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40話 無垢の少女のアドバイス
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「わー、初めましてルフェルミアさん」
突然プリセラが畏まって、と言ってもテーブル席に着いたまま頭だけぺこっと小さく下げてきた。
「どういうつもり?」
「んっとー、やっと本当のルフェルミアさんとお話しできたーと思ったから、初めましてーって言ってみたー」
そういうことね。
それなら私も礼には礼で返そう。
「そうね。初めましてプリセラ・グレアンドル」
「凄いなー、自信に満ち溢れてるー。これが素のルフェルミアさんなんだねー。かっこいいー。感情の色がこれまでのどれよりも澄んでて気持ちがいいよー。今までのルフェルミアさん、ぐにゃぐにゃした色で気持ち悪かったー」
「そうなのね。これでもバレるような演技はしてこなかったつもりだけど」
「うんー。あたし以外はだーれもなーんにも、わかってないよー。ルフェルミアさん、とっても演技上手だったもんー。あたしも余計なこと、言ってないから安心してー」
「そう、ありがとう。で、場合によっては私、本当にあなたを始末しなくちゃならないの。あなたなら私の言葉が嘘かどうかわかるから本気さも伝わるわよね」
「わかってるよー。それにあたし、ルフェルミアさんがどんなお仕事をしているのー、とかまでは詮索するつもりはないんだー」
「それなら尚のこと、もう少しはっきり言ってくれない? プリセラ、あなたは私に何を求めているの? 何が目的?」
「えっとねー、あたしはねー、特別何かを求めてるわけじゃないんだー」
「何も求めてない……?」
「うんー。あたしって、好奇心の塊りだから、知りたくなっちゃうとどうしても知り尽くさないと気が済まないんだー。興味ないことはほっとくけどねー」
私から見てもこの子が嘘を言っているようには見えない。
しかし本当に単純な好奇心だけで私を訪ねてきたのだろうか。
「まあでも、できればルフェルミアさんには本当に好きな人と結婚してほしいなあって言うのを伝えたかったって言うのが一番の目的かなあー」
「何よそれ?」
「なんだろー。ルフェルミアさんは昔からそれを強く強く心の底で願っているのに、ずっと叶えられず、しかもウチで好きでもないリアン兄様と結婚させられるルフェルミアさんを見てて、なんというか、かわいそう、な気がしちゃったんだよねー」
「私が昔から……?」
「うん。その強い想いがねー、感情に混じっているの。あたしでもごく僅かにしか感じ取れないけど、ルフェルミアさんはずっとずっと我慢してるし、ずっとずっとそれを待ち望んでるはずなんだよー」
まさかこの子、私の前世の記憶についてまで……。
「だからねー、ルフェルミアさん。事情まではちっともわからないけれど、あたしはルフェルミアさんには自分の心の赴くままに生きてほしいなあって、そう思ったー」
「……何故、この一ヶ月はずっと黙っていたの?」
「前のルフェルミアさんはそういう感情が見えなかったのー。リアン兄様との婚約を発表したあとからかなあ。ルフェルミアさんの感情の色がおかしくなったのがねー。だから気になっちゃってねー。ただそれだけー」
前世の記憶とヴァンの予知夢のことだ。
この二つが私を今がんじがらめにしている。
その複雑な感情をこの子に読み取られたってわけね。
「……そう」
「今の話、他言しても別にいいけどあたし、めんどくさいの大嫌いだから自分の能力についてママとかパパとかにも言ってないんだー。だからできれば言わないで欲しいなー。その方が平穏だからー」
「わかったわ、プリセラのことは絶対他言しない」
「ありがとー」
「プリセラ、あなたがここまで真摯に話してくれたから私も少しだけ話すわ。あなたの言う通り私はリアン様を愛してはいない。けれど誰を本当に愛しているかは自分でもよくわからない。そもそも私は愛するというのがよくわかってない」
「うんうんー」
「この前、リアン様に連れられて今流行りのオペラを観てきたの。凄かったわ」
「あれ凄いよねー。あたしは三回も観たー。感動して泣ける話だったー!」
「ええ、そうね。愛って凄いんだと思ったわ。愛があれほど強い憎しみにまで変わってしまうなんて。ああいうのを観てもっと愛を知りたいとは思ったわ」
「あ、そう見えたんだー。あたしはねー、そうじゃなくて、ヒロインは憎しみに包まれているふりをしながらも、愛深きゆえに元恋人を殺したのが凄いと思ったんだー。元恋人にこれ以上罪を重ねてほしくないという強い願いが深い愛だなーって」
「罪を重ねてほしくないから……?」
「そうー。ほら元恋人は浮気をする際、相手にパートナーがいたらそれを殺しちゃうような異常者だったでしょー? それで何人も殺してさー。その異常者を嫉妬のふりして実は犯罪を重ねてほしくないという理由、その愛で殺したっていうのが凄いなーって思ったー」
アレはそんなお話しだったの……?
