※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。

【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~

月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』 恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。 戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。 だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】 導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。 「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」 「誰も本当の私なんて見てくれない」 「私の力は……人を傷つけるだけ」 「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」 傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。 しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。 ――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。 「君たちを、大陸最強にプロデュースする」 「「「「……はぁ!?」」」」 落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。 俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。 ◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!

異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー

黒木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。 その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。 人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。 異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ

処理中です...