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9章 鍛冶屋とバグ(チート)

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騎士団長「そ・・・そうだな・・・。俺とした事が・・・。短い間に次々と色々な事が起こり過ぎて、

頭が追い付いていないな・・・。」


加治屋「そりゃあそうだろうよ。勇者の武具を手に入れられなかった上に、

仕えていた国王がやけになり裏ダンジョンに立て籠る・・・。混乱しない方がおかしい。」


騎士団長「言ってくれる・・・。お前が最初に立て籠ったのも原因の一つだろ・・・?」


金田「そんな事言っている場合か?とにかく今は国王が出てくる前に対策を立てるぞ。

主よ!お前は国王の動向を逐一報告してくれ!」


主「・・・良い様に使われている気がするが・・・。まぁ良い・・・。放置しておけばいずれ、

こちらにも牙を向けてくるかもしれないしな。」


そして、各々国王を止める為、知恵を絞り対策を練り始めた。


・・・・・・・・・・・・


その頃、共和国領土内の城、国王が立て籠っている裏ダンジョン内部では・・・。


国王「・・・・・・・・・。」


国王は人民から身を隠すかの様に、裏ダンジョンのどこかの暗闇にうずくまっていた。


国王「き・・・騎士団長は・・・ま・・・まだなのか・・・?この様な時におらんとは・・・。」


国王は小刻みに震えていた。そして幻聴かの様に人民の声が耳に響いてくる・・・。次第に息も荒くなってきた。


国王「ふー・・・ふー・・・ふー・・・。だ・・・大丈夫だ・・・きっと・・・。

もしかしたら・・・今頃騎士団長が、人民共を抑えにかかっているのかもしれない・・・。

は・・・早く・・・、た・・・助に・・・。」


国王は無知故に知らなかった、そこが入ってはいけない場所である事。その国王本人はここを、

いざと言う時の隠れ場所にと考えていた事。そして、

そこに入ればもう二度とまともな姿で戻る事は出来ない事を・・・。


・・・・・・・・・・・・

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