魔物大好き《モンスターマニア》は気づけば華麗にモフモフ天下無双していました

王子様の白馬

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第2章

第21話 たまごの殻はご自由にお持ち帰りください

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 これは確実にやばい。危機だ。

 数分もすれば孵化してしまうであろうたまごの様子を見て、俺は焦りを覚えた。
 眼前にあるたまごは殻にヒビが入り、中からは生き物の気配がする。物音もする。

「そ、そうだっ! 移動石、渡されてたんだ……というよりもMCSはすぐそこだけど。まっ、いいか! 使おう」
「みゃおん!」

 俺は《空間収納》からベニートに手渡してもらった手のひらに収まるほどの黒い石を取り出す。

 ……この石を使うのは初クエストの時以来だな。……っと、そんなことより早くここから移動しなければ!

 俺は急いでミーコをカード化し、これで準備万端だ。

 そして俺は移動石を強く握りしめた。
 光が次第に視界を閉ざし、眩しくて思わず目を瞑る。

「……ぅっ!」

 小さくうめき声をあげて数秒後。
 まぶたを閉じていても眩しさを感じるような光はなくなり、俺はゆっくりと目を開けた。

「――っ! こ、ここはっ」

 移動した先は、まるでフィールド空間のようにSFチックな場所だった。

 ほとんど何もない四角の部屋は天井も高い。
 よく近未来アニメなどでも度々登場する、戦闘訓練などが行われるような空間だ。ロマンだ。

 そしてその中央には小さな机が一つ。
 その上には台座が置かれており、おそらくここにたまごを設置するのだろう。

「お待ちしてました!」
「……へ? あ、あなたはベニートさんっ! いつの間に……」

 突如、俺の背後に現れたのはベニートだった。

 め、めっちゃびっくりしたな……。突然現れるんだぜ? そりゃ驚くわ。……この人も――。

「――ベニートさんも、移動石で駆けつけてくれたんですか?」
「もちろんですっ! パーカーさんか移動すればこちらにも伝わるようになっていて、僕の移動石の中に埋め込まれた装置が発動したんですよ。孵化……孵化するんでしょう、パーカーさんっ!?」
「え、ええ。たまごが割れる音と引っ掻く音が響いてきたんで……」

 《空間収納》内から……ということは濁す。
 そしてそのまま台座にたまごを置いた。

 ……それにしてもベニートのテンションが今まで見た中で一番高い。それも異様に。
 鼻息荒く、俺が今さっき台座に置いたたまごを舐め回すようにして観察している。
 よく見れば興奮で頰も紅潮しているようだ。

「あの……」
「こっ、こ、これはっ……素晴らしいです! この様子ならばあと五分ほどで生まれるでしょう!! いやぁ、なんて最高の日なんだ。白いたまごから生まれるモンスターの誕生をこの目で見ることができるなんて……」
「……げ」

 ベニートは目を潤ませ、嗚咽を堪えるようにして言う。……まだ、生まれる前だぜ?
 彼は感極まって地味に泣いているようだった。
 そこまでのことなのか……と俺は菩薩のような表情で彼を眺めた。

「あの、ベニートさん。たまごから生まれるまで、何かすることとかありますか? 俺、何も用意してないんですけれど……」
「……っ! と、特に必要ございません。見守るだけです。どちらかといえば、孵化後にやることの方が目白押しというかなんというか。……申し訳ありません、たまご孵化を先導すべき僕が感極まりすぎて動揺してしまい……」
「いえいえ、それは別にどうってことありません。生物が誕生する瞬間は、感動ものですもんね。俺も分かりますし!」

 よく考えれば俺だって動物のドキュメンタリー映画を見てポロポロと涙をこぼすことはよくあった。
 かつての日常を思い出し、しみじみと頷く。

 そんな中、気を取り直した様子のベニートが口を開き始めた。

「パーカーさんにはお伝えしていなかったのですが、たとえどんなモンスターが現れても。変わったやつも時たま生まれてきますから。あまり敵意をみせると、モンスターがびっくりしてしまいますので」
「……は、はい。倒すって……。それと……か、変わったやつって……」
「ええと。例えば、この空間に移動する最大の意味、分かりますか? ……ヒントは、この自動修復機能が付いていると言うことです」

