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9章 この世界におけるプレイヤー
ビアステット家との交渉
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そうして私たちは地上に戻り、カステッロのいるビアステット家を訪問することにした。メンバーは私とウォルターとソルだ。ジャスティンは私たちが借りているプローレス家の離れで今日もグラシアノと弓の稽古をしている。
グラシアノは私にテイムされたままだ。そして今は離れの家のジャスティンと同じ部屋で起居している。グラシアノは地上での暮らしに満足しているらしい。真っ暗な転移陣の中で誰かが現れるたびに怯えて過ごすよりはずっといい。
一緒にいる時間が増えたからか、以前よりグラシアノと親しくなれた気はする。私よりずっとジャスティンに懐いているけれど。2人でいるとやはり兄弟みたいだ。
グラシアノをテイムすることに難色を示しているのはアレクだけ。アレクが嫌な顔をするので、ダンジョンに潜る時は奴隷紋を描いた首筋にはスカーフを巻いている。けれどもそれ以外ではグラシアノは自主的に紋を晒している。グラシアノが地上で暮らすにはそれよりも大きな問題が存在するからだ。
グラシアノの角と尻尾。それはフードをかぶっていても陽の光の下では明らかだった。エルフの姿のギローディエと違って、魔族はたいていの場合人間とは敵対的な種族だ。だから1人で街を歩く時にはテイムされていることと、所属の紋を明らかにする必要がある。ぞうでなければ討伐される可能性がある。
グラシアノは最初はプローレス家でも警戒されていた。けれども持ち前の人懐っこさであっという間に溶け込んだ。今朝も2階の窓から見下ろすと、庭師と仲良く庭木に水やりをしていた。 私が2階でみんなの装備を繕っていて、ジャスティンも別用で出かけている時、グラシアノは弓の練習をしたりプローレス家の庭をうろついたり、時にはメイドさんたちとお菓子を食べたりして過ごしている。
いつのまにか、魔族であってもこの地上に馴染んでいけるのかもしれない。そうなるといいと思う。
けれども今はそんなことより目の前のカステッロだ。
「申し入れを拒否する」
「……それは俺がいるから、ではないよな」
「勿論だ。従姉妹殿とは気が合わぬが、これはビアステット家の事業だ。鉱山の一部を貸し出すより自前で開発したほうが儲けがいい」
「全ての鉱山を同時に採掘するわけにもいかないでしょう? あまり手をつけていない鉱山をお貸し願えないでしょうか」
「それも拒否する。他家とは、例え王家といえどもダンジョン攻略中は競い合う関係にある。他家の力を増す行為は了承しえない」
取り付く島がない。
「それでは……ゲンスハイマー家が貴家が自ら採掘する以上の利益を生み出し、互いに利益を得るという内容であればご検討頂けるのでしょうか」
「検討はするが、そもそもイェールヴィーンの鉱山の全てはビアステット家の支配下にある。ギルドの占有登録は原則的には着手、つまり掘り始めていないなら登録はできないが、ドワーフどもとの契約で占有したという形式は整えている。それにドワーフどもはあの一帯を自らの所有物と認識しているから、何の合意もなく勝手に掘り始めると諍いになるぞ」
「認識しております。ご忠告ありがとうございます。けれども採掘以外であれば、問題はないということですよね」
「それはそうだが。どうするつもりだ」
「様々に検討をしておりますが、当面はティーフベルグを掘ってみたいと思います」
「ティーフベルグ? うちの技師にも検討させたが、あの辺り一帯には良質な鉱脈がないと聞く」
「そうかもしれません。けれども何かを見つけるかもしれません」
「あの、カステッロ様」
カステッロの後ろに立つギローディエが声を発する。
カステッロは発言を遮り、しばし何かを考え込んだ。
ああ、そうか。ギローディエがいれば知っているはずだ。ティーフベルグのあたりにベルセシオ、とわからなくても同種の存在が埋まっていることを。カステッロはそのうち、何らかの結論を導いたのだろう、腕組みを解いた。
「ギローディエ、意見を述べよ」
「この方たちが掘るのなら、私もティーフベルグに行ってみたいの」
「行ってどうする」
「どうもしないわ。グラシアノちゃんもいるのよね。私はわからないのが気持ち悪いのよ。それにカステッロ様のお側近くに控えるっていっても普段は立っているだけでしょう?」
