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1章 召喚編
2. 聖女召喚
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「聖女様!おお、聖女様が召喚された!」
「これでこの国は救われる……!」
気づくと、ヨーロッパの大聖堂のような建物の床に、ポニーテールの女子高生と一緒に座っている。ちなみに海外旅行は行ったことがないので、テレビで見た知識だ。
「ポニーテールちゃん、大丈夫?怪我はない?」
「え?あ、私ですか?多分ないです。ここ、どこですか……?」
「分からないけど、とりあえず離れないで」
私たちは落ちるときに握った手をそのままに、隣り合って座っている。
警戒して周りを観察するけど、中世ヨーロッパあたりにありそうな貴族の服を着た人、神父さんっぽい人など、たくさんの人がこちら見ている。
「ポニーテールちゃん、あの人たちの言葉分かる?」
「理沙です。分かります」
「政子よ。私も分かるけど、どう見ても日本じゃないわよね」
こちらが観察しているように、あちらもこちらを観察している。
やがて、その中の一番豪華な服を着た人が近づいてきた。
「聖女様、クインス王国へのご降臨、誠にありがとうございます」
「聖女召喚……」
「え?それ何?」
「小説でよくあるんです。魔王を倒してくださいって異世界から召喚したり」
「異世界?!」
驚いて大きな声を出してしまったら、みんなの視線が私に集中した。その圧に一瞬怯むが、ここで負けてはいけない。
だって、つないでいるポニーテールちゃん改め、理沙ちゃんの手が震えているのだ。年上の、きっと彼女の母親よりも年上の私がしっかりしなければ。
「ここはどこですか?」
「その前に、貴女は聖女様のお付きの方でしょうか」
なるほど。理沙ちゃんが聖女様で、私はそのお付きか。まあ、私が聖女の訳ないわよね。とりあえずその勘違いはそのまま利用させてもらおう。
震えている理沙ちゃんをそっと腕に抱きこんで、話を聞く。
「貴方は?」
「クインス王国12代国王、シャルル・クインスです」
「説明を求めます」
この人が最高責任者のようなので、まずは説明してほしい。
聞くと、この世界はだんだんと瘴気が濃くなり魔物が狂暴化して、人の生活が脅かされている。その瘴気を浄化できるのは聖女の祈りだけなので、過去から伝わる召喚陣で召喚し、呼ばれたのが理沙ちゃんだという。
魔物、瘴気。もしそれが本当なら、理沙ちゃんの言うようにここは異世界?
ドッキリか何かかしら。でも、ただのおばちゃんをドッキリにかけてもいいことはない。それにあの奈落の底に引きずり込まれるような感覚は、今でも思い出すと背筋がぞわぞわする。
「それで、お嬢様が聖女だという証はあるのですか?私たちは帰れるのでしょうか?」
「召喚陣を通っていらっしゃったということが、聖女様の証です。そして大変申し上げにくいのですが、元の世界にお帰りいただくことは叶いません」
腕の中の理沙ちゃんが震えた。
帰れない。勝手に呼んでおいて帰れないなんて、許せるわけがない。
ふざけるな!と叫びそうになったが、ここで短気を起してもいいことはない。どんなところかもわからないここで騒いでも、警察は来てくれないのだ。あ。
「理沙ちゃん、スマホある?連絡取れる?」
「あ、そうですね。……圏外です」
コソコソと話すと、理沙ちゃんは学生鞄からスマホを取り出してみてくれたが圏外のようだ。私のスマホを見るも、やはり圏外だ。
本当に異世界なのかどうかは分からないが、外部と連絡を取る手段がない今、どうするのが最善か慎重に考えなければ。せめて理沙ちゃんだけでも帰してあげたい。
「こちらの都合でお越しいただいたのです。この先の生活は不自由ないように全て取り計らいます。ですからどうか、この国を、この世界をお救い下さい」
「まずは落ち着けるところに案内してください」
そうですね、と部屋に案内してもらえることになったので、移動しているけど、どうもお城の中にいるみたいだ。
逆らわないように、でも何かを頼まれても決して承諾しないように、小声で理沙ちゃんに伝えると、小さくうなずいてくれた。
案内された部屋は、世界遺産の宮殿のような部屋だった。これもテレビで見た知識だ。
そしてそういう部屋には、侍女用の部屋が隣についていることを初めて知ったけど、ここが私に与えられる部屋らしい。
理沙ちゃんが思わず反論しそうになったので、このほうが二人とも近くに居られて安心だからと止めた。もし私も客間をもらったら、一度廊下を通らないと部屋に入れない。今はそんな危険を冒さないほうがいい。
そしてそのコソコソ話で、一つ収穫があったのだけど、私たちがコソコソ話している言葉は日本語らしく、彼らには分からないそうだ。どうも、理沙ちゃんだけに伝えようと思ってしゃべると日本語になるようで、私たちの会話の内容が彼らに分からないというのはラッキーだ。
文献に召喚陣を通ってくると言葉が分かるようになると書かれているそうなので、私が王様と話している時の言葉はこの国の言葉に自動的に翻訳されているのだろう。
理沙ちゃんと一緒にソファに座った私に、王様はじめついてきた人が驚いている。そうか、付き人は一緒に座らないで後ろに控えるのか。
実際、王様は理沙ちゃんに断ってソファに座ったけど、宰相と紹介された男性は後ろに立っている。まあその他大勢壁際にいるが。
だけど、こちらの文化に合わせる筋合いはないよね。それに私を付き人だと思っているのは勝手だが、私は否定しなかっただけで認めていないもの。
理沙ちゃんの肩を抱いて、話を切り出した。
「詳しい説明をしてください」
「宰相が代わりに説明いたします」
そうして宰相によって始まった説明は、瘴気のせいでこの国がいかに被害を被っているかという、まあ言うなればお涙頂戴話だった。
そういうのは求めていない。それは大変ですね、喜んでこの世界を救いましょう、と言うとでも思っているの?
