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第23章 力のご利用は計画的にらしいですよ⁉︎
330話 運ゲーム?
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白銀家の屋敷に祠からテレポートで帰って来たアラヤ達は、室内に並べられた木箱に躓き転びそうになる。
「何でこんなに木箱が?」
2、3段に積み重ねられて並べられた木箱からは果物の香りがする。木箱の中身はほとんどが果物や野菜の様だ。
「お、お帰り~」
木箱の影から、ツァンナがコソッと顔を出す。
「これは何のつもり?」
「いや、ハハハ…。今から出発だろう?特産品をお土産にどうかなと思ってね…」
「つまり、跡継ぎ資格があるかを勝手に調べようとしたお詫びかな?」
ツァンナは素直に頭を下げた。
「…すまない、その通りだ。今までも、見つけた雄にはあの祠の試練を受けてもらっていた。あの祠は、勇者の資質を持つ者に力を与えると言われている。というのも、我がアルジェント家の者達はその資質を持っているからに他ならない」
「じゃあ、資質が無い雄だった場合には、例え好いた雄であろうとも諦めると?」
「…そうだ。そんなしきたりが嫌で、クレアは家を出て行ったのだがね」
「ふうん…そんなに血筋が大事なんですかね?」
「無論だ。より良い子孫を残すのが、先に生を受けた者の勤めだろう?勇者の資質は、正に良い伴侶を選ぶ基準となるのだ」
確かに優れた遺伝子を後世に繋ぐのは大事だろう。
クララの母親であるクレアも、少なからず勇者の血筋だったわけだ。そして、それはクララにも引き継がれている。
だけど、勇者の資質にこだわり過ぎて心が伴わないのは違うと思うんだよなぁ。
「そうか、それなら残念だったね。俺や主様は、勇者とは真反対の魔王だから、勇者の資質は無い。貴女が言う跡継ぎ候補にはならないよね」
「…魔王?」
「まぁ、謝罪は有り難く受け取るよ。でも、跡継ぎの件はもう諦めてね?」
全ての木箱を亜空間収納へと収納すると、アラヤは主様を連れてさっさと月の庭へとテレポートした。
残されたクララは、ツァンナに近寄ると頭を下げる。
「子孫は沢山残します。だけど、白銀家の跡継ぎにするつもりはありません。そもそも【白銀の牙】は、白銀家だけに由来しているわけではありませんよね?母も冒険者の父と結ばれて私を産んでくれました。そこに資質の有無は関係ありません。伯母様も、そこに縛られずに頑張ってください」
再び頭を下げた後、考え込むツァンナをそのままにクララはモーントガルテンへとテレポートした。
「……魔王の血筋も、有りなんじゃない?」
そうね、勇者にこだわる必要は無い。優れた血筋なら、魔王の血筋を探すのも良いかもしれない。
開き直ったツァンナは、先ずはパガヤ王国内に魔王の血筋の者が居ないかを調べようと、やる気をみなぎらせるのだった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
空中公国モーントガルテンの管制室。
クララの到着待ちだったアラヤ達は、ようやく意識がしっかり回復してきた主様に話を聞いていた。
「う~ん、なんでフレイ神相手に無謀な勝負を挑んだのさ?」
「…えぇ?彼奴等はフレイ神だったの⁉︎」
「ん?知らずに戦ったの?」
「それがさ、祠に招かれてみたらいきなり襲われてね。最初は黒人の槍使いだったかな?」
「最初?」
「そう。その次は中華的な女性の格闘家、その次は白人の魔術士、その次は…」
「ちょっと待って?やっぱり試練らしき事はあったの?」
「そうだね。1人倒したら次が出るって感じで、43人くらいまでは何とか勝てたんだけど…」
何だよ、試練あるならやりたかったな。あの空間なら手加減無しの全力が出せただろうし。
「多分、全員勇者だった奴等だろうね。めちゃくちゃ強かったし、分別の勇者らしき奴も居たからね」
「歴代の勇者かぁ…。ある意味、技能とか分かったんじゃない?」
勇者特有の技とか知れたんなら、これはかなりの役立つ情報だよね?
