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壊れた歯車
73話
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「その声は茉莉ね!」
茉莉はクマが凄く、髪はボサボサで肌の調子も悪そうだった。
「茉莉…酷い顔…」
リリアがそう言うと治療を始める。
「すみません…最近、魔物の襲撃が多くて何日も寝t…」
茉莉は安心したのか糸が切れた操り人形の様に倒れ、リリアが茉莉の身体を支える。
「茉莉…無理をさせてごめんね…」
アリスは拳を握り締める。
「アリス…さん…?」
様子が変わったアリスを心配してパリスが言う。
「大丈夫…今の私なら…」
アリスは感知を使って敵を発見すると凄まじい速度で移動し、殲滅していく。
その鬼神のごとく殲滅していく様は誰が見ても分かるような焦りが見えたと言う。
…
しばらくして、リリーフィルとアスティア以外の全員がアリスの屋敷に戻った頃、アリスも戻ってくる。
「皆、もっと早く戻れなくてごめん!」
戻って来て早々にアリスは頭が地面に埋まるんじゃないかと言わんがばかりの勢いで頭を下げる。
フィリアが呆れた様子で言う。
「アンタはアンタの役目があったんでしょ?誰も悪くないし、アンタの事を責めるやつはいないわよ。」
「そ、そうだよ!アリス姉は悪くないよ!たまたま間が悪かっただけなんだしさ!ね?」
マリアが慌ててフォローする様に言うとリリアのソファーで気絶した様に寝てる茉莉を除いて、ずっと屋敷に居た皆が頷く。
「う、う~ん…」
茉莉が目を覚まして起き上がる。
「茉莉…無理しないで…」
リリアの懸命な治療のおかげで茉莉の顔色はかなり良くなっていた。
「大丈夫よ。リリアさんのおかげでかなり本調子に近いところまで回復出来たわ…」
茉莉はそう言うとゆっくりとソファーから立ち上がって言う。
「アリスさん、私は貴方が居なくなって、異形の襲撃が起きて、魔物の襲撃も起きて…寝る事はもちろん、ご飯をゆっくり食べる事もまともに出来ませんでした。」
アリスが「ごめん…」と言うと茉莉は「ふわぁ…」と小さく欠伸をする。
「別に貴方を責めたつもりでは無いんです。私は私の出来る事をやっただけですから…」
茉莉は少し考える様に目を閉じる。
「正直に言うとこの国の事なんてどうでも良かったんです。国が潰れようと生きてれば良いだろうと…そんな考えが何度も頭の中で湧いてきました。でも、それじゃダメだったんです。」
茉莉はゆっくりと目を開けてまっすぐアリスの瞳を見る。
「貴方の居場所はここにしかない事、ここが無くなれば貴方の居場所がない事…私は貴方の帰るべき場所を守る事を命懸けで最優先にしたんです。」
茉莉は少し深呼吸をする。
「私は…いえ、今の私は何よりもこの場所が大切なのです。貴方の…貴方たちの帰るこの場所を守る為なら命すら投げてしまえるほどに…貴方が帰るこの場所を好きになったんです。傲慢にも貴方が居ない世界など要らないと言ってしまえるほど、貴方に心酔してしまったのです。」
茉莉はそう言うと右手を突き出す。
「来たれ…傲慢なる翼!」
茉莉がそう言うと同時に茉莉の背中に天使を思わせる様な白い翼が現れる。
「大罪宝具…いや、あれは…」
ヴェルドールがそう言うと茉莉は楽しげに笑う。
「これは大罪転身よ。アリスさんが帰ってきた時に驚かせたくて特訓したの。私は大罪宝具を扱えないわ。」
茉莉は翼を指さして言う。
「茉莉さんも大罪の名を冠する者だったのですね。」
パリスがそう言うと茉莉は少しだけ違うと言いたげに言う。
「正確にはそれになりかけてるだけよ。今はまだ不完全な力なの。」
茉莉がそう言うと同時に翼が消えると同時にどことなく先程よりも茉莉は元気になった様な感覚を感じる。
「さてと…」
茉莉は眼鏡をかけて皆の方を向いて言う。
「皆さん、新人の方への自己紹介が済んで無かったですよね?」
茉莉がそう言うと真っ先にウェリアが真っ先に手を挙げる。
「私はウェリア・マリアージュですの!今はアリス様のパーティーで魔道士をやってますの!」
「ウェリアは元々はマリアージュ王国のお姫様なんだけど、今は私の仲間として活躍してくれてるんだ。」
私がウェリアについて補足するとソルがどことなく興味ありげに見ていた。
そして、新人組と茉莉以外のパーティーの面々が自己紹介し終わるとブレイサが言う。
