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壊れた歯車
72話
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転移魔法陣の先は森だった。
「悪ぃが私ではここまでが限界だ。」
「いえいえ、こちらこそ無理を言ってすみません…」
明らかに疲れた様子の兎族の女性に言うとアネラーゼが楽しそうに微笑みながら言う。
「あらあら、魔王都市に住む者として情けない事を言うのですねぇ~」
「し、しょうがねぇだろ!私たち獣人は基本的に魔力が低いし、ここから先は魔物の反応もあるし、何よりお前ら全員を安全に届けないといけねぇだろう?」
女性が言うとアネラーゼは楽しそうに笑う。
「アッハハ!それもそうですねぇ。真面目が貴方の良いところであり、悪いところでもありますけどねぇ…」
アネラーゼは女性に耳打ちをすると女性は「わかったよ。」と言って魔法陣から帰って行く。
少しすると魔法陣から皆がやってくる。
…
しばらく森の中を歩いているとウルカが言う。
「なぁ…アスティアって、魔王なんだよな?」
「うむ。我は魔王じゃよ。」
アスティアは堂々とした態度で言う。
「…アンタのところから離れても良いのかよ?一応、あの場所の長なんだろ?」
呆れた様子でウルカが言う。
「そうじゃな。じゃが、今の我はアリスのパーティの一員じゃ。アリスに着いていくのになんら問題はなかろう?それに例え我がアリスのパーティの一員じゃなくても、今回の件の事でフィレスタの王とも協力関係を結ばねばならん。その交渉を行うのは我のような人の上に立つ者が行うべきなのじゃ。」
アスティアが堂々と言うとクレアが真剣な顔で頷いていた。
そんなクレアの様子を見ていたリリアが不思議そうに首を傾げる。
「アリスさん…クレアさんって、アリスさんと契約する前ってどうしてたか知ってます?」
パリスも気になったのか私に耳打ちをする様に言う。
「言われてみると私と出会う前のクレアの事は知らないね。クレアさえ良ければ話してくれないかな?」
私がクレアに言うとクレアは当然であるかのように言う。
「私は龍人の長の娘じゃが?どうかしたのか?」
「…は?」
クレア以外の全員があまりの衝撃発言に固まる。
「…?皆、そんな変な顔をしてどうしたのじゃ?」
クレアは不思議そうに首を傾げていう。
「いや、お前…今…龍人の長の娘って…」
「うむ。確かにそう言ったな。」
ウルカが言うとクレアは堂々と言う。
「ハッ」とアリスも我に返る。
「そんな大事な事をなんでクレアは言わないかなぁ…」
私がため息をつきながら言うとクレアは当然の様に言う。
「だって、私はアリスの龍じゃからな。それに知らなくても困らないし、アスティアが居らねば思い出す事も無かったのじゃ。」
「いやいや、それでも自分の生まれを忘れるかよ普通…」
ウルカが呆れた様子で言うのも納得の事ではあるが、クレアが龍人の長の娘と言う立場なら、龍人の里に行く際はクレアが居れば安心だろう。
「あ、そうじゃ。」
クレアがポンと手を叩いて言う。
「アリスよ。私を絶対に龍人の里に近づけない方が良いぞ。アイツら、思い込みが激しいから、私を攫ったとか言うに違いないからのぅ。私は元々外の世界が見たくて家出したわけじゃが、アイツらは龍人以外は下に見ておるし…最悪の場合は龍人の里総出で殺しに来ると思うのじゃ。」
私はクレアは何か訳ありだろうとは思っていたが、家出娘だったらしい。
リリアがどことなく納得した様子で頷いていた。
「マリアも…同じこと…言ってた…だから…リリアは…受け入れられる…」
「パリスもその気持ちはわかります。パリスも元々は商人として世界を回りたいと思ってましたから…」
パリスも頷きながら言う。
「そっか。皆、外の世界には興味があったんだね。」
アリスはどことなく遠くを見るような目で言う。
大切な人を守る為の力を求めて家を出たアリスには興味が無かった世界だった。
でも、そんな世界を守れるなら…と思うとアリスは少しだけ安心した様な気がした。
「うむ。魔王として魔王都市を統治する我もこうして理由をつけて外の世界に出るくらいには興味はあるからのぅ。それだけ、外の世界への憧れは強い者が多いというわけじゃな。」
アスティアが堂々と笑いながら言うとアネラーゼが突然止まる。
「皆さん、気をつけてください~…おそらく、魔物の反応と思われる反応がいくつか接近してきてますぅ」
