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第6章「最高神生誕祭」
129話 新しい装い
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「おはよう、ユキ! 今日は最高神生誕祭だね」
いつも通り、自分の部屋で目を覚ます。しかし、いつもよりも僅かに日が高くなっている。朝に起きたはいいものの、早朝というほどではなかった。
身体を起こしたものの、瞼が重くて眠気が凄まじい。ベッドの枕元には、レイチェルさんからもらったピエロ人形を置いて一緒に寝ているのだが……。
人形の向こうに、普段は部屋に入ってこないはずのアスタの姿があるのに気づいた。
「アスタぁ……勝手に部屋に入ってこないでよぉ……」
「なかなか起きてこなかったから心配になっちゃって。疲れてたみたいだね」
「うぅ……着替えるからリビングで待ってて……」
アスタを部屋から追い出して、普段着に着替えてから部屋を出る。
あれから、私は鍛錬を一週間ほど続けてみた。身体が軋んだり激しく痛みだしても、魔法は一切使わずに純粋な体力勝負で哨戒任務に挑み続けた。レイチェルさんからもらった魔力封じのピエロ人形を肌身放さず持ち歩き、日常生活でもあまり魔法を使わないように努めてみた。
すると、日常の至るところ……主に家事に軽めの魔法を使ったりしていたため、その辺りが一気に不便になってしまった。とはいえ、料理は現在アスタが作っているので、洗濯だったりお風呂だったりを手でやれば何も問題はないのだけど。
「ユキ、結構力持ちになったんじゃない?」
「どうかな。二週間でそんなに変わるものなの?」
「試しにこれ持ってみてよ」
アスタが示したのは、リビングに置いてある椅子だ。前の私でも持つことはできたけれど、普通の椅子よりちょっと重めだと感じていた。
それを両手で掴み、持ち上げる。すると、今までよりも少ない力で軽々と持ち上げられた。
「えっ、軽っ。いつの間にこんな力が……」
「すごいね、ユキ! いっぱい剣を振ってたから、腕っ節が強くなったんだよ」
「なーんかアリアみたいになってきたなぁ。ま、別にいいけどさ」
アリアもそうだけど、別に腕が太くなっているわけではなさそうだ。見た目は大して変わっていないのに、筋力はだいぶついたらしい。
まあ、しばらく魔法を使っていなかったし、ピエロ人形は部屋に置いたままにしておこう。
「とりあえず、ご飯食べよう。今日は目玉焼きとトーストだよー」
「はいはーい」
腹が減ってはなんとやらとも言うしね。例のごとく、アスタがご飯を作ってくれたのでさくっと平らげた。
鍛錬を始めてから、なんだか妙にお腹がすくようになった。運動量が増えるとエネルギーの消費量も同じように増えるせいかも。神も人間も、こういうところは同じらしい。
「そういえば、ユキ。あそこに置いてある箱って何?」
アスタがリビングのソファの近くに置いてある箱を指さした。茶色の素朴な紙で包まれており、皮ひもでしっかりと梱包されている。中身は結構な量のようで、ほんの少しだけ箱が膨れている。
私は、事前にこの箱が送られてくることを知らされていたので、何が入っているのかも知っている。
「ティアルから送られてきたんだ。魔力の強化も一緒にしちゃえってことで、新しい服を用意してくれたみたい。なんか、着るだけで魔力がある程度強化されるらしいよ」
「えっ!? ユキの新しいコスチューム!? 楽しみ!」
「う、うるさいわねっ! とりあえず、早速着てくるから」
服が入れられていた箱を持ちだして、自分の部屋に駆け込んだ。大げさに驚きつつわくわくしているアスタを締め出して、じっくり箱を開けていく。
茶色の紙の中には、白い紙箱が複数入っていた。箱の大きさは大小様々で、中には服やブーツ、それから手袋や黒いニーハイソックス、小さい水色の宝石がついたネックレスまで入っている。新しい服装に加え、アクセサリーも一式揃っているようだ。
