4 / 19
壱の巻 天誅でござる!
3
しおりを挟む「───…」
「‥あっ…あのっ…///」
「へぇ‥
さすが‥母親の血は色濃く引いてる訳だ──
大胆な誘い方だね‥‥プッ」
大きな机の上に仰向けに倒れ込んだユリノはカガヤのネクタイを握り占めたまま、真っ赤に硬直している。
そして、ネクタイを引っ張られた勢いでユリノに覆い被さったカガヤはクスッと笑みを溢すとそのままユリノの首筋に顔を埋めた。
カガヤは、耳元でくぐもった声を響かせる──
「せっかく、女の子から大胆に誘ってくれたんだから‥
断る訳にはいかないよな‥」
カガヤはそう言いながら自分の唇を舐めて湿らせるとユリノの首筋に唇を落とした。
「ぁぁッ‥‥ッ」
ヒヤッとした冷たい感触の後に柔らかく熱い唇と舌先がゆっくり上下する。
「‥‥なんだ?けっこう、
いい声出すじゃん‥‥」
カガヤは首筋に唇をつけながら言葉を吐く。
ユリノは初めての刺激に一瞬身体をこわばらせ声を漏らしていた‥
「ままままっ──…まって、お願いッ‥//‥」
「………」
ユリノの声に一瞬顔を上げたカガヤだったが直ぐに顔を元の位置に戻した。
‥ヤバイ…ゲジ眉見たら萎えてきた…
・
何とか萎え気味の気分も下半身も盛り上げようとカガヤは必死に試みた。
膝下のスカートは机に倒れ込んだ時点でめくれ上がり、カガヤは露になった白い太ももを激しく鷲掴むと、同時にユリノの耳たぶから首筋を執拗に責めたてる。
「あ!!‥やめてッ‥まだっ…」
「まだっ‥ッ‥‥て何がッ」
ユリノの言葉にカガヤは荒い息のまま問いかける
「まだッ‥‥キスもしてないのに‥ッ‥‥」
「‥‥‥キス!?」
そぅ、乙女にはそれなりに夢があり段階というものも決まっている。
手を繋いでキスしてペッティング?‥的な手順を踏まなければ先に進めない。
ユリノは母親亡きあと、陽一郎が男手ひとつで大事に育て上げた愛する妻の忘れ形見。
箱入り娘同然でもあった‥
‥キスかよ…
なんか萎えそうな気が‥
そんな不安を抱えながらカガヤは意を決して顔を上げ、ユリノの顔を二度見して固まっていた…
‥なに、コイツ──
けっこう、イケてんじゃん!?…//…
顔を上げたカガヤの目に映ったのは瓶底メガネが外れ、前髪のカッチン留めもどこかに行き、乱れ髪で頬を紅潮させたウルウル瞳の美少女だった。
・
アレだけ気になったゲジ眉は前髪に微かに隠れあまり視界に入ってこない──
カガヤは外れかけて、ユリノの髪に引っかかったメガネを取ると、息の上がっているユリノにかけ直してやった‥
「あ‥ありがと‥//‥て、あらっ!?…」
メガネをかけてもらい礼を言うユリノからカガヤはまた、眼鏡を奪う…
それを数回繰り返してカガヤは言った‥
「やっぱ、コレいらねぇ‥
キスするのに邪魔だわ…」
「ぇ‥──ッ‥んっ‥」
カガヤは言うなり眼鏡を再び取り上げユリノの唇を塞いだ。
‥なんだ‥‥やっぱ血ぃ引いてんじゃん母親の‥
カガヤはそう思いながら、ユリノの両頬に手を添え顔の向きを変えながら何度もキスをした‥
食むように、ゆっくりとユリノの唇を吸い上げ熱い中に舌を差し込む‥
キスに不慣れなユリノはカガヤのされるがままに唇を預けていた。
‥ぁ‥どうしよう‥
キスってスゴイ‥‥///‥
頭がぼーとしてそして、
凄くドキドキする
ユリノはうっとりと目の前のカガヤを見つめた‥‥
ただ、眼鏡がないせいでカガヤの顔はほとんど見えない‥
「ハァ‥‥お前‥ッ‥
すんげーイイ顔するな‥
‥ちょっと俺ッ‥//
──ヤバイかもッ‥‥」
・
カガヤはそう呟くと咳をきったようにユリノのシャツの中に手を潜り込ませ、ブラの上から胸を掴んだ。
「やぁッ…//」
‥な‥っ‥コイツ‥‥//
何カップあるんだっ!?
めちゃめちゃ胸でけッ──
カガヤは思わぬユリノの胸の感触に驚いている
そう、ユリノはEカップ‥
ただ、彼女は母親がいないせいで下着に関しての知識がない‥‥
とりあえず着けていればいいと思ってスポーツブラを愛用していた‥
カガヤは驚きながらユリノを見つめる‥
そしてブラの上から触れていた手をゆっくりと中に潜り込ませた──
「ぁ‥‥//」
「ダメ?‥
って言っても、やめる気になんないけどね──‥//」
カガヤはユリノの反応を確かめながら長い指を巧みに操った。
「‥──ッまってっ…//」
‥やだッ…いきなりこんなトコでなんて‥//
恥ずかしいッ‥
恥ずかしい…。そんな感情と嬉しい気持ち‥
憧れのカガヤにこんなことされるなんて夢にも思わなかった…
自分の美しさを知らないユリノはとても控えめで純粋。
そして、とても素直で従順。‥‥男が大喜びしそうな程のM女だったのだ。
カガヤはユリノの敏感な部分を指先で確かめながら優しく可愛いがる‥
・
この顔でこの身体かよ‥
たまんねぇー‥//
「ユリノ‥
って呼んでいい?‥//」
カガヤはユリノの胸に触れながら耳元で囁く‥
「はぃ‥//‥」
「‥‥‥//」
‥はぃっ‥てか!?
めちゃめちゃ従順じゃん!
‥クソ…//…
やぁべッ‥
すんげぇ、興奮してきたッ
ほんのりピンクに染まったユリノの表情がカガヤの指先の動きに答え、時折り何かを堪えるように歪む‥‥
その表情が尚更にカガヤを興奮させていた‥
『手込めにしてでもいいから惚れさせて連れ戻せッ!!』
カガヤは無情な長老の言葉を思い出す──
‥大事な姫サンなのにいいのかよ?‥
カガヤはあまりにも従順過ぎるユリノを見つめながら躊躇していた。
‥なんか‥何言っても、
はぃ‥って返事しそうだし……
そう思いながらカガヤは確かめてみた。
横を向いて声を堪えるユリノの頬に触れ自分の方を向かせる‥
手の平を熱い頬に添えたまま片手は常にユリノの敏感な乳首を弄んでいた。
「ユリノ──
シてもいい?」
「………ハィ…//」
‥///‥やっぱり…
0
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる