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しおりを挟む第一章 婚約破棄
「マーガレット・グレアム、お前と王子の婚約を破棄する。それに加えて、王家への不敬罪で国外追放を命じる」
ある日、王城に呼び出された私は衝撃を受けました。婚約破棄されたことに対して? いえ、それはあまり気にしていません。王子との婚約はろくなものではなかったですから。身に覚えのない罪状にも驚きましたが……それ以上に驚いたのは追放を命じられたことです。
思わず国王に尋ねてしまいました。
「追放ですか?」
「誰が発言を許したのだ!」
「……」
本当に追放する気なんでしょうか。私は国を守る聖女として生まれた存在なのに。
この王国には、常に一人の聖女が存在します。聖女は貴族の血を引く者から生まれ、国を守るための結界を維持する役割を担う。
そして、今代の聖女はこの私、マーガレット・グレアム。
「貴様の追放に際し、グレアム家からは領地を剥奪し、家門取り潰しとする」
グレアム家はそもそも私一人しかいないですし、領地もただの荒地です。
「王家を侮辱した罪を、しっかりと償うのだな」
だから、侮辱なんてしてませんよ。完全にでっち上げですね。
国王は兵士に命じて私を連行しようとします。
「待ってください、少しだけ言いたいことがあります」
「む、なんだ……仕方がない。最後に発言を許す」
「はい。私を追放するそうですが、結界はどうするつもりで?」
そう言うと、一瞬その場が静まり返りました。そして、直後に大きな笑い声が響き渡ります。
「ぐはははは、結界? そんなもの、まだ信じているのか。ああ、貴様は聖女だったか? もし、本当に結界なんぞがあったとして、我が国が今更そんなものに頼る必要などないだろう」
国王に追従するように王子も口を開きます。
「そうだよ! 父上の言うとおりだ。結界などあるわけがないだろう? 君を婚約者にしたのは、民からの好感度を得るために過ぎない。馬鹿な国民はいまだに結界と聖女の存在を信じているからね」
「ぐふふ、おかげで国民の支持は得ることができた。そして貴様が追放となれば、その人気は王家に移るというものよ」
「父上、それは言わない約束でしょう?」
「む、そうだったな。ぐはははは」
めちゃくちゃ聞こえてますよ、この馬鹿親子。ようするに、人気のある聖女という立場をなくし、国民の支持を王家に集める。それが狙いですか。
「……言いたいことはそれだけです」
そう言って私は口を閉ざしました。
……まさか本当に結界の存在を信じていないとは思いませんでした。本当に馬鹿ですね、この親子。
まあ、何百年も国を守っているとはいえ、結界を感じ取れるのは聖女のみです。
他の人は信じられなくても仕方ないのかもしれないですが……
だけど、結界は紛れもなく存在します。この国を恐ろしい魔の手から守る結界が。
私がいなくなれば、その結界も維持できなくなって消滅するのですけど……関係ないですね。
私は兵士に連れられて屋敷に戻りました。そして、最低限の荷物をまとめて国外追放の準備をします。
お世話になった人にお礼を言いたいですが、そんな時間はもらえなそうです。
そして、私は追放されました。
季節は秋になる頃、冷たい風が吹いています。
国境にある門から追い出され、一人きり。兵士もついてきません。
私にだけ見える結界の膜を抜けて、今まで一度も出たことがない外に出ます。いつもは結界の中から修復などの管理をおこなっていますから。
そのまま歩き始めようと思ったのですが、どうしても王子や国王の顔が脳裏にチラついてしまいますね。このまま追放を受け入れてもいいですが……よし、やってやりましょう。
私は振り返り、他の人には見えない結界にそっと触ります。そして、一呼吸。
「えいっ!」