(ん? 手紙が入ってる)
服の入っている一番大きな箱の中に、白い封筒が入っていた。中を開けると、誰かのメッセージが書かれた便箋が出てきた。
「ユキアちゃんへ
修行、頑張ってるみたいだね。トルテです。
今回、ティアル様からのご依頼で、戦闘用のコスチュームを作らせてもらいました。
びっくりした? 実はあたし、お菓子以外にお洋服も作れちゃうの。
って、あたしの話はまた今度だよね。お洋服の説明を書いておかないと。
ユキアちゃん、いつも青い服を着ていたから、コスチュームも青をベースにしてみたよ。
防御面と動きやすさを兼ね備えているけど、普段着としても着られるから好きなように使ってね。
それから、同封されているネックレスに使っている宝石は、カトラス様からいただきました。魔力増幅の効果があるそうです。
ユキアちゃんはいつも頑張っているから、あたし応援してるよ。
また時間ができたら、カフェに遊びに来てね。
トルテ」
可愛らしい丸文字で書かれていた文章で、思わず笑みがこぼれた。お菓子だけでなく、こんなところでも助けられるなんて……今度お礼を言いに行かなきゃ。
服一式を取り出して、元々着ていた普段着から新しい装いに着替える。普段髪を結んでいるリボンは変わっていないし、服のカラーリングも前と似たような感じだ。なのに、不思議と自分が急激に大人びたような感覚を覚える。
とりあえず、リビングに戻って来た。
「どうかな、似合う?」
私の姿を見た瞬間、アスタが固まった────と思ったら。
「かっ……かっこいい! しかも可愛いっ! ユキ、可愛いのにすごく大人っぽく見えるよ!」
「そ、そう……?」
さすがにオーバーリアクションじゃないの、と言いたかったけれど、この格好を褒められるのは嫌じゃない。
チリンチリーン、と玄関の呼び鈴が鳴らされる音がした。とりあえず、私だけ玄関に向かった。ドアを開けると緋色の長髪が見えた。
「よぉ、ユキア。早速着たのか、似合ってるぜ」
「ティアル。お洋服ありがとうね」
「お礼なら私じゃなくて、トルテとカトラスさんに言ってくれ。せっかくだし、今日はそれ着て行ったらどうだ? 二人もその方が嬉しいと思うぜ」
「うん、わかった」
それにしても、ティアルはいつも通りの鎧姿だ。今日は最高神生誕祭の日だというのに。
「ていうか、お前ら開祭式来なかったんだな」
「どうせ、毎年恒例のアイリスのなっが~い挨拶から始まるんでしょ。あんなもん私が見ると思ってんの?」
「あ、ああ……もう繁華街は結構賑わってるけど、誰かと回るのか?」
「メアとは一旦合流するけど、シオンたちはあとで。というか、ティアルこそ祭りの日くらい、おしゃれとかしないの?」
「わ、私はいいんだよ! 柄じゃねーし。それに、今年は警備とか巡回を念入りにやらなきゃいけねーから、楽しむ暇なんてねーの!」
ムキになっているのか悔しいのか、よくわからない顔で吐き捨てられた。
魔特隊の総指揮官も忙しいんだな。でも、今年は事件や騒ぎが特に多いし、警戒は怠ってはいけないことは理解できる。祭りの間に魔物だの観測者だのが襲ってきたらたまらないし。
「じゃあ、ティアルの分まで楽しむよ。仕事頑張ってね」
「お、おう。あ、そうだ伝言。カルデが診療所で待ってるってさ。アスタも連れて一緒に行って来いよ」
「えぇ? なんでカルデルトが……まあ、いいけど」
頷いておくと、ティアルは「じゃあな!」と言い残して、足早に去っていった。あっという間に目立つ長髪が見えなくなってしまった。
とりあえず、玄関のドアを閉めてリビングに戻る。
「なんだったの?」
「ティアル。なんか、カルデルトが呼んでるみたい。あんたも一緒にって」
「あ、ほんと? もー、今日になってようやく話がついたの? 遅いなぁ」
「……何の話?」
「ボクはボクで頑張ってることがあるの!」
その「頑張ってること」の内容は、どうやら教えてくれなさそうだった。首を傾げつつも、一旦置いておくことにする。カルデルトの待つ診療所へ向かうため、出かける準備を進めた。
「おはよう、ユキ! 今日は最高神生誕祭だね」
いつも通り、自分の部屋で目を覚ます。しかし、いつもよりも僅かに日が高くなっている。朝に起きたはいいものの、早朝というほどではなかった。
身体を起こしたものの、瞼が重くて眠気が凄まじい。ベッドの枕元には、レイチェルさんからもらったピエロ人形を置いて一緒に寝ているのだが……。
人形の向こうに、普段は部屋に入ってこないはずのアスタの姿があるのに気づいた。
「アスタぁ……勝手に部屋に入ってこないでよぉ……」
「なかなか起きてこなかったから心配になっちゃって。疲れてたみたいだね」
「うぅ……着替えるからリビングで待ってて……」
アスタを部屋から追い出して、普段着に着替えてから部屋を出る。
あれから、私は鍛錬を一週間ほど続けてみた。身体が軋んだり激しく痛みだしても、魔法は一切使わずに純粋な体力勝負で哨戒任務に挑み続けた。レイチェルさんからもらった魔力封じのピエロ人形を肌身放さず持ち歩き、日常生活でもあまり魔法を使わないように努めてみた。
すると、日常の至るところ……主に家事に軽めの魔法を使ったりしていたため、その辺りが一気に不便になってしまった。とはいえ、料理は現在アスタが作っているので、洗濯だったりお風呂だったりを手でやれば何も問題はないのだけど。
「ユキ、結構力持ちになったんじゃない?」
「どうかな。二週間でそんなに変わるものなの?」
「試しにこれ持ってみてよ」
アスタが示したのは、リビングに置いてある椅子だ。前の私でも持つことはできたけれど、普通の椅子よりちょっと重めだと感じていた。
それを両手で掴み、持ち上げる。すると、今までよりも少ない力で軽々と持ち上げられた。
「えっ、軽っ。いつの間にこんな力が……」
「すごいね、ユキ! いっぱい剣を振ってたから、腕っ節が強くなったんだよ」
「なーんかアリアみたいになってきたなぁ。ま、別にいいけどさ」
アリアもそうだけど、別に腕が太くなっているわけではなさそうだ。見た目は大して変わっていないのに、筋力はだいぶついたらしい。
まあ、しばらく魔法を使っていなかったし、ピエロ人形は部屋に置いたままにしておこう。
「とりあえず、ご飯食べよう。今日は目玉焼きとトーストだよー」
「はいはーい」
腹が減ってはなんとやらとも言うしね。例のごとく、アスタがご飯を作ってくれたのでさくっと平らげた。
鍛錬を始めてから、なんだか妙にお腹がすくようになった。運動量が増えるとエネルギーの消費量も同じように増えるせいかも。神も人間も、こういうところは同じらしい。
「そういえば、ユキ。あそこに置いてある箱って何?」
アスタがリビングのソファの近くに置いてある箱を指さした。茶色の素朴な紙で包まれており、皮ひもでしっかりと梱包されている。中身は結構な量のようで、ほんの少しだけ箱が膨れている。
私は、事前にこの箱が送られてくることを知らされていたので、何が入っているのかも知っている。
「ティアルから送られてきたんだ。魔力の強化も一緒にしちゃえってことで、新しい服を用意してくれたみたい。なんか、着るだけで魔力がある程度強化されるらしいよ」
「えっ!? ユキの新しいコスチューム!? 楽しみ!」
「う、うるさいわねっ! とりあえず、早速着てくるから」
服が入れられていた箱を持ちだして、自分の部屋に駆け込んだ。大げさに驚きつつわくわくしているアスタを締め出して、じっくり箱を開けていく。
茶色の紙の中には、白い紙箱が複数入っていた。箱の大きさは大小様々で、中には服やブーツ、それから手袋や黒いニーハイソックス、小さい水色の宝石がついたネックレスまで入っている。新しい服装に加え、アクセサリーも一式揃っているようだ。
(ん? 手紙が入ってる)
