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第3章「海と大地の箱庭」
56話 赤きクローバーの少女
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太陽が真上に昇り、空気が十分に温められていた。何も起きていない平和な時期であれば、のどかな一日であった。
しかし、今日に限っては比較的平和な中央都市も、不安と恐怖にざわめている。宮殿にいたっては、いつも以上に緊迫した空気に包まれていた。
というのも、昨日の真夜中の間に男が宮殿に侵入したことで、宮殿内に厳戒態勢を敷かれているからであった。
セルジュがいなくなってしまったあの夜以降、デウスプリズンに戻れていない。一度体勢の立て直しも兼ねて戻りたかったのだが、アイリス様が許してくださらなかった。
「クリム……お主、自分が何を言っているのかわかっているのかえ?」
あまり表情に出さないものの、アイリス様の声色は僅かに険しいものになっていた。ソファに座るアイリス様の横には、不安そうな表情のアリアが控えている。
「犯人の男がこの宮殿に侵入し、神兵をほとんど全滅させたのです。しかも、神がさらわれる場面をこの目で見ました。箱庭に行く方法さえ教えていただければ、あとは僕がすべて解決できます!」
「ならん! 妾は昨日命じたはずじゃ、これ以上の深入りは禁物じゃと!」
「わかっています。それでも、僕はさらわれた神たちを助けたいのです!」
神の世界の平和を守る。それが僕に与えられた使命。全うしない理由はない。
アイリス様は一度僕から目を離し、横に控えるアリアへ顔を向けた。
「アリア、お主からも何か言ってくれんかの」
「えっ……私、昨日ちゃんと……」
「アリアに言われようと、僕はもう調査を止める気はありません。懲罰ならあとでいくらでも受けます」
「っ、クリム!! お主、妾に逆らう気か!?」
「緊急事態です!!」
まくしたてるような言葉にアイリス様が声を荒げた時だった。突然、部屋に何者かが立ち入る。
伝達の使命を受け持つ神兵の一人であった。兜で顔の大部分が隠れているため表情は窺えないが、声色からして慌てているのは明白だった。
「なんじゃ? こっちは今忙しいのじゃ!」
「キャッセリアから南西部の草原にて、謎の魔物が出現しました! 警戒階級は特級、現在魔特隊第三部隊が応戦していますが、苦戦を強いられております!」
「っ、特級じゃと!? 第三部隊ごときが敵うわけなかろう!? なぜ他部隊を……!」
急な知らせを聞いたときは、立ち上がったアイリス。動揺しかけたものの、すぐに冷静さを取り戻す。
「……アリア。街の皆の安全を確保せよ。それと、残りの魔特隊の隊員も総動員するよう、他のアーケンシェンに指示するのじゃ。あやつらも魔物には気づいておろう」
「っ、了解です!」
部屋から駆け出し、アリアが姿を消した。伝令役の神兵も退出し、部屋には僕と彼女だけが残される。
アーケンシェンは世界を治めるだけの力があるゆえに、戦闘力も一般神よりは断然強い。僕も行けば、特級の魔物であろうと突破口は開けるはずだ。
「僕も行きます、アイリス様」
「クリムはここに残れ。話は終わっとらん」
「緊急事態だというのに、悠長ですね」
アイリス様に続いて、急に知らない声が聞こえてきた。
振り返ったところに、かなり背の低い少女が立っていた。長い銀髪、紫の装束、銀の装丁の本。赤い瞳には、四葉のクローバーのような模様が浮かんでいて、炎が燃え盛っているように見える。
そんな彼女は、無表情で僕らを見ている。
「誰じゃ、お主は?」
「わたしはヴィータと申します。トゥリヤという者の案内の下、レーニエとやらにここまで運んできてもらいました」
「トゥリヤ!? それにレーニエ君まで……!?」
二人が元から知り合いだったかどうかよりも、なぜ二人がこの子供──ヴィータに協力したのかが不思議でたまらなかった。
「……そうか。お主がデウスプリズンから突如現れたとかいう子供じゃな」
「え……!? 何ですか、その話は……」
「そうじゃった。実は今日未明、お主の住まうデウスプリズンの最奥からこの子供が現れたらしいのじゃ。トゥリヤと運び神が見つけて、妾のところまで報告してきたのじゃ」
もっと早く報告していただきたかった。
