41 / 122
41.背後に何かあるんですか?
しおりを挟む
すみません!
40話抜けてこっちを先に上げていました!
40話上げましたのでそちらからお読み下さい!!
──────────────────────
『で、何があったんだ?』
『……多分だけどなぁ嵌められた…』
「はめられた?」
『……マルタン以外の国か人…だと思う』
「え!?他の国の人がやったって事?」
『……多分だ、多分。ココ… フヴェルゲルミルは死者が集まる冥界の入り口だ。あの魔具で数年後には瘴気が溜まりに溜まって…そんな事になったら死者が意思の無い魔物に変わっちまう』
「そしたらどうなるの?それに、なんでそれが他国がやった事になるの?」
『……ココに一番近いのがマルタンだ。そうなった時に魔物が一番に押し寄せて行くのは…』
ーーーー!!
『成る程。マルタン王国に恨みがあるか…滅ぼしたい、何かしら痛い目にあって欲しいと思っている国もしくは人物が…という事か』
『憶測だけどな…』
『ケケケ…でもお前が絡まってるのは見ものだったけどな』
『………うるせぇ。オレだってあんな一瞬でやられるとは思ってもみなかったからな』
『……あいつは気付いてないって言ってたよな』
『ああ、それも多分…だけどな』
『って事は…冥界ヘルヘイムからの攻撃だと思わせる為…か?』
『……オレはそう思う』
んーと、あなたを一瞬で捕縛して魔具で瘴気?を集めて死者を操って?マルタン王国に攻撃させて乗っ取る?潰したい?
それを、この下にある冥界のせいにして冥界とマルタン王国で戦わせるって事?
わぁ、悪どい考え方だわぁ。
自分は高みの見物決め込む的な?イヤらしいわぁ。
あ、ロウちょっとちょっと…ゴシゴシ。
『……ヤメロ』
『えーと、…て事は結果的に甘い汁が吸える所か、支配したい所って事だな。ってもすげえ長い目で見てるよな。ニーズヘグ、お前もあのままだったら瘴気に取り込まれる所だったって事か?』
『……まあ、そういう事だな。オレ含めて年単位で…時間をかけてまでマルタンを追い詰めたいと思ってるヤツがいる…という事だな』
『とは言っても今回リリィのおかげで芽を摘む事ができたがな』
『そういう事…。お互いに助かったって事だな』
ーーー!って事は良かったって事だよね?
ニーズヘグってそこにずっといて瘴気に取り込まれたらどうなってたの?
『……大暴れ』
『自我無しだろ?マルタンくらい簡単に壊滅かもな…』
えー!ヤバッ!!
そんな感じになっちゃうんだ!?
じゃあ尚更良かったねぇ。
自分の知らないうちにそんな事してたら困っちゃうよね。
責任取れないもんね?
でも、知らないとは言えないもんね?
あー良かった良かった。
ん?て事はマルタン王国も助かったって事か!
精霊達には困ったけど、結果オーライだね!
サンキュ!フルール!エント!ドリー!!
ついでに迎えに来てくれてサンキュ!ロウ!セル!
あと、ニーズヘグ…呼びにくいな、皆になんて呼ばれてるの?あとここで何してたの?
『ーーー!くく。なんだ?コイツ変なヤツだなぁ』
『リリィはな…チョット普通のニンゲンとは違うからな、面白えぞー』
『……だからか?お前みたいなヤツが生涯の契約したのは』
『そうだせぇ。羨ましいだろ?』
『くくく。まあ、オレにはもうそういうヤツがいるからな。ま、好きに呼んでくれよ。何してたかって、見回りだな』
「ニーズヘグ…ニーさんでいっか。」
『……』
『こう言うヤツだからな、色々諦めろよ?』
『はぁ、んで?』
「ニーさん、見回りって何で?」
『なんで…って、たまに来る嫌な奴らを追っ払うのと、上の嫌な野郎の動向の探り入れてんだよ』
追っ払いに来て捕まって絡まったワケか…。
相手が上手って事なのかな?
『チッ。嫌な所突いてきやがる。ただ、本当につい最近やられたんだ。この辺に来てたヤツの事は精霊のヤロー共か死霊共だったら知ってるヤツもいるかもしれねぇ』
『ふむ、確かにな。ドリアード、エント何か知ってるか?』
『うーん。私は知らない…こんな所に来れるニンゲン?なんて限られてるとは思うけど』
『…判らない。こんな…事になってるなんて…思っても……みなかった……』
『ドリアードが知らないなら樹木の精霊は知らないだろうな。死霊の方はどうなんだ?』
『……ヘルの所に行かなくちゃ判らねぇ』
『『…じゃ…帰るか……』』
ち、ちょっと!急に何なの?どうしたのよ?
『イヤ、多分これ以上は掘り下げたらダメなヤツ』
『そうだな。同感だ。だからもう帰った方がいい。』
『あ、ほら、アイツ…セバスもリュドも心配してるぜぇ』
『そうだな、アイツ…セバスが精霊界を燃やしかねんぞ。さ、帰ろう!』
?????
『クックック。お前ら…ヘルの事苦手すぎるだろ』
ヘル?誰かな?
『リリィ、もう帰るぞ!!』
『飛ぶから、しっかり捕まっておけ!!』
『ククク…まあ焦んなよ。ヘルはまだ睡眠中だ。色々確認してから知らせるからよ。』
『なんだよ…ビビらせんな…』
『ふう。我は焦ってなんかいない』
『リリィ、本当に助かった。ありがとう。また礼をしに行くから、そん時はヨロシクな』
うん、分かった。
家にも遊びにおいでよ!ロウとセルもいるし。
他にも沢山楽しい人達もいるからさ!!
待ってるね!
『ククク…【嘲笑する虐殺者】と呼ばれるオレにこんなに気軽に声をかける奴も珍しいぜ。約束しよう、ヘルと共にお前の家に報告がてら遊びに行くよ』
『いや、バカヤロ、ヘルは連れて来んなよ!』
『本当に、連れて来るのはやめた方が身のためだぞ?どうなるか我等も分からないからな』
『??なんでだ』
『まあ、それはまた日を改めて話すから…もう帰るぞ!』
『今度こそ本当に帰るぞ。リリィいいか?』
??よく分かんないけど、了解。
フルール、エント、ドリー、ニーさん、また会おうね!!ヘルって人によろしく伝えておいて!!
『おー、じゃあな、本当にサンキュ』
『リリィごめんねーまた温室で会おー』
『リリィ本当にごめんなさい。また遊んでね』
『リリィ…ごめんね……また…』
皆バイバーイ!!
ピカッと光って、光が落ち着いたらよく見知った光景だった。
「リリィ様っっ!!」
「リリィ!!」
「あ、ただいまー。ご心配をおかけしました」
「リリィ様っ。よくぞ無事で帰ってこられました…このセバス…いつ乗り込んで行こうかと…」
「リリィ、無事で良かったです…。心配しました…」
「ごめんね。せいれい達のイタズラ?みたいな物かな?あっ!!でも、コレ」
持って帰って来たビー玉みたいな物を葉っぱのポーチから取り出して見せた。
『だから、素手でいくな』
『チリッとするんだろ?』
「……コレは、魔具?ですか?」
「リュド、正解です。これは瘴気を集めて沼を作る魔具ですね。一般には流通してはいませんが…。リリィ様これをどこで?」
「どこだっけ??ロウよろしく」
『ふぅ…フヴェルゲルミル…の泉の近くの森の中だ』
「フヴェルゲルミルの泉…ですか。では、なにか陰謀めいた物という事ですかね。この魔具お預かりしても?」
「うん。調べてもらう為に持って帰って来たの。よろしくね、セバス」
「勿論でございます。全てをお調べしておきますので、リリィ様はもうこの事はお気になさらず」
「うーん。まあ、確かに私には分からないから…。あ、でも今度そのうちにニーさんとヘル?さんが遊びに来るって言っていたよ!」
「ニーさんと…ヘル……ですか……畏まりました。また、その時はご連絡頂けますよね?」
「?多分ね、ロウかセルに来るんじゃないかな?」
「畏まりました。では、私めはこの魔具についてすぐにお調べします。この件についてミシェル様にも私めから話をしておきますので、ご心配なく。また連絡がございましたらすぐにお知らせ下さい。では、失礼致します」
「リリィ!僕、生きた心地しなかったです…」
『アイツと一緒だったからな…』
『仕方ないだろう?』
皆に心配を掛けてしまったみたいで本当に申し訳ないや…。
ふぅ…でも流石に疲れたな…。
ヨシ、寝よう!!
ロウ!尻尾枕して!!
40話抜けてこっちを先に上げていました!
40話上げましたのでそちらからお読み下さい!!
──────────────────────
『で、何があったんだ?』
『……多分だけどなぁ嵌められた…』
「はめられた?」
『……マルタン以外の国か人…だと思う』
「え!?他の国の人がやったって事?」
『……多分だ、多分。ココ… フヴェルゲルミルは死者が集まる冥界の入り口だ。あの魔具で数年後には瘴気が溜まりに溜まって…そんな事になったら死者が意思の無い魔物に変わっちまう』
「そしたらどうなるの?それに、なんでそれが他国がやった事になるの?」
『……ココに一番近いのがマルタンだ。そうなった時に魔物が一番に押し寄せて行くのは…』
ーーーー!!
『成る程。マルタン王国に恨みがあるか…滅ぼしたい、何かしら痛い目にあって欲しいと思っている国もしくは人物が…という事か』
『憶測だけどな…』
『ケケケ…でもお前が絡まってるのは見ものだったけどな』
『………うるせぇ。オレだってあんな一瞬でやられるとは思ってもみなかったからな』
『……あいつは気付いてないって言ってたよな』
『ああ、それも多分…だけどな』
『って事は…冥界ヘルヘイムからの攻撃だと思わせる為…か?』
『……オレはそう思う』
んーと、あなたを一瞬で捕縛して魔具で瘴気?を集めて死者を操って?マルタン王国に攻撃させて乗っ取る?潰したい?
それを、この下にある冥界のせいにして冥界とマルタン王国で戦わせるって事?
わぁ、悪どい考え方だわぁ。
自分は高みの見物決め込む的な?イヤらしいわぁ。
あ、ロウちょっとちょっと…ゴシゴシ。
『……ヤメロ』
『えーと、…て事は結果的に甘い汁が吸える所か、支配したい所って事だな。ってもすげえ長い目で見てるよな。ニーズヘグ、お前もあのままだったら瘴気に取り込まれる所だったって事か?』
『……まあ、そういう事だな。オレ含めて年単位で…時間をかけてまでマルタンを追い詰めたいと思ってるヤツがいる…という事だな』
『とは言っても今回リリィのおかげで芽を摘む事ができたがな』
『そういう事…。お互いに助かったって事だな』
ーーー!って事は良かったって事だよね?
ニーズヘグってそこにずっといて瘴気に取り込まれたらどうなってたの?
『……大暴れ』
『自我無しだろ?マルタンくらい簡単に壊滅かもな…』
えー!ヤバッ!!
そんな感じになっちゃうんだ!?
じゃあ尚更良かったねぇ。
自分の知らないうちにそんな事してたら困っちゃうよね。
責任取れないもんね?
でも、知らないとは言えないもんね?
あー良かった良かった。
ん?て事はマルタン王国も助かったって事か!
精霊達には困ったけど、結果オーライだね!
サンキュ!フルール!エント!ドリー!!
ついでに迎えに来てくれてサンキュ!ロウ!セル!
あと、ニーズヘグ…呼びにくいな、皆になんて呼ばれてるの?あとここで何してたの?
『ーーー!くく。なんだ?コイツ変なヤツだなぁ』
『リリィはな…チョット普通のニンゲンとは違うからな、面白えぞー』
『……だからか?お前みたいなヤツが生涯の契約したのは』
『そうだせぇ。羨ましいだろ?』
『くくく。まあ、オレにはもうそういうヤツがいるからな。ま、好きに呼んでくれよ。何してたかって、見回りだな』
「ニーズヘグ…ニーさんでいっか。」
『……』
『こう言うヤツだからな、色々諦めろよ?』
『はぁ、んで?』
「ニーさん、見回りって何で?」
『なんで…って、たまに来る嫌な奴らを追っ払うのと、上の嫌な野郎の動向の探り入れてんだよ』
追っ払いに来て捕まって絡まったワケか…。
相手が上手って事なのかな?
『チッ。嫌な所突いてきやがる。ただ、本当につい最近やられたんだ。この辺に来てたヤツの事は精霊のヤロー共か死霊共だったら知ってるヤツもいるかもしれねぇ』
『ふむ、確かにな。ドリアード、エント何か知ってるか?』
『うーん。私は知らない…こんな所に来れるニンゲン?なんて限られてるとは思うけど』
『…判らない。こんな…事になってるなんて…思っても……みなかった……』
『ドリアードが知らないなら樹木の精霊は知らないだろうな。死霊の方はどうなんだ?』
『……ヘルの所に行かなくちゃ判らねぇ』
『『…じゃ…帰るか……』』
ち、ちょっと!急に何なの?どうしたのよ?
『イヤ、多分これ以上は掘り下げたらダメなヤツ』
『そうだな。同感だ。だからもう帰った方がいい。』
『あ、ほら、アイツ…セバスもリュドも心配してるぜぇ』
『そうだな、アイツ…セバスが精霊界を燃やしかねんぞ。さ、帰ろう!』
?????
『クックック。お前ら…ヘルの事苦手すぎるだろ』
ヘル?誰かな?
『リリィ、もう帰るぞ!!』
『飛ぶから、しっかり捕まっておけ!!』
『ククク…まあ焦んなよ。ヘルはまだ睡眠中だ。色々確認してから知らせるからよ。』
『なんだよ…ビビらせんな…』
『ふう。我は焦ってなんかいない』
『リリィ、本当に助かった。ありがとう。また礼をしに行くから、そん時はヨロシクな』
うん、分かった。
家にも遊びにおいでよ!ロウとセルもいるし。
他にも沢山楽しい人達もいるからさ!!
待ってるね!
『ククク…【嘲笑する虐殺者】と呼ばれるオレにこんなに気軽に声をかける奴も珍しいぜ。約束しよう、ヘルと共にお前の家に報告がてら遊びに行くよ』
『いや、バカヤロ、ヘルは連れて来んなよ!』
『本当に、連れて来るのはやめた方が身のためだぞ?どうなるか我等も分からないからな』
『??なんでだ』
『まあ、それはまた日を改めて話すから…もう帰るぞ!』
『今度こそ本当に帰るぞ。リリィいいか?』
??よく分かんないけど、了解。
フルール、エント、ドリー、ニーさん、また会おうね!!ヘルって人によろしく伝えておいて!!
『おー、じゃあな、本当にサンキュ』
『リリィごめんねーまた温室で会おー』
『リリィ本当にごめんなさい。また遊んでね』
『リリィ…ごめんね……また…』
皆バイバーイ!!
ピカッと光って、光が落ち着いたらよく見知った光景だった。
「リリィ様っっ!!」
「リリィ!!」
「あ、ただいまー。ご心配をおかけしました」
「リリィ様っ。よくぞ無事で帰ってこられました…このセバス…いつ乗り込んで行こうかと…」
「リリィ、無事で良かったです…。心配しました…」
「ごめんね。せいれい達のイタズラ?みたいな物かな?あっ!!でも、コレ」
持って帰って来たビー玉みたいな物を葉っぱのポーチから取り出して見せた。
『だから、素手でいくな』
『チリッとするんだろ?』
「……コレは、魔具?ですか?」
「リュド、正解です。これは瘴気を集めて沼を作る魔具ですね。一般には流通してはいませんが…。リリィ様これをどこで?」
「どこだっけ??ロウよろしく」
『ふぅ…フヴェルゲルミル…の泉の近くの森の中だ』
「フヴェルゲルミルの泉…ですか。では、なにか陰謀めいた物という事ですかね。この魔具お預かりしても?」
「うん。調べてもらう為に持って帰って来たの。よろしくね、セバス」
「勿論でございます。全てをお調べしておきますので、リリィ様はもうこの事はお気になさらず」
「うーん。まあ、確かに私には分からないから…。あ、でも今度そのうちにニーさんとヘル?さんが遊びに来るって言っていたよ!」
「ニーさんと…ヘル……ですか……畏まりました。また、その時はご連絡頂けますよね?」
「?多分ね、ロウかセルに来るんじゃないかな?」
「畏まりました。では、私めはこの魔具についてすぐにお調べします。この件についてミシェル様にも私めから話をしておきますので、ご心配なく。また連絡がございましたらすぐにお知らせ下さい。では、失礼致します」
「リリィ!僕、生きた心地しなかったです…」
『アイツと一緒だったからな…』
『仕方ないだろう?』
皆に心配を掛けてしまったみたいで本当に申し訳ないや…。
ふぅ…でも流石に疲れたな…。
ヨシ、寝よう!!
ロウ!尻尾枕して!!
31
あなたにおすすめの小説
婚約者に毒を飲まされた私から【毒を分解しました】と聞こえてきました。え?
こん
恋愛
成人パーティーに参加した私は言われのない罪で婚約者に問い詰められ、遂には毒殺をしようとしたと疑われる。
「あくまでシラを切るつもりだな。だが、これもお前がこれを飲めばわかる話だ。これを飲め!」
そう言って婚約者は毒の入ったグラスを渡す。渡された私は躊躇なくグラスを一気に煽る。味は普通だ。しかし、飲んでから30秒経ったあたりで苦しくなり初め、もう無理かも知れないと思った時だった。
【毒を検知しました】
「え?」
私から感情のない声がし、しまいには毒を分解してしまった。私が驚いている所に友達の魔法使いが駆けつける。
※なろう様で掲載した作品を少し変えたものです
【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました
佐倉穂波
恋愛
転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。
確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。
(そんな……死にたくないっ!)
乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。
2023.9.3 投稿分の改稿終了。
2023.9.4 表紙を作ってみました。
2023.9.15 完結。
2023.9.23 後日談を投稿しました。
転生したら、実家が養鶏場から養コカトリス場にかわり、知らない牧場経営型乙女ゲームがはじまりました
空飛ぶひよこ
恋愛
実家の養鶏場を手伝いながら育ち、後継ぎになることを夢見ていていた梨花。
結局、できちゃった婚を果たした元ヤンの兄(改心済)が後を継ぐことになり、進路に迷っていた矢先、運悪く事故死してしまう。
転生した先は、ゲームのようなファンタジーな世界。
しかし、実家は養鶏場ならぬ、養コカトリス場だった……!
「やった! 今度こそ跡継ぎ……え? 姉さんが婿を取って、跡を継ぐ?」
農家の後継不足が心配される昨今。何故私の周りばかり、後継に恵まれているのか……。
「勤労意欲溢れる素敵なお嬢さん。そんな貴女に御朗報です。新規国営牧場のオーナーになってみませんか? ーー条件は、ただ一つ。牧場でドラゴンの卵も一緒に育てることです」
ーーそして謎の牧場経営型乙女ゲームが始まった。(解せない)
転生した世界のイケメンが怖い
祐月
恋愛
わたしの通う学院では、近頃毎日のように喜劇が繰り広げられている。
第二皇子殿下を含む学院で人気の美形子息達がこぞって一人の子爵令嬢に愛を囁き、殿下の婚約者の公爵令嬢が諌めては返り討ちにあうという、わたしにはどこかで見覚えのある光景だ。
わたし以外の皆が口を揃えて言う。彼らはものすごい美形だと。
でもわたしは彼らが怖い。
わたしの目には彼らは同じ人間には見えない。
彼らはどこからどう見ても、女児向けアニメキャラクターショーの着ぐるみだった。
2024/10/06 IF追加
小説を読もう!にも掲載しています。
男女比1:15の貞操逆転世界で高校生活(婚活)
大寒波
恋愛
日本で生活していた前世の記憶を持つ主人公、七瀬達也が日本によく似た貞操逆転世界に転生し、高校生活を楽しみながら婚活を頑張るお話。
この世界の法律では、男性は二十歳までに5人と結婚をしなければならない。(高校卒業時点は3人)
そんな法律があるなら、もういっそのこと高校在学中に5人と結婚しよう!となるのが今作の主人公である達也だ!
この世界の経済は基本的に女性のみで回っており、男性に求められることといえば子種、遺伝子だ。
前世の影響かはわからないが、日本屈指のHENTAIである達也は運よく遺伝子も最高ランクになった。
顔もイケメン!遺伝子も優秀!貴重な男!…と、驕らずに自分と関わった女性には少しでも幸せな気持ちを分かち合えるように努力しようと決意する。
どうせなら、WIN-WINの関係でありたいよね!
そうして、別居婚が主流なこの世界では珍しいみんなと同居することを、いや。ハーレムを目標に個性豊かなヒロイン達と織り成す学園ラブコメディがいま始まる!
主人公の通う学校では、少し貞操逆転の要素薄いかもです。男女比に寄っています。
外はその限りではありません。
カクヨムでも投稿しております。
せっかく傾国級の美人に生まれたのですから、ホントにやらなきゃ損ですよ?
志波 連
恋愛
病弱な父親とまだ学生の弟を抱えた没落寸前のオースティン伯爵家令嬢であるルシアに縁談が来た。相手は学生時代、一方的に憧れていた上級生であるエルランド伯爵家の嫡男ルイス。
父の看病と伯爵家業務で忙しく、結婚は諦めていたルシアだったが、結婚すれば多額の資金援助を受けられるという条件に、嫁ぐ決意を固める。
多忙を理由に顔合わせにも婚約式にも出てこないルイス。不信感を抱くが、弟のためには絶対に援助が必要だと考えるルシアは、黙って全てを受け入れた。
オースティン伯爵の健康状態を考慮して半年後に結婚式をあげることになり、ルイスが住んでいるエルランド伯爵家のタウンハウスに同居するためにやってきたルシア。
それでも帰ってこない夫に泣くことも怒ることも縋ることもせず、非道な夫を庇い続けるルシアの姿に深く同情した使用人たちは遂に立ち上がる。
この作品は小説家になろう及びpixivでも掲載しています
ホットランキング1位!ありがとうございます!皆様のおかげです!感謝します!
異世界から来た娘が、たまらなく可愛いのだが(同感)〜こっちにきてから何故かイケメンに囲まれています〜
京
恋愛
普通の女子高生、朱璃はいつのまにか異世界に迷い込んでいた。
右も左もわからない状態で偶然出会った青年にしがみついた結果、なんとかお世話になることになる。一宿一飯の恩義を返そうと懸命に生きているうちに、国の一大事に巻き込まれたり巻き込んだり。気付くと個性豊かなイケメンたちに大切に大切にされていた。
そんな乙女ゲームのようなお話。
【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!
ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。
※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる