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第10球 待ち遠しい夏休み
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初の練習試合に大勝したその日の夜、俺宛てにすばらしいものが届いた。二日後、俺はそれを持って学校に登校した。
月曜日の朝、真澄はしまこ達に祝福されていた。
しまこ「真澄君~、よこちんから聞いたよ~。一昨日の試合コールド勝ちしたんだって~?すごいね~!」
真澄「いやぁ初戦からいきなりだったから驚いたよ(笑)」
さいち「私観に行きたかったな~」
歩「私も~~。今度みんなで行ってもいい??」
真澄は嬉しそうな表情で答えた。
真澄「もちろ~ん!応援に来てくれるなんてすっごく嬉しいからさ!どんどん来てよ!」
さいち「本当~~??」
歩「やった~~!!」
そこに、俺が走って教室に登場した。
俺は真澄とよこちんに声をかけた。
ヨウマ「真澄とよこちーーん!!」
真澄「・・・ん??何??」
よこちん「どうしたの??ハーハー言ってるけど?」
そして俺はカバンから一昨日俺宛てに届いたものを取り出した。
ヨウマ「当たったんだよ!」
真澄「何が??」
ヨウマ「3人で行こうって言ってたプロ野球のオールスターのチケット3枚が当たったんだよ!ほら!」
真澄「ウッソ!!??」
よこちん「マジで~~!!??やったね!」
真澄とよこちんは俺の元にやってきた。
ヨウマ「ほら、すごいだろ?」
真澄「ほ・・・本当に当たったんだ・・・」
よこちん「すっご~~い!奇跡ね!」
俺達は喜んだ。だが、とんでもない(?)落とし穴が待っていた・・・
真澄がすぐ気付いた。
真澄「いやぁ夏休みが待ち遠しいねぇ・・・って、おい!!!」
ヨウマ「ん??どうしたの!?」
真澄はマジ顔で答えた。
真澄「こ・・・これ、7月20日(金)の東京ドームじゃなくて、次の日の仙台の方じゃん・・・・・」
ヨウマ「・・・・・あーーーーー!!!!!(汗)」
よこちん「ぶっ!!(笑)仙台じゃ遠いじゃん!」
そう、俺達は東京ドームでの方を観たかったのだが、仙台の方が当たってしまったのだった・・・
ヨウマ「これ・・・どうする??・・・」
よこちん「どうしよっか??・・・」
真澄「・・・い・・・行っちゃう??(笑)」
よこちん「・・・行く??」
ヨウマ「・・・・・マジで行っちゃう??」
そして・・・・・
ヨウマ「7月21日土曜日、仙台行き決定~~!!」
真澄「イエーーーイ!!!」
よこちん「牛タン最高~~♪」
せっかくオールスターのチケットが当たったので、3人で仙台に旅行に行く事にした(笑)
真澄「俺達高校1年生で金無いから、1泊2日でいいよな?」
よこちん「そうね(笑)新幹線でいいよね♪」
ヨウマ「まぁ楽しみましょ~~♪夏休みが楽しみだね~~♪」
そして話題はユニフォームの話へ。
真澄「んじゃあ俺小笠原のユニフォーム着る!」
よこちん「私はアニキので!」
ヨウマ「お・・・俺何にも持ってねぇや・・・」
真澄「んじゃあ新垣の貸してやるから、それ着な(笑)」
ヨウマ「お・・・おう・・・(笑)真澄は好きな球団が二つあるから、服も両方あるんだね(笑)」
真澄「そうゆうこと~~♪♪」
オールスターまであと2ヶ月。こんなに夏休みが早く来て欲しいと思ったのは、いつ以来だろうか・・・もしかしたら初めてかもしれないな。
さいち「いいなぁ仙台か~~」
歩「楽しんで来てね~~」
しまこ「お土産に牛タンよろしく~~」
よこちん「は~~い(笑)」
そしてこの日の授業がすべて終わり、今日も野球の練習だ。練習中、頭から仙台が離れなかった。
ヨウマ「牛タン・・・牛タン・・・牛タン・・・」
パル岡「おい?大丈夫か?(笑)」
ヨウマ「あ!ごめんなんでもないよ(笑)」
真澄「仙台・・・楽天・・・フルキャスト・・・」
八木っちょ「な・・・何呪文唱えてるの??(笑)」
真澄「あ!何でもないよ(笑)気にしないで(笑)」
そして練習が終わり、北原監督から先日の練習試合についてのお褒めの言葉をいただいた。
監督「え~~みなさん、この前の練習試合はお疲れ様でした。この前のみなさんの戦いぶりを見て、このチームは野球のエリート集団なんだと感じました」
超褒めまくりだった。
真澄「(思えば、俺のあの内野安打から打線が爆発したわけだからな(笑))」
そして、次の練習試合の話が出た。
監督「次の練習試合なんですが、今僕にはみなさんと同じ高校1年の息子がいます。その息子が所属するチームと試合をやってみませんか?今度はみなさんと歳が近いから良いと思うんですが・・・」
ナインはみんなやりたそうな表情を浮かべた。
セオス「いいっすね!やりましょう!」
純「(この前は40近い人達ばっかだったしな(笑))」
とゆうことで、俺達の2試合目は監督の息子さんが所属するチームとやることになった。早速監督が予定を組んでくれるとの事。
ヨウマ「今度こそはいい投げ合いができるかなぁ・・・」
そして翌日・・・
監督「え~~みなさん、来週の土曜にやりますが、よろしいでしょうか?」
ナイン「は~~~い!!!」
来週の土曜に決まった。
監督「ではみなさん、来週の土曜に向けて、練習に集中してください」
歳の近い人達との対戦なので、ワクワクした。
ヨウマ「今は仙台の事は忘れないと(笑)」
それから俺達は2試合目も勝てるよう、猛特訓した。
セオス「ヤクルトファイヤーーー!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
ナイン「おーーー!!!」
この日は友香が来ていないせいか、場外までは飛ばなかった。
セオス「ん~~、場外まであと10メートルってとこかな?」
浩一「そんだけ飛ばせれば充分だろ(笑)」
ヨウマ「頼もしい4番だなぁ♪」
ぴな「てか、「ヤクルトファイヤー」って何?(笑)」
月日は流れ、練習試合当日を迎えた。
ヨウマ「今日も勝つぞーー!!」
果たして、俺達昭和ナインは、2連勝できるのか!?
第11球へ続く
月曜日の朝、真澄はしまこ達に祝福されていた。
しまこ「真澄君~、よこちんから聞いたよ~。一昨日の試合コールド勝ちしたんだって~?すごいね~!」
真澄「いやぁ初戦からいきなりだったから驚いたよ(笑)」
さいち「私観に行きたかったな~」
歩「私も~~。今度みんなで行ってもいい??」
真澄は嬉しそうな表情で答えた。
真澄「もちろ~ん!応援に来てくれるなんてすっごく嬉しいからさ!どんどん来てよ!」
さいち「本当~~??」
歩「やった~~!!」
そこに、俺が走って教室に登場した。
俺は真澄とよこちんに声をかけた。
ヨウマ「真澄とよこちーーん!!」
真澄「・・・ん??何??」
よこちん「どうしたの??ハーハー言ってるけど?」
そして俺はカバンから一昨日俺宛てに届いたものを取り出した。
ヨウマ「当たったんだよ!」
真澄「何が??」
ヨウマ「3人で行こうって言ってたプロ野球のオールスターのチケット3枚が当たったんだよ!ほら!」
真澄「ウッソ!!??」
よこちん「マジで~~!!??やったね!」
真澄とよこちんは俺の元にやってきた。
ヨウマ「ほら、すごいだろ?」
真澄「ほ・・・本当に当たったんだ・・・」
よこちん「すっご~~い!奇跡ね!」
俺達は喜んだ。だが、とんでもない(?)落とし穴が待っていた・・・
真澄がすぐ気付いた。
真澄「いやぁ夏休みが待ち遠しいねぇ・・・って、おい!!!」
ヨウマ「ん??どうしたの!?」
真澄はマジ顔で答えた。
真澄「こ・・・これ、7月20日(金)の東京ドームじゃなくて、次の日の仙台の方じゃん・・・・・」
ヨウマ「・・・・・あーーーーー!!!!!(汗)」
よこちん「ぶっ!!(笑)仙台じゃ遠いじゃん!」
そう、俺達は東京ドームでの方を観たかったのだが、仙台の方が当たってしまったのだった・・・
ヨウマ「これ・・・どうする??・・・」
よこちん「どうしよっか??・・・」
真澄「・・・い・・・行っちゃう??(笑)」
よこちん「・・・行く??」
ヨウマ「・・・・・マジで行っちゃう??」
そして・・・・・
ヨウマ「7月21日土曜日、仙台行き決定~~!!」
真澄「イエーーーイ!!!」
よこちん「牛タン最高~~♪」
せっかくオールスターのチケットが当たったので、3人で仙台に旅行に行く事にした(笑)
真澄「俺達高校1年生で金無いから、1泊2日でいいよな?」
よこちん「そうね(笑)新幹線でいいよね♪」
ヨウマ「まぁ楽しみましょ~~♪夏休みが楽しみだね~~♪」
そして話題はユニフォームの話へ。
真澄「んじゃあ俺小笠原のユニフォーム着る!」
よこちん「私はアニキので!」
ヨウマ「お・・・俺何にも持ってねぇや・・・」
真澄「んじゃあ新垣の貸してやるから、それ着な(笑)」
ヨウマ「お・・・おう・・・(笑)真澄は好きな球団が二つあるから、服も両方あるんだね(笑)」
真澄「そうゆうこと~~♪♪」
オールスターまであと2ヶ月。こんなに夏休みが早く来て欲しいと思ったのは、いつ以来だろうか・・・もしかしたら初めてかもしれないな。
さいち「いいなぁ仙台か~~」
歩「楽しんで来てね~~」
しまこ「お土産に牛タンよろしく~~」
よこちん「は~~い(笑)」
そしてこの日の授業がすべて終わり、今日も野球の練習だ。練習中、頭から仙台が離れなかった。
ヨウマ「牛タン・・・牛タン・・・牛タン・・・」
パル岡「おい?大丈夫か?(笑)」
ヨウマ「あ!ごめんなんでもないよ(笑)」
真澄「仙台・・・楽天・・・フルキャスト・・・」
八木っちょ「な・・・何呪文唱えてるの??(笑)」
真澄「あ!何でもないよ(笑)気にしないで(笑)」
そして練習が終わり、北原監督から先日の練習試合についてのお褒めの言葉をいただいた。
監督「え~~みなさん、この前の練習試合はお疲れ様でした。この前のみなさんの戦いぶりを見て、このチームは野球のエリート集団なんだと感じました」
超褒めまくりだった。
真澄「(思えば、俺のあの内野安打から打線が爆発したわけだからな(笑))」
そして、次の練習試合の話が出た。
監督「次の練習試合なんですが、今僕にはみなさんと同じ高校1年の息子がいます。その息子が所属するチームと試合をやってみませんか?今度はみなさんと歳が近いから良いと思うんですが・・・」
ナインはみんなやりたそうな表情を浮かべた。
セオス「いいっすね!やりましょう!」
純「(この前は40近い人達ばっかだったしな(笑))」
とゆうことで、俺達の2試合目は監督の息子さんが所属するチームとやることになった。早速監督が予定を組んでくれるとの事。
ヨウマ「今度こそはいい投げ合いができるかなぁ・・・」
そして翌日・・・
監督「え~~みなさん、来週の土曜にやりますが、よろしいでしょうか?」
ナイン「は~~~い!!!」
来週の土曜に決まった。
監督「ではみなさん、来週の土曜に向けて、練習に集中してください」
歳の近い人達との対戦なので、ワクワクした。
ヨウマ「今は仙台の事は忘れないと(笑)」
それから俺達は2試合目も勝てるよう、猛特訓した。
セオス「ヤクルトファイヤーーー!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
ナイン「おーーー!!!」
この日は友香が来ていないせいか、場外までは飛ばなかった。
セオス「ん~~、場外まであと10メートルってとこかな?」
浩一「そんだけ飛ばせれば充分だろ(笑)」
ヨウマ「頼もしい4番だなぁ♪」
ぴな「てか、「ヤクルトファイヤー」って何?(笑)」
月日は流れ、練習試合当日を迎えた。
ヨウマ「今日も勝つぞーー!!」
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第11球へ続く
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