91 / 122
2章
89:俺の想い
しおりを挟むドフッ
「ぐえっ」
ん? なんか今声が
声が聞こえた下を確認すれば俺に踏みつけられているソウマ
どうやら特殊な空間からの転移であった為に転移場所がずれてソウマの上になってしまったようだ
「失敗した」
「言われんでも分かるわ! さっさと下りろ!」
どうやら寝てたみたいで若干機嫌が悪い模様。結構な音量で怒鳴られた
「いや~、ごめんて。初めての事には失敗はつきものだよね、うん」
ソウマの上から下りながら、つい言い訳がましい事を言えば
「はっ。お前が初めてだからって失敗するような奴かよ。どうせ他のこと考えててあんま集中してなかっただけだろ」
「うぐ」
実の所その通りだったりする。皆んなに話さなきゃいけない事だったり、あの記憶の追体験の事だったりと気になる事柄が多くて
「そんで? 試練はどうだったん?」
「合格だって」
「英雄譚にも出てくる裁定者の試練を突破するなんてなー。流石、俺の親友でライバルだ!」
笑いながらそう言い、背中をばんばん叩いてくるソウマ
てかちゃんとセルフィアトのこと思い出したんだな
「こんな所で躓いてなんかいられないからな」
「おお、そうだよ。クウガ、そこら辺のことちゃんと説明してくれるんだよな?」
「当たり前だよ」
そう返してアイテムボックスからリンガ開発の通信と時計の機能が付いたマジックアイテムを取り出し時刻を確認する
「ただ、もう直ぐで夕食だから戻ってから話すよ」
「りょーかい」
俺とソウマが話している間にこちらへ来ていたフレッドにも確認する
「フレッドもそれでいいか?」
「う、うん」
ちょっとばかしぼーっとしてる様な感じだがしょうがないことか。フレッドならセルフィアトも知ってただろうからな
「マスター、お疲れ様です」
「お疲れー」
「ああ、ありがとう。ラキアとルルは戻っててくれ。話をする時にまた呼ぶから」
「分かりました」
「お腹へったから早くね~」
そう言い残して戻っていく
「じゃあ、帰ろうか」
「おう。てか俺も腹減ったぜ。今日の飯なんだろうな!」
ソウマがお腹を鳴らしながら言い
「昨日は魚系だったからお肉じゃ無いかな」
フレッドが答える
「うー、早く食いてえ~」
「ははっ、ソウマ、涎垂れてるよ」
他愛もない話をしながら学園へと向かった
~~~~~~
美味しい夕食を食べてお腹を満たし、浴場でサッパリした後、俺とソウマの部屋にあるルームに移動した
「まず、フレッドに説明するところから始めようか」
なんかセルフィアトが言わなくても良いような事を言ったせいで少々フレッドがぎこちないので疑問とか諸々を先に解消する事になった
フレッドの疑問は1つ。俺の感情についてだ
「まず言っておくと正直な話、俺自身も感情についてはあんまし分かんないんだ」
「そうなの?」
「ああ。分かってるのは感情というか心っていうか、そういうものは持ってる。けどそれはフレッドやソウマ達、人のものとは別物らしいんだ」
「別物?」
フレッドは理解出来ていないようだ
「そう、別物。俺の感情は俺以外の人達が持つものとは似ているようで違うものなんだ。例でいうと、そうだな……フレッドはさ、人を殺すことに抵抗が恐怖があるだろ?」
フレッドは少し俯きながら頷き
「うん。クウガには話したけど学校の演習場でも無理なくらいね」
「あー、だから選抜試合出なかったのか」
納得したといった感じでソウマが相槌を打つ
「うん。魔物とか動物とかでもまだ慣れなくて少し抵抗はあるんだ」
情けないよねと言い苦笑する
うーん。非常に申し訳ないし、言いにくいが
「俺にはその気持ちが分からない」
「え?」
「俺には殺すことへの恐怖や罪悪感、死ぬことへの恐怖が分からない。殺したりすることへの躊躇なんかは倫理って言ったかな。詳しく言うと戦闘に関わる感情で不要だったり無い方が良いもの楽なものは全く感じなかったりするんだよ。それと、それに連れてなのか普通の感情っていったものも弱いんだ」
これのせいで今まで不自由であったことはない。むしろ、これのおかげで俺はリンガを守る事が出来たと思っているので感謝してるくらいだ
初めて知った時は少し動揺したもんだが、ラキアやルル、それにソウマが励ましてくれたからなんとかなったけど
動揺してるのが感情がある証拠だってラキアが一生懸命伝えてくれたんだったな
「じゃあ、感情は有るんだよね?」
「ああ、ちゃんとな」
「そっかあ、良かった」
ん?良かった?