今までは結界を維持するために聖女の力を使ってきました。ですが、今回はそれを逆に使って、結界を破り捨てます。ただ、それだと結界の膨大な魔力がもったいないので、私が吸収しましょう。
「それじゃあ、結界のない無防備な王国を頑張って守ってくださいね、元婚約者様」
結界がなくなるということは、邪悪な存在が王国に入っていけるということです。たとえば悪魔とか、魔族とかですね。
「お、おお。凄まじい邪気が王国に向かってますね……」
結界がなくなったことに気づいたのか、魔界からたくさんの生命が近づいてます。さて、国王と元婚約者様、王国を守りきれますか? 私には関係のないことですが……混乱する王や王子を想像すると胸がすく思いです。
「さて、私はどうしましょうか……ってあれ、邪気が私にも向かってきているような」
すごく可愛らしい邪気ですが……
邪気の方に近づいてみると、ちょうど私の目線あたりの宙に、魔界と現界――この世界を繋ぐ魔法のゲートが現れます。そして、そこから小さな狼さんが現れました。
「なっ……」
か、か、か……
「可愛いぃぃぃぃ!」
「な、なんだこの人間!?」
「きゃぁぁぁぁ、しゃべったァァァ!?」
ちょっと大袈裟に反応しすぎたのか、狼さんが引いてます。……王国が酷い目にあうことを想像して、テンションが上がっていたのかもしれないですね。
「にしても可愛いですね」
見た目は普通の狼のようですが、とにかく毛がもふもふです。子犬のような大きさなので、それも相まってとても可愛らしいですね。この魔力の雰囲気からして、魔界の生命だとは思うのですが……
ちなみに、魔界の生命は知能がとても高いものが多いです。
「急に冷静になるのだな……して人間。なぜ我の魔法が効かない? さっきから我の魅了魔法を弾き続けているぞ?」
やはり魔界の生命だったようです。話し出しました。魔法も使えるようですね。
「私は聖女ですからねー、そういうのは効きませんよ」
膨大な魔力でできている結界を常日頃管理しているので、聖女は魔力に対しての耐性が高いのです。
「そのようだ……では、力でお前を……!」
「はいはーい、そういうのはダメですよー」
狼は魔力を使って大きくなろうとしますが、私の力で元に戻します。
「なぜだ!?」
「これを言うのは二度目ですが、私、聖女なんですよ。魔界から悪魔公くらい連れてこないと勝てません」
「悪魔公など、そうそういるものではないだろう……兎にも角にも、我はまさか」
「そうですね。私には逆らえません。ということで狼さん、私に従ってください」
口ではお願いしていますが、契約魔法を使ったので逆らえないはずです。契約魔法は本来ならば双方の同意のもと、様々な条件をお互いに課すのですが、魔力に差があるので強制的に結んでしまいました。普通は抵抗されるものですが、元々この狼さん、私に敵対する気持ちが薄かったんでしょうか? あまり抵抗はなかったように思います。
「……契約魔法を無理矢理結んだのだな。めちゃくちゃすぎるだろう、人間。いくら聖女といえど、そこまでできるものでは……」
「結界の力を吸収しましたからね。強いですよー」
「はぁ……契約が成立した以上、我はもう逆らえん。好きにしろ」
狼さんが諦めたように言います。
さすが魔界の生命。力で負けているとわかれば素直ですね。魔界では力がすべて、と聞きますから。
「さて、私はマーガレットです。あなたの名前は?」
「フェンだ」
「フェンですね。よろしくお願いします、とりあえずモフモフさせてください」
「……もふもふ?」
そうです。うぅ、もう我慢できません。フェンに抱き着いて毛のもふもふ具合を堪能します。おぉ、想像以上のもふもふ具合です。これはとろけますね……
とりあえず旅の仲間ができました。しかもモフモフの可愛い狼さんです。
フェンには簡単に事情を説明しました。私が聖女であることや、国を追放されたこと。そのため居場所がないことも。
