ラブプレイ~Hな二人の純愛ライフ~

中村 心響

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いつもうざいくらい、あたしに夢中でいて欲しい──

どんなに冷たくしても
軽くあしらっても

あたしのことで、頭が一杯な夏希ちゃんでいて欲しい

あたしは目の前にいる夏希ちゃんを見つめる。

夏希ちゃんは欲張りなあたしをじっと見つめ返していた。

「じゃあ……晶さんは今、幸せ?……もっともっと…俺とこうして居たい?」

「うん……このままがいい」

あたしは言いながら夏希ちゃんの肩に腕を回す。

この言葉に嘘はない。
あたしの中で微かな脈を返すその感触と、抱き締めあって重なる二つの鼓動。

胸の奥で鳴るこの音色。
別々の個体が一つになって共鳴している感じをこのままずっと味わって居たいと思う。 

夏希ちゃんはあたしに抱きしめられながらあたしの肩にキスをした。

そして笑う。

「じゃあ、ずっとこうして居られるように腹ごしらえしなきゃ……はい、あーんして」

「…ふふ…」

頷いたあたしに夏希ちゃんはテーブルの皿から取ったコロッケを食べさせた。

俵型のマスター自慢のカニクリームコロッケは噛んだ瞬間にクリームがこぼれてあたしの肌を汚していく。

「あーあ……こんなに溢して…ほんと晶さんは手が掛かるんだから…」

食べ掛けのコロッケをあたしから取り上げると、そんな台詞を口にしながら夏希ちゃんは何故かとても嬉しそう。

夏希ちゃんはちょっとエッチな視線をあたしに向ける。そして半分になったコロッケをあたしの肌の上に滑らせていた。



「あ…っ…」

「……俺が全部食べてあげる……」

噛み口から溢れたクリームをあたしの乳房に塗り付けて夏希ちゃんはそう呟く。
たっぷりのクリームに埋もれた赤い乳首を舌で撫でると、夏希ちゃんは周りに広がったクリームごと乳房を大きく口に含んで強く吸った。

「ああっ…」

急な刺激に思わず声が漏れる。あたしの乳房を口に含みながら夏希ちゃんはまた、料理に手を伸ばした。

スープをたっぷり吸ったロールキャベツを器から取る。ボタボタと汁を溢しながら夏希ちゃんはあたしの口にそれを運んだ。

「…あ、溢れちゃ…っ…」

「大丈夫だから食べて」

「ん…っ…」

無理に口に詰め込まれ、口端から溢れた肉汁があたしの顎先を伝い、勢いよく流れ出す。夏希ちゃんはそれに舌を這わせ、わざとイヤらしい音を立てて啜った。

「晶さんは俺のメインディッシュだから……しっかり味わってあげるね」

「あ……っ…」

胸のまん中を伝い落ちるスープを舌先で掬い、下から上へとゆっくり近づいてくる。

胸元から鎖骨、そして喉元を夏希ちゃんの温かい舌が這い、あたしの顎先に辿り着くと夏希ちゃんはロールキャベツの欠片を口にため込んだままのあたしに深く淫らなキスをした。。。 

「ん…っ…ふっ…」

「はあっ……っ…」

押し入ってきた夏希ちゃんの舌で口の中の具材がグジュッほどけ、あたしの唾液とスープが交ざり合う。

柔らかなキャベツの葉は簡単に蕩けると、夏希ちゃんは舌で掻き回しながら、二人で一緒にあたしの口の中のロールキャベツを味わい尽した。



「ふ…ふふ…」

二人で一緒にそう笑いながらキスをしてまだ味が残る唾液を堪能する。

マスターが味付けしたロールキャベツのスープは、何時しかあたしと夏希ちゃんの唾液の味だけに変わっていった……。

「まだ欲しい?」

夏希ちゃんはあたしの顔を覗き込み聞いてくる。

「うん」

「何が欲しい?……これ?」

「んっ……あ…っ」

聞きながら、あたしが答える前に、繋がったままの腰をゆっくりと前後に揺らしてくる。

テーブルに座らされて繰返し送られてくるその挿入の圧迫感。
お腹まで優しく突き上げてくる苦しさも全部が快感に変わってくる。

夏希ちゃんはロールキャベツの深い器を手に取ると、そのスープを口に含み、喘ぐあたしに口移しで飲ませた。

「んん…っ……はあ…っ」

「おいしい?」 

「んっ…あっ…おいし…っ…」

答えきる前に冷たい感触があたしの乳房を襲う。

指に取ったサワークリームを乳首や肌に塗り付けると、夏希ちゃんは最後にあたしの熱を持つ秘部にそれの固まりをボトリと落とし、親指で混ぜ合わせるように刺激した。



「あっ…あ…っ…だっ…めっ」

柔らかなクリームに包まれる。下を向くとまるでボディーソープの泡みたいに、白いクリームがつんと、立っている。
夏希ちゃんはあたしのそこを洗う様に、手のひらの先でその泡ごとあたしの粒をゆっくりと転がした。

「……っ…」

「きもちいい?」

自然と首が仰ぎ、躰が仰け反る。
そんなあたしをじっくりと観察しながら夏希ちゃんは尋ねてくる。

指で愛撫してイキそうになっては動きを止められ、ひとつに繋がって快感が高まる度に意地悪くもったいぶる。

さっきからずっとその繰返しだ。

サワークリームはあたしから溢れた蜜と混ざり、滑らかに溶けていった。

「ああっやだ夏希ちゃっ…」

「んー…すごいおいしい…晶さんのとサワークリームってすごく合う…」

ジュル…っとイヤらしい音がする。

夏希ちゃんは腰を引き抜いて急にあたしのそこに舌を這わしていた。
わざとぴちゃぴちゃ音を立て、夏希ちゃんは挑発するようにあたしを下から見つめる。

色んな油やソースで躰中を夏希ちゃんに汚されながら、そして隅々まで隈無く食べられていった。



「もうや…身体中ベトベト……」

「大丈夫。ちゃんときれいにするから」

「床もベトベトじゃん……」

「心配ないよ。どうせ掃除するの俺だから」

「………」

確かにそうだ。。。

言い切った夏希ちゃんを見つめ、何も言えずに納得する。

「晶さんはそんなこと気にしないで」

「んっ」

夏希ちゃんは強引にあたしの唇を塞いでいた。

「今日は晶さんを沢山抱くって決めたから」

「ああっ」

また奥深くに入ってきた夏希ちゃんにギュッと強くしがみ付く。
逃げないようにあたしの腰を掴まえると夏希ちゃんはじゃれるように、さらにあたしをキス責めにした。

頬や唇、首筋や耳たぶ。色んなところでチュッと軽い音が連続で聞こえてくる。
肌を掠めて襲ってくる甘い痺れ。

その感触に思わず笑いながら抵抗すると、夏希ちゃんはあたしの首筋から顔を上げた。

「明日何時に仕事行くの」

「明日?夕方の飛行機だから12時には楠木さんがここに来るって……」

「…12時……」

「夏希ちゃんは明日は休み?」

「俺……朝からロケ…」

「退院したばかりなのに?……」

「俺のシーンだけ撮り残しになってるから休んだ分を取り戻さないと……」

そう呟いた夏希ちゃんがちょっと可哀想に見えてくる。
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