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前世でアラフォーだった私に、十五歳の男の子たちは恋愛対象に見えなかった……。
乙女ゲームのヒロインに転生したらしいけど、攻略対象より卒業後の生活のほうが心配だ。
私はピンク髪にピンク瞳。イケメン王子の兄弟に、騎士団長の息子、宰相の息子、魔導伯の息子に悪役令嬢。テンプレどおりの役者は揃っているのに、肝心のゲームタイトルがわからない。
男爵の父は私を金持ちの後妻に押し込む気満々。だったら学院の三年間は、自立するための準備期間にするしかない!
断罪も逆ハーレムもない、就活と起業と、ちょっとだけ恋の話です。
文字数 4,951
最終更新日 2026.09.04
登録日 2026.09.04
「おはよう、カイル。わたしのこと、いつおよめさんにしてくれる?」
そう口にした途端、私は自分が転生者だと気がついた。
ここは前世で私がキャラクターデザインを手掛けたゲームの世界。幼馴染のカイルは勇者で、私は最初のイベントで死ぬ村娘だ。
死ぬのは嫌だし、幼馴染の勇者は正直クズだし。
ていうか、そんなことより――。
森番のオーウェンさん。あの人、私の好みど真ん中なんですけど!
死亡フラグをへし折るため、ついでに推しの命も救うため。役立たずと呼ばれた村娘が動き出す!
文字数 7,884
最終更新日 2026.09.02
登録日 2026.09.02
「リディ。あれ作ってくれ。勇者が頭につけるあれ」
王家公認の魔導具師リディアの店に、彼女が密かに想いを寄せる暗殺者のマティスが持ち込んだのは、〈勇者のサークレット〉の注文だった。装備するのは彼自身。暗殺者を勇者に選ぶほど、この国は追い詰められていた。
サークレットに嵌める宝石は、愛する人の瞳か髪の色。けれどマティスが選んだ石は、リディアの瞳の色でも髪の色でもなかった――。
それでも好きな人の生還を祈り、サークレットを完成させたリディアの恋の行方は。
転生魔導具師の、勘違いすれ違い両片想い。ハッピーエンドです。
文字数 10,723
最終更新日 2026.08.31
登録日 2026.08.31
伯爵令嬢ヴェラには、前世、ブラック企業に勤める夫を過労で亡くした記憶があった。
そんなヴェラが今生の婚約者に選んだのは、閑職の代名詞のような聖女庁に勤める、おっとり優しい文官クイル。夜は必ず家にいて、休日は二人で庭を歩く。そんな退屈で幸せな未来が待っているはずだった。
――第二王子、エルバン殿下が聖女庁の長官になるまでは。
辣腕王子が次々繰り出す「聖女様プロジェクト」のせいで、老人だらけの長閑な部署は、あっという間に苛酷なブラック環境に。職員達が次々脱落し、一人残った若手のクイルは過労死まっしぐら。
このままでは、前世の悪夢が繰り返される。
かつての職員たちの協力で、ヴェラが手にした反撃の手段は、聞いたこともない古い法律だった。
「王子殿下。あなたを『灯火法違反』で告訴いたしますわ!」
たとえ結婚できなくなったとしても、あなたには生きていてほしい。
貴族の身分も婚約も捨てて、転生令嬢が王宮最強のワーカホリック王子に挑む、前代未聞の法廷バトル、開廷!
登録日 2026.09.03
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