ベストナイン

秋本シラキ

文字の大きさ
5 / 46

第5球 マネージャー大募集!

しおりを挟む
俺はマネージャー募集のポスターを作り、翌日、早速学校の壁に貼った。

ヨウマ「誰かやってくれる人、いないかなー・・・」

真澄「野球好きな人ならやってくれるっしょ!」



放課後、いつものようにグランドへ。

純「ヨウマ~、ポスター見たぞ!なかなかいい出来だったよ!」

ヨウマ「本当~~??ありがとね」

浩一「女の子にウケそうな感じのポスターだったから、きっと誰かやってくれる人現れると思うよ」

ヨウマ「あざーーっす!!」



俺はみんなから誉められちゃった。

セオス「今日は来てくれるかな?」

ヨウマ「ん~~、ポスター貼った初日だからなぁ・・・まだ来ないんじゃないかな・・・」



まだ初日とゆうこともあり、俺はあまり期待していなかった。



結局、この日はグランドに現れた女性はいなかった。

真澄「誰も来なかったね~~」

ヨウマ「まぁ明日だよ明日!明日に期待!」



ここでパル岡があることを思いつく。

パル岡「ねぇ、よこちんにやってもらえばいいんじゃないの??」

ヨウマ「・・・・・いや、それだと逆にやりずらいから、やめとく(笑)それに彼女、他の事でも忙しいみたいだし・・・」

パル岡「ほぉ・・・そうなのか・・・」



俺はよこちんがマネージャーだと、きっと甘えとか、そうゆうものが起こると思ったので、彼女にはグランドの外から見守っててもらいたいと思っていた。



そして翌日、この日も誰もグランドに現れなかった。

泰彰「今日もか~~」

大我「残念・・・・・」

セオス「早く来ないかなぁ・・・」



その翌日も来なかった・・・

一郎「もしかして、誰もやる気無いんじゃ・・・」

八木っちょ「ん~~~・・・困ったなぁ・・・」



3日連続でグランドに誰も現れないまま、ポスターを貼って4日目が経った。

真澄「今日も来なかったらマジ困るよ(汗)」

ヨウマ「今日来なかったら、明日からの土日がすごく憂鬱だよ(泣)・・・」



俺達はマネージャーの事は一旦忘れ、練習に集中した。



この日は盗塁やバスターエンドランや牽制タッチアウトなど、レベルの高い技の練習を行なった。盗塁の練習では、やはり真澄が一番の注目を浴びた。

監督「うわ~~速い速い!」

パル岡「真澄、小学校からまた一段と速くなったな!あれは刺せないわ!」



そして日が暮れ、練習も終わりが近づいていた。

セオス「今日も来なかったなぁ・・・」

純「結局、誰もやってくれないんじゃ・・・」

ヨウマ「せ・・・せっかくポスター作ったのに(泣)」



部員達は諦めムード。と、このままガッカリした状態でグランドを後にしようとした、その時だった!!・・・



一人の女性がグランドに走ってきた。

パル岡「おい!誰か来てるぞ!」

真澄「え!?あ、本当だ!」

浩一「マネージャーやってくれる人かな??」



その女子が、走りながら部員達に声をかけた。

ぴな「すいませ~~ん!!あのー、私マネージャーやりたいんですけどーー!!」



その女子は、D組のぴなとゆう生徒だった。この話を聞き、部員達はテンションが上がった。

ヨウマ「本当!!??」

セオス「き・・・奇跡だ・・・」

泰彰「やったーーー!!!」

真澄「バンザーーーイ!!!」



やっとマネージャーが見つかった。



ぴなは自己紹介をした。

ぴな「初めまして、D組のぴなと申します。私は野球が大好きです!特にヤクルトが好きです」

セオス「お!俺と一緒じゃん!!」



セオスは喜んだ。

ぴな「あのポスターを見て、しばらく考えてたんですけど、おもしろそうなのでやってみることにしました!よろしくお願いします!!」

野球部員達「よろしくーーー!!!」

監督「頼もしい助っ人が入りましたね」



こうしてめでたく、マネージャーぴなが誕生した。

ヨウマ「ポスター作ってよかったわ~~♪♪」

ぴな「あ~~あれあなたが書いたの!?上手ね!」

ヨウマ「いや~~照れるなぁ(笑)」



俺は少し照れてしまった。



俺はこの事をよこちんに伝えた。

よこちん「本当~~??それはよかったね~~」

ヨウマ「うん!待望のマネージャー誕生だからね!」

よこちん「よかったね!・・・でもなぁ・・・」

ヨウマ「ん???どうしたの???」

よこちん「・・・・いや、何でもない!」

ヨウマ「何だよーー??何何??」



よこちんは謎な態度を取った。

よこちん「いや、気にしないで・・・」

ヨウマ「気になるって!(笑)何を言おうとしたんだよ!?」

よこちん「・・・いや、言わないでおく(笑)」

ヨウマ「何でだよーー??(笑)まぁいいや・・・」



俺はこれ以上問いかけるのを諦めた。



この時、よこちんはこんな事を考えていた。

よこちん「(なんか、ヨウマが他の女の子に奪られる感じがして、いやだなぁ・・・)」



よこちんはちょっぴり寂しかったのだろう・・・



時は流れ、高校に入学してから一ヶ月が経った。

真澄「早いなぁ・・・もう5月か」

ヨウマ「ね~~早いね!」



この日もいつものようにグランドで練習。今日は投手の俺もとことん打撃練習。金属バットにボールが当たる音が一日中鳴り響く。

効果音「カキーーーン!!!」

ヨウマ「う~~ん、たまんないねぇこの音♪」

真澄「俺は木のバットより金属バットの音の方が好きだな!」



今日は久しぶりによこちん・しまこ・さいち・歩が練習を見に来ていた。

よこちん「私もバット振りたくなってきたな~~」

しまこ「ね!こうゆう風景を見てるとそうなるわよね!」

さいち「それにしてもみんな本当に野球のセンスあるわね!」

歩「甲子園出場しないかなぁ~・・・」



と、その時!

セオス「あれ!?なんかすっげぇ綺麗な人がいるぞ!?」



一体、セオスが目撃した女子は、どんな人物なのだろうか!?



第6球へ続く
しおりを挟む

あなたにおすすめの小説

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか? そのほかに外伝も綴りました。

鷹鷲高校執事科

三石成
青春
経済社会が崩壊した後に、貴族制度が生まれた近未来。 東京都内に広大な敷地を持つ全寮制の鷹鷲高校には、貴族の子息が所属する帝王科と、そんな貴族に仕える、優秀な執事を育成するための執事科が設立されている。 物語の中心となるのは、鷹鷲高校男子部の三年生。 各々に悩みや望みを抱えた彼らは、高校三年生という貴重な一年間で、学校の行事や事件を通して、生涯の主人と執事を見つけていく。 表紙イラスト:燈実 黙(@off_the_lamp)

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

(完)百合短編集 

南條 綾
恋愛
ジャンルは沢山の百合小説の短編集を沢山入れました。

意味が分かると怖い話(解説付き)

彦彦炎
ホラー
一見普通のよくある話ですが、矛盾に気づけばゾッとするはずです 読みながら話に潜む違和感を探してみてください 最後に解説も載せていますので、是非読んでみてください 実話も混ざっております

性別交換ノート

廣瀬純七
ファンタジー
性別を交換できるノートを手に入れた高校生の山本渚の物語

学園のアイドルに、俺の部屋のギャル地縛霊がちょっかいを出すから話がややこしくなる。

たかなしポン太
青春
【第1回ノベルピアWEB小説コンテスト中間選考通過作品】 『み、見えるの?』 「見えるかと言われると……ギリ見えない……」 『ふぇっ? ちょっ、ちょっと! どこ見てんのよ!』  ◆◆◆  仏教系学園の高校に通う霊能者、尚也。  劣悪な環境での寮生活を1年間終えたあと、2年生から念願のアパート暮らしを始めることになった。  ところが入居予定のアパートの部屋に行ってみると……そこにはセーラー服を着たギャル地縛霊、りんが住み着いていた。  後悔の念が強すぎて、この世に魂が残ってしまったりん。  尚也はそんなりんを無事に成仏させるため、りんと共同生活をすることを決意する。    また新学期の学校では、尚也は学園のアイドルこと花宮琴葉と同じクラスで席も近くなった。  尚也は1年生の時、たまたま琴葉が困っていた時に助けてあげたことがあるのだが……    霊能者の尚也、ギャル地縛霊のりん、学園のアイドル琴葉。  3人とその仲間たちが繰り広げる、ちょっと不思議な日常。  愉快で甘くて、ちょっと切ない、ライトファンタジーなラブコメディー! ※本作品はフィクションであり、実在の人物や団体、製品とは一切関係ありません。

夫婦交換

山田森湖
恋愛
好奇心から始まった一週間の“夫婦交換”。そこで出会った新鮮なときめき

処理中です...