「してマーガレット、お前の事情は聞いたが、これからどうするのだ? 生活のあてはあるのか?」
「ありませんね」
「……魔界から来た我ですら、それはまずいというのがわかるぞ」
ずっと王国にいましたから、外の世界のことなんてわかりません。この先まっすぐ行けば神聖国という国があるのは知っていますが、あそこの国はどうも狂信的なイメージが強くて嫌です。あとは帝国があるはずですが、あそこも戦争のイメージが強くて嫌です。
「適当に家を作って適当に暮らすのは無理でしょうか」
「それができるのなら、そこら中に人間がいるはずだろう」
とてもまともな返しをされてしまいました。フェンは狼なのに人間の暮らしというものを理解しているのですね。
「いや、私は挑戦します。外界と関わらずのんびり暮らすなんて最高じゃないですか」
王国にいた頃は激務でしたから、のんびり暮らすのは夢のひとつです。やってやりましょう。
「まずは場所の選定です。行きますよ、フェン!」
「う、うむ」
ということで、フェンとともに色々な場所を探し回ります。道中は大きくなったフェンに乗っていたので、私はほとんど動いていませんが。大きくなったフェンはとっても素早く、目まぐるしく景色が変わっていく様は面白かったです。
あと、大きくなっても、もふもふは変わらないみたいです。もふもふー。
「はぁ、はぁ……死ぬ……体力が……」
「おお、ここは素晴らしいですね! きれいな湖があって、大地も浄化されている。植物も多いですし、ここにしましょう」
フェンのおかげで、とてものどかな場所を見つけることができました。きれいな湖があって、周りには人の手が入っていない自然のままの森があります。
どこの国の領地かはわかりませんが……かなり王国からは離れましたね。人の気配もありませんし、ここに決めましょう。
私もいい加減お腹がすきました。フェンも、かなりバテていますが……
「大丈夫ですか? フェン」
「大丈夫なわけないだろう! 一体どれだけ走ったと思ってる!」
「とても助かりました、ありがとうございます」
「どういたしましてと言うべきなのか!?」
元気じゃないですか、フェン。とりあえず私の魔力をあげておきます。フェンの頭をなでなでしながら渡しましょうか。魔界の生まれなら、これで元気になるはずです。
「お、おお!? 凄まじい力だ……」
元気になりましたね。しっぽがぶんぶん動いています。
「ちなみに、狩りはできますか?」
「できると思うが……」
「じゃあなにか私の食べるものをお願いします。お腹が減りました」
追放されるときに、食料をあまり持ち出せなかったので。
私のお願いをフェンはしぶしぶ引き受けて森へ入っていきます。
一人になると、少し寂しいですね。なんだかんだ、フェンはよくしゃべりますから……にしても、王国の方、邪気がだいぶ弱まりましたか? 騎士団が頑張って戦っているのでしょう。
ですが、それでは国王と王子が困るという展開にならないですね。むしろ、魔界の軍勢を退けたと英雄扱いされるかもしれません。
ということで、国王や王子への嫌がらせをしましょう。
まず、魔法を使って、魔界とのゲートを開きましょうか。この魔法はフェンがこちらに来るときに使っていたやつですね。離れたところを繋ぐ魔法です。呼ぶのは……そうですね、悪魔公でも呼びますか。
ちょっと前に悪魔公くらい連れてこないと私には勝てないとフェンに言いましたが、それは百体くらい連れてきたときの話です。一体なら大丈夫。
ただゲートを繋げるだけだと悪魔公が出てくるかわからないので、私の魔力を餌に、ある程度大きな魔力を持っていないと通ることができないという条件のゲートを開きます。
あと、もう一工夫です。こっそり契約魔法を仕込んじゃいましょう。ゲートを通ると契約が成立するようにして、と……よし。これでいいですね!
