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気になるあの子
浮ついた1日 side 蛍③
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「おいおい、あおいちゃんとなに、話してたんだ?
お前意外と隅に置けないやつだなー」
ニヤニヤしながら、将也が話しかけてくる。
ほらほら、そんな話題だすなって。朱雨が怒ってるじゃん。ショートカットの前髪を指でいじいじ。不機嫌な時の癖だ、
あいつがすねるときは、ほんとわかりやすいよな。
「やめろって、そんなんじゃねーよ。
ただこの前の作文のことで呼び出されてただけだよ。」
朱雨の手の動きがピタっと止まった。
「将也は、なんて書いたんだ?」
「ん?俺か?俺はな、メジャーリガーになってその舞台で活躍するだろ、
その後日本の高校の体育の先生として働いて
甲子園に子供たちを連れていくことだな。
その夢の一歩目として、まずは今年、甲子園に行かないとな!」
「みんな、応援に来てくれよな、俺が次々に三振を取って、
天高を甲子園に連れてってやるぜ」
と急に大きな声でクラスメイトに向かって、言う。
すると、
「おう、ぜってー応援行くからな」「田子君、頑張ってね、一年生なのにすごいね」と次々に、応援の声があがる。
ほんとこいつの人徳ってすごいよな、みんなから愛されてるな。
うちの高校は超進学校に関わらず、スポーツも盛んでサッカー部も地区予選ベスト4と運動にも力を入れている。
ほんと、勉強だけでなく、マルチな才能にあふれているよな、この学校の生徒。
そんなこんなでつまらない授業を消化し、昼休み。
いつものように、朱雨と将也と昼ご飯を食べる。
「そういえばさ、朝なんかトラブってなかったか白菊のかわいこちゃんどしたの?」
将也があけすけに聞いてくる。
「お前が期待してるようなことは何もねーよ、ばか。それに朱雨もいるし、あんま話したくないかな。」
痴漢未遂があったって女の子の前で言うことでもないし当人はあまり言い広げてほしくないだろうしな…
「何それ、つまんな。私たちの仲なのに隠し事するっての?蛍のバカ!!」
朱雨がそういって怒る。
「何が馬鹿だよ、こっちの気も知らないで!勝手なことばっか言ってんじゃねーよ」
「おいおい、喧嘩すんなって?な?普段、蛍は俺らにに隠し事なんてするわけないじゃん?
なんかよっぽどだったんだろうぜ、例えば恋愛に疎いこいつが一目ぼれとかな?」
口元に笑みを浮かべながら、そういってくる将也。
「そんなんじゃねーよ、わかるだろ?電車で女の子がトラブった、つまりそういうことだよ。
あんま、良い話でもねーし、何よりあの子が可哀そうだしな、知らないところで話広まっていくのは。」
「「そうだったのか、ごめん、蛍の気遣いだったんだね(な)」」
「まぁ、わかってくれたならいいけどさ、このこと他言無用で頼むぜ。」
機嫌が直った、朱雨を見ながら少し思う。
将也の言う通りかわいくはあったな、だけど好きとかではないかな。
同情って気持ちが少し強いだけだよな。
お前意外と隅に置けないやつだなー」
ニヤニヤしながら、将也が話しかけてくる。
ほらほら、そんな話題だすなって。朱雨が怒ってるじゃん。ショートカットの前髪を指でいじいじ。不機嫌な時の癖だ、
あいつがすねるときは、ほんとわかりやすいよな。
「やめろって、そんなんじゃねーよ。
ただこの前の作文のことで呼び出されてただけだよ。」
朱雨の手の動きがピタっと止まった。
「将也は、なんて書いたんだ?」
「ん?俺か?俺はな、メジャーリガーになってその舞台で活躍するだろ、
その後日本の高校の体育の先生として働いて
甲子園に子供たちを連れていくことだな。
その夢の一歩目として、まずは今年、甲子園に行かないとな!」
「みんな、応援に来てくれよな、俺が次々に三振を取って、
天高を甲子園に連れてってやるぜ」
と急に大きな声でクラスメイトに向かって、言う。
すると、
「おう、ぜってー応援行くからな」「田子君、頑張ってね、一年生なのにすごいね」と次々に、応援の声があがる。
ほんとこいつの人徳ってすごいよな、みんなから愛されてるな。
うちの高校は超進学校に関わらず、スポーツも盛んでサッカー部も地区予選ベスト4と運動にも力を入れている。
ほんと、勉強だけでなく、マルチな才能にあふれているよな、この学校の生徒。
そんなこんなでつまらない授業を消化し、昼休み。
いつものように、朱雨と将也と昼ご飯を食べる。
「そういえばさ、朝なんかトラブってなかったか白菊のかわいこちゃんどしたの?」
将也があけすけに聞いてくる。
「お前が期待してるようなことは何もねーよ、ばか。それに朱雨もいるし、あんま話したくないかな。」
痴漢未遂があったって女の子の前で言うことでもないし当人はあまり言い広げてほしくないだろうしな…
「何それ、つまんな。私たちの仲なのに隠し事するっての?蛍のバカ!!」
朱雨がそういって怒る。
「何が馬鹿だよ、こっちの気も知らないで!勝手なことばっか言ってんじゃねーよ」
「おいおい、喧嘩すんなって?な?普段、蛍は俺らにに隠し事なんてするわけないじゃん?
なんかよっぽどだったんだろうぜ、例えば恋愛に疎いこいつが一目ぼれとかな?」
口元に笑みを浮かべながら、そういってくる将也。
「そんなんじゃねーよ、わかるだろ?電車で女の子がトラブった、つまりそういうことだよ。
あんま、良い話でもねーし、何よりあの子が可哀そうだしな、知らないところで話広まっていくのは。」
「「そうだったのか、ごめん、蛍の気遣いだったんだね(な)」」
「まぁ、わかってくれたならいいけどさ、このこと他言無用で頼むぜ。」
機嫌が直った、朱雨を見ながら少し思う。
将也の言う通りかわいくはあったな、だけど好きとかではないかな。
同情って気持ちが少し強いだけだよな。
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