「次は俺だな!俺はアリス様の部下のブレイサだ!見ての通り、悪魔だから殺したい奴が居たら言ってくれよな!」
「こーら、ブレイサ。そんな物騒な言葉を使わないの。ここには子供もいるんだからね?」
「へーい。」
ブレイサはつまらなさそうに返事をする。
「俺はウルカだ。見ての通り、狼人だから殴り合いなら任せてくれよな!」
茉莉がウルカの「狼人」に反応して耳をピクリと動かす。
「ソル…それが…名前…」
ソルは短くそう言ってヴァティアの髪をいじり始める。
『私はヴェルドールです。怠惰の名を持つアリス様の手駒です。』
面倒くさそうにゴーレムの中から頭と腕だけ出したヴェルドールが魔法の文字を浮かべる。
「ヴェルドール、せっかくの自己紹介なんだから、声に出して言おうよ。一応、これからも長い付き合いになるんだしさ。」
「うぇ~…めんどくさいですねぇ…」
ヴェルドールは「あ、服が脱げちゃった…」とか言いながら、大事な部分をゴーレムの欠片で隠してゴーレム中から出る。
「改めて、私がヴェルドールです。怠惰の名を持つアリス様の部下ですね。まあ、アリス様のご意向によって対等の仲間としてつきあわさせてもらってますがね。」
ヴェルドールは自己紹介が終わると降りる前と同様にゴーレムの中に戻る。
「私は魔王アスティア様の秘書のアネラーゼですぅ~!本来は蜘蛛女族ですので、この姿では無いんですけど、魔王様の命令でこの姿でいますぅ~」
アネラーゼが眼鏡をクイッとして言う。
「私はイヴだよ!」
「俺はディムだ!」
イヴとディムの二人が息ピッタリに言う。
「る、ルーニー…です?言葉…あまり…わからない…よろしくおねます?」
ルーニーは不安そうな表情で頭を下げる。
「では、最後に私ですね。」
茉莉がそう言って一歩前に出る。
「私は姓を本間、名を茉莉と言う名前です!今は学者も兼業しております。」
「あれ?茉莉、いつの間に学者になったの?」
「魔物の襲撃が起きる前にとある博士に弟子入りをしたのです。その方曰く、「自分はとっても凄い博士だよ!」との事でしたので…」
(あれ?今、一瞬だけ茉莉さんに見られた様な…)
パリスは小さく首を傾げていた。
「なるほどね。」
アリスが納得した様子で言う。
『アリスお姉様、おかえりなさい!』
『ただいま、リリーフィル。』
私がリリーフィルの通信に応答しているとパリスが一瞬だけ首を傾げていたが、すぐに納得した様子で頷いていた。
『さっそくで申し訳ないのですが…』
リリーフィルはそう言って次のように続けた。
『連合国及び同盟国合同会議に参加してくれと連合国のトップのグリモアール帝国の帝王、ガレア・オルティール・アンスレット・グリモアールから直々に指名があったのですが、いかが致しましょうか?』
『わかった。すぐに準備するね!場所はフィレスタ城で大丈夫?』
『はい。大丈夫です!あ、そうそう。パリスも一緒に連れて来てくれとの事でしたので、パリスも一緒に連れて来てください。それとこんなむさ苦しいおっさんが多い会議なんかさっさと終わらせて、早くお姉様とお出かけしたいので、なるべく早く来てくださいね。』
リリーフィルからの通信が切れる。
「むさ苦しいおっさんって…」
アリスがそう呟いて苦笑していると茉莉が納得した様子で頷く。
「私とパリスちゃんにお呼びがかかったみたいだから、準備して行ってくるね。」
「わ、私も…ですか!?」
「うん。なんでかは知らないけど、パリスちゃんも連れて来てってさ。」
アリスがそう言うとリリアがかなり不満げなオーラを出しながらもパリスに合いそうなドレスを持ってきていた。
「これ着て…」
リリアはぐいっと押しつけるようにパリスに渡す。
パリスはそれを受け取る。
「こんなに素敵なドレスを選んでいただきありがとうございます!」
パリスのキラキラとして明るくなった表情を見たリリアが少しだけ嬉しそうに目を細める。
「リリアの分も頑張って…」
「はい!頑張って来ますね!」
アリスはリリアをギュッと抱きしめて、パリスと共に自室で準備する。
…
自室から出て来た二人はまるで何処かの国のお姫様を思わせる様な美しさをしていた。
アリスに至っては立ち振る舞いも相まってよりいっそう、お姫様の様な雰囲気を出していた。
アリスのドレスはいつもとは違う白いタキシードの様なドレス、パリスは胸元の赤い薔薇が映える白色のドレスだ。
「それじゃ、行ってきまーす」
「い、行ってきます!」
アリスとパリスが屋敷を出ると各自がそれぞれのやるべき事ややりたい事をやり始める。
茉莉はクマが凄く、髪はボサボサで肌の調子も悪そうだった。
「茉莉…酷い顔…」
リリアがそう言うと治療を始める。
「すみません…最近、魔物の襲撃が多くて何日も寝t…」
茉莉は安心したのか糸が切れた操り人形の様に倒れ、リリアが茉莉の身体を支える。
「茉莉…無理をさせてごめんね…」
アリスは拳を握り締める。
「アリス…さん…?」
様子が変わったアリスを心配してパリスが言う。
「大丈夫…今の私なら…」
アリスは感知を使って敵を発見すると凄まじい速度で移動し、殲滅していく。
その鬼神のごとく殲滅していく様は誰が見ても分かるような焦りが見えたと言う。
…
しばらくして、リリーフィルとアスティア以外の全員がアリスの屋敷に戻った頃、アリスも戻ってくる。
「皆、もっと早く戻れなくてごめん!」
戻って来て早々にアリスは頭が地面に埋まるんじゃないかと言わんがばかりの勢いで頭を下げる。
フィリアが呆れた様子で言う。
「アンタはアンタの役目があったんでしょ?誰も悪くないし、アンタの事を責めるやつはいないわよ。」
「そ、そうだよ!アリス姉は悪くないよ!たまたま間が悪かっただけなんだしさ!ね?」
マリアが慌ててフォローする様に言うとリリアのソファーで気絶した様に寝てる茉莉を除いて、ずっと屋敷に居た皆が頷く。
「う、う~ん…」
茉莉が目を覚まして起き上がる。
「茉莉…無理しないで…」
リリアの懸命な治療のおかげで茉莉の顔色はかなり良くなっていた。
「大丈夫よ。リリアさんのおかげでかなり本調子に近いところまで回復出来たわ…」
茉莉はそう言うとゆっくりとソファーから立ち上がって言う。
「アリスさん、私は貴方が居なくなって、異形の襲撃が起きて、魔物の襲撃も起きて…寝る事はもちろん、ご飯をゆっくり食べる事もまともに出来ませんでした。」
アリスが「ごめん…」と言うと茉莉は「ふわぁ…」と小さく欠伸をする。
「別に貴方を責めたつもりでは無いんです。私は私の出来る事をやっただけですから…」
茉莉は少し考える様に目を閉じる。
「正直に言うとこの国の事なんてどうでも良かったんです。国が潰れようと生きてれば良いだろうと…そんな考えが何度も頭の中で湧いてきました。でも、それじゃダメだったんです。」
茉莉はゆっくりと目を開けてまっすぐアリスの瞳を見る。
「貴方の居場所はここにしかない事、ここが無くなれば貴方の居場所がない事…私は貴方の帰るべき場所を守る事を命懸けで最優先にしたんです。」
茉莉は少し深呼吸をする。
「私は…いえ、今の私は何よりもこの場所が大切なのです。貴方の…貴方たちの帰るこの場所を守る為なら命すら投げてしまえるほどに…貴方が帰るこの場所を好きになったんです。傲慢にも貴方が居ない世界など要らないと言ってしまえるほど、貴方に心酔してしまったのです。」
茉莉はそう言うと右手を突き出す。
「来たれ…傲慢なる翼!」
茉莉がそう言うと同時に茉莉の背中に天使を思わせる様な白い翼が現れる。
「大罪宝具…いや、あれは…」
ヴェルドールがそう言うと茉莉は楽しげに笑う。
「これは大罪転身よ。アリスさんが帰ってきた時に驚かせたくて特訓したの。私は大罪宝具を扱えないわ。」
茉莉は翼を指さして言う。
「茉莉さんも大罪の名を冠する者だったのですね。」
パリスがそう言うと茉莉は少しだけ違うと言いたげに言う。
「正確にはそれになりかけてるだけよ。今はまだ不完全な力なの。」
茉莉がそう言うと同時に翼が消えると同時にどことなく先程よりも茉莉は元気になった様な感覚を感じる。
「さてと…」
茉莉は眼鏡をかけて皆の方を向いて言う。
「皆さん、新人の方への自己紹介が済んで無かったですよね?」
茉莉がそう言うと真っ先にウェリアが真っ先に手を挙げる。
「私はウェリア・マリアージュですの!今はアリス様のパーティーで魔道士をやってますの!」
「ウェリアは元々はマリアージュ王国のお姫様なんだけど、今は私の仲間として活躍してくれてるんだ。」
私がウェリアについて補足するとソルがどことなく興味ありげに見ていた。
そして、新人組と茉莉以外のパーティーの面々が自己紹介し終わるとブレイサが言う。
「次は俺だな!俺はアリス様の部下のブレイサだ!見ての通り、悪魔だから殺したい奴が居たら言ってくれよな!」
「こーら、ブレイサ。そんな物騒な言葉を使わないの。ここには子供もいるんだからね?」
「へーい。」
ブレイサはつまらなさそうに返事をする。