私は一回しか観ていないし、内容もやや朧げだ。
「ルフェルミアさんもまた観ておいでー。あたしの言葉のあとなら解釈が変わりそうだもんねー」
「ええ、そうね。そうしてみるわ」
「ルフェルミアさんー、今度からはルミ姉って呼んでいーいー? ルフェルミアって長くてめんどくさいからー」
「……ルミねえ」
「だめー?」
「いいわよ。じゃあ私はプリセラって呼ぶわ」
「おっけーおっけー。じゃあ今日ここで会話したことは何があっても内緒だねー。まあ、あたしはバレても大したことないけどルミ姉の方が困るからねー」
「ええ、そうしましょ。あなたは口がかたそうだし、信用しているわ」
「ありがとー。あ、そうそう、あのケヴィンさんって人にも内緒だからねー」
「わかってるわ。……ところでプリセラ、あなたは結局、私の正体をなんだと思うの?」
「正体ー?」
「知りたがってたじゃない。何か掴めたかしら?」
「あー、んー、別にそういうのはどうでもいいかなー。ルミ姉が自分の気持ちに早く気づけるといいなーって思っただけだからー」
「……そう、わかったわ」
「よいしょっと。紅茶ご馳走様でしたー。またなんかあったら遊びくるねー。ルミ姉バイバーイ」
プリセラはそう言い残して笑顔で私の部屋から出て行ってしまった。
不思議な子だったけど、欠片も敵意、殺意、悪意と言った気配がなく、純真無垢な子だった。
なんだか可愛い妹が増えたみたいな気分だわ。
あの子は恐ろしく頭もいい。本当はもっと全てを理解しているのだろう。
見かねた私に今日は助言に来た、そんな感じだった。
プリセラの言いたかったこと。
それはつまり……。
突然プリセラが畏まって、と言ってもテーブル席に着いたまま頭だけぺこっと小さく下げてきた。
「どういうつもり?」
「んっとー、やっと本当のルフェルミアさんとお話しできたーと思ったから、初めましてーって言ってみたー」
そういうことね。
それなら私も礼には礼で返そう。
「そうね。初めましてプリセラ・グレアンドル」
「凄いなー、自信に満ち溢れてるー。これが素のルフェルミアさんなんだねー。かっこいいー。感情の色がこれまでのどれよりも澄んでて気持ちがいいよー。今までのルフェルミアさん、ぐにゃぐにゃした色で気持ち悪かったー」
「そうなのね。これでもバレるような演技はしてこなかったつもりだけど」
「うんー。あたし以外はだーれもなーんにも、わかってないよー。ルフェルミアさん、とっても演技上手だったもんー。あたしも余計なこと、言ってないから安心してー」
「そう、ありがとう。で、場合によっては私、本当にあなたを始末しなくちゃならないの。あなたなら私の言葉が嘘かどうかわかるから本気さも伝わるわよね」
「わかってるよー。それにあたし、ルフェルミアさんがどんなお仕事をしているのー、とかまでは詮索するつもりはないんだー」
「それなら尚のこと、もう少しはっきり言ってくれない? プリセラ、あなたは私に何を求めているの? 何が目的?」
「えっとねー、あたしはねー、特別何かを求めてるわけじゃないんだー」
「何も求めてない……?」
「うんー。あたしって、好奇心の塊りだから、知りたくなっちゃうとどうしても知り尽くさないと気が済まないんだー。興味ないことはほっとくけどねー」
私から見てもこの子が嘘を言っているようには見えない。
しかし本当に単純な好奇心だけで私を訪ねてきたのだろうか。
「まあでも、できればルフェルミアさんには本当に好きな人と結婚してほしいなあって言うのを伝えたかったって言うのが一番の目的かなあー」
「何よそれ?」
「なんだろー。ルフェルミアさんは昔からそれを強く強く心の底で願っているのに、ずっと叶えられず、しかもウチで好きでもないリアン兄様と結婚させられるルフェルミアさんを見てて、なんというか、かわいそう、な気がしちゃったんだよねー」
「私が昔から……?」
「うん。その強い想いがねー、感情に混じっているの。あたしでもごく僅かにしか感じ取れないけど、ルフェルミアさんはずっとずっと我慢してるし、ずっとずっとそれを待ち望んでるはずなんだよー」