「ですので、こちらの都合でお越しいただいた上に、お返しする手段がないことは誠に申し訳ないのですが、何卒お助け下さい」
「それでお嬢様が得られるものは何でしょうか」
「え?」
勝手に連れてきて一方的に助けを求めるなら、当然報酬を用意しているよね?その報酬は何なのかと聞いているのだ。
まさか無償で助けてもらえると思っているのか?世界を越えて誘拐され、帰れないというのに?
宰相、というよりもこの国の評価が急落した
返答に詰まっている宰相に、続きは明日にして今日はもう休ませてほしいと伝えた。
こちらも状況を整理したいし、作戦会議がしたい。
王様と宰相、それからお付きの人たちが部屋を出ていくので、全員いなくなるのかと思ったら、部屋の隅に立っている騎士っぽい人たちはそのまま残っている。
しかも、無駄にイケメンだ。息子の顔面偏差値があれくらい高ければ。いや、美弥さんと出会えたのだから顔は関係ないな。
「どうぞ、お引き取り下さい」
「いえ、我々は警護のために残ります」
はい?女性の部屋に?警護ではなく監視の間違いじゃなくて?
「まさかお嬢様に監視をつけるおつもりですか?」
「いえ、彼らは警護です。召喚はいずれ皆の知るところとなりますので、聖女様に危険が及ばないためです。いずれ女性の騎士を手配いたします」
「ならば部屋の外でしてください。中に居られてはお嬢様の気が休まりません」
一般市民が、四六時中見張られて、休めるわけがないでしょう。そういえばまだ一般市民って言ってなかったわ。
でもまあとにかく部屋から出て行って。女子高生の部屋に入るなんて、非常識よ。
「これでこの国は救われる……!」
気づくと、ヨーロッパの大聖堂のような建物の床に、ポニーテールの女子高生と一緒に座っている。ちなみに海外旅行は行ったことがないので、テレビで見た知識だ。
「ポニーテールちゃん、大丈夫?怪我はない?」
「え?あ、私ですか?多分ないです。ここ、どこですか……?」
「分からないけど、とりあえず離れないで」
私たちは落ちるときに握った手をそのままに、隣り合って座っている。
警戒して周りを観察するけど、中世ヨーロッパあたりにありそうな貴族の服を着た人、神父さんっぽい人など、たくさんの人がこちら見ている。
「ポニーテールちゃん、あの人たちの言葉分かる?」
「理沙です。分かります」
「政子よ。私も分かるけど、どう見ても日本じゃないわよね」
こちらが観察しているように、あちらもこちらを観察している。
やがて、その中の一番豪華な服を着た人が近づいてきた。
「聖女様、クインス王国へのご降臨、誠にありがとうございます」
「聖女召喚……」
「え?それ何?」
「小説でよくあるんです。魔王を倒してくださいって異世界から召喚したり」
「異世界?!」
驚いて大きな声を出してしまったら、みんなの視線が私に集中した。その圧に一瞬怯むが、ここで負けてはいけない。
だって、つないでいるポニーテールちゃん改め、理沙ちゃんの手が震えているのだ。年上の、きっと彼女の母親よりも年上の私がしっかりしなければ。
「ここはどこですか?」
「その前に、貴女は聖女様のお付きの方でしょうか」
なるほど。理沙ちゃんが聖女様で、私はそのお付きか。まあ、私が聖女の訳ないわよね。とりあえずその勘違いはそのまま利用させてもらおう。
震えている理沙ちゃんをそっと腕に抱きこんで、話を聞く。
「貴方は?」
「クインス王国12代国王、シャルル・クインスです」
「説明を求めます」
この人が最高責任者のようなので、まずは説明してほしい。
聞くと、この世界はだんだんと瘴気が濃くなり魔物が狂暴化して、人の生活が脅かされている。その瘴気を浄化できるのは聖女の祈りだけなので、過去から伝わる召喚陣で召喚し、呼ばれたのが理沙ちゃんだという。
魔物、瘴気。もしそれが本当なら、理沙ちゃんの言うようにここは異世界?
ドッキリか何かかしら。でも、ただのおばちゃんをドッキリにかけてもいいことはない。それにあの奈落の底に引きずり込まれるような感覚は、今でも思い出すと背筋がぞわぞわする。
「それで、お嬢様が聖女だという証はあるのですか?私たちは帰れるのでしょうか?」
「召喚陣を通っていらっしゃったということが、聖女様の証です。そして大変申し上げにくいのですが、元の世界にお帰りいただくことは叶いません」
腕の中の理沙ちゃんが震えた。
帰れない。勝手に呼んでおいて帰れないなんて、許せるわけがない。
ふざけるな!と叫びそうになったが、ここで短気を起してもいいことはない。どんなところかもわからないここで騒いでも、警察は来てくれないのだ。あ。
「理沙ちゃん、スマホある?連絡取れる?」
「あ、そうですね。……圏外です」
コソコソと話すと、理沙ちゃんは学生鞄からスマホを取り出してみてくれたが圏外のようだ。私のスマホを見るも、やはり圏外だ。
本当に異世界なのかどうかは分からないが、外部と連絡を取る手段がない今、どうするのが最善か慎重に考えなければ。せめて理沙ちゃんだけでも帰してあげたい。
「こちらの都合でお越しいただいたのです。この先の生活は不自由ないように全て取り計らいます。ですからどうか、この国を、この世界をお救い下さい」
「まずは落ち着けるところに案内してください」
そうですね、と部屋に案内してもらえることになったので、移動しているけど、どうもお城の中にいるみたいだ。
逆らわないように、でも何かを頼まれても決して承諾しないように、小声で理沙ちゃんに伝えると、小さくうなずいてくれた。
案内された部屋は、世界遺産の宮殿のような部屋だった。これもテレビで見た知識だ。
そしてそういう部屋には、侍女用の部屋が隣についていることを初めて知ったけど、ここが私に与えられる部屋らしい。
理沙ちゃんが思わず反論しそうになったので、このほうが二人とも近くに居られて安心だからと止めた。もし私も客間をもらったら、一度廊下を通らないと部屋に入れない。今はそんな危険を冒さないほうがいい。
そしてそのコソコソ話で、一つ収穫があったのだけど、私たちがコソコソ話している言葉は日本語らしく、彼らには分からないそうだ。どうも、理沙ちゃんだけに伝えようと思ってしゃべると日本語になるようで、私たちの会話の内容が彼らに分からないというのはラッキーだ。
文献に召喚陣を通ってくると言葉が分かるようになると書かれているそうなので、私が王様と話している時の言葉はこの国の言葉に自動的に翻訳されているのだろう。
理沙ちゃんと一緒にソファに座った私に、王様はじめついてきた人が驚いている。そうか、付き人は一緒に座らないで後ろに控えるのか。
実際、王様は理沙ちゃんに断ってソファに座ったけど、宰相と紹介された男性は後ろに立っている。まあその他大勢壁際にいるが。
だけど、こちらの文化に合わせる筋合いはないよね。それに私を付き人だと思っているのは勝手だが、私は否定しなかっただけで認めていないもの。
理沙ちゃんの肩を抱いて、話を切り出した。
「詳しい説明をしてください」
「宰相が代わりに説明いたします」
そうして宰相によって始まった説明は、瘴気のせいでこの国がいかに被害を被っているかという、まあ言うなればお涙頂戴話だった。
そういうのは求めていない。それは大変ですね、喜んでこの世界を救いましょう、と言うとでも思っているの?
「ですので、こちらの都合でお越しいただいた上に、お返しする手段がないことは誠に申し訳ないのですが、何卒お助け下さい」
「それでお嬢様が得られるものは何でしょうか」
「え?」
勝手に連れてきて一方的に助けを求めるなら、当然報酬を用意しているよね?その報酬は何なのかと聞いているのだ。
まさか無償で助けてもらえると思っているのか?世界を越えて誘拐され、帰れないというのに?
宰相、というよりもこの国の評価が急落した
返答に詰まっている宰相に、続きは明日にして今日はもう休ませてほしいと伝えた。
こちらも状況を整理したいし、作戦会議がしたい。
王様と宰相、それからお付きの人たちが部屋を出ていくので、全員いなくなるのかと思ったら、部屋の隅に立っている騎士っぽい人たちはそのまま残っている。
しかも、無駄にイケメンだ。息子の顔面偏差値があれくらい高ければ。いや、美弥さんと出会えたのだから顔は関係ないな。
「どうぞ、お引き取り下さい」
「いえ、我々は警護のために残ります」
はい?女性の部屋に?警護ではなく監視の間違いじゃなくて?
「まさかお嬢様に監視をつけるおつもりですか?」
「いえ、彼らは警護です。召喚はいずれ皆の知るところとなりますので、聖女様に危険が及ばないためです。いずれ女性の騎士を手配いたします」
「ならば部屋の外でしてください。中に居られてはお嬢様の気が休まりません」
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