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治らないなら
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学校を退学して冬を迎えた。街の装いもクリスマスが近付いているため。あちこちでイルミネーションの明かりが灯されキラキラと眩しく輝いている。
「すっかり寒くなったね」
「そうだね」
琉生は今年最後の障がい者の会の帰りだった。今日はバスを乗り継いで自分で来たのだ。紅葉は居たが凛は居なかった。その帰りの事だったのだ。
紅葉は新しい障がい者の為の作業所事業を立ち上げ障がい者に社会に出る手助けをしている。まだまだ道半ばだが少しずつ障がい者の社会復帰の手助けをしている。本当に尊敬できる人だと思った。
自分だって病気で苦しいときは現場に出られず代理の者に任せているが出来る限り現場に出て障がい者に声を掛けている。
「琉生くんも家の施設来る?」
「俺はまだ精神的に行けるほど回復はしていないから、もっと善くなったらお邪魔するね?」
「待っているよ」
「でもさ、先生にも言われたんだけど」
琉生が畏まる。
「統合失調症は完治しない病気らしいんだ。俺このままなのかな」
溢れてくる不安。ずっとこのままなのかと言う恐怖様々な感情が琉生の心を支配する。もう忘れてしまいつつある普通の感覚。
「琉生くん」
「・・・・・・」
「俺さこの病名付いたとき高校卒業間近でさ就職先も決まってたのは教えたよね?」
「うん」
「琉生くんは、琉生くんの道を行くのが一番良いと思うのよ!誰にも制限されることのがない琉生くんの道!」
「俺の道・・・・・・」
「治らないと言うなら巧く付き合っていくしかないんだよ!今は本当にしたいこと、やりたいことを見付け、その為によくなることを考えれば良いんだよ」
確かに紅葉の言うことは正しい。琉生がこの先長く辛い人生かもしれないでも真の自分さえ持っていればそれは揺るがない。本当の自分さえ取り戻せば病気がどんなに牙を剥いてきてもホントの強さは自分が持っているのだから大丈夫。
「今は、病気から真の自分のやりたかったことを取り戻す準備の時期なんじゃないかな?」
「俺何が出来るかな?」
「琉生くんには病識があるでしょ?」
「びょうしき?」
「自分が病気だと言う自覚」
「ある。前出来てたこと簡単に出来なくなったのは病気だからかも」
「そ。それが病識これがあるのと無いのじゃ全然違うんだ。まず獲得しないとイケないのは病識なんだ。相手が知らない状態じゃ対処療法だってろくに出来ないからね」
さすが病気と付き合いが長いとこんなにも言葉の重みが違ってくるんだなぁ。と琉生は感心してしまった。
「病識が鎧なら。薬は剣みたいなものだよね!んで体調の悪くなったときに飲むいわゆる頓服は盾だよね?剣で病気をこれ以上強くさせないように攻撃して、でも病気は四方八方から来るから頓服と言う盾をしっかり手にしておかないとイケないんだよ」
なるほど、自分の好きなゲームに例えているとなかなか分かりやすかった。武器だけ強くても防具がボロボロだとダメなんだ。もちろんその逆もダメだ。
「剣や盾・・・・・・」
「今、琉生くんは自分専用の武器と防具を選んでいる段階なんだよね!?その間に病気と言う魔物は襲ってくる。だから今は回避行動つまり現実逃避だって大事」
「なるほど。でも一日中ゲームは不味い?」
「生活のリズムを整えるのも病気に立ち向かう術ではあるけど、琉生くんは今ダメージを負っている。まずはそれをゆっくり癒すのも大事なんだよ。俺たちは怠けてないんだよ四六時中戦いの場に身を投じているんだよ」
紅葉がそう言ってくれるから。経験者目線で言ってくれるから、例え病名は違っても琉生は力が湧いた。
生きようと思ったのだ。
「琉生くん」
次の停留所で降りるボタンを押すと紅葉に声を掛けられた。