服の入っている一番大きな箱の中に、白い封筒が入っていた。中を開けると、誰かのメッセージが書かれた便箋が出てきた。
「ユキアちゃんへ
修行、頑張ってるみたいだね。トルテです。
今回、ティアル様からのご依頼で、戦闘用のコスチュームを作らせてもらいました。
びっくりした? 実はあたし、お菓子以外にお洋服も作れちゃうの。
って、あたしの話はまた今度だよね。お洋服の説明を書いておかないと。
ユキアちゃん、いつも青い服を着ていたから、コスチュームも青をベースにしてみたよ。
防御面と動きやすさを兼ね備えているけど、普段着としても着られるから好きなように使ってね。
それから、同封されているネックレスに使っている宝石は、カトラス様からいただきました。魔力増幅の効果があるそうです。
ユキアちゃんはいつも頑張っているから、あたし応援してるよ。
また時間ができたら、カフェに遊びに来てね。
トルテ」
可愛らしい丸文字で書かれていた文章で、思わず笑みがこぼれた。お菓子だけでなく、こんなところでも助けられるなんて……今度お礼を言いに行かなきゃ。
服一式を取り出して、元々着ていた普段着から新しい装いに着替える。普段髪を結んでいるリボンは変わっていないし、服のカラーリングも前と似たような感じだ。なのに、不思議と自分が急激に大人びたような感覚を覚える。
とりあえず、リビングに戻って来た。
「どうかな、似合う?」
私の姿を見た瞬間、アスタが固まった────と思ったら。
「かっ……かっこいい! しかも可愛いっ! ユキ、可愛いのにすごく大人っぽく見えるよ!」
「そ、そう……?」
さすがにオーバーリアクションじゃないの、と言いたかったけれど、この格好を褒められるのは嫌じゃない。
チリンチリーン、と玄関の呼び鈴が鳴らされる音がした。とりあえず、私だけ玄関に向かった。ドアを開けると緋色の長髪が見えた。
「よぉ、ユキア。早速着たのか、似合ってるぜ」
「ティアル。お洋服ありがとうね」
「お礼なら私じゃなくて、トルテとカトラスさんに言ってくれ。せっかくだし、今日はそれ着て行ったらどうだ? 二人もその方が嬉しいと思うぜ」
「うん、わかった」
それにしても、ティアルはいつも通りの鎧姿だ。今日は最高神生誕祭の日だというのに。
「ていうか、お前ら開祭式来なかったんだな」
「どうせ、毎年恒例のアイリスのなっが~い挨拶から始まるんでしょ。あんなもん私が見ると思ってんの?」
「あ、ああ……もう繁華街は結構賑わってるけど、誰かと回るのか?」
「メアとは一旦合流するけど、シオンたちはあとで。というか、ティアルこそ祭りの日くらい、おしゃれとかしないの?」
「わ、私はいいんだよ! 柄じゃねーし。それに、今年は警備とか巡回を念入りにやらなきゃいけねーから、楽しむ暇なんてねーの!」
ムキになっているのか悔しいのか、よくわからない顔で吐き捨てられた。
魔特隊の総指揮官も忙しいんだな。でも、今年は事件や騒ぎが特に多いし、警戒は怠ってはいけないことは理解できる。祭りの間に魔物だの観測者だのが襲ってきたらたまらないし。
「じゃあ、ティアルの分まで楽しむよ。仕事頑張ってね」
「お、おう。あ、そうだ伝言。カルデが診療所で待ってるってさ。アスタも連れて一緒に行って来いよ」
「えぇ? なんでカルデルトが……まあ、いいけど」
頷いておくと、ティアルは「じゃあな!」と言い残して、足早に去っていった。あっという間に目立つ長髪が見えなくなってしまった。
とりあえず、玄関のドアを閉めてリビングに戻る。
「なんだったの?」
「ティアル。なんか、カルデルトが呼んでるみたい。あんたも一緒にって」
「あ、ほんと? もー、今日になってようやく話がついたの? 遅いなぁ」
「……何の話?」
「ボクはボクで頑張ってることがあるの!」
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