「俺はウルカだ。見ての通り、狼人だから殴り合いなら任せてくれよな!」
茉莉がウルカの「狼人」に反応して耳をピクリと動かす。
「ソル…それが…名前…」
ソルは短くそう言ってヴァティアの髪をいじり始める。
『私はヴェルドールです。怠惰の名を持つアリス様の手駒です。』
面倒くさそうにゴーレムの中から頭と腕だけ出したヴェルドールが魔法の文字を浮かべる。
「ヴェルドール、せっかくの自己紹介なんだから、声に出して言おうよ。一応、これからも長い付き合いになるんだしさ。」
「うぇ~…めんどくさいですねぇ…」
ヴェルドールは「あ、服が脱げちゃった…」とか言いながら、大事な部分をゴーレムの欠片で隠してゴーレム中から出る。
「改めて、私がヴェルドールです。怠惰の名を持つアリス様の部下ですね。まあ、アリス様のご意向によって対等の仲間としてつきあわさせてもらってますがね。」
ヴェルドールは自己紹介が終わると降りる前と同様にゴーレムの中に戻る。
「私は魔王アスティア様の秘書のアネラーゼですぅ~!本来は蜘蛛女族ですので、この姿では無いんですけど、魔王様の命令でこの姿でいますぅ~」
アネラーゼが眼鏡をクイッとして言う。
「私はイヴだよ!」
「俺はディムだ!」
イヴとディムの二人が息ピッタリに言う。
「る、ルーニー…です?言葉…あまり…わからない…よろしくおねます?」
ルーニーは不安そうな表情で頭を下げる。
「では、最後に私ですね。」
茉莉がそう言って一歩前に出る。
「私は姓を本間、名を茉莉と言う名前です!今は学者も兼業しております。」
「あれ?茉莉、いつの間に学者になったの?」
「魔物の襲撃が起きる前にとある博士に弟子入りをしたのです。その方曰く、「自分はとっても凄い博士だよ!」との事でしたので…」
(あれ?今、一瞬だけ茉莉さんに見られた様な…)
パリスは小さく首を傾げていた。
「なるほどね。」
アリスが納得した様子で言う。
『アリスお姉様、おかえりなさい!』
『ただいま、リリーフィル。』
私がリリーフィルの通信に応答しているとパリスが一瞬だけ首を傾げていたが、すぐに納得した様子で頷いていた。
『さっそくで申し訳ないのですが…』
リリーフィルはそう言って次のように続けた。
『連合国及び同盟国合同会議に参加してくれと連合国のトップのグリモアール帝国の帝王、ガレア・オルティール・アンスレット・グリモアールから直々に指名があったのですが、いかが致しましょうか?』
『わかった。すぐに準備するね!場所はフィレスタ城で大丈夫?』
『はい。大丈夫です!あ、そうそう。パリスも一緒に連れて来てくれとの事でしたので、パリスも一緒に連れて来てください。それとこんなむさ苦しいおっさんが多い会議なんかさっさと終わらせて、早くお姉様とお出かけしたいので、なるべく早く来てくださいね。』
リリーフィルからの通信が切れる。
「むさ苦しいおっさんって…」
アリスがそう呟いて苦笑していると茉莉が納得した様子で頷く。
「私とパリスちゃんにお呼びがかかったみたいだから、準備して行ってくるね。」
「わ、私も…ですか!?」
「うん。なんでかは知らないけど、パリスちゃんも連れて来てってさ。」
アリスがそう言うとリリアがかなり不満げなオーラを出しながらもパリスに合いそうなドレスを持ってきていた。
「これ着て…」
リリアはぐいっと押しつけるようにパリスに渡す。
パリスはそれを受け取る。
「こんなに素敵なドレスを選んでいただきありがとうございます!」
パリスのキラキラとして明るくなった表情を見たリリアが少しだけ嬉しそうに目を細める。
「リリアの分も頑張って…」
「はい!頑張って来ますね!」
アリスはリリアをギュッと抱きしめて、パリスと共に自室で準備する。
…
自室から出て来た二人はまるで何処かの国のお姫様を思わせる様な美しさをしていた。
アリスに至っては立ち振る舞いも相まってよりいっそう、お姫様の様な雰囲気を出していた。
アリスのドレスはいつもとは違う白いタキシードの様なドレス、パリスは胸元の赤い薔薇が映える白色のドレスだ。
「それじゃ、行ってきまーす」
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アリスとパリスが屋敷を出ると各自がそれぞれのやるべき事ややりたい事をやり始める。
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