狙いどおり、ゲートから大きな力を持った悪魔が現れます。さまざまな生物の特徴が入り混じった不気味な見た目。見た目に大きな個体差のある悪魔の中で唯一の共通点は、爛々と輝く魔力に満ちた瞳です。
……ちょっと怖いです。力の差を考えれば問題ないはずですが、見た目の圧力が……
「……我を呼んだのは貴様か、人間」
「はい、私です」
「……下等な人間が我を呼び出すなど、万死に値する! 死ね! ……あれ?」
「ああ、魔法は使えませんよ。そういう契約のもと、作ったゲートですから。それよりも、王国に行って暴れてくれませんか?」
「な、なにを言っているのだ」
「報酬はこれで」
少し多めに魔力を放出して悪魔の前にチラつかせます。おお、迷ってますね。目が泳いでいます。
「……わかった。王国で暴れればいいのだな」
やっぱり、魔界の生命は力の差がわかると、急に話が通じやすくなりますね。
「はい。危なそうだったら逃げても構いません」
「はっ、なにを言っている。我は悪魔公、人間などには負けん!」
そう言って悪魔は魔力を受け取ります。
「……ちなみに、私も人間なのですけど」
私との力量差、伝わってますよね?
「なんか、凄まじい魔力を感じたのだが」
よくわからないという顔をしながら、悪魔さんは旅立っていきました。
行き先は王国ですね。期待してますよ。ぜひあの馬鹿王子と国王の鼻を明かしてやってください。
悪魔さんを見送ると、入れ替わるようにして、フェンが一匹の魔物をくわえて戻ってきました。うさぎっぽい魔物ですね。あれは王国でも人気の食材だったはずです。じゅるり。
「おかえりなさい、フェン。さっき感じたであろう魔力のことはお気になさらず」
「いや、気にするだろう……国が滅ぶほどの魔力だった気がするんだが……」
「もー、フェンは気にしいですね。それよりも、これが獲物ですか」
フェンがくわえてきた魔物はすでに事切れているようです。にしても……おいしい食材になるのは知っていますが、これどうやって捌くのでしょう?
「フェン、捌き方わかりますか?」
「わかると思うのか?」
フェンは高い知能を持つ魔界の生命とはいえ、狼です。知らないですよね。
「困りました。捌き方がわからないと食べられません。あ、そうだ」
さっきの悪魔公をもう一度呼んでみましょう。悪魔というのはとてつもなく長命だと聞きます。捌き方を知っていてもおかしくありません。
さっき旅立ったばかりですが、多少は王国で暴れてくれたでしょうし。仮に暴れ足りなくても、私のご飯の方が大事です。王国への嫌がらせはいつでもできます。
さっき召喚したときに魔力の気配を覚えましたから……えーと……王都のあたりで魔力を探って……見つけました!
ゲートを使って悪魔さんをこっちに連れてきます。便利ですね、この魔法。座標を指定してしまえばどこでも結ぶことができます。まあ、魔力の消費がかなり大きいですけど……
「ということでおかえりなさい、悪魔さん」
「なんだ、そのめちゃくちゃなゲートの使い方は……」
フェンがびっくりしてますね。
「……そこのぽっかり口を開けて驚いている魔狼の反応が正常だ、人間」
どこか諦めたように悪魔さんはつぶやきます。どうしたんでしょう?
なにか王都で辛いことがあったのでしょうか……この悪魔さんの強さなら大丈夫だと思ったのですが。あとでなにかお詫びをしないといけませんね。
とりあえず、今はお腹を満たしましょう。
「悪魔さん、これの捌き方を知ってますか?」
「……この魔物は初めて見たが、まぁ捌けるだろう」
「それはなによりです。では、お願いします」
悪魔さんにナイフを渡します。ですが、受け取ってくれませんね。
「これは契約なのか? また知らぬうちに制限がかかっては困るのだが」
タダで願いを聞くことはないということですね。
「契約がよければ契約にしますよ?」
「契約内容は?」
「うーん、あ、じゃあ受肉させてあげますから、しばらくの間私を助けてください」
悪魔は肉体を持っていませんが、たしか大量の魔力があれば受肉できるんでしたよね。悪魔が魔界から離れて長期間生活するには、受肉して肉体を得る必要があると聞きます。なので肉体を与えることを条件にすればお願いを聞いてくれるはずです!