 俺は思わず目を瞬く。

 ……なんと! 自動修復機能なんてハイテクすぎる空間なのか!
 現代の地球並みに……いや、それ以上に発展を遂げている可能性のあるな、ここは。
 この世界を見直す必要があるかもしれない。

 そんなことを考えつつ、俺は自分のたどり着いた答えを口にする。

「もしかして……モンスターの大きさ、とかですか?」
「さすがパーカーさんっ。正解です」
「よかった……」
「生まれるモンスターによっては、テイマーよりも数倍の大きさのあるテイムドもいます。そんな巨大なやつが生まれてしまえば、街は損傷してしまいます。しかし、この空間であればその心配はございません。この広さならば巨大な龍であろうとも、海神であろうともカバーできる広さですから」

 そう言ってベニートは両手を広げる。
 俺は周囲を見渡し、その広さを確認した。

 たしかに相当巨大な空間だ。
 ……こんな広い空間があのMCSの敷地内にあるということは想像もつかない。

 おそらくだが、俺の《空間収納》同様に異空間を作り出すスキルの持ち主がいるか、システムが確立しているのだろう。

 ……例えば、以前聞いた【ホワイトラボラトリー】ってやつが関わってるとか。……うん、ありそうだ。
 ラボラトリーってつくのだから、研究所のような場所だろうしな。

「そういえばお伝えするのを忘れていましたね。本日私は孵化の補助や後処理を担当させていただくために参りました」
「そうなんですね、わざわざありがとうございます。それにしても、お仕事中だったのではないですか?」
「いえいえ、商談は他の店員に代わってもらいましたので心配ご無用ですっ!」

 そんなやりとりをしばらくしていると――。

 ――ガリガリッ!バリバリバリ!!

 たまごから一層大きな音が聞こえ始める。
 先ほどまではなりを潜めていた孵化現象は、急激に進行を始めた。

 俺は生唾を飲み込みながらベニートに尋ねる。

「も、もうすぐ生まれそう……ですよね?」
「そうですね……これならもう……」

 俺もベニートも緊張した面持ちで、たまごを眺める。
 そして、ついに――たまごの殻が本格的に割れた! 真っ二つに――。

 その途端、まるで移動石を使用した際や転移装置のときのようなまばゆい光がたまごから溢れ出す。

 けれどその二つのように目を開けていられないというような光ではなく、温かでいつまでも見ていたくなるような光だった。

 ほのかに暖かいその光は、次第にへと吸束していく。

 影――シルエットがあらわになった。
 姿形は比較的小柄で、ミーコよりもかなり大きめだ。
 そして――なんだかずんぐりむっくりしている。

「俺の、俺のテイムドは……どんな……」

 ポツリとこぼす。
 そして視界に捉えたのは――。



「………………――――ぬ、ぬいぐるみ? ……いや――――ぺ、ペンギンか!?」



 そう。
 南極に生息しているとされる、動物園でも人気の高いあの生物。
 デフォルメ化され、グッズとしても多く発売されているあの動物。

「クッエェェェェ!!!」
「…………な、鳴いた!?」

 俺の新たなテイムドは――ペンギンだった。

 真正面から確認していないため、顔立ち等などは分からない。
 ただそいつは、周囲を見渡したあとぼけーっと突っ立っている様子だった。

 俺は早く駆け寄りたい気持ちを抑え、ベニートに尋ねる。

「とりあえず近づいてみても大丈夫ですかねっ?」
「…………っ!」

 ベニートは目を大きく開け呆然と産まれたばかりのテイムドを眺めていたが、俺が問いかけると大きく頷く。

 俺は急いで新しい仲間の元へと駆け寄った。

「こ、こいつはっ!?」

 正面からその姿を目に移した瞬間――俺の頭に雷が落ちた。

 ――そう、運命の出会いパート2だ!