まさかこの子、私の前世の記憶についてまで……。
「だからねー、ルフェルミアさん。事情まではちっともわからないけれど、あたしはルフェルミアさんには自分の心の赴くままに生きてほしいなあって、そう思ったー」
「……何故、この一ヶ月はずっと黙っていたの?」
「前のルフェルミアさんはそういう感情が見えなかったのー。リアン兄様との婚約を発表したあとからかなあ。ルフェルミアさんの感情の色がおかしくなったのがねー。だから気になっちゃってねー。ただそれだけー」
前世の記憶とヴァンの予知夢のことだ。
この二つが私を今がんじがらめにしている。
その複雑な感情をこの子に読み取られたってわけね。
「……そう」
「今の話、他言しても別にいいけどあたし、めんどくさいの大嫌いだから自分の能力についてママとかパパとかにも言ってないんだー。だからできれば言わないで欲しいなー。その方が平穏だからー」
「わかったわ、プリセラのことは絶対他言しない」
「ありがとー」
「プリセラ、あなたがここまで真摯に話してくれたから私も少しだけ話すわ。あなたの言う通り私はリアン様を愛してはいない。けれど誰を本当に愛しているかは自分でもよくわからない。そもそも私は愛するというのがよくわかってない」
「うんうんー」
「この前、リアン様に連れられて今流行りのオペラを観てきたの。凄かったわ」
「あれ凄いよねー。あたしは三回も観たー。感動して泣ける話だったー!」
「ええ、そうね。愛って凄いんだと思ったわ。愛があれほど強い憎しみにまで変わってしまうなんて。ああいうのを観てもっと愛を知りたいとは思ったわ」
「あ、そう見えたんだー。あたしはねー、そうじゃなくて、ヒロインは憎しみに包まれているふりをしながらも、愛深きゆえに元恋人を殺したのが凄いと思ったんだー。元恋人にこれ以上罪を重ねてほしくないという強い願いが深い愛だなーって」
「罪を重ねてほしくないから……?」
「そうー。ほら元恋人は浮気をする際、相手にパートナーがいたらそれを殺しちゃうような異常者だったでしょー? それで何人も殺してさー。その異常者を嫉妬のふりして実は犯罪を重ねてほしくないという理由、その愛で殺したっていうのが凄いなーって思ったー」
アレはそんなお話しだったの……?
私は一回しか観ていないし、内容もやや朧げだ。
「ルフェルミアさんもまた観ておいでー。あたしの言葉のあとなら解釈が変わりそうだもんねー」
「ええ、そうね。そうしてみるわ」
「ルフェルミアさんー、今度からはルミ姉って呼んでいーいー? ルフェルミアって長くてめんどくさいからー」
「……ルミねえ」
「だめー?」
「いいわよ。じゃあ私はプリセラって呼ぶわ」
「おっけーおっけー。じゃあ今日ここで会話したことは何があっても内緒だねー。まあ、あたしはバレても大したことないけどルミ姉の方が困るからねー」
「ええ、そうしましょ。あなたは口がかたそうだし、信用しているわ」
「ありがとー。あ、そうそう、あのケヴィンさんって人にも内緒だからねー」
「わかってるわ。……ところでプリセラ、あなたは結局、私の正体をなんだと思うの?」
「正体ー?」
「知りたがってたじゃない。何か掴めたかしら?」
「あー、んー、別にそういうのはどうでもいいかなー。ルミ姉が自分の気持ちに早く気づけるといいなーって思っただけだからー」
「……そう、わかったわ」
「よいしょっと。紅茶ご馳走様でしたー。またなんかあったら遊びくるねー。ルミ姉バイバーイ」
プリセラはそう言い残して笑顔で私の部屋から出て行ってしまった。
不思議な子だったけど、欠片も敵意、殺意、悪意と言った気配がなく、純真無垢な子だった。
なんだか可愛い妹が増えたみたいな気分だわ。
あの子は恐ろしく頭もいい。本当はもっと全てを理解しているのだろう。
見かねた私に今日は助言に来た、そんな感じだった。
プリセラの言いたかったこと。
それはつまり……。
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