10 / 19
参の巻 奉仕でござる!
1
しおりを挟む中秋の名月と呼ぶにふさわしいその夜更けの晩──
外からの涼しげな秋風に頬を撫でられながらユリノは心地よい眠りについていた──
‥ユリ…
鍵は開けて置けって言ったけど‥‥‥‥
窓を全開しとけとは言ってないよ俺は‥
クスッ‥‥不用心だな
こんなんじゃ他の変質者だって忍びこんじゃうだろ‥
風間家の隣家の屋根に妖しい影の姿あり──
その影の視線は全開に開け放たれたユリノの部屋の窓に注がれていた
そして、影はユリノの部屋へ音もなく忍び寄る‥
‥ん!??‥‥‥
歓迎モードだな…
影はユリノの部屋の二階の窓に、ご丁寧に立掛けられたハシゴに目を奪われ苦笑いしていた。
部屋に忍び入ると周りをぐるっと眺め懐かしさに目を細める‥
そしてベッドに近づき成長したユリノの綺麗な寝顔を眺めた‥
ギシッ‥とベッドがきしみ体重をかけたヶ所がへこむ。
そして、ユリノの耳元に唇を近づけ熱い吐息と共に囁きかける
「‥‥ユリ‥
あの時の約束通り‥
俺のものにするからね…」
魅月は布団をめくりゆっくりとユリノに覆い被さった‥
・
ユリ‥
目のいい忍びの者には月明かりでもはっきりと回りが見える──
ミツキはユリノの長いまつ毛に触れそして白い頬を撫でた‥
「‥ユリ…起きて‥」
ミツキはユリノの耳元で囁きながら熱い舌を這わす‥
「‥ッ‥ぁ‥‥!‥//
‥千堂クン?…」
暗闇のうえに、目の悪いユリノには相手がはっきりとはわからない
ユリノは確かめるようにミツキの顔に触れそして呟く‥
「‥?あれ
‥千納寺クンかな?」
「──!?
カガヤな訳ないだろ!??」
ユリノの言葉にミツキは不満をあらわにした
「‥え、あ💦ごめんなさい!千納寺クンも来るようなこといったから…」
「‥なに?
──カガヤが?!」
そう、実はユリノは今日の帰り際にカガヤとすれ違いそして‥
『ユリノ‥この間の続きをしよう…
今夜、会いに行くから下着は着けずに待ってて…』
そんな宣告を受けていた‥
そして、とことんS女のユリノはミツキの為に揃えたおNEWの寝間着‥下着はカガヤの言いつけどうり一切身につけていない‥
その上、寝間着は何故か
赤襦袢だった。
「‥ユリッ
君は俺を待ってたの?
それともカガヤ!?
どっちを待ってた!??」
・
はっきり言ってどっちとは言えない‥
そう、ユリノはどちらとも待っていたのだから‥
憧れの二人がわざわざ来てくれるのに、自分がどちらか一人をなんてたいそれたことは出来ない!!
ユリノは素直な気持ちでお二人をお待ちしていた…
何も答えないユリノにミツキはしびれを切らした。
「ユリ‥
俺は言ったよね‥
“ユリが誰のものか教えてやるっ”てッ‥」
「‥あ‥//」
ミツキは低い声で耳元に囁きかけユリノの赤襦袢を剥ぎとった──
たった一枚しか身に着けていなかったユリノは瞬く間に、生まれたままの姿を晒され恥ずかしさに自分の手で顔を覆う‥
そしてミツキはその手を掴み押さこんだ──
「ユリ‥ダメだよ
ちゃんと相手が誰が見るんだッ‥」
「で、でも真っ暗だし眼鏡がないとっ‥//」
「いいよそれでも‥
俺がユリの顔を見たい‥
だから、ユリは肌で俺を感じて…」
ミツキはそういうとユリノの手を取りそっとある部分に導く‥
‥え…
‥‥‥あ‥///‥ウソ‥
コレはもしかしてッ!?
そう…ミツキはユリノの手を自分のズボンの中に導いていた
「どう‥
ユリ‥‥‥」
・
「ああああのっ、あのっ、あたしっ──‥//」
‥どうって聞かれてもこんなの始めてでッ‥//
ユリノは始めての感触に驚き戸惑う
「ユリ‥素直に感じたままを言ってごらん‥
どんな感じがする?」
「ぁあの‥///‥
すごく‥あったかい‥デス‥//」
「それだけ?‥」
ミツキはユリノの隣に添い寝をしながら髪を撫で聞き返す
「‥‥‥あの‥//‥
あ、あた、あたたかくてっかッ‥かっ‥‥‥カタイッ
デスッ‥‥‥//」
「クスッ‥
そうだね‥──ユリ…
なんで硬いか‥
わかるよね?」
「は‥ははぃぃッ‥//」
ユリノはミツキのモノ以上に緊張で硬くなりはじめていた。
「じゃあユリ‥
俺がどうして欲しいかもわかる?」
「ぇ‥」
ミツキはそういいながらユリノを熱く見つめ後頭部を支えながら深いキスをした‥
「‥ア、‥‥ンん‥//」
ゆっくりと熱い舌を滑り込ませユリノの舌を絡め取り優しく吸い上げる‥
上半身を起こし気味にユリノの顔を両手で挟みねっとりとしたディープな甘いキスを繰り返しそして言った‥
「ハァ‥ユリ…
俺のココにも今みたいなキスして‥」
「‥ぇ?‥
‥‥えぇッ‥//!??」
「‥いや?」
魅月はユリノを見つめる。
0
あなたにおすすめの小説
【完結】退職を伝えたら、無愛想な上司に囲われました〜逃げられると思ったのが間違いでした〜
来栖れいな
恋愛
逃げたかったのは、
疲れきった日々と、叶うはずのない憧れ――のはずだった。
無愛想で冷静な上司・東條崇雅。
その背中に、ただ静かに憧れを抱きながら、
仕事の重圧と、自分の想いの行き場に限界を感じて、私は退職を申し出た。
けれど――
そこから、彼の態度は変わり始めた。
苦手な仕事から外され、
負担を減らされ、
静かに、けれど確実に囲い込まれていく私。
「辞めるのは認めない」
そんな言葉すらないのに、
無言の圧力と、不器用な優しさが、私を縛りつけていく。
これは愛?
それともただの執着?
じれじれと、甘く、不器用に。
二人の距離は、静かに、でも確かに近づいていく――。
無愛想な上司に、心ごと囲い込まれる、じれじれ溺愛・執着オフィスラブ。
※この物語はフィクションです。
登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。
ちょっと大人な物語はこちらです
神崎 未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない
ちょっと大人な短編物語集です。
日常に突然訪れる刺激的な体験。
少し非日常を覗いてみませんか?
あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ?
※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに
Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。
※不定期更新です。
※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。
極上イケメン先生が秘密の溺愛教育に熱心です
朝陽七彩
恋愛
私は。
「夕鶴、こっちにおいで」
現役の高校生だけど。
「ずっと夕鶴とこうしていたい」
担任の先生と。
「夕鶴を誰にも渡したくない」
付き合っています。
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
神城夕鶴(かみしろ ゆづる)
軽音楽部の絶対的エース
飛鷹隼理(ひだか しゅんり)
アイドル的存在の超イケメン先生
♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡-♡
彼の名前は飛鷹隼理くん。
隼理くんは。
「夕鶴にこうしていいのは俺だけ」
そう言って……。
「そんなにも可愛い声を出されたら……俺、止められないよ」
そして隼理くんは……。
……‼
しゅっ……隼理くん……っ。
そんなことをされたら……。
隼理くんと過ごす日々はドキドキとわくわくの連続。
……だけど……。
え……。
誰……?
誰なの……?
その人はいったい誰なの、隼理くん。
ドキドキとわくわくの連続だった私に突如現れた隼理くんへの疑惑。
その疑惑は次第に大きくなり、私の心の中を不安でいっぱいにさせる。
でも。
でも訊けない。
隼理くんに直接訊くことなんて。
私にはできない。
私は。
私は、これから先、一体どうすればいいの……?
どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~
さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」
あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。
弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。
弟とは凄く仲が良いの!
それはそれはものすごく‥‥‥
「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」
そんな関係のあたしたち。
でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥
「うそっ! お腹が出て来てる!?」
お姉ちゃんの秘密の悩みです。
天才天然天使様こと『三天美女』の汐崎真凜に勝手に婚姻届を出され、いつの間にか天使の旦那になったのだが...。【動画投稿】
田中又雄
恋愛
18の誕生日を迎えたその翌日のこと。
俺は分籍届を出すべく役所に来ていた...のだが。
「えっと...結論から申し上げますと...こちらの手続きは不要ですね」「...え?どういうことですか?」「昨日、婚姻届を出されているので親御様とは別の戸籍が作られていますので...」「...はい?」
そうやら俺は知らないうちに結婚していたようだった。
「あの...相手の人の名前は?」
「...汐崎真凛様...という方ですね」
その名前には心当たりがあった。
天才的な頭脳、マイペースで天然な性格、天使のような見た目から『三天美女』なんて呼ばれているうちの高校のアイドル的存在。
こうして俺は天使との-1日婚がスタートしたのだった。
ユーザ登録のメリット
- 毎日¥0対象作品が毎日1話無料!
- お気に入り登録で最新話を見逃さない!
- しおり機能で小説の続きが読みやすい!
1~3分で完了!
無料でユーザ登録する
すでにユーザの方はログイン
閉じる