「……クエッ?」

 そのペンギンはかなりの大きさをしていた。
 エンペラーペンギンの成体並みの100センチほどの大きさ。
 だがしかし、その見た目はまるでペンギンの雛のようだ。ふわふわの灰がかった毛並みは、まるで生まれたてのそれだ。

 鳴き声は地球のペンギンのような独特な感じではなく、まるで普通の鳥のようだった。……まあ、クエクエ言ってるしな。

 そしてなにより目を引くのが――――。


 このペンギン、背中に白い羽が生えているのだ!!


 天使の羽のような純白の羽毛が生えたそれ。
 正直ペンギンなので手の部分も羽なのだが。
 けれど実際の手の羽には大きな羽毛は生えておらず、見た目から考えれば地球のペンギンと同じように飛行は不可能だろう。だが――。

「こいつ、背中にも羽があるってことは飛べるんですかね?」

 無言でまじまじとペンギンを見つめていたベニートに尋ねる。

「は、はい……そのように見えますね。それにしても――やはり白のたまごから生まれたモンスターは、やはりレアなやつですね!」
「そ、そうなんですか? ……俺、ドラゴンみたいな見た目からして強そうなモンスターが生まれると思ってました。こいつは完全に戦闘向きには思えないですけど……」

 ペンギンはつぶらな瞳で俺を見つめてくる。

 な、な、なんて――なんて可愛らしいんだ!

 俺は視線をそらすことができず、無意識に手を伸ばしていた。

 そして次の瞬間――。

 あろうことか、勢いよくモフモフしてしまった!

 隅々まで撫でくりまわし、頬ずりをする。……可愛すぎて死にそうだった。
 けれど当のペンギンは嫌がることもなく、俺に身を委ねている。……どちらかといえば、着の身着のまま流れに身を任せ……的な感じだ。

 ハッとようやく己の不躾な行動に気がついた俺は、頭を抱えた。……これは二度目だ。ミーコと出会った時のように、無意識のうちにモフモフしてしまっていた!

「ご、ごめんな……ペンギン様……許して、くれるか?」
「…………クェ?」
「ふむ、こいつ――なんも分かってないな。いや、何も考えてないのか……ひょっとしてお馬鹿なのか?」

 謝ってみたが、未だぼんやりとしているペンギン。

 ……こいつはかなり、ぼんやりした性格の持ち主なのかもしれない。でも、生まれたてなのだから仕方がないのか。

 俺はぼんやりとしているペンギンを無意識のうちに撫でながら、話し出したベニートの言葉に耳を傾ける。……ミーコとは違う少し硬めの毛が心地いいぜ。

「このモンスターはとても珍しいに違いありません。このような形態のモンスターは機動力の高い鳥系でありながら、毛質を見るに水適性もありますからね!」
「えっと……?」
「まず前提として、水適性のあるモンスターが少ないのはご存知ですか?」
「いえ……知りませんでした」

 俺は小さく首を横に振る。

「なんせ、水場のモンスターの多くは陸で生活する適性を持たないですからね。意外と少ないもんなんですよ、水陸両用ってやつは」
「す、水陸両用って……でも、そうなんですね」

 それならば、このペンギンが珍しがられるのも分かる。
 空も飛べて(飛べるかどうかはまだ未確認だが)水中を泳げる(泳げるのかどうかも未確認だけど)テイムドは、かなり有用だろう。

「あ、たまごの殻は持ちかえりますか? 一応、モンスターのたまごの殻は素材屋で買い取ってもらうことができますけど」
「あ、じゃあ……持ち帰ります」

 俺はそそくさとペンギンの足元に散らばる殻を集める。
 そしてベニートがくれた袋にまとめて入れておいた。……なんか、殻を集める行為って少し虚しいな。

 そんなことを考えている中、ベニートが言った。

「パーカーさん。早速名前、つけてあげてください。そうすれば自分のテイムドになったと、より自覚が出てきますよ」

 俺はその瞬間、顔を硬ばらせる。
 名前をつける――ついにこの時がやってきてしまった。……俺、だからネーミングセンスがないんだよっ!

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