「ん~、どうだろう。使える技能がランダム5個固定されてたからなぁ…途中まで運良く2個以上が良い技能だったけど、俺が負けた時、技能は鑑定、酒豪、暗視眼、窒息耐性、体温調節だよ?あ、流石に無理だって思ったね。技能が多過ぎるのが仇になった戦いだったよ」
ランダム技能固定か…運ゲーだな。勇者相手に身体強化無いだけでかなりキツイ筈だ。そんな状態で43勝って、逆に凄くないか?
「それって、勇者側は技能数はどんな感じ?」
「ん~、数は少なかった印象だね。向こうもランダムみたいだったけど、身体強化系と武技系は必ず持ってたかな。攻撃、支援、回復魔法系や耐性はまちまちな印象だった。あまり技能を増やさず熟練度が高いってイメージだよ。まぁ、最後は勤勉の勇者みたいな奴に負けたんだけどね。足蹴にされて抑えられたら何もできなくなった」
その後に俺が来たわけか。まぁ、フレイ神的には全て分かっていたのだろうけど。
「まぁ、戦闘記憶は後で俺に共有してくれ。他のみんな(分身体)にも共有するからさ」
「分かった」
その後、クララが帰ってきて、とうとうパガヤ王国を出発する事になった。
「すみません、ムシハ連邦国がそんな事態になっていたのに、出発を遅らせる手間をかけてしまいました」
「遅れてもいないよ、みんなも準備があったからね。そんな事より、クララにはインガス領に入ってからはカオリの機動力になってもらうよ。ヌル虚無教団と出会す可能性があるからね」
「はい、承りました」
移動手段は飛竜やテレポートがあるけど、的確な判断力があるクララなら、不足な事態でも臨機応変に動けるから間違いない。
「さてと…モザンピア領も気になるが、インガス領といえばやはりベヒモスだよなぁ」
「その事も含めて、一度大罪教の方と話をするべきかもですね?」
「という事は…あの人か…」
アヤコが言わんとする人物を思い浮かべると、アラヤはあまり気乗りできなかった。
ハウン達の手配やテレポートの魔導書など、彼からはいろいろと助けて貰ったのだけど、正直信用できるとは言い難いのもある。
とはいえ、確かに彼以上にベヒモスの現状を知る大罪教の知り合いは居ない。
結局、インガス領に到着して直ぐに念話で呼び掛けると、直ぐにでも会ってくれる事になった。
場所は、オモカツタの街の西門前。
アラヤ、アスピダ、アヤコの3人で待っていると、また気配を感じさせる事無く門柱の裏から姿を現した。
「お待たせしましたかな?」
「いいえ、今しがた着いたばかりですよ、ベルフェル司教殿」
見た目は相変わらずの強面の老人だが、実力の分からない人物だ。
「それでは場所を移しましょうか。大公様をこんな場所で立ち話させるわけにはいきませんからね?」
「そうですね、ここでは話し辛い内容ですので、場所はお任せしますよ」
「では案内します」
ベルフェル司教の後をついて行く途中、辺りを見渡していると、街に活気がある事に気付く。
復興もだいぶ進み、全盛期の街の活気が戻って来ている様だ。
この分なら、別行動の食材・調味料調達班や物品販売班も成果を上げるだろう。
「ここです」
着いた場所は、大罪教の教会だった。確かに場所は任せると言ったけど、明らかに怪しい。
魔導感知には反応は無いが、熱感知と大気感知には確かに教会内部には数名隠れている。
「司教、ただの会談ですよね?」
「ええ。もちろんです。中に居るのは、貴方の知り合いですよ。もっとも、貴方が来る事を聞いて、脅かす気満々だった様ですが…暖かく対応してあげてください」
暖かい対応って…。まぁ、先に気配を感じたのは仕方ないよね?
ベルフェル司教が先に入り、アラヤ達も教会内に入ると、やはり魔力制御で姿を潜ませて誰も居ない様に見える。
中央通路を通り、フレイア像の前に向かおうとしたところで、隠れていた全員が姿を現した。
「わっ‼︎どうだ、ビックリしたか?」
現れたのは、オモカツタの冒険者ギルマスであるカザック、分別の勇者ウィリアム=ジャッジ、ウィリアムの配下であるサラだった。
「…わー、驚いたー(棒読み)」
「嘘つけっ⁉︎その反応は気付いておったじゃろう⁉︎」
「やはり、覚えたての魔力制御では通用しないか。流石だな、アラヤ殿」
「どうせ、貴方達も魔力制御もできるんでしょう?国王になったって聞いた後だと、流石にもう驚かないわ」
「「「ぷっ、アハハハ…‼︎」」」
お互いの顔を見合わせた後、思わず笑ってしまった。彼等も、見破られるのを分かった上で行動したに違いない。
それにしても、ギルマスだけでなく、勇者を交えての話になるとは思わなかった。
「司教、何故みんなまで?そもそも、大罪教の教会には、団員以外の立ち入りは禁止な筈じゃ?」
「ええ、そうですよ。だからこそ、魔力制御で気配を消していただいてたのですがね。まぁ、団員には気付かれていないので、及第点といったところでしょう」
いや、大気感知にも引っ掛からない貴方が異常だと思いますが?
熱感知にも引っ掛からないところを考えると、妨害系の技能も使用しているのだろうな。
「さて、皆さんを集めた理由もですが、先ずは席に着き落ち着きましょうか。最近は腰が痛くて大変でしてね」
ベルフェル司教に限って、そんな事無いだろうとみんなは苦笑いしながら着席した。
「では、皆さんで現状把握を始めましょうか」
確かにこの教会なら人は集まらない。
当初はただ話を聞くだけのつもりだったのだけど、何故か、奇妙なメンバー達での話を始めるの事になったのだった。
「何でこんなに木箱が?」
2、3段に積み重ねられて並べられた木箱からは果物の香りがする。木箱の中身はほとんどが果物や野菜の様だ。
「お、お帰り~」
木箱の影から、ツァンナがコソッと顔を出す。
「これは何のつもり?」
「いや、ハハハ…。今から出発だろう?特産品をお土産にどうかなと思ってね…」
「つまり、跡継ぎ資格があるかを勝手に調べようとしたお詫びかな?」
ツァンナは素直に頭を下げた。
「…すまない、その通りだ。今までも、見つけた雄にはあの祠の試練を受けてもらっていた。あの祠は、勇者の資質を持つ者に力を与えると言われている。というのも、我がアルジェント家の者達はその資質を持っているからに他ならない」
「じゃあ、資質が無い雄だった場合には、例え好いた雄であろうとも諦めると?」
「…そうだ。そんなしきたりが嫌で、クレアは家を出て行ったのだがね」
「ふうん…そんなに血筋が大事なんですかね?」
「無論だ。より良い子孫を残すのが、先に生を受けた者の勤めだろう?勇者の資質は、正に良い伴侶を選ぶ基準となるのだ」
確かに優れた遺伝子を後世に繋ぐのは大事だろう。
クララの母親であるクレアも、少なからず勇者の血筋だったわけだ。そして、それはクララにも引き継がれている。
だけど、勇者の資質にこだわり過ぎて心が伴わないのは違うと思うんだよなぁ。
「そうか、それなら残念だったね。俺や主様は、勇者とは真反対の魔王だから、勇者の資質は無い。貴女が言う跡継ぎ候補にはならないよね」
「…魔王?」
「まぁ、謝罪は有り難く受け取るよ。でも、跡継ぎの件はもう諦めてね?」
全ての木箱を亜空間収納へと収納すると、アラヤは主様を連れてさっさと月の庭へとテレポートした。
残されたクララは、ツァンナに近寄ると頭を下げる。
「子孫は沢山残します。だけど、白銀家の跡継ぎにするつもりはありません。そもそも【白銀の牙】は、白銀家だけに由来しているわけではありませんよね?母も冒険者の父と結ばれて私を産んでくれました。そこに資質の有無は関係ありません。伯母様も、そこに縛られずに頑張ってください」
再び頭を下げた後、考え込むツァンナをそのままにクララはモーントガルテンへとテレポートした。
「……魔王の血筋も、有りなんじゃない?」
そうね、勇者にこだわる必要は無い。優れた血筋なら、魔王の血筋を探すのも良いかもしれない。
開き直ったツァンナは、先ずはパガヤ王国内に魔王の血筋の者が居ないかを調べようと、やる気をみなぎらせるのだった。
◇ ◆ ◇ ◆ ◇ ◆ ◇
空中公国モーントガルテンの管制室。
クララの到着待ちだったアラヤ達は、ようやく意識がしっかり回復してきた主様に話を聞いていた。
「う~ん、なんでフレイ神相手に無謀な勝負を挑んだのさ?」
「…えぇ?彼奴等はフレイ神だったの⁉︎」
「ん?知らずに戦ったの?」
「それがさ、祠に招かれてみたらいきなり襲われてね。最初は黒人の槍使いだったかな?」
「最初?」
「そう。その次は中華的な女性の格闘家、その次は白人の魔術士、その次は…」
「ちょっと待って?やっぱり試練らしき事はあったの?」
「そうだね。1人倒したら次が出るって感じで、43人くらいまでは何とか勝てたんだけど…」
何だよ、試練あるならやりたかったな。あの空間なら手加減無しの全力が出せただろうし。
「多分、全員勇者だった奴等だろうね。めちゃくちゃ強かったし、分別の勇者らしき奴も居たからね」
「歴代の勇者かぁ…。ある意味、技能とか分かったんじゃない?」
勇者特有の技とか知れたんなら、これはかなりの役立つ情報だよね?
「ん~、どうだろう。使える技能がランダム5個固定されてたからなぁ…途中まで運良く2個以上が良い技能だったけど、俺が負けた時、技能は鑑定、酒豪、暗視眼、窒息耐性、体温調節だよ?あ、流石に無理だって思ったね。技能が多過ぎるのが仇になった戦いだったよ」
ランダム技能固定か…運ゲーだな。勇者相手に身体強化無いだけでかなりキツイ筈だ。そんな状態で43勝って、逆に凄くないか?
「それって、勇者側は技能数はどんな感じ?」
「ん~、数は少なかった印象だね。向こうもランダムみたいだったけど、身体強化系と武技系は必ず持ってたかな。攻撃、支援、回復魔法系や耐性はまちまちな印象だった。あまり技能を増やさず熟練度が高いってイメージだよ。まぁ、最後は勤勉の勇者みたいな奴に負けたんだけどね。足蹴にされて抑えられたら何もできなくなった」
その後に俺が来たわけか。まぁ、フレイ神的には全て分かっていたのだろうけど。
「まぁ、戦闘記憶は後で俺に共有してくれ。他のみんな(分身体)にも共有するからさ」
「分かった」
その後、クララが帰ってきて、とうとうパガヤ王国を出発する事になった。
「すみません、ムシハ連邦国がそんな事態になっていたのに、出発を遅らせる手間をかけてしまいました」
「遅れてもいないよ、みんなも準備があったからね。そんな事より、クララにはインガス領に入ってからはカオリの機動力になってもらうよ。ヌル虚無教団と出会す可能性があるからね」
「はい、承りました」
移動手段は飛竜やテレポートがあるけど、的確な判断力があるクララなら、不足な事態でも臨機応変に動けるから間違いない。
「さてと…モザンピア領も気になるが、インガス領といえばやはりベヒモスだよなぁ」
「その事も含めて、一度大罪教の方と話をするべきかもですね?」
「という事は…あの人か…」
アヤコが言わんとする人物を思い浮かべると、アラヤはあまり気乗りできなかった。
ハウン達の手配やテレポートの魔導書など、彼からはいろいろと助けて貰ったのだけど、正直信用できるとは言い難いのもある。
とはいえ、確かに彼以上にベヒモスの現状を知る大罪教の知り合いは居ない。
結局、インガス領に到着して直ぐに念話で呼び掛けると、直ぐにでも会ってくれる事になった。
場所は、オモカツタの街の西門前。
アラヤ、アスピダ、アヤコの3人で待っていると、また気配を感じさせる事無く門柱の裏から姿を現した。
「お待たせしましたかな?」
「いいえ、今しがた着いたばかりですよ、ベルフェル司教殿」
見た目は相変わらずの強面の老人だが、実力の分からない人物だ。
「それでは場所を移しましょうか。大公様をこんな場所で立ち話させるわけにはいきませんからね?」
「そうですね、ここでは話し辛い内容ですので、場所はお任せしますよ」
「では案内します」
ベルフェル司教の後をついて行く途中、辺りを見渡していると、街に活気がある事に気付く。
復興もだいぶ進み、全盛期の街の活気が戻って来ている様だ。
この分なら、別行動の食材・調味料調達班や物品販売班も成果を上げるだろう。
「ここです」
着いた場所は、大罪教の教会だった。確かに場所は任せると言ったけど、明らかに怪しい。
魔導感知には反応は無いが、熱感知と大気感知には確かに教会内部には数名隠れている。
「司教、ただの会談ですよね?」
「ええ。もちろんです。中に居るのは、貴方の知り合いですよ。もっとも、貴方が来る事を聞いて、脅かす気満々だった様ですが…暖かく対応してあげてください」
暖かい対応って…。まぁ、先に気配を感じたのは仕方ないよね?
ベルフェル司教が先に入り、アラヤ達も教会内に入ると、やはり魔力制御で姿を潜ませて誰も居ない様に見える。
中央通路を通り、フレイア像の前に向かおうとしたところで、隠れていた全員が姿を現した。
「わっ‼︎どうだ、ビックリしたか?」
現れたのは、オモカツタの冒険者ギルマスであるカザック、分別の勇者ウィリアム=ジャッジ、ウィリアムの配下であるサラだった。
「…わー、驚いたー(棒読み)」
「嘘つけっ⁉︎その反応は気付いておったじゃろう⁉︎」
「やはり、覚えたての魔力制御では通用しないか。流石だな、アラヤ殿」
「どうせ、貴方達も魔力制御もできるんでしょう?国王になったって聞いた後だと、流石にもう驚かないわ」
「「「ぷっ、アハハハ…‼︎」」」
お互いの顔を見合わせた後、思わず笑ってしまった。彼等も、見破られるのを分かった上で行動したに違いない。
それにしても、ギルマスだけでなく、勇者を交えての話になるとは思わなかった。
「司教、何故みんなまで?そもそも、大罪教の教会には、団員以外の立ち入りは禁止な筈じゃ?」
「ええ、そうですよ。だからこそ、魔力制御で気配を消していただいてたのですがね。まぁ、団員には気付かれていないので、及第点といったところでしょう」
いや、大気感知にも引っ掛からない貴方が異常だと思いますが?
熱感知にも引っ掛からないところを考えると、妨害系の技能も使用しているのだろうな。
「さて、皆さんを集めた理由もですが、先ずは席に着き落ち着きましょうか。最近は腰が痛くて大変でしてね」
ベルフェル司教に限って、そんな事無いだろうとみんなは苦笑いしながら着席した。
「では、皆さんで現状把握を始めましょうか」
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