私たちは魔物と言う言葉を聞いて戦闘態勢を整える。
「クルルルル?」
「ギェッ!ギェエエエ!」
黒い鳥の魔物が現れる。
「鑑定!」
種族:シャドウバード
危険度:B+
固有能力:無し
能力:連撃、巨大数加速:円、魔性特攻、魔物共鳴
状態:警戒
鑑定結果を見て私は驚く。
「アリス、あれは食えるやつか?」
クレアは涎を垂らしながら言う。
「えぇ、一応食べられると思うわ。鑑定してみたけど、B+だったし、クレア一人でも余裕だと思うけど…」
私はなんとなくこの鳥は危険だと感じる。
私が警戒を解かないのを察したクレアが涎まみれの顔を引き締めていつでも戦闘に入れる体勢を整える。
「…ッ!耳を塞いで!」
パリスがそう言うと同時にクレアとウルカ以外の私たちは耳を塞ぎ、シャドウバードが恐怖を感じさせる鳴き声を発する。
『ギェエェェエエエエ!』
クレアとウルカは完全に聴いてしまった。
「食糧のくせに龍を恐れさせようなど片腹痛いわ!」
クレアは片手でシャドウバードの首を掴むとそのまま力任せに叩きつけて息の根を止める。
「キ、キェ!?」
一番前にいたシャドウバードが後退りする。
ウルカは恐怖で一切動けなくなっていた。
「アリスよ…」
私が手を耳から避けると同時にクレアが言う。
「こいつらは食べても良いか?」
クレアが再び涎を垂らしながら、ニヤリと不気味に笑って言う。
「良いわよ。一匹残らず、食べちゃって!」
そこからはクレアによるクレアのためのパーティータイムだった。
数千羽ほどいたシャドウバードを全て食べ尽くしたクレアが大きなお腹を擦りながら言う。
「ほんの腹の足しにもならんかったわい。」
ウルカはシャドウバードの恐怖の効果が切れて、いつもの様子に戻る。
「…暴食…だったりして…」
リリアがそんな事を小さく呟く。
「確かにクレアさんが暴食なら、あの桁違いの食欲にも納得ですねぇ…」
アネラーゼが頷いて肯定する。
確かにそうだ。
いくら、クレアの龍の姿が大きいからとは言え、いつも山のように食べていてはいずれ生命が尽きて食料が無くなり、食事が出来なくなる。
それに私も毎日全ての魔力のうちの7/8ほどの魔力を送っているのだ。
それでも足りずにあれだけ食べていれば、暴食を持っていると考えてもおかしくはないだろう。
「ふむ。もし、ほんとにあやつが暴食だとすれば、アリスの元にはもう既に怠惰、嫉妬、憤怒、そして…」
アスティアはクレアを見る。
「暴食の4人がいることになるじゃろう。」
アスティアは私を見る。
「もしも、後3人がお主の元に戻れなかった場合、お主のその力はお主自身を蝕むかもしれんのう。だが、逆に後3人がお主の元に戻れたら、真の罪の王が覚醒するだろう。」
アスティアは私の目を見て言う。
「アリス、必ず罪の名を揃えるのじゃ。大罪武具は7つ揃えて初めて真の力を発揮する。異形の王と戦うともなれば、確実に必要となるじゃろうからな…」
アスティアがそう言うとアネラーゼが蜘蛛を放つ。
「それなら、そうとさっさと言えば良いんですよぉ…アスティア様は言うのが遅過ぎますぅ。」
アネラーゼがおどけた様子でそう言うとアスティアがわちゃわちゃと手を振りながら言う。
「し、しょうがないじゃろ!我も確信が得られるまでは言わぬ方が良いと思うておったのじゃ!それに我も伝承の意味を今さっき理解したのじゃ!」
「はいはい。そういう事にしときますよぉ~」
「あー!その顔は信じてない顔なのじゃ!こうなったら、力でわかってもらうしか…」
アスティアがアネラーゼに拳を構えながら言う。
「アハハ!アスティア様もからかいがいがありますねぇ~!」
「んなっ!?」
アネラーゼが楽しげにそう言うとアスティアは耳まで真っ赤にしてアネラーゼを指さしたまま口をパクパクとさせていた。
「あらあら、お菓子でも欲しいのでしょうかぁ?はいどうぞぉ~」
「もぐもぐ…うん。美味いのじゃ!」
アスティアはそう言うと同時にバシッと裏拳気味の手でツッコミを入れて言う。
「って、ちがーう!調子が狂うような事を言うんじゃないのじゃ!」
「すみません~…アスティア様があまりに可愛い反応をしてくださるのでつい~…」
「むぅ…絶対反省しておらぬな?まあ、良いが…」
アスティアが拗ねた様な態度で言うが、アネラーゼが言ったように反応が可愛いので思わず私も笑みがこぼれる。
そして、近くの茂みから妖狐族の少女が現れ、私に気がつくととても驚いた様子で言う。
