流行りの異世界転生だけど、ストーリーは捨てて幸せになりたい

さくらもち

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ストーリー開始前の学園

リーフです!
男の子である事もだいぶ慣れあと半年で学園入学です。

この世界の成人は18歳と元々乙女ゲームだった事もありその辺は日本の成人と同じ扱いになっている。といっても前世で数年後に成人年齢が18歳になるよーって段階だったけど、まぁそんな事はシナリオライターのさじ加減な訳で、ストーリーのメインは高等部となっている。
私が入学するのは中等部で小等部は一般市民が通うので貴族は中等部からになる。逆に優秀な市民以外は小等部しか行かないどうしても行きたいとなれば莫大な費用がかかるので豪商の子位しか通えない。
ちなみに地方の貧乏貴族は高等部だけ入学する家も一定数いてヒロインもそんな家だったからまだ入学しない。
ゲームのリーフ君も無気力からなんとか学校に通えるようになるのが高等部だったので本来なら中等部には入学しないが今ではのびのび生活していてまだ詳しい話はされて居ないがお父様(侯爵様にいい加減養子になってるからそう呼んで欲しいと言われた)から実の父親の商会が有りそちらも学園卒業後にリーフに返すからしっかり学びなさいと言われている。
ちなみに生家の子爵家の跡継ぎというか、当主になっていて現状侯爵のお父様が後見人として管理してくれているため貴族当主としての教育も何故か歳上のサラウ兄様と一緒に家庭教師に教えてもらったんだよ。勉強は手を抜いて居た(絵を描く時間を取るため)はずなんだけど思ったより覚えが良かったらしく当主教育が始まる頃には兄様の勉強範囲とそう離れていなかった様で何故か高位貴族の当主教育を受けさせて貰えたので子爵家くらいなら余裕だろうと太鼓判を貰った。
ちなみに領地はなく侯爵家の領地の1部を管理する代官的な役目だったそうなので、家名と商会を継げばいいという状態らしい。

とにかく学園には侯爵家の王都邸から今年から高等部の兄様と高等部3年のユリアーナ姉様と一緒に馬車に乗って通う事になっている。
ストーリー上は寮生活を選択してたけどコレも既にストーリーとは違う点だ。

この時点でコレだけストーリーと乖離していればトラブルに巻き込まれず好きな事ができるのではと淡い期待をしていたんだけどね。

攻略対象と出会いを忘れていたのだった。


準備も万端で高等部卒業レベルの勉強も入学前に終わり(兄様と一緒に勉強してたから本来なら高位貴族は中等部卒業レベルが入学前の目標らしい)入学前のクラス分けテストで首席は余裕だろうと家庭教師から太鼓判を貰ったけどめんどくさい事になるのは嫌だったので8割位の正解で1番上のクラスだけどクラスでは真ん中位の成績というなんとも絶妙なバランスで入学出来てなによりだ。

ゲームの攻略対象は4人
第2王子、公爵令息、騎士団長子息、豪商の息子で個人的にはリーフ君は思い入れはあったけど公爵子息がストイックでちょっと腹黒だけどヒロインにはツンデレするそんな所が凄く好きだったな。
ざっくり説明すると第2王子は最低難易度の王道ヒーローで優しい王子様、騎士団長子息は熱血脳筋、豪商の息子は金にものを言わせてヒロインを贅沢させるワガママ坊ちゃん、という感じだったはず。
ある程度記憶が戻ってから時間がだっているので曖昧な記憶になっている部分も有るけど自分が破滅しなければいいと思っているからそこだけ覚えてれぼいいさ。

公爵子息の2つ上の姉が確かお転婆令嬢で女だてらに剣は嗜むサバサバ系女子で女子生徒からの人気者だったが、ゲーム内で時々ヒロインが婚約者の第2王子と仲良くしてる時にそちらの令嬢が宜しければ婚約破棄してくださいな。と殿下に詰め寄っている変わり者設定でそこは悪役令嬢じゃないのかよ!とツッコミを入れた記憶はあるんだよね。

まぁ中等部は将来の人脈作りに必要な交流が出来ればそれで良いしストーリーに関わりそうな事だけ避けて通ろう。

なんて都合のいい話は無かったのだった。

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