デウスプリズンの最奥は、基本的に誰であっても立ち入りを禁じている。番人である僕でさえ最奥のことはよく知らないのだが、少なくとも中に子供がいるという話は聞いたことがない。
「トゥリヤとレーニエはどこじゃ? 一緒ではないのかえ?」
「彼らも例の魔物の討伐に駆り出されましたよ。わたしを放置しなければならなくなるあたり、予想以上に事態は深刻のようです」
「…………」
「行きますよ、クリム。話ならあとでいくらでも聞けばいいのです」
息苦しい空気に圧されかけていたところ、ヴィータに腕を掴まれ部屋から引きずり出される。止める声さえ意に介さず、僕を部屋から遠ざけた。
「……さて。これでようやくあなたと話ができますね」
僕の腕を離し、トコトコ歩きだす。その後をついていくが、方向は宮殿の外だった。
「トゥリヤとレーニエから、ある程度事情は聞いています。あなたが例の事件の調査を行っているそうですね。被害者を探そうとしていることも聞きました」
「けど、未だに被害者たちを探して出せていない。無事なのかどうかさえ定かじゃないんだ」
「……そうですか。どうも、わたしは随分と長く眠っていたようです。今の世界情勢がまったく掴めませんし、わからないことだらけです」
わからないことが多いのはこちらも同じである。異常事態が重なりに重なっているというのに、不気味なほど落ち着いている。
そもそも、彼女はデウスプリズンから現れたというが、どういう経緯で現れたのかさっぱり不明である。調べようにも、危険性の高い魔物の襲来を放置するわけにはいかないし……。
「とりあえず、手前の問題から片づけましょう。わたしに事件の詳細を教えていただけませんか」
「どうして? 関係者以外には話す必要のないことなんだけど」
「わたしも事件の調査に協力します。恐らく、この事件は普通の神には解決できません。それに……わたしの探すものは、ここにはない気がするのです」
……普通の神には解決できない、か。
信用できるか微妙だが、今は頼れる者が他にいない。彼女に今までの調査の結果をすべて話すことにした。
「わかった。その代わり、すべてが解決したら君のことを僕に教えてくれ。なぜデウスプリズンから現れたのかも、全部」
「いいでしょう。交渉成立ですね」
話がわかる子で助かった。一時はどうなることかと思ったけれど。
とにかく、魔物の元へ急ごう。状況を把握しないことには動き出せない。
しかし、今日に限っては比較的平和な中央都市も、不安と恐怖にざわめている。宮殿にいたっては、いつも以上に緊迫した空気に包まれていた。
というのも、昨日の真夜中の間に男が宮殿に侵入したことで、宮殿内に厳戒態勢を敷かれているからであった。
セルジュがいなくなってしまったあの夜以降、デウスプリズンに戻れていない。一度体勢の立て直しも兼ねて戻りたかったのだが、アイリス様が許してくださらなかった。
「クリム……お主、自分が何を言っているのかわかっているのかえ?」
あまり表情に出さないものの、アイリス様の声色は僅かに険しいものになっていた。ソファに座るアイリス様の横には、不安そうな表情のアリアが控えている。
「犯人の男がこの宮殿に侵入し、神兵をほとんど全滅させたのです。しかも、神がさらわれる場面をこの目で見ました。箱庭に行く方法さえ教えていただければ、あとは僕がすべて解決できます!」
「ならん! 妾は昨日命じたはずじゃ、これ以上の深入りは禁物じゃと!」
「わかっています。それでも、僕はさらわれた神たちを助けたいのです!」
神の世界の平和を守る。それが僕に与えられた使命。全うしない理由はない。
アイリス様は一度僕から目を離し、横に控えるアリアへ顔を向けた。
「アリア、お主からも何か言ってくれんかの」
「えっ……私、昨日ちゃんと……」
「アリアに言われようと、僕はもう調査を止める気はありません。懲罰ならあとでいくらでも受けます」
「っ、クリム!! お主、妾に逆らう気か!?」
「緊急事態です!!」
まくしたてるような言葉にアイリス様が声を荒げた時だった。突然、部屋に何者かが立ち入る。
伝達の使命を受け持つ神兵の一人であった。兜で顔の大部分が隠れているため表情は窺えないが、声色からして慌てているのは明白だった。
「なんじゃ? こっちは今忙しいのじゃ!」