「…あれ?アリスさん、帰ってきてたんですか!?」
「悪ぃが私ではここまでが限界だ。」
「いえいえ、こちらこそ無理を言ってすみません…」
明らかに疲れた様子の兎族の女性に言うとアネラーゼが楽しそうに微笑みながら言う。
「あらあら、魔王都市に住む者として情けない事を言うのですねぇ~」
「し、しょうがねぇだろ!私たち獣人は基本的に魔力が低いし、ここから先は魔物の反応もあるし、何よりお前ら全員を安全に届けないといけねぇだろう?」
女性が言うとアネラーゼは楽しそうに笑う。
「アッハハ!それもそうですねぇ。真面目が貴方の良いところであり、悪いところでもありますけどねぇ…」
アネラーゼは女性に耳打ちをすると女性は「わかったよ。」と言って魔法陣から帰って行く。
少しすると魔法陣から皆がやってくる。
…
しばらく森の中を歩いているとウルカが言う。
「なぁ…アスティアって、魔王なんだよな?」
「うむ。我は魔王じゃよ。」
アスティアは堂々とした態度で言う。
「…アンタのところから離れても良いのかよ?一応、あの場所の長なんだろ?」
呆れた様子でウルカが言う。
「そうじゃな。じゃが、今の我はアリスのパーティの一員じゃ。アリスに着いていくのになんら問題はなかろう?それに例え我がアリスのパーティの一員じゃなくても、今回の件の事でフィレスタの王とも協力関係を結ばねばならん。その交渉を行うのは我のような人の上に立つ者が行うべきなのじゃ。」
アスティアが堂々と言うとクレアが真剣な顔で頷いていた。
そんなクレアの様子を見ていたリリアが不思議そうに首を傾げる。
「アリスさん…クレアさんって、アリスさんと契約する前ってどうしてたか知ってます?」
パリスも気になったのか私に耳打ちをする様に言う。
「言われてみると私と出会う前のクレアの事は知らないね。クレアさえ良ければ話してくれないかな?」
私がクレアに言うとクレアは当然であるかのように言う。
「私は龍人の長の娘じゃが?どうかしたのか?」
「…は?」
クレア以外の全員があまりの衝撃発言に固まる。
「…?皆、そんな変な顔をしてどうしたのじゃ?」
クレアは不思議そうに首を傾げていう。
「いや、お前…今…龍人の長の娘って…」
「うむ。確かにそう言ったな。」
ウルカが言うとクレアは堂々と言う。
「ハッ」とアリスも我に返る。
「そんな大事な事をなんでクレアは言わないかなぁ…」
私がため息をつきながら言うとクレアは当然の様に言う。
「だって、私はアリスの龍じゃからな。それに知らなくても困らないし、アスティアが居らねば思い出す事も無かったのじゃ。」
「いやいや、それでも自分の生まれを忘れるかよ普通…」
ウルカが呆れた様子で言うのも納得の事ではあるが、クレアが龍人の長の娘と言う立場なら、龍人の里に行く際はクレアが居れば安心だろう。
「あ、そうじゃ。」
クレアがポンと手を叩いて言う。
「アリスよ。私を絶対に龍人の里に近づけない方が良いぞ。アイツら、思い込みが激しいから、私を攫ったとか言うに違いないからのぅ。私は元々外の世界が見たくて家出したわけじゃが、アイツらは龍人以外は下に見ておるし…最悪の場合は龍人の里総出で殺しに来ると思うのじゃ。」
私はクレアは何か訳ありだろうとは思っていたが、家出娘だったらしい。
リリアがどことなく納得した様子で頷いていた。
「マリアも…同じこと…言ってた…だから…リリアは…受け入れられる…」
「パリスもその気持ちはわかります。パリスも元々は商人として世界を回りたいと思ってましたから…」
パリスも頷きながら言う。
「そっか。皆、外の世界には興味があったんだね。」
アリスはどことなく遠くを見るような目で言う。
大切な人を守る為の力を求めて家を出たアリスには興味が無かった世界だった。
でも、そんな世界を守れるなら…と思うとアリスは少しだけ安心した様な気がした。
「うむ。魔王として魔王都市を統治する我もこうして理由をつけて外の世界に出るくらいには興味はあるからのぅ。それだけ、外の世界への憧れは強い者が多いというわけじゃな。」
アスティアが堂々と笑いながら言うとアネラーゼが突然止まる。
「皆さん、気をつけてください~…おそらく、魔物の反応と思われる反応がいくつか接近してきてますぅ」
私たちは魔物と言う言葉を聞いて戦闘態勢を整える。
「クルルルル?」
「ギェッ!ギェエエエ!」
黒い鳥の魔物が現れる。
「鑑定!」
種族:シャドウバード
危険度:B+
固有能力:無し
能力:連撃、巨大数加速:円、魔性特攻、魔物共鳴
状態:警戒
鑑定結果を見て私は驚く。
「アリス、あれは食えるやつか?」
クレアは涎を垂らしながら言う。
「えぇ、一応食べられると思うわ。鑑定してみたけど、B+だったし、クレア一人でも余裕だと思うけど…」
私はなんとなくこの鳥は危険だと感じる。
私が警戒を解かないのを察したクレアが涎まみれの顔を引き締めていつでも戦闘に入れる体勢を整える。
「…ッ!耳を塞いで!」
パリスがそう言うと同時にクレアとウルカ以外の私たちは耳を塞ぎ、シャドウバードが恐怖を感じさせる鳴き声を発する。
『ギェエェェエエエエ!』
クレアとウルカは完全に聴いてしまった。
「食糧のくせに龍を恐れさせようなど片腹痛いわ!」
クレアは片手でシャドウバードの首を掴むとそのまま力任せに叩きつけて息の根を止める。
「キ、キェ!?」
一番前にいたシャドウバードが後退りする。
ウルカは恐怖で一切動けなくなっていた。
「アリスよ…」
私が手を耳から避けると同時にクレアが言う。
「こいつらは食べても良いか?」
クレアが再び涎を垂らしながら、ニヤリと不気味に笑って言う。
「良いわよ。一匹残らず、食べちゃって!」
そこからはクレアによるクレアのためのパーティータイムだった。
数千羽ほどいたシャドウバードを全て食べ尽くしたクレアが大きなお腹を擦りながら言う。
「ほんの腹の足しにもならんかったわい。」
ウルカはシャドウバードの恐怖の効果が切れて、いつもの様子に戻る。
「…暴食…だったりして…」
リリアがそんな事を小さく呟く。
「確かにクレアさんが暴食なら、あの桁違いの食欲にも納得ですねぇ…」
アネラーゼが頷いて肯定する。
確かにそうだ。
いくら、クレアの龍の姿が大きいからとは言え、いつも山のように食べていてはいずれ生命が尽きて食料が無くなり、食事が出来なくなる。
それに私も毎日全ての魔力のうちの7/8ほどの魔力を送っているのだ。
それでも足りずにあれだけ食べていれば、暴食を持っていると考えてもおかしくはないだろう。
「ふむ。もし、ほんとにあやつが暴食だとすれば、アリスの元にはもう既に怠惰、嫉妬、憤怒、そして…」
アスティアはクレアを見る。
「暴食の4人がいることになるじゃろう。」
アスティアは私を見る。
「もしも、後3人がお主の元に戻れなかった場合、お主のその力はお主自身を蝕むかもしれんのう。だが、逆に後3人がお主の元に戻れたら、真の罪の王が覚醒するだろう。」
アスティアは私の目を見て言う。
「アリス、必ず罪の名を揃えるのじゃ。大罪武具は7つ揃えて初めて真の力を発揮する。異形の王と戦うともなれば、確実に必要となるじゃろうからな…」
アスティアがそう言うとアネラーゼが蜘蛛を放つ。
「それなら、そうとさっさと言えば良いんですよぉ…アスティア様は言うのが遅過ぎますぅ。」
アネラーゼがおどけた様子でそう言うとアスティアがわちゃわちゃと手を振りながら言う。
「し、しょうがないじゃろ!我も確信が得られるまでは言わぬ方が良いと思うておったのじゃ!それに我も伝承の意味を今さっき理解したのじゃ!」
「はいはい。そういう事にしときますよぉ~」
「あー!その顔は信じてない顔なのじゃ!こうなったら、力でわかってもらうしか…」
アスティアがアネラーゼに拳を構えながら言う。
「アハハ!アスティア様もからかいがいがありますねぇ~!」
「んなっ!?」
アネラーゼが楽しげにそう言うとアスティアは耳まで真っ赤にしてアネラーゼを指さしたまま口をパクパクとさせていた。
「あらあら、お菓子でも欲しいのでしょうかぁ?はいどうぞぉ~」
「もぐもぐ…うん。美味いのじゃ!」
アスティアはそう言うと同時にバシッと裏拳気味の手でツッコミを入れて言う。
「って、ちがーう!調子が狂うような事を言うんじゃないのじゃ!」
「すみません~…アスティア様があまりに可愛い反応をしてくださるのでつい~…」
「むぅ…絶対反省しておらぬな?まあ、良いが…」
アスティアが拗ねた様な態度で言うが、アネラーゼが言ったように反応が可愛いので思わず私も笑みがこぼれる。
そして、近くの茂みから妖狐族の少女が現れ、私に気がつくととても驚いた様子で言う。
「…あれ?アリスさん、帰ってきてたんですか!?」
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