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6章 幼なじみ
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しおりを挟む「それじゃなくて、こっち食えよ!」
晴樹は心配しながら、シャーベットを差し出した‥
だがこれにもブランデーが使われている‥
何を食べても酒に弱い苗はどんどん酔っていった──
「フィッ‥ク‥ぁ~
なんだかイイねぇ~‥
兄さん!!事件です!
苗はとて~もよいキモチですあは~」
「──…っ…」
苗は完全に出来上がっていた‥
「お前‥水飲め」
晴樹は苗に水を渡す
「‥ゴクッ‥ぷはぁ!
うん!!味がないっ
苗はいらないっ同情するなら酒をくれぇ〰〰はっはぁ♪
いょっ兄さんご機嫌だね!」
「お前がな」
……っ‥やべぇな
コイツこのまま帰せねぇよ‥叔母さんとこにっ…
晴樹は相変わらず目の前でご機嫌に一口小話を始めた苗を見ながら頭を抱えた‥
そして晴樹は叔母さんのところに連絡を入れる‥
「もしもし……あの‥実は‥‥」
晴樹は正直に訳を話し、苗が少し落ち着いたらタクシーで送り届けることを叔母さんに告げ電話を切った
だが、数分後に叔母さんから折り返しの電話が‥‥
・
「今、苗のお母さんに電話したんだけど、お兄さん苗の彼氏なんだって?
だったら今日はそっちで面倒見てもらえんかねぇ💧」
『へっ?‥///』
「苗は酒癖が満作に似とるから寝つくまでずっと喋るからねぇ‥
ウチも朝が早いから夜は早めに寝るし……
一晩そっちで頼めるかねぇ?」
「‥‥‥べ、つに構わないですけど‥」
「そぉ?じゃあお願いします」ガチャ――
‥‥‥‥彼氏‥
おばさんは俺を彼氏と思ってくれてんのか?
晴樹は戸惑いながらいつの間にかベットで熟睡こいてる苗を見つめた
「‥彼氏‥か」
晴樹は呟きながら苗の顔を覗き込む
そして苗の隣に横になった
酒に酔った肌でピンクに染まったほっぺたをプニっと摘まんで遊ぶ‥
プニ‥‥プニ‥‥プニ‥
‥//‥
すげー気持ちいい‥
そして、ダランと力の抜けた苗の手を取り自分の頬に当て、唇に押し当てた‥
小さくて柔らかくて温かい白い手‥酒のせいで今は普段より熱をもっている‥
顔にかかる髪を耳にかけてやりながら晴樹は顔を近づけた‥
そして、ふと苗の言葉が頭に浮かぶ‥
『ただのハレンチ兄さん』
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