その言い方だと感情が無かったら悪いって事か?
「フレッド、感情が無かったら何かあるのか?」
「ああ、僕が遺跡を探索していたのは知ってるよね」
俺とソウマは頷く
「遺跡には古い伝承や言い伝えなんかが壁に刻まれていたり書物として残っていたりするんだけど、そんな中の1つに心無き者についての壁画があったんだよ。大部分は風化や崩壊していて見れなかったんだけどそこに触れた時にイメージが頭の中へ流れ込んで来たんだ。そのイメージで1番強く残って忘れられないのが“神よりも、何よりも恐ろしきもの、心持たぬものなり”っていうのなんだ」
イメージが流れ込んで来たってのはセルフィアトの使ったあの魔法と似たようなものかな
「その時のイメージは言葉に出来ないけどとても恐ろしいものだったんだ。だから凄く気になっちゃったんだ」
「やけに反応するなって思ってたけどそういう事か。トラウマって奴だな」
トラウマ?
「「あー、ソウマのワームね」」
「2人して言うんじゃねぇよ!」
うん、良い反応ですね
「まあ、それは置いといて」
「おい」
非常に不満そうだが気にしない
「今から話すのは俺の目標。成し遂げねばならないと俺が思っていること」
全員を見渡す
正直なところ、このことに関してはまだ言うつもりは無かった。出来ないこと、身の丈に合わないことを口にするのは好きではない
けれど、今言わなければ後悔するかもしれない
あの英雄の記憶を見て、そう思った
「俺の目指す事は邪神の討伐だ」
俺の言葉を聞いた皆んなの反応は異なる
ソウマは不敵な笑み
ラキアは微笑み
フレッド、ライル、メイルは驚愕
ルルとファイオスは疑問
「困っている人達を、助けを求める人達を、苦しんでいる人達を俺は放っておきたくない。見て見ぬふりをするなんていうかっこ悪いこともしたくない。この気持ちは堕神を倒した時により強くなった」
それに俺の持つこの他の人とは違う心
これの持つ意味を考えた
「俺は出来ないなんて思わない。何より、出来る出来ないなんて諦める為にある様な言葉だ。だから俺はこう言おう」
俺の気持ちは伝わっているだろうか、届くだろうか
「俺は此処に邪神を討伐することを誓う」
そして、もう1つ伝えなければいけない事
「だが、この大望を達成する事は容易ではないし、1人では不可能だ。だから、皆んなの力を俺に貸してくれ」
1人で出来ることなんてのは必ず限界がある
何でも出来て、1人で全てのことをこなせる人はいるだろう。かく言う俺もそういう部類の奴だと思う。けれど、1人は寂しいのだ。悲しいのだ
様々な英雄譚や物語を読んで、分かったことがある
それは、関わりを絶った者と、関わりをいつまでも繋いでいた者の最期は決定的に違うこと。関わりを絶った者達の最期はどれも悲しく見えた、寂しく見えた
復讐を遂げる為1人になった者。仲間など必要ないと切り捨てた者。彼らの最期は1人で消えていくものばかりだった
関わりを繋いでいた者達の最期が必ずしも良かったわけではない。しかし、どの物語も俺には輝いている様に見えた
手を取り、知恵を出し合い、背中を預け、強敵に立ち向かう
こう言った考えは復讐の果てに俺に言葉を残して死んだ、あの冒険者との出会いも大きい
俺の言葉を聞いた皆んなは少し止まっていたが、まずソウマが喋り出した
「邪神討伐とか、デカく出たもんだ。けど、そんくらいデカくなくちゃ遣り甲斐もねぇよな」
不敵な笑みをそのままにそんな事を言うソウマ
「マスターなら必ず」
優しく微笑み肯定をするラキア
「クウガはそう言う奴だったな」
呆れた様にライルが言い
「私達は凄いお方にお仕えしているのですね」
と慈愛の表情をメイルが浮かべ
「よく分かんないけどクウガは凄いからいけるよ!ボクも手伝うし!」
と無邪気にも肯定と手伝いをしてくれると言ってくれるルル
「我が力、主の為に」
ファイオスは恭順を示す
「本気? というか正気?」
とフレッド
「ああ、俺は正気だし。本気で邪神討伐を目標としてる。フレッド、お前も俺に力を貸してくれ」
どこか落ち着きなくあわあわするフレッド
「え、えーと、でもクウガは何でも出来て僕よりもすんごく強くて、そんなクウガに僕は力になれるの?」
ふふっ、力になれるかが不安でしょうがないって事か。フレッドには自信が必要なみたいだな
まあ、ここでなんかかっこいいこと言ってフレッドに自信を持たせてあげるっていうのが英雄譚や物語でよく見るのだったりするけど、あいにくそんなに上手く言える自信がない
俺が言えるのはただ1つ
「ああ、俺にはお前の力が必要だ」
明確に告げ、手を差し伸べる
数秒間、俺が差し出した手を見つめ何かを考えるフレッド
そして
「わかった。本当に僕が力になれるかなんて分からないけど、僕よりも凄いクウガがそう言ってくれるなら信じてみるよ」
差し出した手を掴み言ってくれた
俺はこの日、同じ目標に向かって共に進む仲間を、戦友を得た
~~~~~~
「マスター、話とは何ですか?」
皆んなに俺の目標について話した後、俺はラキアと話す為に他の皆んなには出て行ってもらい、2人っきりになっていた
まあ、何をするのかと言えば、告白だ
正直、さっきの話よりもこっちの方が重大な上にとってもキツい。感情が薄いとか嘘だろとか自分で思ってしまうほど心臓がドキドキ言ってる気がする
もし、これでも他の人よりもマシなのだとしたら俺は普通の感情だったら死んでたかも
何故こんな事を今しようとしているのかと言えば、これもあの英雄の記憶である
今出来ることを、今言えることを
その時にやっておかなければ絶対に後悔すると分かったのだ
だから俺は今日、ラキアに告白する
ラキアは俺の事を好きなのか、とか無茶苦茶不安だが、後悔はしたく無いのだ
あの英雄もきっと、断られるのが、今の関係が崩れるのが怖くてあの瞬間まで言えなかったのだと思う
でも、それでは、最期の時では遅いのだ
だから俺は今から告白する
息を吐いて吸い、呼吸を整える
ドキドキと鳴っている心臓の音をシャットアウトし、ラキアを正面から見る
初めて召喚した時はラキアの方が大きかったが、今では俺は成長し、ラキアの身長を越している
真剣な表情になった俺を見てラキアもしっかりと視線を合わせてくる
さあ、伝えるんだ
「ラキア」
「はい、何でしょうかマスター」
この気持ちを
「俺はお前のことが」
好きだというこの気持ちを
「好きだ」
0
あなたにおすすめの小説
神々の愛し子って何したらいいの?とりあえずのんびり過ごします
夜明シスカ
ファンタジー
アリュールという世界の中にある一国。
アール国で国の端っこの海に面した田舎領地に神々の寵愛を受けし者として生を受けた子。
いわゆる"神々の愛し子"というもの。
神々の寵愛を受けているというからには、大事にしましょうね。
そういうことだ。
そう、大事にしていれば国も繁栄するだけ。
簡単でしょう?
えぇ、なんなら周りも巻き込んでみーんな幸せになりませんか??
−−−−−−
新連載始まりました。
私としては初の挑戦になる内容のため、至らぬところもあると思いますが、温めで見守って下さいませ。
会話の「」前に人物の名称入れてみることにしました。
余計読みにくいかなぁ?と思いつつ。
会話がわからない!となるよりは・・
試みですね。
誤字・脱字・文章修正 随時行います。
短編タグが長編に変更になることがございます。
*タイトルの「神々の寵愛者」→「神々の愛し子」に変更しました。
追放された味噌カス第7王子の異種族たちと,のんびり辺境地開発
ハーフのクロエ
ファンタジー
アテナ王国の末っ子の第7王子に産まれたルーファスは魔力が0で無能者と言われ、大陸の妖精族や亜人やモンスターの多い大陸から離れた無人島に追放される。だが前世は万能スキル持ちで魔王を倒し英雄と呼ばれていたのを隠し生まれ変わってスローライフを送る為に無能者を装っていたのだ。そんなルーファスはスローライフを送るつもりが、無人島には人間族以外の種族の独自に進化した先住民がおり、周りの人たちが勝手に動いて気が付けば豊かで平和な強国を起こしていく物語です。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
田舎農家の俺、拾ったトカゲが『始祖竜』だった件〜女神がくれたスキル【絶対飼育】で育てたら、魔王がコスメ欲しさに竜王が胃薬借りに通い詰めだした
月神世一
ファンタジー
「くそっ、魔王はまたトカゲの抜け殻を美容液にしようとしてるし、女神は酒のつまみばかり要求してくる! 俺はただ静かに農業がしたいだけなのに!」
ブラック企業で過労死した日本人、カイト。
彼の願いはただ一つ、「誰にも邪魔されない静かな場所で農業をすること」。
女神ルチアナからチートスキル【絶対飼育】を貰い、異世界マンルシア大陸の辺境で念願の農場を開いたカイトだったが、ある日、庭から虹色の卵を発掘してしまう。
孵化したのは、可愛らしいトカゲ……ではなく、神話の時代に世界を滅亡させた『始祖竜』の幼体だった!
しかし、カイトはスキル【絶対飼育】のおかげで、その破壊神を「ポチ」と名付けたペットとして完璧に飼い慣らしてしまう。
ポチのくしゃみ一発で、敵の軍勢は老衰で塵に!?
ポチの抜け殻は、魔王が喉から手が出るほど欲しがる究極の美容成分に!?
世界を滅ぼすほどの力を持つポチと、その魔素を浴びて育った規格外の農作物を求め、理知的で美人の魔王、疲労困憊の竜王、いい加減な女神が次々にカイトの家に押しかけてくる!
「世界の管理者」すら手が出せない最強の農場主、カイト。
これは、世界の運命と、美味しい野菜と、ペットの散歩に追われる、史上最も騒がしいスローライフ物語である!
おっさん武闘家、幼女の教え子達と十年後に再会、実はそれぞれ炎・氷・雷の精霊の王女だった彼女達に言い寄られつつ世界を救い英雄になってしまう
お餅ミトコンドリア
ファンタジー
パーチ、三十五歳。五歳の時から三十年間修行してきた武闘家。
だが、全くの無名。
彼は、とある村で武闘家の道場を経営しており、〝拳を使った戦い方〟を弟子たちに教えている。
若い時には「冒険者になって、有名になるんだ!」などと大きな夢を持っていたものだが、自分の道場に来る若者たちが全員〝天才〟で、自分との才能の差を感じて、もう諦めてしまった。
弟子たちとの、のんびりとした穏やかな日々。
独身の彼は、そんな彼ら彼女らのことを〝家族〟のように感じており、「こんな毎日も悪くない」と思っていた。
が、ある日。
「お久しぶりです、師匠!」
絶世の美少女が家を訪れた。
彼女は、十年前に、他の二人の幼い少女と一緒に山の中で獣(とパーチは思い込んでいるが、実はモンスター)に襲われていたところをパーチが助けて、その場で数時間ほど稽古をつけて、自分たちだけで戦える力をつけさせた、という女の子だった。
「私は今、アイスブラット王国の〝守護精霊〟をやっていまして」
精霊を自称する彼女は、「ちょ、ちょっと待ってくれ」と混乱するパーチに構わず、ニッコリ笑いながら畳み掛ける。
「そこで師匠には、私たちと一緒に〝魔王〟を倒して欲しいんです!」
これは、〝弟子たちがあっと言う間に強くなるのは、師匠である自分の特殊な力ゆえ〟であることに気付かず、〝実は最強の実力を持っている〟ことにも全く気付いていない男が、〝実は精霊だった美少女たち〟と再会し、言い寄られ、弟子たちに愛され、弟子以外の者たちからも尊敬され、世界を救って英雄になってしまう物語。
(※第18回ファンタジー小説大賞に参加しています。
もし宜しければ【お気に入り登録】で応援して頂けましたら嬉しいです!
