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指南後半戦 天の剣を示し、伝えよ
第20話 真冬稽古レポート 先生を盗聴する剣聖の地稽古 [リーゼロッテside]
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私はリーゼロッテ。
不肖ながら、15代目剣聖をしている。
いわば、若輩者だ。
実際、この4人の中で入門した時期は、私が一番最後だったりする。
本日は、稽古20日目。
基礎鍛錬や技の練習を経て、私たちは実践練習へと移っていた。
先輩方は強い。
テレジア先輩は半銀杏や鴨脚を駆使して惑わしてくる。諷でどの技かを感じ取ろうとしても、先輩は虚を突いてくる。
マリン先輩は光狩で間合いを詰めて、攻撃の隙を与えなくしてくる。見失いそうになったら、四我三行を使って自分の周囲を防がなければならない。
この2人でもギリギリだが、なんとか食らいつくことができた。
問題は……クレア先輩、および先生だった。
「天果流、修羅三面刀!」
クレア先輩は、牽制時の気迫と速力で2つの残像をつくり、こちらをかく乱させながら斬ってくる。
一瞬で正面と左右から斬撃が繰り出されるように感じるため、私は後退するかガードするかの2択しかとれない。
要は、後手にまわざるを得なかった。
「天果流、水鏡誘!」
私は後退し、クレア先輩を迎え撃とうとした。しかし、クレア先輩はニヤリと笑って竹刀を上段に構えた。
「甘いよ。天果流、十六夜・薊清心!」
クレア先輩の竹刀が伸びた。
何故なら、唐竹に一瞬の内に2振りすることで、太刀筋を惑わせてきたためだ。
パシンッ!
こちらのカウンターをすり抜け、クレア先輩は私の頭に竹刀を叩きつけた。
びりびりと衝撃が伝わる。威力も申し分なかった。
クレア先輩はすべての技を高水準に鍛え、使い分けていた。
長くこの道場に居続け、より多くの鍛錬を重ね続けた。その努力がこうして、クレア先輩の剣術に現われているのだろう。
そして、本日最後に対戦した先生というと……。
「天果流、半銀杏! 鴨脚! 光狩! 十六夜・薊清心!」
怒濤の剣術ラッシュだった。
間合いを取ってもすぐに詰められ、手数の多い攻撃で攻めてくる。
私に反撃の余裕なんてなく、ただ一方的に攻撃を受けていった。
「今日もお疲れ。防御やカウンターはとても上手だったよ」
稽古が終わり、私はクレア先輩と温泉に入った。
クレア先輩は今日の対戦で、私の戦い方を評価してくれた。けれど……。
「……それ程ではありません。やはり、私は剣聖として未だに未熟です」
私はあの日と同じだ。
――魔王ルルーリエが人類に宣戦布告したあの日と。
あの日、私は先輩方と女子会をしていた。
先生をどのように攻略し、その至高なる血を受け継げばいいか。
王国よりも優先せねばならない使命について、私たち4人で話し合っていた時、知らぬ女の声が突如として世界中に響き渡り、宣戦布告をした。
当時の私はただその声に警戒していたが、先輩方はそれに留まらなかった。
……とても信じられないような顔で、思念を巡らせていた。
それから、世界は変わった。
平和だった3国は打って変わり、緊張感が駆け巡っていた。
クレア先輩方はすぐにマリン先輩やテレジア先輩とともに、魔族軍との戦いに身を投じていった。
――王国のためではなく、ルルーリエ先輩を殴って止めるために。
その時は私も着いていこうとしたが、クレア先輩に止められた。
「リーゼロッテは来ちゃ駄目だ。まだ、実戦経験が足りていない」
「リーゼロッテ。魔物との戦いで、実戦を積むべし」
「リーゼロッテちゃんには生きて欲しいかな。だって、大切な妹弟子だもん」
私にはまだ、足りない。
戦いの場数や状況判断力。
死と隣り合わせの環境への慣れ。
それらをもっと経験し、力をつけていかなければならなかった。
なのに……今日は。
「落ち込まないでくれ、リーゼロッテ。もうあの時とは違うでしょ」
「何が、違うのでしょうか。実力差は明確。私なんてまだ、お山の大将でしか……」
「S級になったんでしょ、リーゼロッテ。もうボクたちはあなたのことを未熟なんて思っていないから」
ああ。この言葉を温泉で聞けてよかった。
私はようやく認められた。
先輩方の力になることができるんだ。
嬉しさのあまり、私は布団に入るまで笑みを耐えた。
私以外の3人はルルーリエ先輩と面識があったようだが、私にとっての初対面は、2週間前ほどの道場でのことだった。
先輩方には申し訳ないが、私の魔王に対する初印象は最悪なままだ。
何故、魔王は人類をあそこまで憎むのか?
