【完結】6人目の娘として生まれました。目立たない伯爵令嬢なのに、なぜかイケメン公爵が離れない

朝日みらい

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  3日後、エリーナとヴィクトールは、伯爵家の屋敷にいるエリーナの両親に会うことになっていました。

「私はここに来た理由があります。私はエリーナさんと結婚したいと思っています」

  ヴィクトールは宣言しました。エリーナの手を握ります。

「結婚? あなたがこの娘と、だと?」

  父親は信じられないという表情をしました。エリーナを見て、言いました。

「あなたはどこがいいのだ? 何もできない無能な娘だぞ。婿の貰い手などいないと思っていたが?」

「そんなことを言わないでください。エリーナさんは素晴らしい方です」

  ヴィクトールは、エリーナを守るように抱きしめて言い返しました。

「エリーナさんは優しくて、どこまでも誠実で、美しい。私は彼女のことが大好きです」

  ヴィクトールはエリーナにキスをしました。

「私もあなたのことが大好き」

  エリーナはヴィクトールのキスに応えました。彼らの唇が重なり合いました。

   エリーナの頬から涙がこぼれました。幸せそうな笑顔になります。

「お父様、私は彼が好きなんです。彼も私を愛してくれています。私たちは愛し合っているんです」

  エリーナは父親に向かって言いました。父親の反応を恐れずに、真っ直ぐ見つめていました。

「それは許さん…」

  父親はため息をつきながら言いました。

「お前は他人の血が流れている。家族とは違った濁った血だ。だから、お前には結婚をする相手などいない。実の母親は、ただの売れない画家で、孤児の子供なのだからな」
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