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【第17章】 結婚式準備と甘い日々
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結婚式の準備というものが、これほど心を浮き立たせるものだとは――
正直、思ってもみませんでした。
王宮の一室。
朝の柔らかな光が差し込む中、わたしは式で使う花の見本を前に、
侍女たちと相談をしていました。
「アリアさま、こちらの白百合も大変人気でして……」
「まあ、綺麗ですね。けれど……」
わたしは、ふと窓の外に視線を向けました。
そこには、庭園を歩くルシアンさまの姿が見えました。
朝日を受けて輝く銀髪。
整った横顔。
歩くだけで絵になるその姿に、胸がきゅうっと締めつけられます。
(……ああ、今日も顔が良すぎ)
思わずため息が漏れました。
「アリアさま? 何か気になる点が……?」
「い、いえ! なんでもありません!」
慌てて視線を戻すと、侍女たちが微笑ましそうに目を細めていました。
(……見られてました?)
頬が熱くなり、わたしは咳払いをして誤魔化しました。
---
その時です。
「アリアさま」
背後から聞こえた声に振り返ると、
そこには――
先ほどまで庭園にいたはずのルシアンさまが立っていました。
「ル、ルシアンさま……!」
「そんなに驚かなくても。
あなたが窓から見ていたので、来てしまいました」
「み、見ていたわけでは……!」
「ふふ。照れなくてもいいのですよ」
ルシアンさまは、わたしの手をそっと取って、
指先に軽く口づけを落としました。
「今日も……お美しいですね、アリアさま」
「っ……!」
侍女たちが小さく悲鳴を上げたのが聞こえました。
(……朝からこれは心臓に悪い)
わたしが真っ赤になっていると、
ルシアンさまは嬉しそうに微笑みました。
「アリアさま。
今日も、あなたにプロポーズしてもよろしいですか?」
「ま、毎日なさるの……?」
「ええ。
あなたが“もう十分です”と言うまで」
その声音は甘く、優しく、
まるで恋を囁く詩人のようでした。
「では……今日の分を」
ルシアンさまはわたしの手を両手で包み込み、
真っ直ぐに見つめてきました。
「アリアさま。
どうか……俺の妻になってください。
あなたを一生、大切にします」
「……っ」
胸が熱くなり、言葉が出ません。
(……こんなに真剣に、毎日言われたら)
わたしは、そっと頷きました。
「……はい」
その瞬間、ルシアンさまの瞳が柔らかく揺れました。
「ありがとうございます……アリアさま」
彼はわたしの頬にそっと触れ、
親指で優しく撫でました。
「あなたが微笑んでくださるだけで……
俺は、どれほど救われることか」
「ルシアンさま……」
「アリアさま。
あなたは、俺の光です」
その言葉に、胸がじんわりと温かくなりました。
(……こんなにも愛してくださるなんて)
わたしは、そっと彼の手に触れました。
「わたしも……あなたに救われています」
ルシアンさまは、嬉しそうに目を細めました。
「では、式の準備を一緒に進めましょう。
あなたの隣にいられるだけで……俺は幸せですから」
その言葉に、胸がまた熱くなりました。
正直、思ってもみませんでした。
王宮の一室。
朝の柔らかな光が差し込む中、わたしは式で使う花の見本を前に、
侍女たちと相談をしていました。
「アリアさま、こちらの白百合も大変人気でして……」
「まあ、綺麗ですね。けれど……」
わたしは、ふと窓の外に視線を向けました。
そこには、庭園を歩くルシアンさまの姿が見えました。
朝日を受けて輝く銀髪。
整った横顔。
歩くだけで絵になるその姿に、胸がきゅうっと締めつけられます。
(……ああ、今日も顔が良すぎ)
思わずため息が漏れました。
「アリアさま? 何か気になる点が……?」
「い、いえ! なんでもありません!」
慌てて視線を戻すと、侍女たちが微笑ましそうに目を細めていました。
(……見られてました?)
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---
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そこには――
先ほどまで庭園にいたはずのルシアンさまが立っていました。
「ル、ルシアンさま……!」
「そんなに驚かなくても。
あなたが窓から見ていたので、来てしまいました」
「み、見ていたわけでは……!」
「ふふ。照れなくてもいいのですよ」
ルシアンさまは、わたしの手をそっと取って、
指先に軽く口づけを落としました。
「今日も……お美しいですね、アリアさま」
「っ……!」
侍女たちが小さく悲鳴を上げたのが聞こえました。
(……朝からこれは心臓に悪い)
わたしが真っ赤になっていると、
ルシアンさまは嬉しそうに微笑みました。
「アリアさま。
今日も、あなたにプロポーズしてもよろしいですか?」
「ま、毎日なさるの……?」
「ええ。
あなたが“もう十分です”と言うまで」
その声音は甘く、優しく、
まるで恋を囁く詩人のようでした。
「では……今日の分を」
ルシアンさまはわたしの手を両手で包み込み、
真っ直ぐに見つめてきました。
「アリアさま。
どうか……俺の妻になってください。
あなたを一生、大切にします」
「……っ」
胸が熱くなり、言葉が出ません。
(……こんなに真剣に、毎日言われたら)
わたしは、そっと頷きました。
「……はい」
その瞬間、ルシアンさまの瞳が柔らかく揺れました。
「ありがとうございます……アリアさま」
彼はわたしの頬にそっと触れ、
親指で優しく撫でました。
「あなたが微笑んでくださるだけで……
俺は、どれほど救われることか」
「ルシアンさま……」
「アリアさま。
あなたは、俺の光です」
その言葉に、胸がじんわりと温かくなりました。
(……こんなにも愛してくださるなんて)
わたしは、そっと彼の手に触れました。
「わたしも……あなたに救われています」
ルシアンさまは、嬉しそうに目を細めました。
「では、式の準備を一緒に進めましょう。
あなたの隣にいられるだけで……俺は幸せですから」
その言葉に、胸がまた熱くなりました。
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