「治らないなら寄り添ってごらん楽になるから」
「わかった」
「まずは認めてあげて弱くて病気になってしまった自分を」
「ありがとう。じゃあまた来年会おうね」
「よいお年を~」
琉生がバスを降り次の停留所まで歩く確か自宅方面に行くバスは違うルートのため乗り換えが必要だった。
琉生は自分はダメな奴だと。迷惑ばかり掛ける迷惑ばかり掛ける奴だと思っていた。こんな自分を認めてあげること出来る?でも考えてみたら琉生の味方は沢山居たが琉生の病気の味方をしてくれる人間なんか一人も居なかった。
琉生が琉生の病気を認め自分の中にくっついている病気を病気と認識しそれでもそこに居ても良いってやらないと自分の事を否定しているのと同じだった。もう病気は琉生にくっついて放れはしないんだから巧く付き合って自分は鎧は着ているんだから。大丈夫。
***
「ただいま」
「お帰り」
家に着くと咲愛が迎えてくれた。
「今日は父さんが泊まりだから軽めに済ませようかと思ったけど、琉生なにか食べたいものある?」
「う~ん」
荷物を部屋に置き、リビングで買い物に行く準備をしている咲愛に声を掛けられる。
「母さん。俺に料理教えてくんない?」
「え?」
「母さん。料理作っているとき楽しそうだから。俺もマネしようかなって思って」
咲愛が嬉しそうに微笑んで。
「もちろんよ!」
「うん!じゃあ一緒に買い物行こうよ!」
「そうね!」
その咲愛の顔が本当にキラキラしていて嬉しそうで。琉生は居心地がよかった。
***
「む!今日は味が少し違う!」
杏子が煮物を食べるとそんなことを言う。
「その煮物俺作った」
「え?え?琉生が?」
「初めての割には大分まともだったけど、気付かれたか~」
「え?初めてなの?私より美味しい!」
パクパクと煮物を口に含む杏子。杏子は少ししか料理をしないため大体野菜炒めで終わる。だがなぜかただの野菜炒めなのに杏子が作ると美味しく感じた。杏子は『愛情』って言っていて。なんか嘘臭かった。
「琉生、料理の才能あるんじゃない?」
「いや、母さんに手伝って貰ったから」
「私、アドバイスしただけよ?どれどれ?うんうん!初めてにしては良いんじゃない?」
「ありがと・・・・・・」
次は昌太郎の居るとき何作ろうか?なんて考えている。なんだか、こんなことしか家の事出来ないけど。こういうことから自己肯定感増やして家族としていけば良いじゃないかな?と思ったからだ。
「琉生、今日なんかあった?」
「あ!そうよどうしたの?障がい者の会で何か言われた?」
「いや、いつも普通に気分の自分も、病気で落ちてしまっている自分に自信無くても自分の事嫌いになら無いように、今日は最低限何かやったって思いたくて」
「なにもしなくても琉生は頑張っているよ!病気と戦っている!」
「でも形がないじゃん?心だから!せめて形かあれば俺が楽になる」
琉生が箸を置いて二人に目をやる。
「俺!今の自分。つまり病気の自分を嫌いになりたくない、だから自分を認めてあげたい」
頑張った!って言いたい
頑張れば必ず結果が付いてくる、普通の人みたいに早くはできない。ゆっくり地道にコツコツと歩みたい。確かに頑張れないときもあるでも考え方は変えられる。
「俺、今死にたいと思ってないから。病気に負けて落ちても病気と言う敵に負けたくないし。仲良くしてたい」
「琉生・・・・・・」
「琉生!私、琉生の考え尊重するよ!」
「ありがとう!大丈夫!治らなくても付き合い方は変えられるよ」
琉生が変わった。これからもっとよくなる薬はもっと合わせないとイケないかもしれないけど。
琉生は今まで塞ぎ込んでいた琉生ではない。今目の前に居る琉生は病気である自分を許している。仕方なかった。後悔もしていなかった。やはり学校は辞めてよかったのだ。琉生の考えに余裕が出てきた。誰も並走し競っていない。遅れても良い。歩みを止めてもいい。また立ち上がってくれさえすれば良かったのだ。
