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第一章
第10話 シャーロットの異変
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シャーロットは壁にかかった時計に目をやった。
先程から一分しか経っていない。
「ソワソワしすぎだよ、お姉ちゃん。まだ生徒会室入ってから三分だよ?」
「そうですけど……今朝のノアさん、何か様子が変だったんです。エリア、ちょっと探知魔法を使ってみてください」
「普通に校則違反させようとすんな」
エリアがチョップしてくる。
「いたっ」
「心配しすぎだって。もうちょっとしたら来るよ」
彼女は呆れたように笑った。
自分でも過剰な心配だとはわかっている。
それでも、胸のざわつきは収まってくれなかった。
「そういえば、今日は静かですね」
いつもなら放課後になるとグラウンドや体育館から人の声やら何やらが響いているが、今は何の音も聞こえてこない。
「だって今日、全部の部活休みじゃん」
「あっ、そうでした」
「もう、お姉ちゃん生徒会長でしょ? そのくらいは把握しときなよ」
「む、いつもは把握しています。今回はたまたまです」
「はいはい」
エリアが片目を瞑って手をひらひらさせた。
「何ですか、その反応は……ん? 部活なし?」
ということは、レヴィやイザベラも今は自由の身ということか。
そして、先生たちは研修でほとんどいない。
そんな日に限って、シャーロットたち以外とほとんど交流のないノアに所用がある。
……嫌な予感がする。
「ごめんなさい、エリア。ちょっと私、ノアさんを探しに行きます。どうせ集中できないし」
「えっ、ちょっと?」
エリアの困惑の声を背に、生徒会室を出る。
「あ、あのっ、シャーロットさんっ」
若干震えた声で呼び止められた。
同じクラスのハーバーだ。
大人しい女の子で、接点は全くない。
「どうしましたか?」
「あっ、えっと、ノアの事なんだけど……」
「ノアさんがどうかしたんですか?」
「あの、今、ちょっと個人的な用事で手伝ってもらってて、もう少し時間がかかるって事を伝えにきたんだ」
個人的な用事?
しかも、それをノア自身ではなくハーバーが伝えにきた?
シャーロットは違和感を感じた。
「ノアさんがあなたに伝言を頼んだのですか?」
「う、うん。ちょっと今、彼は手が離せなくて」
「そうですか……ありがとうございます」
「う、うん。それじゃっ」
ハーバーは逃げるように去っていった。
「あの子、妙にワタワタしてたね」
生徒会室の入り口に体をもたれ掛けさせながら、エリアが苦笑した。
「やっぱりお姉ちゃんと話すのは緊張す——」
「エリア」
シャーロットは妹を生徒会室に押し込んだ。
「ちょ、何?」
「エリア、お願いします。探知魔法でノアさんを探して下さい」
「えっ……? 何で?」
「彼女、ハーバーは人見知りの激しい子で、ノアさんと話しているのを見た事はありません。個人的な頼み事をするとは考えにくい。そして、今日は部活がない」
「まさか……ノアが何かに巻き込まれているって事?」
「可能性は十分にあります。責任は私が取ります。エリア、お願いします」
「責任は半分こね。双子なんだから」
そう言ってウインクをして見せてから、エリアは目を閉じた。
が、すぐに見開かれた。
「校舎裏っ、ノアとレヴィの気配がある! レヴィの魔力が高まってる!」
「っ!」
シャーロットは魔法で身体能力を強化し、生徒会室を飛び出した。
「ノアさん……!」
お願い、間に合って——!
二階から飛び降り、靴下のままアスファルトの上を走る。
エリアの言う通り、校舎裏にはノアとレヴィがいた。
ノアが何か叫んでいるが、聞こえない。
遮音の結界が張られているのだろう。
しかし、状況を把握するために聴覚情報は必要なかった。
レヴィが魔力の球を放つ。
シャーロットはノアを囲うように結界を生成した。
土埃が上がる。
それが晴れると、真ん丸に見開かれたノアの瞳と視線が交差した。
良かった、間に合った——!
シャーロットの瞳の奥が熱くなる。
しかし、そんな安堵は一瞬で立ち消えた。
ノアは全身、血だらけだった。
「会長……どうしてここに⁉︎」
「ノアさん、ひどい怪我……! 待って、今治癒魔法をかけます。動かないでください」
白い光がノアを包む。
傷がゆっくりと治っていく。
「おお、すごいな……」
「何呑気に感心してるんですかっ」
傷の消えたノアの顔を見て、シャーロットは泣きそうになってしまった。
でも、まだ終わっていない。
「ノアさん、ちょっと待っててください」
「会長?」
シャーロットは立ち上がり、呆然としているレヴィに近づいた。
「……ま、待てシャーロット! こ、これは誤解だ!」
「はぁ?」
この状況を見て、何をどう誤解すればいいのだろう。
「この期に及んで言い訳とは……生きている価値のないクズですね。とても同じ人間とは思えない。いえ、そもそも人間ではないですね」
そうだ。
こいつは人間じゃない。人間の皮を被った害虫だ。
——害虫なら、殺してもいいですよね。
シャーロットは手のひらをレヴィに向け、魔力の球を生成した。
ちょうど彼が、ノアにしていたように。
球は一気にバランスボールほどにまで大きくなった。
これを喰らえばレヴィは確実に死ぬ。
でも、それがどうしたと言うのだろう。
彼に生きている価値などあろうはずがない。
「ま、待ってくれ! 俺が悪かった! もう二度とこんな事はしない! だから——」
「人間の言葉を話すのが上手ですね」
シャーロットが何の躊躇いもなく球を放とうとした、その瞬間。
「——やめて、会長!」
ノアがレヴィの前に立ち塞がった。
シャーロットは眉をひそめた。
害虫を庇った? 彼は何を考えているのだろう。
「退いてください、ノアさん」
「だめだよ」
「なぜですか? 害虫を一匹、駆除するだけですよ」
「やめろ!」
ノアがかぶりを振って叫んだ。
「人を害虫呼ばわりして殺そうとするなんて、君はそんな人じゃない。元に戻ってよ、会長!」
「元に戻るも何も、私は私ですよ。ノアさん、少し落ち着いてください」
害虫を人と言うなんて、恐怖でどうかしてしまったのだろうか。
「いや、落ち着くべきなのは君の方だよ。その球を消すんだ」
ノアがまっすぐな足取りで近づいてくる。
「私は落ち着いていますよ……って」
ノアに足を止める気配がないことを悟り、シャーロットは渋々、魔力の球を消した。
その瞬間、視界が覆われた。
ノアに抱きしめられたのだ。
「……えっ、ノアさん?」
「落ち着いて、会長。僕は大丈夫だから」
背中をポンポンと叩かれる。
……温かい、気持ちいい。
シャーロットは無意識にほうっと息を吐いた。
リズミカルに伝わってくる振動に安心感を覚える。
シャーロットは腕の中からノアを見上げた。
視線が交差する。
彼は驚いたように目を見開き、安心したように笑った。
シャーロットも笑い返そうとした。
しかし、気づいてしまった。
今の今まで、自分がレヴィを害虫と呼んで殺そうとしていたことに。
ノアに抱きしめられるまでは、その事に違和感すら覚えていなかったという現状に。
体がガタガタと震えだす。
「あの時と、同じ……!」
脳裏にありありと蘇る、昔の記憶。
男の子が全身から血を流して倒れている。
母親らしき人物が男の子の側で泣き崩れていた。
父親らしき男が、シャーロットに向かって叫んだ。
この人殺し——と。
「いやっ……!」
「会長っ?」
「ノアさんっ、私は今、ひ、人をっ……!」
怒りに我を忘れて、人を殺しかけた。
人の命を絶つ事に、何の躊躇いもなかった。
死んで当然だとすら思っていた。
信じられない。信じたくない。
「私っ、私っ……!」
「会長、落ち着いてっ」
「嫌だ、怖いよノアさんっ……!」
シャーロットはノアの胸にすがりついた。
「大丈夫、大丈夫だよ——シャーロット」
「っ……!」
ノアに名前で呼ばれた。
ただそれだけの事なのに、シャーロットはなぜかすごく安心できた。
「大丈夫、大丈夫」