何卒宜しくお願いいたします!)
ギャルい女神と超絶チート同盟〜女神に贔屓されまくった結果、主人公クラスなチート持ち達の同盟リーダーとなってしまったんだが〜
平明神
ファンタジー
ユーゴ・タカトー。
それは、女神の「推し」になった男。
見た目ギャルな女神ユーラウリアの色仕掛けに負け、何度も異世界を救ってきた彼に新たに下った女神のお願いは、転生や転移した者達を探すこと。
彼が出会っていく者たちは、アニメやラノベの主人公を張れるほど強くて魅力的。だけど、みんなチート的な能力や武器を持つ濃いキャラで、なかなか一筋縄ではいかない者ばかり。
彼らと仲間になって同盟を組んだユーゴは、やがて彼らと共に様々な異世界を巻き込む大きな事件に関わっていく。
その過程で、彼はリーダーシップを発揮し、新たな力を開花させていくのだった!
女神から貰ったバラエティー豊かなチート能力とチートアイテムを駆使するユーゴは、どこへ行ってもみんなの度肝を抜きまくる!
さらに、彼にはもともと特殊な能力があるようで……?
英雄、聖女、魔王、人魚、侍、巫女、お嬢様、変身ヒーロー、巨大ロボット、歌姫、メイド、追放、ざまあ───
なんでもありの異世界アベンジャーズ!
女神の使徒と異世界チートな英雄たちとの絆が紡ぐ、運命の物語、ここに開幕!
※不定期更新。
※感想やお気に入り登録をして頂けますと、作者のモチベーションがあがり、エタることなくもっと面白い話が作れます。
【運命鑑定】で拾った訳あり美少女たち、SSS級に覚醒させたら俺への好感度がカンスト!? ~追放軍師、最強パーティ(全員嫁候補)と甘々ライフ~
月城 友麻
ファンタジー
『お前みたいな無能、最初から要らなかった』
恋人に裏切られ、仲間に陥れられ、家族に見捨てられた。
戦闘力ゼロの鑑定士レオンは、ある日全てを失った――――。
だが、絶望の底で覚醒したのは――未来が視える神スキル【運命鑑定】
導かれるまま向かった路地裏で出会ったのは、世界に見捨てられた四人の少女たち。
「……あんたも、どうせ私を利用するんでしょ」
「誰も本当の私なんて見てくれない」
「私の力は……人を傷つけるだけ」
「ボクは、誰かの『商品』なんかじゃない」
傷だらけで、誰にも才能を認められず、絶望していた彼女たち。
しかしレオンの【運命鑑定】は見抜いていた。
――彼女たちの潜在能力は、全員SSS級。
「君たちを、大陸最強にプロデュースする」
「「「「……はぁ!?」」」」
落ちこぼれ軍師と、訳あり美少女たちの逆転劇が始まる。
俺を捨てた奴らが土下座してきても――もう遅い。
◆爽快ざまぁ×美少女育成×成り上がりファンタジー、ここに開幕!
異世界と地球がダンジョンで繋がった ー異世界転移者の私ー
黒木夏
ファンタジー
2040年の初春、突如として地球上の主要都市に謎のダンジョンが出現した。
その特異性は明らかで、人口密集地を中心に出現し、未開の地には一切現れないという法則性を帯びていた。
人々は恐怖に震えつつも、未知なる存在に対する好奇心を抑えきれなかった。
異世界転移した最強の主人公のほのぼのライフ
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる