14 / 122
1章
14:喧嘩?
しおりを挟むクラウス達と別れた後もクウガ達は攻略を進めていた
「おっ!宝箱じゃん。今度は何かな~」
ソウマが宝箱を発見し開けて中を確認する
ダンジョンでは宝箱が設置されている時がある。これはダンジョンに組み込まれたシステムがランダムで宝箱を設置しているのだ。ここの神造迷宮では罠が無いので特に警戒する必要はない。
中にあったのは俺の頭の2倍か3倍はある鉱石の塊だった。
「クウガ、これ何の鉱石か分かるか?」
ソウマに聞かれたので鉱石を見ると、【龍の眼】により、魔力が見えた
「うーん、魔力が見えたから多分魔鉱石だと思うよ」
魔鉱石は普通の鉄鉱石が魔力を帯びて変質した物で色々な物に使われている
「なんだ、レアなやつじゃねぇのかよ~、残念」
「まあ、手に入れた分、得だから良いじゃないか」
「ま、それもそうだな。んじゃ今日中に15階のボス倒す為にどんどん進んで行くぞ!」
「はいよ」
魔鉱石を収納して攻略を再開する
ドチャ!
俺は火を噴く犬、ヘルハウンドを斬り捨てて、周りを確認する
周りには俺とソウマが倒した13体のヘルハウンドの死骸
俺たちが今いるのは14階で13階はゾンビしか見当たらず、動きが遅いし、臭いしで戦わずに14階まで来た。そうしたら上がってきてすぐの所でこの13体のヘルハウンドに襲われ返り討ちにしたのだ
「ここら辺まで上がってくると流石に手強くなってくるな」
「そうだね。数も多いし、こちらの攻撃に反応してきてるからね。どうする?身体強化使ってく?」
「いや、それじゃ意味ねぇだろ」
「それもそうか。じゃあ、進もうか」
そうしてヘルハウンドを収納して進もうとしたら、またヘルハウンドが出てきたので応戦する
しかも今度はスモールバットもいる。スモールバットは10cmくらいの蝙蝠だ。
ヘルハウンドとスモールバットがかなり沢山いる
「ソウマ!俺の後ろに!」
ソウマを後ろに下げて上空のバットに向けサンダーバレット、ヘルハウンドにはアクアブレードを水平で放つ
サンダーバレットが当たったバットは地面に落ちていき、アクアブレードを避けられなかったヘルハウンドが怪我を負う
ソウマが手負いになった者から屠っていく。だが、数がけっこういて、中々効率が悪い。
右手で持った剣を左に持ってきて、魔力で剣身を伸ばして、横薙ぎに振るう。
「ソウマ飛んで!」
「は?」
プンッ!ザンッ!
「うお!」「ギャン!」
魔力を霧散させ、飛んできたバットを斬り捨てていく。
「クウガ、お前さ~もうちょっと早く言って欲しいんだけど」
「いや~めんごめんご、次は気をつけますとも」
「謝る気ないな」
「はいはい、お喋りは後ね。早く片付けよう」
「は~」
その後すぐに全滅させて、死体は回収して先に進む
「お!階段発見~」
「今日、最後の戦闘かな」
俺がアイテムボックスから出した小さい時計を確認すると時間は6時を越えていた
ソウマが時計を覗き込みながら返事を返してくる
「ぽいな。んじゃ張り切っていこうぜ!」
「ああ」
階段を上った先は10階のボス部屋よりもかなり広かった
塔を多分目一杯使っているのだろうか。それに高さは10mはあるだろうか。とりあえず高い
そんなボス部屋にいたのは3体のサイクロプスだ
高さはこの広場の高さの半分ほどなので5mはあるだろう。
「おー、こりゃまた戦い甲斐がありそうだな」
そう言ってソウマが笑う
「それじゃ、行こうか!」
俺の顔には自然と獰猛な笑みが浮かんでいた
クウガとソウマが駆け出す
クウガは剣を振り、手数に重きを置きいくつもの風刃を飛ばす
ソウマは炎爪を両手で放つ
クウガの風刃はサイクロプスに傷をつけるがサイクロプスの再生力ですぐなくなってしまった。
逆にソウマの炎爪はサイクロプス1体に深手を負わせた。炎だった為に当たった箇所が焼け焦げて再生を阻害しているようだ。
ソウマはそのまま深手を負わせた1体に突っ込んで行き、俺の方には2体が迫ってきていた。俺は足を上げて潰そうとしてきた右前にいるやつに雷槍を放ちながらそいつをもう一体に対して盾にするように右に回り込んでいく。だが、もう一体のサイクロプスは雷槍をくらった奴を殴り、俺の方に飛ばしてきた
「ちょ、まっ!」
少し慌てたが、飛んできたサイクロプスに向かって走り、飛んできたサイクロプスの下を走り抜ける
すると、待っていたかのように既に拳が迫ってきており、避けるのは間に合わず、横から迫ってきた拳を下から剣で上に弾く。
「おっも!」
かなり重かったがなんとか弾くことに成功し、【魔纏】を使い全身に炎を纏う。この時に炎を剣にまで纏わせる
そこから【縮地】を使い、俺に攻撃を当てるためにしゃがんでいたサイクロプスの頭目掛けて突進し、サイクロプスを通り抜けざまに斬っていく
ガァァァァァァァ!
