【完結】消去法で選ばれた花嫁だけど、せめて笑顔で生きていきます。

 「他の候補に欠点があったから――あなたを妻に選んだ」

 侯爵エリオットがそう言ったとき、ジゼルの胸の中に広がったのは、驚きと……少しの笑いでした。

 消去法で選ばれた花嫁なんて、誰が聞いても胸が痛む言葉。
 けれど、貧しいながらも温かな家族と暮らしてきたジゼルにとって、それは新しい未来への扉でもありました。

 「どうせ形式的な結婚なら、せめて笑顔で過ごしたい」

 そう決意して嫁いだ侯爵邸での生活。ジゼルは、花を植え、料理をふるまい、毎日を明るく生きていきます。

 これは、“消去法”から始まったふたりが、 本当の愛の意味を見つけるまでの、やわらかな物語です。
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