ということで悪魔さんに魔力を押し込みます。少し苦しそうですが気のせいでしょう。
「もがっ!? …………こんな簡単に受肉してしまうのか」
ある程度魔力を押し込んだところで悪魔さんが受肉して新たな姿に生まれ変わりました。見た目はかなり人に近くなりましたね。二十代後半くらいでしょうか? 顔は……私の魔力が混ざったせいか、ちょっと私の好みが反映されている気がします。
人に近いといっても、魔力に満ちた金色の瞳は変わっていません。
「人間とはこのような存在ばかりなのか……!?」
「……悪魔公よ、この人間が異常なのだ」
「魔狼……」
……あれ? なんで私よりもフェンと仲良くなってるんです?
ちょっと寂しさを感じます。
「あの、悪魔さんの名前は?」
「ない」
「じゃあ……アーさんで。さっそくですが解体をお願いします、アーさん」
「……承知した」
よかった、名前を受け入れてくれました。よし、それじゃあアーさん、解体と調理をお願いします!
わーい、アーさんの解体術のおかげでおいしい晩ご飯が食べられる……!
「そう思ってた時期が私にもありました」
目の前に置かれているのは、きれいに捌かれた肉をそのまま焼いただけの料理です。これは……いくら素材がよくても、素材のままというのは味的に厳しいです。
「それはそうだろう……調味料が一切ないとは思わなかった」
仕方ないでしょう。料理などしたことがないのですから、国外追放されるから調味料を持っていかなきゃという発想にならなかったのです。
「フェンはおいしそうに食べてますね」
「我は元々こういう肉が好きだ」
フェンは生肉をおいしそうに食べています。
「さすがは狼……にしても、冷えてきました」
焚き火をしているとはいえ、湖から吹く風が冷たいです。家が欲しいですね。
「アーさん、家作れます?」
「悪魔が住む家ってどんなものか想像つくのか? つかないだろう、そういうことだ」
たしかに、悪魔が家を持っていてそこでのんびり暮らしている様子など想像がつきません。
「頑張って作るしかありませんね……とりあえず、今日のところはフェンで暖をとりましょう。フェン、大きくなってください」
「はぁ、仕方ない」
嫌々ながらも、ちゃんと大きくなって私が寒くないようにしっぽで包んでくれるあたりフェンは優しいですね。王国にいた頃にはあまり出会わなかった優しさです。
「アーさんは寒くないんですか?」
「受肉したとはいえ悪魔だからな。人間とは違うのだ」
そうですか……では私は寝るとしましょう……ぐう。
「……寝たか」
「寝たな。して魔狼よ、この人間はなんなのだ?」
「聖女と言っていた。王国に張ってあった結界を吸収したらしい」
「どうりで凄まじい力なわけだ……にしても、あの結界はたしか神と人間の間に生まれた勇者が作ったものだったはず。聖女といえどよく吸収できたものだ」
「主が特別なのだ」
「む、主と認めているのか。魔狼よ」
「フェンだ。魔界の生まれならわかるだろう、アーさん。力こそすべてだ」
「まぁ……そうだな。不本意だが、この人間――マーガレットは我よりも強い。それは事実だ」
うん……もう朝ですか。フェンの毛が気持ちよかったのでぐっすり寝ることができました。
「よく寝ました! さぁ、家を作りましょう」
「目覚めた瞬間から元気だな、マーガレットよ」
「おはようございます、アーさん。フェンは……起きなそうですね」
アーさんは悪魔だから寝ないんでしょうか? フェンは朝が弱いタイプですね。朝日を浴びながらも、すやすやととても気持ちよさそうに眠っています。とりあえず朝のモフモフを味わっておきましょう。
「もふもふー」
朝日を吸い込んだフェンのふかふかの毛に顔をうずめます。
応援ありがとうございます!
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