統合失調症に完治はない。しかし薬と言う武器で立ち向かい病気の力を弱めることはできるのだ。精神疾患者は社会的弱者ではない。健常者とどこまでも対等なんだ。
「すっかり寒くなったね」
「そうだね」
琉生は今年最後の障がい者の会の帰りだった。今日はバスを乗り継いで自分で来たのだ。紅葉は居たが凛は居なかった。その帰りの事だったのだ。
紅葉は新しい障がい者の為の作業所事業を立ち上げ障がい者に社会に出る手助けをしている。まだまだ道半ばだが少しずつ障がい者の社会復帰の手助けをしている。本当に尊敬できる人だと思った。
自分だって病気で苦しいときは現場に出られず代理の者に任せているが出来る限り現場に出て障がい者に声を掛けている。
「琉生くんも家の施設来る?」
「俺はまだ精神的に行けるほど回復はしていないから、もっと善くなったらお邪魔するね?」
「待っているよ」
「でもさ、先生にも言われたんだけど」
琉生が畏まる。
「統合失調症は完治しない病気らしいんだ。俺このままなのかな」
溢れてくる不安。ずっとこのままなのかと言う恐怖様々な感情が琉生の心を支配する。もう忘れてしまいつつある普通の感覚。
「琉生くん」
「・・・・・・」
「俺さこの病名付いたとき高校卒業間近でさ就職先も決まってたのは教えたよね?」
「うん」
「琉生くんは、琉生くんの道を行くのが一番良いと思うのよ!誰にも制限されることのがない琉生くんの道!」
「俺の道・・・・・・」
「治らないと言うなら巧く付き合っていくしかないんだよ!今は本当にしたいこと、やりたいことを見付け、その為によくなることを考えれば良いんだよ」
確かに紅葉の言うことは正しい。琉生がこの先長く辛い人生かもしれないでも真の自分さえ持っていればそれは揺るがない。本当の自分さえ取り戻せば病気がどんなに牙を剥いてきてもホントの強さは自分が持っているのだから大丈夫。
「今は、病気から真の自分のやりたかったことを取り戻す準備の時期なんじゃないかな?」
「俺何が出来るかな?」
「琉生くんには病識があるでしょ?」
「びょうしき?」
「自分が病気だと言う自覚」
「ある。前出来てたこと簡単に出来なくなったのは病気だからかも」
「そ。それが病識これがあるのと無いのじゃ全然違うんだ。まず獲得しないとイケないのは病識なんだ。相手が知らない状態じゃ対処療法だってろくに出来ないからね」
さすが病気と付き合いが長いとこんなにも言葉の重みが違ってくるんだなぁ。と琉生は感心してしまった。
「病識が鎧なら。薬は剣みたいなものだよね!んで体調の悪くなったときに飲むいわゆる頓服は盾だよね?剣で病気をこれ以上強くさせないように攻撃して、でも病気は四方八方から来るから頓服と言う盾をしっかり手にしておかないとイケないんだよ」
なるほど、自分の好きなゲームに例えているとなかなか分かりやすかった。武器だけ強くても防具がボロボロだとダメなんだ。もちろんその逆もダメだ。
「剣や盾・・・・・・」
「今、琉生くんは自分専用の武器と防具を選んでいる段階なんだよね!?その間に病気と言う魔物は襲ってくる。だから今は回避行動つまり現実逃避だって大事」
「なるほど。でも一日中ゲームは不味い?」
「生活のリズムを整えるのも病気に立ち向かう術ではあるけど、琉生くんは今ダメージを負っている。まずはそれをゆっくり癒すのも大事なんだよ。俺たちは怠けてないんだよ四六時中戦いの場に身を投じているんだよ」
紅葉がそう言ってくれるから。経験者目線で言ってくれるから、例え病名は違っても琉生は力が湧いた。
生きようと思ったのだ。
「琉生くん」
次の停留所で降りるボタンを押すと紅葉に声を掛けられた。
「治らないなら寄り添ってごらん楽になるから」
「わかった」
「まずは認めてあげて弱くて病気になってしまった自分を」