サイクロプスはなんとか反応して頭を断ち切れてはいないが目を切り裂かれ燃えている、サイクロプスは痛みに絶叫している。
炎の剣身を伸ばして、止めを刺そうとすると、飛ばされたサイクロプスが起き上がって俺に後ろから突進してきた。
俺は剣身を伸ばすのを止めて、その場に留まり、ギリギリまで引きつけて、真横に飛ぶ。
サイクロプスは突進の勢いを殺せず、目を裂かれたサイクロプスにぶつかってもつれ、重なり合う。
トドメを刺すために、上段に構えて全身の炎を剣に収束させていき、振り下ろそうとしたら、横から特大の炎の刃が2体のサイクロプスを両断してしまった!
「ソウマ!俺のトドメの一撃を~!」
「早く仕留めねぇのが悪りぃんだぜ」
ソウマが笑いながらそんなことをのたまう
ちょっと、本当にちょっとだが、今のはイラッときた
「いいだろう、このトドメの一撃はソウマにプレゼントだ」
「お?今日は割と聞き分けがって、なんでまだ構えてんの!?そういう意味でのプレゼントはいらんし!」
「問答無用!はっ!」
そう言って炎を纏った剣を振り下ろす
ゴアッ!
「うわっ!あっちぃ!」
「チッ、避けたか」
「今舌打ちしたよな!マジで危なかったぞ!」
「まあ、ぶっ飛ばすつもりでやったしね」
「おお、そうかい。そっちがその気ならやってやろうじゃんかよ」
「ははは、お前が先にやって来たんだろ?」
「言ってくれるな~、ぶっ飛ばす」
「それはこっちのセリフだよ!」
お互いが走り出し拳を繰り出す
ゴンッ!
「「いだ!」」
「2人ともいい加減にしなさい」
「何すんのさラキア!」
「そうだぞ!」
「ちょっと黙って下さい」
「「は、はい!」」
物凄い冷たい目で見られて思わず返事をしてしまった
「は~、こんなくだらないことで喧嘩しないでください。マスターもあれくらいで怒るなど器が小さいですよ」
「うぐっ!」
ちょっと心にグサッときた
「主もじゃぞ」
声の方を向くと、白髪に顎に立派な白ひげで筋肉がすごい老人の姿になったジアラがいた。服装は濃い青色の和服と呼ばれるものだ
「別にあんくらいいいだろ~」
「主よ友達いなくなるぞ」
「がはあっ!」
あ、ソウマもダメージ受けた
「くだらないことで喧嘩などしないこと。良いですね?」
「「はーい」」
「それでは帰りましょう」
16階への長い階段を上がり、転移陣を使い入り口に戻った
さて、帰ろうと歩き出すと前方から声をかけてくる奴がいた
「おい、待て。そこの平民」
そいつは俺達と同じくらいの歳の妙に豪華な格好をした男の子だった
0
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
黒木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる