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第四章 王妃、経営戦略を立てる
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「……恋愛バカを救うには、経済と教育よ。」
思わず口から出たその言葉に、マルタが「えっ」と目を丸くしました。
「王妃様、め、名言でございます……!」
「ふふ、後で名言集に登録しておいてちょうだい」
夜の執務室。
カーテン越しに街の灯りがちらちらと瞬き、窓の外では遅咲きの白薔薇が揺れております。
机の上には、山のような報告書。
“婚約者逃亡計画”で国外へ留学を希望する令嬢の名簿、王都の教育費削減案、そして商人ギルドからの物資供給報告。
リヒト王国の混迷を、数字と表で見ると哀れなほどよく分かります。
「へぇ、教育費が去年の半分以下……あら、聖女イベント開催費? 全体の三割!?」
私のこめかみがぴくりと動きました。
「……えっと……マルタ」
「は、はいっ」
「“祈り大会”に三割予算投入って、正気?」
「聖なる踊りや音楽祭の準備らしくて……」
「音楽祭ねえ、“信仰ミュージカル”の間違いでは?」
私が机に頭を打ちつけると、マルタが「王妃様、お顔!」と駆け寄ってきました。
「顔くらい平気よ。庶民時代に電卓を投げたこともありますし」
(とはいえ、この浪費、放っておけないわね)
「マルタ、明日の予定を変更。ギルド長を呼び出してちょうだい」
「商人ギルドの? ええ、すぐに」
---
翌日、王城の別棟にある応接室にて。
現れたのは、黒服に身を包んだ恰幅の良い中年の男――ドルトン・セリー。
かつて王に重用されていたが、今は“俗物”と呼ばれて冷遇されている有力商人です。
「いやはや、王妃様直々にお呼びくださるとは、光栄の極みで」
「ご挨拶はほどほどで構いません。単刀直入に言います。あなたの商会に、王立教育院の備品調達を委託したいの」
「……教育院、でございますか?」
「ええ。聖女ブームのせいで教科書が祈祷書に切り替わりつつあるのよ。
本来あるべき“理性教育”を復旧するため、教材の新印刷を進めます」
ドルトンの眉が跳ね上がります。
「王の承認を……?」
「不要よ。私の私費で行う“王妃財団事業”として扱うから」
「……王妃様、随分と大胆でいらっしゃる」
「悪女ですから。大胆じゃないと生き残れませんの」
冗談めかして言うと、彼はにやりと笑いました。
「面白い。久々に信用できる方だ」
「信用は契約で結びましょうね。口約束は嫌いですの」
二人の間に交わされた契約書の音が、パシンと心地よく響きました。
---
その後、数日で王都に新風が吹き始めました。
“クラリス式勉強会”。
王妃後援のもと、読み書き算術を無料で学べる集会所が開設されたのです。
「王妃様、本当に女性や庶民が集まって……!」
「理知的な話題を好む女性が増えたら、恋愛依存も減るでしょう?」
マルタが感心しきりに頷きます。
部屋の隅では、侍女たちが数学の問題を真剣な表情で解いていました。
「“恋も確率論”ですわ。誰かひとりにすがるのは非効率なの」
「さすが王妃様、理想的な恋愛観です!」
「……そこ褒めるところじゃないのだけれど」
---
ある夜のこと。
書庫にこもって帳簿を整理していると、背後から低い声がしました。
「王妃様、こんな時間までお仕事とは」
振り返れば、そこには騎士団長・レオン・ハートウッド。
黒髪に鍛えられた体。いつも誠実な瞳をしている人で――密かに、数少ない味方のひとりです。
「レオン団長。眠れないの?」
「いえ、王妃様が灯りを消されないので気になりまして」
「ふふ、心配性ね。でもありがとう」
私は机の端に腰をかけて笑いました。
「ねえ、もしあなたが女の子だったら、恋愛より仕事を選ぶ?」
「僕ですか? ……そうですね、王妃様に仕えるなら、恋よりずっと価値がありますよ」
「まあ、口が上手いこと」
「本心です」
その言い方がやけにまっすぐで、不意に胸の奥が温かくなりました。
夜風がカーテンを揺らし、微かにロウソクの炎がはぜます。
「……ありがとう。あなたのような人がいるなら、もうちょっと頑張れそう」
「王妃様が頑張る限り、王国は大丈夫です」
そう言って微笑む彼の顔に、ほんの一瞬見惚れました。
理性が反射的に「危ない」と叫び、私は咳払いをして話題を逸らします。
「では、おやすみなさい。……それと、机に残ってた書簡、回収しておいてね」
「了解しました。どうかご無理をなさらず」
扉が静かに閉まってから、私はそっと呟きました。
「……この世界、案外悪くないのかも」
---
けれど、平穏は長くは続きません。
王都の広場に貼られた新しい告知文――
“王太子フィリップ殿下と聖女リリアンヌ様による『慈善祭』開催!”
(あー、出た。“慈善祭”。絶対トラブルの前触れ)
招待状が、翌朝、王妃の机に届きました。
封を開けると、過剰な金箔とリボン。中には煌びやかな文面。
『王妃陛下へ 神の祝福と共に、新たな信仰と愛の祭典へのご案内を申し上げます♡』
この♡が問題なのよ、この♡が。
「マルタ、これ、何件送られてる?」
「王都の全貴族へ。あと、一般民にも見える広場にもポスターが」
「国民規模の見せびらかしパーティーってことね」
王太子フィリップと聖女リリアンヌ――俗に言う、バカップル全盛期。
「どうやら本格的に、神と恋愛の区別がつかなくなったようね」
「どうされます? ご出席を?」
「もちろん。悪女役は会場に花を添えるものですもの」
私は立ち上がり、ドレスルームの方を振り返ります。
鏡の中の女――金の髪に冷たい微笑を浮かべる美貌の王妃が、確かにそこにいました。
「ええ、行きましょうマルタ。
愛に溺れる人々を見に行くのも、悪女の仕事だから」
そう言って微笑んだ私の顔は、どこか静かな闘志を帯びていました。
思わず口から出たその言葉に、マルタが「えっ」と目を丸くしました。
「王妃様、め、名言でございます……!」
「ふふ、後で名言集に登録しておいてちょうだい」
夜の執務室。
カーテン越しに街の灯りがちらちらと瞬き、窓の外では遅咲きの白薔薇が揺れております。
机の上には、山のような報告書。
“婚約者逃亡計画”で国外へ留学を希望する令嬢の名簿、王都の教育費削減案、そして商人ギルドからの物資供給報告。
リヒト王国の混迷を、数字と表で見ると哀れなほどよく分かります。
「へぇ、教育費が去年の半分以下……あら、聖女イベント開催費? 全体の三割!?」
私のこめかみがぴくりと動きました。
「……えっと……マルタ」
「は、はいっ」
「“祈り大会”に三割予算投入って、正気?」
「聖なる踊りや音楽祭の準備らしくて……」
「音楽祭ねえ、“信仰ミュージカル”の間違いでは?」
私が机に頭を打ちつけると、マルタが「王妃様、お顔!」と駆け寄ってきました。
「顔くらい平気よ。庶民時代に電卓を投げたこともありますし」
(とはいえ、この浪費、放っておけないわね)
「マルタ、明日の予定を変更。ギルド長を呼び出してちょうだい」
「商人ギルドの? ええ、すぐに」
---
翌日、王城の別棟にある応接室にて。
現れたのは、黒服に身を包んだ恰幅の良い中年の男――ドルトン・セリー。
かつて王に重用されていたが、今は“俗物”と呼ばれて冷遇されている有力商人です。
「いやはや、王妃様直々にお呼びくださるとは、光栄の極みで」
「ご挨拶はほどほどで構いません。単刀直入に言います。あなたの商会に、王立教育院の備品調達を委託したいの」
「……教育院、でございますか?」
「ええ。聖女ブームのせいで教科書が祈祷書に切り替わりつつあるのよ。
本来あるべき“理性教育”を復旧するため、教材の新印刷を進めます」
ドルトンの眉が跳ね上がります。
「王の承認を……?」
「不要よ。私の私費で行う“王妃財団事業”として扱うから」
「……王妃様、随分と大胆でいらっしゃる」
「悪女ですから。大胆じゃないと生き残れませんの」
冗談めかして言うと、彼はにやりと笑いました。
「面白い。久々に信用できる方だ」
「信用は契約で結びましょうね。口約束は嫌いですの」
二人の間に交わされた契約書の音が、パシンと心地よく響きました。
---
その後、数日で王都に新風が吹き始めました。
“クラリス式勉強会”。
王妃後援のもと、読み書き算術を無料で学べる集会所が開設されたのです。
「王妃様、本当に女性や庶民が集まって……!」
「理知的な話題を好む女性が増えたら、恋愛依存も減るでしょう?」
マルタが感心しきりに頷きます。
部屋の隅では、侍女たちが数学の問題を真剣な表情で解いていました。
「“恋も確率論”ですわ。誰かひとりにすがるのは非効率なの」
「さすが王妃様、理想的な恋愛観です!」
「……そこ褒めるところじゃないのだけれど」
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ある夜のこと。
書庫にこもって帳簿を整理していると、背後から低い声がしました。
「王妃様、こんな時間までお仕事とは」
振り返れば、そこには騎士団長・レオン・ハートウッド。
黒髪に鍛えられた体。いつも誠実な瞳をしている人で――密かに、数少ない味方のひとりです。
「レオン団長。眠れないの?」
「いえ、王妃様が灯りを消されないので気になりまして」
「ふふ、心配性ね。でもありがとう」
私は机の端に腰をかけて笑いました。
「ねえ、もしあなたが女の子だったら、恋愛より仕事を選ぶ?」
「僕ですか? ……そうですね、王妃様に仕えるなら、恋よりずっと価値がありますよ」
「まあ、口が上手いこと」
「本心です」
その言い方がやけにまっすぐで、不意に胸の奥が温かくなりました。
夜風がカーテンを揺らし、微かにロウソクの炎がはぜます。
「……ありがとう。あなたのような人がいるなら、もうちょっと頑張れそう」
「王妃様が頑張る限り、王国は大丈夫です」
そう言って微笑む彼の顔に、ほんの一瞬見惚れました。
理性が反射的に「危ない」と叫び、私は咳払いをして話題を逸らします。
「では、おやすみなさい。……それと、机に残ってた書簡、回収しておいてね」
「了解しました。どうかご無理をなさらず」
扉が静かに閉まってから、私はそっと呟きました。
「……この世界、案外悪くないのかも」
---
けれど、平穏は長くは続きません。
王都の広場に貼られた新しい告知文――
“王太子フィリップ殿下と聖女リリアンヌ様による『慈善祭』開催!”
(あー、出た。“慈善祭”。絶対トラブルの前触れ)
招待状が、翌朝、王妃の机に届きました。
封を開けると、過剰な金箔とリボン。中には煌びやかな文面。
『王妃陛下へ 神の祝福と共に、新たな信仰と愛の祭典へのご案内を申し上げます♡』
この♡が問題なのよ、この♡が。
「マルタ、これ、何件送られてる?」
「王都の全貴族へ。あと、一般民にも見える広場にもポスターが」
「国民規模の見せびらかしパーティーってことね」
王太子フィリップと聖女リリアンヌ――俗に言う、バカップル全盛期。
「どうやら本格的に、神と恋愛の区別がつかなくなったようね」
「どうされます? ご出席を?」
「もちろん。悪女役は会場に花を添えるものですもの」
私は立ち上がり、ドレスルームの方を振り返ります。
鏡の中の女――金の髪に冷たい微笑を浮かべる美貌の王妃が、確かにそこにいました。
「ええ、行きましょうマルタ。
愛に溺れる人々を見に行くのも、悪女の仕事だから」
そう言って微笑んだ私の顔は、どこか静かな闘志を帯びていました。
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