「まぁな。ふむ……。お前らはどの鉱山を使いたいのだ」
カステッロは広い執務机に37階層の地図を広げ、ウォルターがこのあたりだと示す。そこはイェールヴィーンの外れにあって、運搬などにも不便な場所だ。このあたりの道の整備も未だなされていなかった。
「色々見て回ったが、このあたりはビアステット家もまだ手をいれていないだろう? 道は勝手に俺が敷く。お前らがその分得するだろう。なんなら必要な技術は提供しよう。王家は技術を隠したりしないからな」
ウォルターの挑むような言葉に、ふん、と鼻を鳴らしたカステッロは、その豪奢な彫刻のなされた机の引き出しから帳面を取り出し捲り始める。産出量か何かのデータのようだ。
「確かにそのあたりの採掘に着手するのは随分先になりそうだ」
「1年の借款でいい。そのくらいあればマリーがグローリーフィアを倒す。そうなれば用済みだ。後は必要があれば王家が交渉するだろう」
「マリオン嬢が?」
カステッロは怪訝な顔で私を見て、ウォルターとの間で視線を動かし、ため息をつく。
「わかった。では1年分相当の利益を持って来い。それからゲンスハイマー家がティーフベルグを掘るならギローディエを連れて行け。その間、ギローディエを好きに使っていい。ティーフベルグでゲンスハイマー家が得たものにビアステッド家は権利を主張しない。それならば鉱山の採掘を検討しよう」
「俺はいいと思うけど」
「私も特には……ソルはどう?」
「そうだな。ではギローディエの紋にゲンスハイマー家のパーティ及び資産に危害を加えないこと、それから同行を解除して後も含めて、ゲンスハイマー家について知り得た情報はゲンスハイマー家の許可がない限り、いかなる理由があっても口外しないという内容を追加してもらおう」
「ふむ、道理だな。ギローディエ、それでよいか」
「いいわよぅ。皆さんよろしくねぇ」
紋章師が呼ばれ、そのように紋が書き加えられた。
ソルがグラシアノに紋を刻む時は墨のようなもので皮膚に書いていただけだけれど、紋章師がギローディエに刻む印は入れ墨のように墨を体に浸透させるものらしい。なんだか酷く痛そうで、うめき声をあげないまでもギローディエは脂汗を浮かべている。
本来の奴隷紋というのはこういうものなのかな。酷く、痛ましい。
そんなこんなで、なぜだかギローディエが私達のパーティに加わった。
グラシアノは私にテイムされたままだ。そして今は離れの家のジャスティンと同じ部屋で起居している。グラシアノは地上での暮らしに満足しているらしい。真っ暗な転移陣の中で誰かが現れるたびに怯えて過ごすよりはずっといい。
一緒にいる時間が増えたからか、以前よりグラシアノと親しくなれた気はする。私よりずっとジャスティンに懐いているけれど。2人でいるとやはり兄弟みたいだ。
グラシアノをテイムすることに難色を示しているのはアレクだけ。アレクが嫌な顔をするので、ダンジョンに潜る時は奴隷紋を描いた首筋にはスカーフを巻いている。けれどもそれ以外ではグラシアノは自主的に紋を晒している。グラシアノが地上で暮らすにはそれよりも大きな問題が存在するからだ。
グラシアノの角と尻尾。それはフードをかぶっていても陽の光の下では明らかだった。エルフの姿のギローディエと違って、魔族はたいていの場合人間とは敵対的な種族だ。だから1人で街を歩く時にはテイムされていることと、所属の紋を明らかにする必要がある。ぞうでなければ討伐される可能性がある。
グラシアノは最初はプローレス家でも警戒されていた。けれども持ち前の人懐っこさであっという間に溶け込んだ。今朝も2階の窓から見下ろすと、庭師と仲良く庭木に水やりをしていた。 私が2階でみんなの装備を繕っていて、ジャスティンも別用で出かけている時、グラシアノは弓の練習をしたりプローレス家の庭をうろついたり、時にはメイドさんたちとお菓子を食べたりして過ごしている。
いつのまにか、魔族であってもこの地上に馴染んでいけるのかもしれない。そうなるといいと思う。
けれども今はそんなことより目の前のカステッロだ。
「申し入れを拒否する」
「……それは俺がいるから、ではないよな」
「勿論だ。従姉妹殿とは気が合わぬが、これはビアステット家の事業だ。鉱山の一部を貸し出すより自前で開発したほうが儲けがいい」
「全ての鉱山を同時に採掘するわけにもいかないでしょう? あまり手をつけていない鉱山をお貸し願えないでしょうか」
「それも拒否する。他家とは、例え王家といえどもダンジョン攻略中は競い合う関係にある。他家の力を増す行為は了承しえない」
取り付く島がない。
「それでは……ゲンスハイマー家が貴家が自ら採掘する以上の利益を生み出し、互いに利益を得るという内容であればご検討頂けるのでしょうか」
「検討はするが、そもそもイェールヴィーンの鉱山の全てはビアステット家の支配下にある。ギルドの占有登録は原則的には着手、つまり掘り始めていないなら登録はできないが、ドワーフどもとの契約で占有したという形式は整えている。それにドワーフどもはあの一帯を自らの所有物と認識しているから、何の合意もなく勝手に掘り始めると諍いになるぞ」
「認識しております。ご忠告ありがとうございます。けれども採掘以外であれば、問題はないということですよね」
「それはそうだが。どうするつもりだ」
「様々に検討をしておりますが、当面はティーフベルグを掘ってみたいと思います」
「ティーフベルグ? うちの技師にも検討させたが、あの辺り一帯には良質な鉱脈がないと聞く」
「そうかもしれません。けれども何かを見つけるかもしれません」
「あの、カステッロ様」
カステッロの後ろに立つギローディエが声を発する。
カステッロは発言を遮り、しばし何かを考え込んだ。
ああ、そうか。ギローディエがいれば知っているはずだ。ティーフベルグのあたりにベルセシオ、とわからなくても同種の存在が埋まっていることを。カステッロはそのうち、何らかの結論を導いたのだろう、腕組みを解いた。
「ギローディエ、意見を述べよ」
「この方たちが掘るのなら、私もティーフベルグに行ってみたいの」
「行ってどうする」
「どうもしないわ。グラシアノちゃんもいるのよね。私はわからないのが気持ち悪いのよ。それにカステッロ様のお側近くに控えるっていっても普段は立っているだけでしょう?」
「まぁな。ふむ……。お前らはどの鉱山を使いたいのだ」
カステッロは広い執務机に37階層の地図を広げ、ウォルターがこのあたりだと示す。そこはイェールヴィーンの外れにあって、運搬などにも不便な場所だ。このあたりの道の整備も未だなされていなかった。
「色々見て回ったが、このあたりはビアステット家もまだ手をいれていないだろう? 道は勝手に俺が敷く。お前らがその分得するだろう。なんなら必要な技術は提供しよう。王家は技術を隠したりしないからな」
ウォルターの挑むような言葉に、ふん、と鼻を鳴らしたカステッロは、その豪奢な彫刻のなされた机の引き出しから帳面を取り出し捲り始める。産出量か何かのデータのようだ。
「確かにそのあたりの採掘に着手するのは随分先になりそうだ」
「1年の借款でいい。そのくらいあればマリーがグローリーフィアを倒す。そうなれば用済みだ。後は必要があれば王家が交渉するだろう」
「マリオン嬢が?」
カステッロは怪訝な顔で私を見て、ウォルターとの間で視線を動かし、ため息をつく。
「わかった。では1年分相当の利益を持って来い。それからゲンスハイマー家がティーフベルグを掘るならギローディエを連れて行け。その間、ギローディエを好きに使っていい。ティーフベルグでゲンスハイマー家が得たものにビアステッド家は権利を主張しない。それならば鉱山の採掘を検討しよう」
「俺はいいと思うけど」
「私も特には……ソルはどう?」
「そうだな。ではギローディエの紋にゲンスハイマー家のパーティ及び資産に危害を加えないこと、それから同行を解除して後も含めて、ゲンスハイマー家について知り得た情報はゲンスハイマー家の許可がない限り、いかなる理由があっても口外しないという内容を追加してもらおう」
「ふむ、道理だな。ギローディエ、それでよいか」
「いいわよぅ。皆さんよろしくねぇ」
紋章師が呼ばれ、そのように紋が書き加えられた。
ソルがグラシアノに紋を刻む時は墨のようなもので皮膚に書いていただけだけれど、紋章師がギローディエに刻む印は入れ墨のように墨を体に浸透させるものらしい。なんだか酷く痛そうで、うめき声をあげないまでもギローディエは脂汗を浮かべている。
本来の奴隷紋というのはこういうものなのかな。酷く、痛ましい。
そんなこんなで、なぜだかギローディエが私達のパーティに加わった。
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