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第4章 終わらない事件 Ⅲ
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その日の夜、事務所の前で落ち合った警部と共に、ワトソンとホームズはまた夜の巡回に出た。警部以外の警官を連れていないのは、ホームズの提案によるものである。
「切り裂きジャックは警察の巡回ルートを予測して、その隙間を縫うように犯行に及んでいる。それはジェイコブも新しい切り裂きジャックも変わらない。なので警部、極力警官の巡回ルートはこれまでと変えないようにしてください。その方が、向こうの動向を予測しやすいので。それとあまり大人数で移動すると警戒されやすくなるので、我々と一緒に巡回するのは警部ひとりだけにしてください」
という事らしい。
「しかし警部と一緒に巡回するなんて日が来るとは思わなかったよ」
「それは私のセリフだ」
レストレード警部が鼻を鳴らす。
本人の言葉通り、変に馴れ合うつもりはないらしい。しかしこうしていがみ合うことなく同道できているだけでも、以前を知るホームズやワトソンには不思議な感じだった。
警部は前を見たままおもむろに口を開いた。
「それで今事件を起こしている方の事だがホームズ、お前はどう見てる? まさか本当にジェイコブ・フリードマンが二人いるなどとは言わんだろうな」
「現状、私が考えている可能性としては、もう一人のジェイコブ──と言っていいほどに高度な模倣犯という線ですが……しかしそれも気がかりがある、というのが正直なところです」
「気がかりとは?」
「犯行予告文の筆跡です。そこまで模倣するというのは、どこか人間離れしているような気がします」
「なるほどな……」
と警部は顎を摘まむ。
捜査能力という意味では、ワトソンは警部にも劣る。口を挟めなかった。
それからホームズたちは世間話をしながらロンドンの街を歩き続けたが、一度もそれらしい人影と遭遇することなく、零時を回った。
「今回は空振りに終わったか……」
やや疲労感を感じさせてワトソンがつぶやく。
その時だった。
ワトソンたちがいる通りとは違う通りで、バタバタと人が行き交う足音が聞こえた。三人は一瞬顔を見合わせると、足音のする方へ走り出した。
通りに出ると予想通り警官たちが集まって、何処かに向かおうとしている。何かあったのは間違いない。
「まさか──」
レストレード警部がすぐに声をかける。
「おい何があった!」
「こ、これは警部、お疲れ様です!」
「敬礼はいい、何があったか言え。切り裂きジャックが現れたのか⁉」
レストレード警部が怒鳴るように問うが、訊ねられた警官は首を横に振る。
「ち、違います! 切り裂きジャックではありません!」
「何? では何があった」
「襲撃です。何者かが拘置所を襲撃して壁と牢を破壊、何人もの虜囚が逃げ出したと」
「何だと⁉」
警部は驚愕に目を見開き、さしものホームズも息をのんだ。
「まだ確認は取れていませんが、ジェイコブ・フリードマンも脱走したものと思われます……」
「──やられたっ!」
ホームズが苛立ちを露に地面を踏みつける。
「奴の狙いはこれだったんだ。最初から警察の注意を市内に向けさせて、仲間に拘置所を襲撃させて逃げる算段だったんだ!」
数時間前──
それは音もなく現れた。天を衝くほどの長身に、針金細工のような細い手足。ロングコートにペストマスクという格好をしている、怪しげな大男だ。
もしここにワトソンとホームズがいたのなら、その大男を『切り裂きジャック』だと認めるに違いない──それ程までに大男の姿は、数日前二人が路上で出くわした切り裂きジャックの姿に酷似していた。
幽鬼のように現れた二人目の『切り裂きジャック』は拘置所の外壁に近付くと、無造作に殴りつける。
すると轟音が鳴り響いた。
なんと二人目の『切り裂きジャック』は、ただ殴りつけるだけで壁に大穴を開けてしまう。
二人目の『切り裂きジャック』はその大穴を通って、悠々と拘置所内に侵入する。
「な、なんだお前は⁉」
「うるさい」
当然警備に当たっていた看守が駆け付けるのだが、まるで相手にならない。
無作為に長い腕を振り回すだけで看守たちをなぎ倒し、さらには牢をぶち破っていく。
「さっさと逃げろ」
牢に入れられていた犯罪者に、返事も聞かずにそう告げて回る二人目の『切り裂きジャック』──一人、また一人と野に犯罪者という名の獣が解き放たれていく。
そして最後に目的の牢の前にたどり着いた。
牢の中で青白い顔のジェイコブがニヤリと笑う。
「待ちかねたよ私」
「待たせたな私」
少しくぐもった声で二人目の『切り裂きジャック』は答えた。
正体不明の大男の襲撃でジェイコブが姿を消し、さらに他の虜囚たちも逃げ出して、拘置所は大パニックになった。
当然、その後ロンドン警視庁は事態収拾に動き出し、逃げ出した虜囚たちを再逮捕していくのだが、ジェイコブの姿だけが中々見つからない。
「このまま雲隠れするつもりか……?」
「いえ、あの男は必ずまだ何か仕掛けてきます」
ジェイコブ捜索がうまくいかず、苛立つ警部にホームズが首を振った。
「あの男は言ってました。切り裂きジャックは永遠になるんだと──このまま姿を消すと思えない」
「だといいんだがな……」
その後も捜索は続いて一週間後、ロンドンのとある空き家の中でジェイコブは発見された──死体として。
捜査協力者として現場を検分しに行った時、ワトソンは言葉がなかった。
ボロボロの空き家の床一面に広がった血だまりの痕。割れた頭蓋、飛び散る臓物、切断された四肢が無作為に転がっている。
ジェイコブの死体はまるで切り裂きジャックの被害者のように解体されるという惨たらしいものだった。
ワトソンはホームズに視線を送る。
「……ホームズ、どう思う?」
「仲間割れにあって、新しい切り裂きジャックがジェイコブを殺した……と考えるのが現状から考えると妥当なように思えるけど……」
「となると今後は拘置所を襲った男を、切り裂きジャックと呼んで追いかける羽目になるのか」
レストレード警部の問いにホームズは首を傾げる。
「しかしそれだと、ジェイコブ収監中に表で事件を起こした切り裂きジャックは、わざわざジェイコブを助けた上でバラバラにして殺すなんていう、手間のかかる事をしている事になる……どうも引っ掛かるな」
ホームズはどうにも違和感が拭えないらしい。
しかしその後、切り裂きジャックの犯行はぱったりと途絶え、腑に落ちない事を多分に残しつつも、かの殺人鬼は本当に消えてなくなったかに思われた。
ジェイコブの死体が見つかってからさらに一週間が過ぎた。それ以後、切り裂きジャックのものと思われるバラバラ殺人や犯行予告文はまったく出ていない。
警察も切り裂きジャックは死んだとして、そろそろ公表すべきなのではないかと考え始めていた。
ホームズと言えば、釈然としないのか延々とソファに寝転がりながら考え事をしていて、時折何か調べものに出かけている。
探偵助手として何かした方がいいのかとホームズに訊ねると、
「まだ君の協力が必要な段階じゃないから大丈夫だよ。いつでも動けるように、準備だけはしておいてくれ」
という事らしい。
そう言われてしまうと、目下のところ特段ワトソンにできる事はない。
強いて言うなら、また事件を追って大学を休みがちになる前に、しっかりと勉強をしておくべきだろう。
ワトソンはそう気持ちを切り替えて、大学に向かう準備をする。その途中で言い忘れていた事を思い出した。
「あっ、そうだ──ホームズ、今日はちょっと帰りが遅くなる」
「大学で何かあるのかい?」
「いや、エミリーだよ。最近事件だなんだで忙しかったから、今日は帰りにハイド・パークによって気晴らしでもどうかって」
ハイド・パークというのはロンドン中心部にある大きな王立公園のことだ。煙と歯車の街ロンドンにおいて、広大な敷地に青々とした草木が並ぶこの公園は、市民の憩いの場であり──ここでのピクニックは定番のデートコースでもある。
一瞬の沈黙の後、ホームズは震える声で、
「……ほう」
とだけ言った。
「エミリーがお弁当も作ってくれるらしい。本当に気が利く人だよな彼女は」
「それで……君はそれに行くわけかい?」
「行くから今言ったんだろ?」
「……そうだね、そうだった」
「?」
らしくないホームズの頓珍漢な返答にワトソンは首を傾げた。
「とにかくそういう訳だから、今日は帰りが遅くなる。夕飯も遅くなりそうだから、勝手に食べててくれてもいい。それじゃ」
そう言って教本を詰め込んだ鞄を持ったワトソンはアパートを出て行った。ワトソンの出て行った玄関を見やり、ホームズはボソリと呟く。
「強敵出現……ってやつかな」
「切り裂きジャックは警察の巡回ルートを予測して、その隙間を縫うように犯行に及んでいる。それはジェイコブも新しい切り裂きジャックも変わらない。なので警部、極力警官の巡回ルートはこれまでと変えないようにしてください。その方が、向こうの動向を予測しやすいので。それとあまり大人数で移動すると警戒されやすくなるので、我々と一緒に巡回するのは警部ひとりだけにしてください」
という事らしい。
「しかし警部と一緒に巡回するなんて日が来るとは思わなかったよ」
「それは私のセリフだ」
レストレード警部が鼻を鳴らす。
本人の言葉通り、変に馴れ合うつもりはないらしい。しかしこうしていがみ合うことなく同道できているだけでも、以前を知るホームズやワトソンには不思議な感じだった。
警部は前を見たままおもむろに口を開いた。
「それで今事件を起こしている方の事だがホームズ、お前はどう見てる? まさか本当にジェイコブ・フリードマンが二人いるなどとは言わんだろうな」
「現状、私が考えている可能性としては、もう一人のジェイコブ──と言っていいほどに高度な模倣犯という線ですが……しかしそれも気がかりがある、というのが正直なところです」
「気がかりとは?」
「犯行予告文の筆跡です。そこまで模倣するというのは、どこか人間離れしているような気がします」
「なるほどな……」
と警部は顎を摘まむ。
捜査能力という意味では、ワトソンは警部にも劣る。口を挟めなかった。
それからホームズたちは世間話をしながらロンドンの街を歩き続けたが、一度もそれらしい人影と遭遇することなく、零時を回った。
「今回は空振りに終わったか……」
やや疲労感を感じさせてワトソンがつぶやく。
その時だった。
ワトソンたちがいる通りとは違う通りで、バタバタと人が行き交う足音が聞こえた。三人は一瞬顔を見合わせると、足音のする方へ走り出した。
通りに出ると予想通り警官たちが集まって、何処かに向かおうとしている。何かあったのは間違いない。
「まさか──」
レストレード警部がすぐに声をかける。
「おい何があった!」
「こ、これは警部、お疲れ様です!」
「敬礼はいい、何があったか言え。切り裂きジャックが現れたのか⁉」
レストレード警部が怒鳴るように問うが、訊ねられた警官は首を横に振る。
「ち、違います! 切り裂きジャックではありません!」
「何? では何があった」
「襲撃です。何者かが拘置所を襲撃して壁と牢を破壊、何人もの虜囚が逃げ出したと」
「何だと⁉」
警部は驚愕に目を見開き、さしものホームズも息をのんだ。
「まだ確認は取れていませんが、ジェイコブ・フリードマンも脱走したものと思われます……」
「──やられたっ!」
ホームズが苛立ちを露に地面を踏みつける。
「奴の狙いはこれだったんだ。最初から警察の注意を市内に向けさせて、仲間に拘置所を襲撃させて逃げる算段だったんだ!」
数時間前──
それは音もなく現れた。天を衝くほどの長身に、針金細工のような細い手足。ロングコートにペストマスクという格好をしている、怪しげな大男だ。
もしここにワトソンとホームズがいたのなら、その大男を『切り裂きジャック』だと認めるに違いない──それ程までに大男の姿は、数日前二人が路上で出くわした切り裂きジャックの姿に酷似していた。
幽鬼のように現れた二人目の『切り裂きジャック』は拘置所の外壁に近付くと、無造作に殴りつける。
すると轟音が鳴り響いた。
なんと二人目の『切り裂きジャック』は、ただ殴りつけるだけで壁に大穴を開けてしまう。
二人目の『切り裂きジャック』はその大穴を通って、悠々と拘置所内に侵入する。
「な、なんだお前は⁉」
「うるさい」
当然警備に当たっていた看守が駆け付けるのだが、まるで相手にならない。
無作為に長い腕を振り回すだけで看守たちをなぎ倒し、さらには牢をぶち破っていく。
「さっさと逃げろ」
牢に入れられていた犯罪者に、返事も聞かずにそう告げて回る二人目の『切り裂きジャック』──一人、また一人と野に犯罪者という名の獣が解き放たれていく。
そして最後に目的の牢の前にたどり着いた。
牢の中で青白い顔のジェイコブがニヤリと笑う。
「待ちかねたよ私」
「待たせたな私」
少しくぐもった声で二人目の『切り裂きジャック』は答えた。
正体不明の大男の襲撃でジェイコブが姿を消し、さらに他の虜囚たちも逃げ出して、拘置所は大パニックになった。
当然、その後ロンドン警視庁は事態収拾に動き出し、逃げ出した虜囚たちを再逮捕していくのだが、ジェイコブの姿だけが中々見つからない。
「このまま雲隠れするつもりか……?」
「いえ、あの男は必ずまだ何か仕掛けてきます」
ジェイコブ捜索がうまくいかず、苛立つ警部にホームズが首を振った。
「あの男は言ってました。切り裂きジャックは永遠になるんだと──このまま姿を消すと思えない」
「だといいんだがな……」
その後も捜索は続いて一週間後、ロンドンのとある空き家の中でジェイコブは発見された──死体として。
捜査協力者として現場を検分しに行った時、ワトソンは言葉がなかった。
ボロボロの空き家の床一面に広がった血だまりの痕。割れた頭蓋、飛び散る臓物、切断された四肢が無作為に転がっている。
ジェイコブの死体はまるで切り裂きジャックの被害者のように解体されるという惨たらしいものだった。
ワトソンはホームズに視線を送る。
「……ホームズ、どう思う?」
「仲間割れにあって、新しい切り裂きジャックがジェイコブを殺した……と考えるのが現状から考えると妥当なように思えるけど……」
「となると今後は拘置所を襲った男を、切り裂きジャックと呼んで追いかける羽目になるのか」
レストレード警部の問いにホームズは首を傾げる。
「しかしそれだと、ジェイコブ収監中に表で事件を起こした切り裂きジャックは、わざわざジェイコブを助けた上でバラバラにして殺すなんていう、手間のかかる事をしている事になる……どうも引っ掛かるな」
ホームズはどうにも違和感が拭えないらしい。
しかしその後、切り裂きジャックの犯行はぱったりと途絶え、腑に落ちない事を多分に残しつつも、かの殺人鬼は本当に消えてなくなったかに思われた。
ジェイコブの死体が見つかってからさらに一週間が過ぎた。それ以後、切り裂きジャックのものと思われるバラバラ殺人や犯行予告文はまったく出ていない。
警察も切り裂きジャックは死んだとして、そろそろ公表すべきなのではないかと考え始めていた。
ホームズと言えば、釈然としないのか延々とソファに寝転がりながら考え事をしていて、時折何か調べものに出かけている。
探偵助手として何かした方がいいのかとホームズに訊ねると、
「まだ君の協力が必要な段階じゃないから大丈夫だよ。いつでも動けるように、準備だけはしておいてくれ」
という事らしい。
そう言われてしまうと、目下のところ特段ワトソンにできる事はない。
強いて言うなら、また事件を追って大学を休みがちになる前に、しっかりと勉強をしておくべきだろう。
ワトソンはそう気持ちを切り替えて、大学に向かう準備をする。その途中で言い忘れていた事を思い出した。
「あっ、そうだ──ホームズ、今日はちょっと帰りが遅くなる」
「大学で何かあるのかい?」
「いや、エミリーだよ。最近事件だなんだで忙しかったから、今日は帰りにハイド・パークによって気晴らしでもどうかって」
ハイド・パークというのはロンドン中心部にある大きな王立公園のことだ。煙と歯車の街ロンドンにおいて、広大な敷地に青々とした草木が並ぶこの公園は、市民の憩いの場であり──ここでのピクニックは定番のデートコースでもある。
一瞬の沈黙の後、ホームズは震える声で、
「……ほう」
とだけ言った。
「エミリーがお弁当も作ってくれるらしい。本当に気が利く人だよな彼女は」
「それで……君はそれに行くわけかい?」
「行くから今言ったんだろ?」
「……そうだね、そうだった」
「?」
らしくないホームズの頓珍漢な返答にワトソンは首を傾げた。
「とにかくそういう訳だから、今日は帰りが遅くなる。夕飯も遅くなりそうだから、勝手に食べててくれてもいい。それじゃ」
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