31 / 46
第31球 甲子園に向かって…
しおりを挟む
2回の表、飛鳥高校の攻撃。バッターは昨年、俺からサヨナラホームランを放った4番打者だ。
ヨウマ「リベンジだ!」
4番「また打ってやるわ!」
俺は全力投球で攻めた!
効果音「ビュン!」
審判「ストラーイク!」
カウント2-0と追い込み、最後は昨年打たれたフォーク!
ヨウマ「落ちろ!」
効果音「ブン!」
4番「ちっ!」
見事三振に打ち捕った!
パル岡「よ~し!その調子その調子!!」
そして、5番と6番も・・・
5番「がっ!」
6番「うわっ!」
これで6人連続三振!完璧すぎる立ち上がりだ!
監督「すげぇ~!このまま楽に甲子園出場だ~!」
続く3回のマウンドでも・・・
7番「わっ!」
8番「くそっ!」
9番「無理!」
これで圧巻の9人連続三振!まるで江夏さんだ(笑)
よこちん「ヨウマ、すっご~い・・・キリキリマイじゃん♪(笑)」
試合は飛鳥高校が2番手ピッチャーに変わってから、お互いノーヒットのまま試合が進んだ。
5回の表にも・・・
4番「絶対完全試合はさせねぇ!」
また4番との対戦を迎えた。ここは低目に変化球を集め、最後は・・・
効果音「ビュン!」
効果音「ブン!」
4番「だーー!!くそっ!」
審判「ストラーイク!バッターアウト!」
高目の釣り球で三振を奪った!
ヨウマ「しゃー!!」
そのままこの回も完璧に抑え、パーフェクトピッチングを継続中!
真澄「すげ~な~、どこまで行けるんだろう・・・頑張ってくれな!」
一歩一歩、勝利が近付いてきているのが、段々と実感として沸いてくるのがわかる。
ヨウマ「あと4イニングか、よ~し、絶対甲子園行くぞ!!よこちん待ってろよ!」
そして回は8回まで進み、この回も先頭は4番。
4番「おめー、調子乗ってっと、痛い目にあうぞ!ここで一発ぶちこんでやる!」
4番打者は大口をたたいてきたが、俺は全く気にすることなく力で押していった!
ヨウマ「うりゃ!!」
4番「ぐはっ!」
昨年サヨナラホームランを打たれた相手に、なんと三打席連続三振を奪った!自分でもビックリだ(笑)
そしてこの回も完璧に抑え、残すは9回のみとなった。
8回の裏、昭和ナインの攻撃。ここで監督がナインを集めた。
監督「みんな、初回に9点取ってからは、ずーっとランナー出てないぞ。これが最後の攻撃だ、歴史を作ろうぜ!」
ナイン「はい!!!」
そして、4番セオスが打席に向かう。
セオス「ここはホームラン狙っちゃうよん♪」
応援団の応援が始まった。
幸希「さ~みなさん!この回が昭和ナイン最後の攻撃になります!9点リードしていますが、ずーっとランナーが出ていません!最後にもう一度豪快に点を取ってもらいましょう!」
莉緒「まずは瀬尾君に応援よろしくおねがいしま~す!」
幸希「ホームラン!ホームラン!瀬ー!尾ー!」
そして・・・・・・
効果音「カキーーーン!!!」
打った瞬間、ナイン全員が両手をあげた!
ナイン「いったーーー!!!」
打ったセオスも自分の打球に酔いしれていた!
セオス「やべぇ、すげぇ・・・(笑)」
そして打球は左中間スタンドに入った!打たれた2番手ピッチャーはガッカリしていた。
2番手「・・・・・・」
これで10点目がスコアボードに刻まれた!初回の俺のホームラン以来の点だ!!
友香「かっこいい~!♪なんであんなに飛ばせるんだろう(笑)」
友香は不思議に思った。
そしてバッターは5番八木っちょだ!
八木っちょ「俺も続くぜ!」
幸希「続けー!続けー!八ー!木ー!」
初めて安打を許した2番手ピッチャーは、気にすることなく八木っちょと対戦した。そして・・・
効果音「カキーーーン!!!」
ナイン「おーー!!」
打球は文句無し!レフトスタンドへ!
八木っちょ「おっしゃーー!!」
これで球場はお祭り騒ぎ!こうなりだすともう昭和ナインの勢いは止まらない!!
効果音「カキーーーン!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
なんと!泰彰・パル岡・浩一もホームランだ!
監督「笑いがとまんね~~!!お前らすごすぎだよ!!」
そして俺に回ってきた。
ヨウマ「俺もやっちゃうぞ!」
そして俺は、ストレートをおもいっきり振り抜いた!!
ヨウマ「でやっ!」
効果音「カキーーーン!!!」
またしても場内が沸いた!!打った俺は高々とガッツポーズ!
ヨウマ「決まったな!(笑)」
そして真澄も・・・
真澄「うりゃっ!」
効果音「カキーーーン!!!」
真澄にしては珍しく、レフトに流してのホームランだ!
よこちん「ちょっと何これ~!?やばすぎじゃない!?(笑)」
しまこ「歴史を残したわね!」
さいち「てかやばすぎでしょ~(笑)」
歩「あとは二人ね!」
そして・・・
効果音「カキーーーン!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
大我と純にもホームランが飛び出し、これで18対0!!9人連続ホームランだ!
ヨウマ「すっげ~!こんなのゲームでもできないよ!(笑)」
監督「これは一生語り継がれそうな試合だな!」
さすがに向こうもピッチャーを変えてきた。そしてセオス・八木っちょ・泰彰は凡退し、残すは9回表だ。
甲子園出場まで、あと3人。そして俺の完全試合達成まで、あと3人・・・
18対0の大量リードの中、俺は様々な思いをのせ、マウンドに向かった!
ヨウマ「今日勝って、歴史を残そう。そして、歴史上の人物になろう!よこちん、やっとお前との約束を果たせる時がやってきたよ・・・待たせてごめんな・・・あと3人、しっかり抑えるから、しっかり見ててくれな!」
そして、7番打者が打席に向かう。この時よこちんはすでに涙を流していた。
よこちん「また泣いちゃったよ(笑)(涙)勝利の瞬間にとっておきたかったのに~(笑)ヨウマ、頑張ってね!」
果たして、完全試合達成で甲子園に出場できるのか!?
第32球へ続く
ヨウマ「リベンジだ!」
4番「また打ってやるわ!」
俺は全力投球で攻めた!
効果音「ビュン!」
審判「ストラーイク!」
カウント2-0と追い込み、最後は昨年打たれたフォーク!
ヨウマ「落ちろ!」
効果音「ブン!」
4番「ちっ!」
見事三振に打ち捕った!
パル岡「よ~し!その調子その調子!!」
そして、5番と6番も・・・
5番「がっ!」
6番「うわっ!」
これで6人連続三振!完璧すぎる立ち上がりだ!
監督「すげぇ~!このまま楽に甲子園出場だ~!」
続く3回のマウンドでも・・・
7番「わっ!」
8番「くそっ!」
9番「無理!」
これで圧巻の9人連続三振!まるで江夏さんだ(笑)
よこちん「ヨウマ、すっご~い・・・キリキリマイじゃん♪(笑)」
試合は飛鳥高校が2番手ピッチャーに変わってから、お互いノーヒットのまま試合が進んだ。
5回の表にも・・・
4番「絶対完全試合はさせねぇ!」
また4番との対戦を迎えた。ここは低目に変化球を集め、最後は・・・
効果音「ビュン!」
効果音「ブン!」
4番「だーー!!くそっ!」
審判「ストラーイク!バッターアウト!」
高目の釣り球で三振を奪った!
ヨウマ「しゃー!!」
そのままこの回も完璧に抑え、パーフェクトピッチングを継続中!
真澄「すげ~な~、どこまで行けるんだろう・・・頑張ってくれな!」
一歩一歩、勝利が近付いてきているのが、段々と実感として沸いてくるのがわかる。
ヨウマ「あと4イニングか、よ~し、絶対甲子園行くぞ!!よこちん待ってろよ!」
そして回は8回まで進み、この回も先頭は4番。
4番「おめー、調子乗ってっと、痛い目にあうぞ!ここで一発ぶちこんでやる!」
4番打者は大口をたたいてきたが、俺は全く気にすることなく力で押していった!
ヨウマ「うりゃ!!」
4番「ぐはっ!」
昨年サヨナラホームランを打たれた相手に、なんと三打席連続三振を奪った!自分でもビックリだ(笑)
そしてこの回も完璧に抑え、残すは9回のみとなった。
8回の裏、昭和ナインの攻撃。ここで監督がナインを集めた。
監督「みんな、初回に9点取ってからは、ずーっとランナー出てないぞ。これが最後の攻撃だ、歴史を作ろうぜ!」
ナイン「はい!!!」
そして、4番セオスが打席に向かう。
セオス「ここはホームラン狙っちゃうよん♪」
応援団の応援が始まった。
幸希「さ~みなさん!この回が昭和ナイン最後の攻撃になります!9点リードしていますが、ずーっとランナーが出ていません!最後にもう一度豪快に点を取ってもらいましょう!」
莉緒「まずは瀬尾君に応援よろしくおねがいしま~す!」
幸希「ホームラン!ホームラン!瀬ー!尾ー!」
そして・・・・・・
効果音「カキーーーン!!!」
打った瞬間、ナイン全員が両手をあげた!
ナイン「いったーーー!!!」
打ったセオスも自分の打球に酔いしれていた!
セオス「やべぇ、すげぇ・・・(笑)」
そして打球は左中間スタンドに入った!打たれた2番手ピッチャーはガッカリしていた。
2番手「・・・・・・」
これで10点目がスコアボードに刻まれた!初回の俺のホームラン以来の点だ!!
友香「かっこいい~!♪なんであんなに飛ばせるんだろう(笑)」
友香は不思議に思った。
そしてバッターは5番八木っちょだ!
八木っちょ「俺も続くぜ!」
幸希「続けー!続けー!八ー!木ー!」
初めて安打を許した2番手ピッチャーは、気にすることなく八木っちょと対戦した。そして・・・
効果音「カキーーーン!!!」
ナイン「おーー!!」
打球は文句無し!レフトスタンドへ!
八木っちょ「おっしゃーー!!」
これで球場はお祭り騒ぎ!こうなりだすともう昭和ナインの勢いは止まらない!!
効果音「カキーーーン!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
なんと!泰彰・パル岡・浩一もホームランだ!
監督「笑いがとまんね~~!!お前らすごすぎだよ!!」
そして俺に回ってきた。
ヨウマ「俺もやっちゃうぞ!」
そして俺は、ストレートをおもいっきり振り抜いた!!
ヨウマ「でやっ!」
効果音「カキーーーン!!!」
またしても場内が沸いた!!打った俺は高々とガッツポーズ!
ヨウマ「決まったな!(笑)」
そして真澄も・・・
真澄「うりゃっ!」
効果音「カキーーーン!!!」
真澄にしては珍しく、レフトに流してのホームランだ!
よこちん「ちょっと何これ~!?やばすぎじゃない!?(笑)」
しまこ「歴史を残したわね!」
さいち「てかやばすぎでしょ~(笑)」
歩「あとは二人ね!」
そして・・・
効果音「カキーーーン!!!」
効果音「カキーーーン!!!」
大我と純にもホームランが飛び出し、これで18対0!!9人連続ホームランだ!
ヨウマ「すっげ~!こんなのゲームでもできないよ!(笑)」
監督「これは一生語り継がれそうな試合だな!」
さすがに向こうもピッチャーを変えてきた。そしてセオス・八木っちょ・泰彰は凡退し、残すは9回表だ。
甲子園出場まで、あと3人。そして俺の完全試合達成まで、あと3人・・・
18対0の大量リードの中、俺は様々な思いをのせ、マウンドに向かった!
ヨウマ「今日勝って、歴史を残そう。そして、歴史上の人物になろう!よこちん、やっとお前との約束を果たせる時がやってきたよ・・・待たせてごめんな・・・あと3人、しっかり抑えるから、しっかり見ててくれな!」
そして、7番打者が打席に向かう。この時よこちんはすでに涙を流していた。
よこちん「また泣いちゃったよ(笑)(涙)勝利の瞬間にとっておきたかったのに~(笑)ヨウマ、頑張ってね!」
果たして、完全試合達成で甲子園に出場できるのか!?
第32球へ続く
0
あなたにおすすめの小説
百合ランジェリーカフェにようこそ!
楠富 つかさ
青春
主人公、下条藍はバイトを探すちょっと胸が大きい普通の女子大生。ある日、同じサークルの先輩からバイト先を紹介してもらうのだが、そこは男子禁制のカフェ併設ランジェリーショップで!?
ちょっとハレンチなお仕事カフェライフ、始まります!!
※この物語はフィクションであり実在の人物・団体・法律とは一切関係ありません。
表紙画像はAIイラストです。下着が生成できないのでビキニで代用しています。
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
中1でEカップって巨乳だから熱く甘く生きたいと思う真理(マリー)と小説家を目指す男子、光(みつ)のラブな日常物語
jun( ̄▽ ̄)ノ
大衆娯楽
中1でバスト92cmのブラはEカップというマリーと小説家を目指す男子、光の日常ラブ
★作品はマリーの語り、一人称で進行します。
あるフィギュアスケーターの性事情
蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。
しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。
何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。
この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。
そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。
この物語はフィクションです。
実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。
セーラー服美人女子高生 ライバル同士の一騎討ち
ヒロワークス
ライト文芸
女子高の2年生まで校内一の美女でスポーツも万能だった立花美帆。しかし、3年生になってすぐ、同じ学年に、美帆と並ぶほどの美女でスポーツも万能な逢沢真凛が転校してきた。
クラスは、隣りだったが、春のスポーツ大会と夏の水泳大会でライバル関係が芽生える。
それに加えて、美帆と真凛は、隣りの男子校の俊介に恋をし、どちらが俊介と付き合えるかを競う恋敵でもあった。
そして、秋の体育祭では、美帆と真凛が走り高跳びや100メートル走、騎馬戦で対決!
その結果、放課後の体育館で一騎討ちをすることに。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる