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第三章 「恋と策略の間で」
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春の気配が一段と濃くなったある朝、グランシア侯爵邸の門前に立派な馬車が停まりました。
白地に金の装飾が施された車体。扉が開くと、ひとりの青年が軽やかに降り立ちました。
見惚れるほどの淡金の髪、笑うと人を安心させるようなやわらかな笑顔。
「……お久しぶりですね、エリオット」
玄関で主人を待っていたその男が、親しげに名を呼ぶ声に、わたしは思わず足を止めました。
エリオットさまは珍しく、驚いたように目を見開かれています。
「ライナス……君が戻るとは聞いていたが、まさか今日とは」
そう、彼はエリオットさまの学生時代からの旧友、ライナス・デューン卿。
外交官として長らく異国に赴任しておられた方で、知性と気品を兼ね備えた、誰もが一目置く人物だと聞いていました。
彼の目が、わたしに気づきました。
「そして……こちらが噂の奥方ですね?」
さらりと微笑まれて、思わず背筋が伸びました。
「ジゼル・グランシアと申します。夫がお世話になったとか」
「ご丁寧に。……なるほど、話に聞いた通りの方だ」
「と、言いますと?」
「優しさと明るさが滲んでいらっしゃる」
その言葉に頬が熱くなり、理由もなく視線を逸らしました。
だめです、初対面の方に照れてどうするの、ジゼル。
***
ライナスさまは滞在の間、屋敷に客間を与えられました。
その夕食の席は久しぶりに賑やかで、わたしにとっては少し不思議な夜でもありました。
「昔から真面目すぎるのが欠点でね」
ライナスさまがグラスを傾けながらからかうように言うと、エリオットさまは静かにため息をつきました。
「それを補うのが君の役目だったろう」
「それはもう昔の話だ。今や君の隣に、素晴らしい伴侶がいる」
いきなり向けられた視線に、今度こそ顔全体が熱くなりました。
「す、素晴らしいだなんて……!」
「照れている奥さまもまた魅力的だ」
穏やかに笑う彼の瞳は、なぜかほんの少しだけ寂しげに見えました。
そして、その視線を見つめるエリオットさまの顔に、かすかな影が落ちていたことに気づいたのは、たぶんわたしだけでした。
***
翌朝。屋敷の庭では、少ししたら開花するであろう苺の花が陽に照らされて輝いていました。
そこへやって来たのは、ライナスさま。
「いい庭ですね。手入れが行き届いている」
「ありがとうございます。わたし、花が好きで……」
そう話すと、彼はふとわたしの手元を見つめました。
「この指先、土に馴染んでいる。貴族の奥方で、こんな手をしている方は珍しい」
思わず手を引こうとしたら、彼の指がほんの一瞬ふれました。
「すみません、驚かせましたね。ただ……本当に素敵な手だと思ったので」
その穏やかな声音に、心臓がわずかに跳ねました。
――いけない。
わたしは慌てて距離をとりました。
誰に対しても感じの良い方だとわかっていても、妙に胸がざわつくのです。
そして、それを遠くから見ていた人がいました。
エリオットさま。
その灰青の瞳が、わずかに冷ややかな光を帯びていたのを、わたしは見逃しませんでした。
***
昼食時。いつものテーブルで、珍しく彼が無言でした。
「旦那さま、何かご気分が優れませんか?」
「……君は、ライナスをどう思う?」
唐突な質問に、スープを口にしかけてむせました。
「ど、どうって……良い方だと思います。優しくて、話していて楽しいです」
「そうか」
短く返した彼の声が、少しだけ硬かったのは気のせいでしょうか。
その夜、彼は遅くまで書斎にこもり、わたしがそっと紅茶を差し入れても「ありがとう」のひと言だけで目を合わせてくれませんでした。
あれ、わたし……何か悪いことをしたでしょうか。
***
日がたつにつれ、屋敷の中で不穏な噂が飛び交い始めました。
「外務省のライナス卿が侯爵夫人に心を寄せているとか」
「侯爵はそのことでお怒りらしい」
そんな言葉を耳にするたび、わたしは胸がざわめきました。
けれど、ある日の午後。
庭のベンチに腰を下ろして花壇を眺めていた私のもとへ、ライナスさまが手紙を手に現れました。
「少し話をしてもいいですか?」
「ええ、どうぞ」
手紙の封を開けば、そこには異国の印章。
「実は、王国に不穏な動きがあります。侯爵家を狙う政敵が、あなたを“隙”として利用しようとしているらしい」
「わたしを……?」
「あなたが“消去法で選ばれた”という噂を逆手に取って、侯爵を失脚させようという者たちです」
足元から力が抜けそうになりました。
「そんな……どうして」
「あなたを貶めることが、彼を傷つける一番の近道になると踏んでいるのでしょう」
ライナスさまの瞳は、深い憂いに満ちていました。
「ジゼル、私はあなたを尊敬しています。あなたの笑顔が、あのエリオットに変化をもたらした。だから、見ていられないのです」
――どうしてそんな言葉を。
胸の奥に生まれた戸惑いを見透かすように、彼は悲しげに微笑みました。
「もしも辛くなったら、王都を離れてもいい。私が、守ります」
「それは……」
その瞬間、背後から鋭い声が響きました。
「十分に過ぎるお節介だな、ライナス」
立っていたのは、エリオットさま。
冷ややかな光を帯びたその瞳に、空気が一変しました。
ライナスさまは、まるで待っていたかのように立ち上がり、穏やかに頭を下げます。
「忠告でした。友として、彼女を守りたかっただけだ」
「守る? 君のやり方は誤解を招く」
エリオットさまの声が低く響き、私は膝の上で手を握り締めました。
「やめてください……。ライナスさまは、わたしのためを思って――」
「ジゼル」
その一言に、息が止まりました。
彼の目が、怒りよりもむしろ苦しげに揺れていたからです。
「もう誰も信用できないような顔、なさらないでください」
震える声で呟いた私に、彼は少し驚いたようにまばたきをしました。
そして、ゆっくりと近づいてきて、手を取ったのです。
「君は……本当に、強い人だな」
その手の温かさに、涙がこぼれそうになりました。
***
それからの数日、わたしたちはほとんど言葉を交わさずに過ごしていました。
政敵たちの影がちらつき、屋敷には警備兵が増え、空気はどこか緊迫しています。
けれど、その緊張の中でも、夜な夜な彼の書斎には灯りがともっていました。
彼は、誰にも見えないところで守ろうとしている――それが、なんとなく分かるのです。
「エリオットさまって、不器用なんですね」
ルーシーにそう漏らしたら、彼女は笑いをこらえていました。
「はい。でも、奥さまのことは間違いなく大事に思ってますよ」
「……そう見えます?」
「見えてますとも! 夜なんて、スープがないと寂しそうにしてるぐらいですから」
その言葉に、思わず笑ってしまいました。
***
数日後、政敵の噂が鎮まったころ。
書斎の扉を叩くと、彼が顔をあげました。
「ジゼル」
「お疲れさまです。お茶をどうぞ」
彼はカップを受け取り、静かに微笑みました。
「危ないとき、君は少しも怯えなかった。……それが、怖かった」
「怖い?」
「君を失うことが」
その声は、聞き覚えのある淡さを捨てた人のもの。
わたしの胸は一瞬で高鳴りました。
「もう“消去法の花嫁”だなんて、誰にも言わせません」
そう言って、そっと髪を撫でられました。
その優しさに、息が詰まるほどでした。
「ありがとう……ございます」
「礼を言うのは、わたしの方だ」
彼の指先が、わたしの頬にわずかに触れて――世界が止まる。
けれど、すぐに離れていった指先は、何かを押し殺すように震えていました。
白地に金の装飾が施された車体。扉が開くと、ひとりの青年が軽やかに降り立ちました。
見惚れるほどの淡金の髪、笑うと人を安心させるようなやわらかな笑顔。
「……お久しぶりですね、エリオット」
玄関で主人を待っていたその男が、親しげに名を呼ぶ声に、わたしは思わず足を止めました。
エリオットさまは珍しく、驚いたように目を見開かれています。
「ライナス……君が戻るとは聞いていたが、まさか今日とは」
そう、彼はエリオットさまの学生時代からの旧友、ライナス・デューン卿。
外交官として長らく異国に赴任しておられた方で、知性と気品を兼ね備えた、誰もが一目置く人物だと聞いていました。
彼の目が、わたしに気づきました。
「そして……こちらが噂の奥方ですね?」
さらりと微笑まれて、思わず背筋が伸びました。
「ジゼル・グランシアと申します。夫がお世話になったとか」
「ご丁寧に。……なるほど、話に聞いた通りの方だ」
「と、言いますと?」
「優しさと明るさが滲んでいらっしゃる」
その言葉に頬が熱くなり、理由もなく視線を逸らしました。
だめです、初対面の方に照れてどうするの、ジゼル。
***
ライナスさまは滞在の間、屋敷に客間を与えられました。
その夕食の席は久しぶりに賑やかで、わたしにとっては少し不思議な夜でもありました。
「昔から真面目すぎるのが欠点でね」
ライナスさまがグラスを傾けながらからかうように言うと、エリオットさまは静かにため息をつきました。
「それを補うのが君の役目だったろう」
「それはもう昔の話だ。今や君の隣に、素晴らしい伴侶がいる」
いきなり向けられた視線に、今度こそ顔全体が熱くなりました。
「す、素晴らしいだなんて……!」
「照れている奥さまもまた魅力的だ」
穏やかに笑う彼の瞳は、なぜかほんの少しだけ寂しげに見えました。
そして、その視線を見つめるエリオットさまの顔に、かすかな影が落ちていたことに気づいたのは、たぶんわたしだけでした。
***
翌朝。屋敷の庭では、少ししたら開花するであろう苺の花が陽に照らされて輝いていました。
そこへやって来たのは、ライナスさま。
「いい庭ですね。手入れが行き届いている」
「ありがとうございます。わたし、花が好きで……」
そう話すと、彼はふとわたしの手元を見つめました。
「この指先、土に馴染んでいる。貴族の奥方で、こんな手をしている方は珍しい」
思わず手を引こうとしたら、彼の指がほんの一瞬ふれました。
「すみません、驚かせましたね。ただ……本当に素敵な手だと思ったので」
その穏やかな声音に、心臓がわずかに跳ねました。
――いけない。
わたしは慌てて距離をとりました。
誰に対しても感じの良い方だとわかっていても、妙に胸がざわつくのです。
そして、それを遠くから見ていた人がいました。
エリオットさま。
その灰青の瞳が、わずかに冷ややかな光を帯びていたのを、わたしは見逃しませんでした。
***
昼食時。いつものテーブルで、珍しく彼が無言でした。
「旦那さま、何かご気分が優れませんか?」
「……君は、ライナスをどう思う?」
唐突な質問に、スープを口にしかけてむせました。
「ど、どうって……良い方だと思います。優しくて、話していて楽しいです」
「そうか」
短く返した彼の声が、少しだけ硬かったのは気のせいでしょうか。
その夜、彼は遅くまで書斎にこもり、わたしがそっと紅茶を差し入れても「ありがとう」のひと言だけで目を合わせてくれませんでした。
あれ、わたし……何か悪いことをしたでしょうか。
***
日がたつにつれ、屋敷の中で不穏な噂が飛び交い始めました。
「外務省のライナス卿が侯爵夫人に心を寄せているとか」
「侯爵はそのことでお怒りらしい」
そんな言葉を耳にするたび、わたしは胸がざわめきました。
けれど、ある日の午後。
庭のベンチに腰を下ろして花壇を眺めていた私のもとへ、ライナスさまが手紙を手に現れました。
「少し話をしてもいいですか?」
「ええ、どうぞ」
手紙の封を開けば、そこには異国の印章。
「実は、王国に不穏な動きがあります。侯爵家を狙う政敵が、あなたを“隙”として利用しようとしているらしい」
「わたしを……?」
「あなたが“消去法で選ばれた”という噂を逆手に取って、侯爵を失脚させようという者たちです」
足元から力が抜けそうになりました。
「そんな……どうして」
「あなたを貶めることが、彼を傷つける一番の近道になると踏んでいるのでしょう」
ライナスさまの瞳は、深い憂いに満ちていました。
「ジゼル、私はあなたを尊敬しています。あなたの笑顔が、あのエリオットに変化をもたらした。だから、見ていられないのです」
――どうしてそんな言葉を。
胸の奥に生まれた戸惑いを見透かすように、彼は悲しげに微笑みました。
「もしも辛くなったら、王都を離れてもいい。私が、守ります」
「それは……」
その瞬間、背後から鋭い声が響きました。
「十分に過ぎるお節介だな、ライナス」
立っていたのは、エリオットさま。
冷ややかな光を帯びたその瞳に、空気が一変しました。
ライナスさまは、まるで待っていたかのように立ち上がり、穏やかに頭を下げます。
「忠告でした。友として、彼女を守りたかっただけだ」
「守る? 君のやり方は誤解を招く」
エリオットさまの声が低く響き、私は膝の上で手を握り締めました。
「やめてください……。ライナスさまは、わたしのためを思って――」
「ジゼル」
その一言に、息が止まりました。
彼の目が、怒りよりもむしろ苦しげに揺れていたからです。
「もう誰も信用できないような顔、なさらないでください」
震える声で呟いた私に、彼は少し驚いたようにまばたきをしました。
そして、ゆっくりと近づいてきて、手を取ったのです。
「君は……本当に、強い人だな」
その手の温かさに、涙がこぼれそうになりました。
***
それからの数日、わたしたちはほとんど言葉を交わさずに過ごしていました。
政敵たちの影がちらつき、屋敷には警備兵が増え、空気はどこか緊迫しています。
けれど、その緊張の中でも、夜な夜な彼の書斎には灯りがともっていました。
彼は、誰にも見えないところで守ろうとしている――それが、なんとなく分かるのです。
「エリオットさまって、不器用なんですね」
ルーシーにそう漏らしたら、彼女は笑いをこらえていました。
「はい。でも、奥さまのことは間違いなく大事に思ってますよ」
「……そう見えます?」
「見えてますとも! 夜なんて、スープがないと寂しそうにしてるぐらいですから」
その言葉に、思わず笑ってしまいました。
***
数日後、政敵の噂が鎮まったころ。
書斎の扉を叩くと、彼が顔をあげました。
「ジゼル」
「お疲れさまです。お茶をどうぞ」
彼はカップを受け取り、静かに微笑みました。
「危ないとき、君は少しも怯えなかった。……それが、怖かった」
「怖い?」
「君を失うことが」
その声は、聞き覚えのある淡さを捨てた人のもの。
わたしの胸は一瞬で高鳴りました。
「もう“消去法の花嫁”だなんて、誰にも言わせません」
そう言って、そっと髪を撫でられました。
その優しさに、息が詰まるほどでした。
「ありがとう……ございます」
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