「キャッセリアから南西部の草原にて、謎の魔物が出現しました! 警戒階級は特級、現在魔特隊第三部隊が応戦していますが、苦戦を強いられております!」
「っ、特級じゃと!? 第三部隊ごときが敵うわけなかろう!? なぜ他部隊を……!」
急な知らせを聞いたときは、立ち上がったアイリス。動揺しかけたものの、すぐに冷静さを取り戻す。
「……アリア。街の皆の安全を確保せよ。それと、残りの魔特隊の隊員も総動員するよう、他のアーケンシェンに指示するのじゃ。あやつらも魔物には気づいておろう」
「っ、了解です!」
部屋から駆け出し、アリアが姿を消した。伝令役の神兵も退出し、部屋には僕と彼女だけが残される。
アーケンシェンは世界を治めるだけの力があるゆえに、戦闘力も一般神よりは断然強い。僕も行けば、特級の魔物であろうと突破口は開けるはずだ。
「僕も行きます、アイリス様」
「クリムはここに残れ。話は終わっとらん」
「緊急事態だというのに、悠長ですね」
アイリス様に続いて、急に知らない声が聞こえてきた。
振り返ったところに、かなり背の低い少女が立っていた。長い銀髪、紫の装束、銀の装丁の本。赤い瞳には、四葉のクローバーのような模様が浮かんでいて、炎が燃え盛っているように見える。
そんな彼女は、無表情で僕らを見ている。
「誰じゃ、お主は?」
「わたしはヴィータと申します。トゥリヤという者の案内の下、レーニエとやらにここまで運んできてもらいました」
「トゥリヤ!? それにレーニエ君まで……!?」
二人が元から知り合いだったかどうかよりも、なぜ二人がこの子供──ヴィータに協力したのかが不思議でたまらなかった。
「……そうか。お主がデウスプリズンから突如現れたとかいう子供じゃな」
「え……!? 何ですか、その話は……」
「そうじゃった。実は今日未明、お主の住まうデウスプリズンの最奥からこの子供が現れたらしいのじゃ。トゥリヤと運び神が見つけて、妾のところまで報告してきたのじゃ」
もっと早く報告していただきたかった。
デウスプリズンの最奥は、基本的に誰であっても立ち入りを禁じている。番人である僕でさえ最奥のことはよく知らないのだが、少なくとも中に子供がいるという話は聞いたことがない。
「トゥリヤとレーニエはどこじゃ? 一緒ではないのかえ?」
「彼らも例の魔物の討伐に駆り出されましたよ。わたしを放置しなければならなくなるあたり、予想以上に事態は深刻のようです」
「…………」
「行きますよ、クリム。話ならあとでいくらでも聞けばいいのです」
息苦しい空気に圧されかけていたところ、ヴィータに腕を掴まれ部屋から引きずり出される。止める声さえ意に介さず、僕を部屋から遠ざけた。
「……さて。これでようやくあなたと話ができますね」
僕の腕を離し、トコトコ歩きだす。その後をついていくが、方向は宮殿の外だった。
「トゥリヤとレーニエから、ある程度事情は聞いています。あなたが例の事件の調査を行っているそうですね。被害者を探そうとしていることも聞きました」
「けど、未だに被害者たちを探して出せていない。無事なのかどうかさえ定かじゃないんだ」
「……そうですか。どうも、わたしは随分と長く眠っていたようです。今の世界情勢がまったく掴めませんし、わからないことだらけです」
わからないことが多いのはこちらも同じである。異常事態が重なりに重なっているというのに、不気味なほど落ち着いている。
そもそも、彼女はデウスプリズンから現れたというが、どういう経緯で現れたのかさっぱり不明である。調べようにも、危険性の高い魔物の襲来を放置するわけにはいかないし……。
「とりあえず、手前の問題から片づけましょう。わたしに事件の詳細を教えていただけませんか」
「どうして? 関係者以外には話す必要のないことなんだけど」
「わたしも事件の調査に協力します。恐らく、この事件は普通の神には解決できません。それに……わたしの探すものは、ここにはない気がするのです」
……普通の神には解決できない、か。
信用できるか微妙だが、今は頼れる者が他にいない。彼女に今までの調査の結果をすべて話すことにした。
「わかった。その代わり、すべてが解決したら君のことを僕に教えてくれ。なぜデウスプリズンから現れたのかも、全部」
「いいでしょう。交渉成立ですね」
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