そもそも何がきっかけで、私たちは魔族と戦っているのか?
布団の中で思考を巡らせていると、夜は深くなった。
私はタイミングを伺っている。
道場の各寝室に取り付けたティツールの盗聴器。そこから、先生たちが眠りについたかどうかを把握することができる。
全員の眠りを伺いながら、私は眠りに入ったふりをして盗聴器の音を拾う。
ある盗聴器から『すぅ、すぅ』という音が聞こえる。キューは眠りについた。
他の盗聴器でも、『ぐぅー、ぐぅー』、『えへ、もう食えないよ』等の音が聞こえる。これで、先輩方や先生もぐっすりと眠っていることが分かる。
私は音を立てないよう、布団から立ち上がろうとした。
しかし、それは未然に防がれる。
先生の寝室に仕掛けた盗聴器から、声が聞こえたからだ。
「盗聴器を仕掛けたお馬鹿ちゃん。先生が知らなくても、テレジアお姉ちゃんはお見通しだよ♪ 頑張って用意してくれたんだね。でもごめんね。これは私たち姉弟のためにも、破壊しちゃう。だって姉弟のスキンシップは、何処かの剣聖ちゃんであっても盗・聴・厳・禁だから♪」
それ以降、先生の寝室に仕掛けた10の盗聴器すべてから、音が途絶えた。
邪竜の次はテレジア先輩の対策が必要だ。
――再び作戦を、練り直さなければ。
ーーー
[創造神より一言]
剣聖よ! 戦いだけに限らず、夜這いにおいても上には上がいるのだ! 励みたまえ!
[先生に質問]
Q.弟子が先生にストーカー行為をした場合、先生はその弟子を許せますか?
A.許せるかもな。だって、カグラはその弟子を軽く超えるし、そのせいでストーカーされることに慣れてしまったんで。
Q.カグラさんはシンスケさんにどんなヤバい行為を?
A.24時間監視は日常茶飯事でした。俺の匂いだったら何処にいても嗅ぎ分けていました。宿では俺の前で堂々と素肌を晒していました。汗でベタベタになった小袖と袴は即座に奪われてクンカクンカされました。全身にキスマークをつけられました。カグラがムラムラする度に捕食されました。旅先の女の子を可愛いと思っただけでロープで拘束されて搾り取られました。他にも――
Q.以上で質問は終わりです。ご協力ありがとうございました。
不肖ながら、15代目剣聖をしている。
いわば、若輩者だ。
実際、この4人の中で入門した時期は、私が一番最後だったりする。
本日は、稽古20日目。
基礎鍛錬や技の練習を経て、私たちは実践練習へと移っていた。
先輩方は強い。
テレジア先輩は半銀杏や鴨脚を駆使して惑わしてくる。諷でどの技かを感じ取ろうとしても、先輩は虚を突いてくる。
マリン先輩は光狩で間合いを詰めて、攻撃の隙を与えなくしてくる。見失いそうになったら、四我三行を使って自分の周囲を防がなければならない。
この2人でもギリギリだが、なんとか食らいつくことができた。
問題は……クレア先輩、および先生だった。
「天果流、修羅三面刀!」
クレア先輩は、牽制時の気迫と速力で2つの残像をつくり、こちらをかく乱させながら斬ってくる。
一瞬で正面と左右から斬撃が繰り出されるように感じるため、私は後退するかガードするかの2択しかとれない。
要は、後手にまわざるを得なかった。
「天果流、水鏡誘!」
私は後退し、クレア先輩を迎え撃とうとした。しかし、クレア先輩はニヤリと笑って竹刀を上段に構えた。
「甘いよ。天果流、十六夜・薊清心!」
クレア先輩の竹刀が伸びた。
何故なら、唐竹に一瞬の内に2振りすることで、太刀筋を惑わせてきたためだ。
パシンッ!
こちらのカウンターをすり抜け、クレア先輩は私の頭に竹刀を叩きつけた。
びりびりと衝撃が伝わる。威力も申し分なかった。
クレア先輩はすべての技を高水準に鍛え、使い分けていた。
長くこの道場に居続け、より多くの鍛錬を重ね続けた。その努力がこうして、クレア先輩の剣術に現われているのだろう。
そして、本日最後に対戦した先生というと……。
「天果流、半銀杏! 鴨脚! 光狩! 十六夜・薊清心!」
怒濤の剣術ラッシュだった。
間合いを取ってもすぐに詰められ、手数の多い攻撃で攻めてくる。
私に反撃の余裕なんてなく、ただ一方的に攻撃を受けていった。
「今日もお疲れ。防御やカウンターはとても上手だったよ」
稽古が終わり、私はクレア先輩と温泉に入った。
クレア先輩は今日の対戦で、私の戦い方を評価してくれた。けれど……。
「……それ程ではありません。やはり、私は剣聖として未だに未熟です」
私はあの日と同じだ。
――魔王ルルーリエが人類に宣戦布告したあの日と。
あの日、私は先輩方と女子会をしていた。
先生をどのように攻略し、その至高なる血を受け継げばいいか。
王国よりも優先せねばならない使命について、私たち4人で話し合っていた時、知らぬ女の声が突如として世界中に響き渡り、宣戦布告をした。
当時の私はただその声に警戒していたが、先輩方はそれに留まらなかった。
……とても信じられないような顔で、思念を巡らせていた。
それから、世界は変わった。
平和だった3国は打って変わり、緊張感が駆け巡っていた。
クレア先輩方はすぐにマリン先輩やテレジア先輩とともに、魔族軍との戦いに身を投じていった。
――王国のためではなく、ルルーリエ先輩を殴って止めるために。
その時は私も着いていこうとしたが、クレア先輩に止められた。
「リーゼロッテは来ちゃ駄目だ。まだ、実戦経験が足りていない」
「リーゼロッテ。魔物との戦いで、実戦を積むべし」
「リーゼロッテちゃんには生きて欲しいかな。だって、大切な妹弟子だもん」
私にはまだ、足りない。
戦いの場数や状況判断力。
死と隣り合わせの環境への慣れ。
それらをもっと経験し、力をつけていかなければならなかった。
なのに……今日は。
「落ち込まないでくれ、リーゼロッテ。もうあの時とは違うでしょ」
「何が、違うのでしょうか。実力差は明確。私なんてまだ、お山の大将でしか……」
「S級になったんでしょ、リーゼロッテ。もうボクたちはあなたのことを未熟なんて思っていないから」
ああ。この言葉を温泉で聞けてよかった。
私はようやく認められた。
先輩方の力になることができるんだ。
嬉しさのあまり、私は布団に入るまで笑みを耐えた。
私以外の3人はルルーリエ先輩と面識があったようだが、私にとっての初対面は、2週間前ほどの道場でのことだった。
先輩方には申し訳ないが、私の魔王に対する初印象は最悪なままだ。
何故、魔王は人類をあそこまで憎むのか?
そもそも何がきっかけで、私たちは魔族と戦っているのか?
布団の中で思考を巡らせていると、夜は深くなった。
私はタイミングを伺っている。
道場の各寝室に取り付けたティツールの盗聴器。そこから、先生たちが眠りについたかどうかを把握することができる。
全員の眠りを伺いながら、私は眠りに入ったふりをして盗聴器の音を拾う。
ある盗聴器から『すぅ、すぅ』という音が聞こえる。キューは眠りについた。
他の盗聴器でも、『ぐぅー、ぐぅー』、『えへ、もう食えないよ』等の音が聞こえる。これで、先輩方や先生もぐっすりと眠っていることが分かる。
私は音を立てないよう、布団から立ち上がろうとした。
しかし、それは未然に防がれる。
先生の寝室に仕掛けた盗聴器から、声が聞こえたからだ。
「盗聴器を仕掛けたお馬鹿ちゃん。先生が知らなくても、テレジアお姉ちゃんはお見通しだよ♪ 頑張って用意してくれたんだね。でもごめんね。これは私たち姉弟のためにも、破壊しちゃう。だって姉弟のスキンシップは、何処かの剣聖ちゃんであっても盗・聴・厳・禁だから♪」
それ以降、先生の寝室に仕掛けた10の盗聴器すべてから、音が途絶えた。
邪竜の次はテレジア先輩の対策が必要だ。
――再び作戦を、練り直さなければ。
ーーー
[創造神より一言]
剣聖よ! 戦いだけに限らず、夜這いにおいても上には上がいるのだ! 励みたまえ!
[先生に質問]
Q.弟子が先生にストーカー行為をした場合、先生はその弟子を許せますか?
A.許せるかもな。だって、カグラはその弟子を軽く超えるし、そのせいでストーカーされることに慣れてしまったんで。
Q.カグラさんはシンスケさんにどんなヤバい行為を?
A.24時間監視は日常茶飯事でした。俺の匂いだったら何処にいても嗅ぎ分けていました。宿では俺の前で堂々と素肌を晒していました。汗でベタベタになった小袖と袴は即座に奪われてクンカクンカされました。全身にキスマークをつけられました。カグラがムラムラする度に捕食されました。旅先の女の子を可愛いと思っただけでロープで拘束されて搾り取られました。他にも――
Q.以上で質問は終わりです。ご協力ありがとうございました。
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