「ありがとう。じゃあまた来年会おうね」
「よいお年を~」
琉生がバスを降り次の停留所まで歩く確か自宅方面に行くバスは違うルートのため乗り換えが必要だった。
琉生は自分はダメな奴だと。迷惑ばかり掛ける迷惑ばかり掛ける奴だと思っていた。こんな自分を認めてあげること出来る?でも考えてみたら琉生の味方は沢山居たが琉生の病気の味方をしてくれる人間なんか一人も居なかった。
琉生が琉生の病気を認め自分の中にくっついている病気を病気と認識しそれでもそこに居ても良いってやらないと自分の事を否定しているのと同じだった。もう病気は琉生にくっついて放れはしないんだから巧く付き合って自分は鎧は着ているんだから。大丈夫。
***
「ただいま」
「お帰り」
家に着くと咲愛が迎えてくれた。
「今日は父さんが泊まりだから軽めに済ませようかと思ったけど、琉生なにか食べたいものある?」
「う~ん」
荷物を部屋に置き、リビングで買い物に行く準備をしている咲愛に声を掛けられる。
「母さん。俺に料理教えてくんない?」
「え?」
「母さん。料理作っているとき楽しそうだから。俺もマネしようかなって思って」
咲愛が嬉しそうに微笑んで。
「もちろんよ!」
「うん!じゃあ一緒に買い物行こうよ!」
「そうね!」
その咲愛の顔が本当にキラキラしていて嬉しそうで。琉生は居心地がよかった。
***
「む!今日は味が少し違う!」
杏子が煮物を食べるとそんなことを言う。
「その煮物俺作った」
「え?え?琉生が?」
「初めての割には大分まともだったけど、気付かれたか~」
「え?初めてなの?私より美味しい!」
パクパクと煮物を口に含む杏子。杏子は少ししか料理をしないため大体野菜炒めで終わる。だがなぜかただの野菜炒めなのに杏子が作ると美味しく感じた。杏子は『愛情』って言っていて。なんか嘘臭かった。
「琉生、料理の才能あるんじゃない?」
「いや、母さんに手伝って貰ったから」
「私、アドバイスしただけよ?どれどれ?うんうん!初めてにしては良いんじゃない?」
「ありがと・・・・・・」
次は昌太郎の居るとき何作ろうか?なんて考えている。なんだか、こんなことしか家の事出来ないけど。こういうことから自己肯定感増やして家族としていけば良いじゃないかな?と思ったからだ。
「琉生、今日なんかあった?」
「あ!そうよどうしたの?障がい者の会で何か言われた?」
「いや、いつも普通に気分の自分も、病気で落ちてしまっている自分に自信無くても自分の事嫌いになら無いように、今日は最低限何かやったって思いたくて」
「なにもしなくても琉生は頑張っているよ!病気と戦っている!」
「でも形がないじゃん?心だから!せめて形かあれば俺が楽になる」
琉生が箸を置いて二人に目をやる。
「俺!今の自分。つまり病気の自分を嫌いになりたくない、だから自分を認めてあげたい」
頑張った!って言いたい
頑張れば必ず結果が付いてくる、普通の人みたいに早くはできない。ゆっくり地道にコツコツと歩みたい。確かに頑張れないときもあるでも考え方は変えられる。
「俺、今死にたいと思ってないから。病気に負けて落ちても病気と言う敵に負けたくないし。仲良くしてたい」
「琉生・・・・・・」
「琉生!私、琉生の考え尊重するよ!」
「ありがとう!大丈夫!治らなくても付き合い方は変えられるよ」
琉生が変わった。これからもっとよくなる薬はもっと合わせないとイケないかもしれないけど。
琉生は今まで塞ぎ込んでいた琉生ではない。今目の前に居る琉生は病気である自分を許している。仕方なかった。後悔もしていなかった。やはり学校は辞めてよかったのだ。琉生の考えに余裕が出てきた。誰も並走し競っていない。遅れても良い。歩みを止めてもいい。また立ち上がってくれさえすれば良かったのだ。
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