優しく髪を撫でられる。
あぁ、気持ちいいな——。
シャーロットは目を細めた。
思考が朦朧としてくる。
抗うだけの気力は残っていなかった。
目を閉じる。
全身をノアに預けて、シャーロットは意識を手放した。
先程から一分しか経っていない。
「ソワソワしすぎだよ、お姉ちゃん。まだ生徒会室入ってから三分だよ?」
「そうですけど……今朝のノアさん、何か様子が変だったんです。エリア、ちょっと探知魔法を使ってみてください」
「普通に校則違反させようとすんな」
エリアがチョップしてくる。
「いたっ」
「心配しすぎだって。もうちょっとしたら来るよ」
彼女は呆れたように笑った。
自分でも過剰な心配だとはわかっている。
それでも、胸のざわつきは収まってくれなかった。
「そういえば、今日は静かですね」
いつもなら放課後になるとグラウンドや体育館から人の声やら何やらが響いているが、今は何の音も聞こえてこない。
「だって今日、全部の部活休みじゃん」
「あっ、そうでした」
「もう、お姉ちゃん生徒会長でしょ? そのくらいは把握しときなよ」
「む、いつもは把握しています。今回はたまたまです」
「はいはい」
エリアが片目を瞑って手をひらひらさせた。
「何ですか、その反応は……ん? 部活なし?」
ということは、レヴィやイザベラも今は自由の身ということか。
そして、先生たちは研修でほとんどいない。
そんな日に限って、シャーロットたち以外とほとんど交流のないノアに所用がある。
……嫌な予感がする。
「ごめんなさい、エリア。ちょっと私、ノアさんを探しに行きます。どうせ集中できないし」
「えっ、ちょっと?」
エリアの困惑の声を背に、生徒会室を出る。
「あ、あのっ、シャーロットさんっ」
若干震えた声で呼び止められた。
同じクラスのハーバーだ。
大人しい女の子で、接点は全くない。
「どうしましたか?」
「あっ、えっと、ノアの事なんだけど……」
「ノアさんがどうかしたんですか?」
「あの、今、ちょっと個人的な用事で手伝ってもらってて、もう少し時間がかかるって事を伝えにきたんだ」
個人的な用事?
しかも、それをノア自身ではなくハーバーが伝えにきた?
シャーロットは違和感を感じた。
「ノアさんがあなたに伝言を頼んだのですか?」
「う、うん。ちょっと今、彼は手が離せなくて」
「そうですか……ありがとうございます」
「う、うん。それじゃっ」
ハーバーは逃げるように去っていった。
「あの子、妙にワタワタしてたね」
生徒会室の入り口に体をもたれ掛けさせながら、エリアが苦笑した。
「やっぱりお姉ちゃんと話すのは緊張す——」
「エリア」
シャーロットは妹を生徒会室に押し込んだ。
「ちょ、何?」
「エリア、お願いします。探知魔法でノアさんを探して下さい」
「えっ……? 何で?」
「彼女、ハーバーは人見知りの激しい子で、ノアさんと話しているのを見た事はありません。個人的な頼み事をするとは考えにくい。そして、今日は部活がない」
「まさか……ノアが何かに巻き込まれているって事?」
「可能性は十分にあります。責任は私が取ります。エリア、お願いします」
「責任は半分こね。双子なんだから」
そう言ってウインクをして見せてから、エリアは目を閉じた。
が、すぐに見開かれた。
「校舎裏っ、ノアとレヴィの気配がある! レヴィの魔力が高まってる!」
「っ!」
シャーロットは魔法で身体能力を強化し、生徒会室を飛び出した。
「ノアさん……!」
お願い、間に合って——!
二階から飛び降り、靴下のままアスファルトの上を走る。
エリアの言う通り、校舎裏にはノアとレヴィがいた。
ノアが何か叫んでいるが、聞こえない。
遮音の結界が張られているのだろう。
しかし、状況を把握するために聴覚情報は必要なかった。
レヴィが魔力の球を放つ。
シャーロットはノアを囲うように結界を生成した。
土埃が上がる。
それが晴れると、真ん丸に見開かれたノアの瞳と視線が交差した。
良かった、間に合った——!
シャーロットの瞳の奥が熱くなる。
しかし、そんな安堵は一瞬で立ち消えた。
ノアは全身、血だらけだった。
「会長……どうしてここに⁉︎」
「ノアさん、ひどい怪我……! 待って、今治癒魔法をかけます。動かないでください」
白い光がノアを包む。
傷がゆっくりと治っていく。
「おお、すごいな……」
「何呑気に感心してるんですかっ」
傷の消えたノアの顔を見て、シャーロットは泣きそうになってしまった。
でも、まだ終わっていない。
「ノアさん、ちょっと待っててください」
「会長?」
シャーロットは立ち上がり、呆然としているレヴィに近づいた。
「……ま、待てシャーロット! こ、これは誤解だ!」
「はぁ?」
この状況を見て、何をどう誤解すればいいのだろう。
「この期に及んで言い訳とは……生きている価値のないクズですね。とても同じ人間とは思えない。いえ、そもそも人間ではないですね」
そうだ。
こいつは人間じゃない。人間の皮を被った害虫だ。
——害虫なら、殺してもいいですよね。
シャーロットは手のひらをレヴィに向け、魔力の球を生成した。
ちょうど彼が、ノアにしていたように。
球は一気にバランスボールほどにまで大きくなった。
これを喰らえばレヴィは確実に死ぬ。
でも、それがどうしたと言うのだろう。
彼に生きている価値などあろうはずがない。
「ま、待ってくれ! 俺が悪かった! もう二度とこんな事はしない! だから——」
「人間の言葉を話すのが上手ですね」
シャーロットが何の躊躇いもなく球を放とうとした、その瞬間。
「——やめて、会長!」
ノアがレヴィの前に立ち塞がった。
シャーロットは眉をひそめた。
害虫を庇った? 彼は何を考えているのだろう。
「退いてください、ノアさん」
「だめだよ」
「なぜですか? 害虫を一匹、駆除するだけですよ」
「やめろ!」
ノアがかぶりを振って叫んだ。
「人を害虫呼ばわりして殺そうとするなんて、君はそんな人じゃない。元に戻ってよ、会長!」
「元に戻るも何も、私は私ですよ。ノアさん、少し落ち着いてください」
害虫を人と言うなんて、恐怖でどうかしてしまったのだろうか。
「いや、落ち着くべきなのは君の方だよ。その球を消すんだ」
ノアがまっすぐな足取りで近づいてくる。
「私は落ち着いていますよ……って」
ノアに足を止める気配がないことを悟り、シャーロットは渋々、魔力の球を消した。
その瞬間、視界が覆われた。
ノアに抱きしめられたのだ。
「……えっ、ノアさん?」
「落ち着いて、会長。僕は大丈夫だから」
背中をポンポンと叩かれる。
……温かい、気持ちいい。
シャーロットは無意識にほうっと息を吐いた。
リズミカルに伝わってくる振動に安心感を覚える。
シャーロットは腕の中からノアを見上げた。
視線が交差する。
彼は驚いたように目を見開き、安心したように笑った。
シャーロットも笑い返そうとした。
しかし、気づいてしまった。
今の今まで、自分がレヴィを害虫と呼んで殺そうとしていたことに。
ノアに抱きしめられるまでは、その事に違和感すら覚えていなかったという現状に。
体がガタガタと震えだす。
「あの時と、同じ……!」
脳裏にありありと蘇る、昔の記憶。
男の子が全身から血を流して倒れている。
母親らしき人物が男の子の側で泣き崩れていた。
父親らしき男が、シャーロットに向かって叫んだ。
この人殺し——と。
「いやっ……!」
「会長っ?」
「ノアさんっ、私は今、ひ、人をっ……!」
怒りに我を忘れて、人を殺しかけた。
人の命を絶つ事に、何の躊躇いもなかった。
死んで当然だとすら思っていた。
信じられない。信じたくない。
「私っ、私っ……!」
「会長、落ち着いてっ」
「嫌だ、怖いよノアさんっ……!」
シャーロットはノアの胸にすがりついた。
「大丈夫、大丈夫だよ——シャーロット」
「っ……!」
ノアに名前で呼ばれた。
ただそれだけの事なのに、シャーロットはなぜかすごく安心できた。
「大丈夫、大丈夫」
優しく髪を撫でられる。
あぁ、気持ちいいな——。
シャーロットは目を細めた。
思考が朦朧としてくる。
抗うだけの気力は残っていなかった。
目を閉じる。
全身をノアに預けて、シャーロットは意識を手放した。
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