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誓約書の隅にある小文字のカタカナに俺は気付いてしまった。
よく目を通してみれば…
*・セイヤクハ トキトバアイニヨリ ハキデキル
……セイヤクハ トキトバアイニヨリ ハキデキル…
「誓約は 時と場合により 破棄できる…」
………晶さん?
「これっ───俺の欲しい誓約書じゃないですからっ!?」
またまたうちの虎がやってくれた──
手の内に捕われてくれたと思ったらまた綱を咬みきる。
野生の雌虎はなかなか思うように調教出来ない……
俺はたぶん──
一生翻弄され続けるんだろうなと思うわけで…
虜になってるのはやっぱり俺のほうなんだと改めて思い知らされた。。。
「藤沢さんメイクOKですか!?」
本日最後の俺の撮影。
アシスタントに声を掛けられ俺は光の君の顔になる。
集中すれば京の暑さも気にならない。
ただ衣に覆われた下肢の中心部だけは異様に熱い。
俺は努力型の天才役者
藤沢 聖夜──
今回も高視聴率狙わせて頂きます!
俺は下半身の疼きに耐えながら気合いを入れて、背中から回されるカメラをゆっくりと振り返った──
・
「晶さんっ!」
興奮冷めやらぬ躰をもてあましたまま、俺は勢いついてマンションのドアを開けた──
入った瞬間靴はあるのに晶さんの姿も声も聞こえない。
京都での撮影を済ませ、一休みすると俺は真っ直ぐに社長宅を目指し、晶さんの居る部屋へ足を向けたわけで。
バイトを終えてもう家に帰り着いて居るであろう晶さんに直行で逢いにいった。
居間を見渡し、姿の見えない晶さんを探して回る。
真っ直ぐにベットへ向かうとシーツにくるまった晶さんを見つけた──
「晶さんっ」
「あーっ、ダメ向こう行って!!なんで来たのっ!?」
「……?」
なんてひどい言い草…
「なんで来たのって…」
あんなプレゼントもらったら逢いに来ずには居られないって…
そう思いながらシーツを握りしめて潜り込む晶さんを覗き込んだ。
「何してるの?こんな早くからベット入って…」
「なんでもないっ」
「なんでもないなら起きてよ」
「起きるから向こう行ってよっ」
「………」
怪しい……
晶さんのこの慌てよう…
「きゃあっ!?やめてっ…」
「何してるの一人でっ!?」
シーツを強引に剥ぎとると晶さんは裸で身を丸めていた。
よく目を通してみれば…
*・セイヤクハ トキトバアイニヨリ ハキデキル
……セイヤクハ トキトバアイニヨリ ハキデキル…
「誓約は 時と場合により 破棄できる…」
………晶さん?
「これっ───俺の欲しい誓約書じゃないですからっ!?」
またまたうちの虎がやってくれた──
手の内に捕われてくれたと思ったらまた綱を咬みきる。
野生の雌虎はなかなか思うように調教出来ない……
俺はたぶん──
一生翻弄され続けるんだろうなと思うわけで…
虜になってるのはやっぱり俺のほうなんだと改めて思い知らされた。。。
「藤沢さんメイクOKですか!?」
本日最後の俺の撮影。
アシスタントに声を掛けられ俺は光の君の顔になる。
集中すれば京の暑さも気にならない。
ただ衣に覆われた下肢の中心部だけは異様に熱い。
俺は努力型の天才役者
藤沢 聖夜──
今回も高視聴率狙わせて頂きます!
俺は下半身の疼きに耐えながら気合いを入れて、背中から回されるカメラをゆっくりと振り返った──
・
「晶さんっ!」
興奮冷めやらぬ躰をもてあましたまま、俺は勢いついてマンションのドアを開けた──
入った瞬間靴はあるのに晶さんの姿も声も聞こえない。
京都での撮影を済ませ、一休みすると俺は真っ直ぐに社長宅を目指し、晶さんの居る部屋へ足を向けたわけで。
バイトを終えてもう家に帰り着いて居るであろう晶さんに直行で逢いにいった。
居間を見渡し、姿の見えない晶さんを探して回る。
真っ直ぐにベットへ向かうとシーツにくるまった晶さんを見つけた──
「晶さんっ」
「あーっ、ダメ向こう行って!!なんで来たのっ!?」
「……?」
なんてひどい言い草…
「なんで来たのって…」
あんなプレゼントもらったら逢いに来ずには居られないって…
そう思いながらシーツを握りしめて潜り込む晶さんを覗き込んだ。
「何してるの?こんな早くからベット入って…」
「なんでもないっ」
「なんでもないなら起きてよ」
「起きるから向こう行ってよっ」
「………」
怪しい……
晶さんのこの慌てよう…
「きゃあっ!?やめてっ…」
「何してるの一人でっ!?」
シーツを強引に剥ぎとると晶さんは裸で身を丸めていた。
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