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第47話
「・・・今度は、私がケイを守りますから」
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騎士学校
学校前
任務に行く時間になり、生徒達は学校前へと集まっている。騎士の先輩達はまだ来てはいないみたいだが。
「今日はどんな任務なんだろう」
「さぁ・・・またやっぱり、戦うのかな・・・」
「騎士学校だからね。そんな任務の方が多いと思うけど」
騎士達が来るまで好き放題に喋っている生徒達。
「なぁ・・・やっぱ気にならねぇか?」
「え?なにが?」
「生徒が俺らしか居ないのがさ。俺らが入学するよりも騎士学校に入ってる生徒だっているはずなのにさ」
「上の階にテープで封鎖されてるのが気になるよね~」
「こっそり入ってみる??」
「でも危険があるから上がっちゃダメって言われたし・・・」
「大事な生徒だから、失いたくないとも言ってたけどどう言う意味だろ??」
「さぁ・・・」
ノウゼンカズラ「全員揃ってるな」
と、そこにランとアザレアとノウゼンカズラが姿を現した。
ノウゼンカズラ「今日の任務について説明する。
市民からの依頼だ。魔法を使って好き放題やってる奴がいるからそいつの対処をお願いしたいとの事だが」
ラン「そう簡単には死なない方のようで」
そう・・・僕らと同じ。
神様から授かった力を人のために使うのではなく、破壊衝動に使うとはね・・・。
そいつの神様がわからない限り、殺せないから面倒なのですが・・・。
「し、死なないって・・あの殺し屋の人達みたいな感じ、ですか?」
ラン「いえ、少し違いますね。一つ違うのは剣で心臓を刺しても頭刺しても首を切り落としても死なないと言うことでしょうか」
「そ、それって不死身ってこと!?」
「じゃあどうすればいいの・・・?」
ノウゼンカズラ「たしかに不死身で簡単には死んじゃくれねぇが、奴にも弱点はある。そこを捕らえる」
ラン「でも容易に近づくと危険なので、今回の任務は僕らに任せてください」
死なない・・・。
リチアはそっと隣にいたケイリィの服を掴む。
ケイリィ「リチア?」
リチア「・・・今度は、私がケイを守りますから」
もう、二度とケイを・・・あんな目には合わせたくない・・・
ケイリィ「リチア・・・。
うん。なんか、女の子に守ってもらうとかカッコ悪いけど・・・」
リチア「そんなことないです!ケイはかっこいいです!」
ケイリィ「あ、ありがとう」
それを恥ずかし気もなく素で言えちゃうんだから凄い・・・。
ノウゼンカズラ「そいつの目撃情報は凱旋門の辺りだとか。
ここからじゃ距離も遠いからを飛ん飛んで移動をする。
早速向かうぞ。ラン、ユニコーンの準備頼む」
ラン「はい」
ランは葉っぱを吹いてユニコーンを呼んだ。
リチア「飛ぶ・・・・」
ケイリィ「・・・もう慣れた方がいいよ。騎士学校なんだから。覚悟くらいしてたでしょ?」
リチア「してないですっ
慣れませんよ!?」
え、私だけ・・・?
空飛ぶのが怖いのって・・・。
ケイリィ「じゃあ、一緒に乗る?」
リチア「そ、そうします」
リチアはケイリィと一緒に乗ることになり、なるべく下を見ないようにケイリィにしがみついていた。
そしてそれぞれユニコーンに跨ると凱旋門へ向かって飛んでいく。
ユニコーンに乗って空を飛んでいくのを騎士寮の窓から見ていたキキョウとカトレア。
キキョウ「・・・今回の任務ラン達だけに任せて大丈夫でしょうか。相手は我々と同じ境遇の輩でしょうし」
カトレア「騎士団の出動要請を求むって、今朝になって急に警官の方からの電話があったのよね。
まぁ、心配はいらないとは思うけど何かあればわらわ達も動くとしようかしら」
キキョウ「御意」
学校前
任務に行く時間になり、生徒達は学校前へと集まっている。騎士の先輩達はまだ来てはいないみたいだが。
「今日はどんな任務なんだろう」
「さぁ・・・またやっぱり、戦うのかな・・・」
「騎士学校だからね。そんな任務の方が多いと思うけど」
騎士達が来るまで好き放題に喋っている生徒達。
「なぁ・・・やっぱ気にならねぇか?」
「え?なにが?」
「生徒が俺らしか居ないのがさ。俺らが入学するよりも騎士学校に入ってる生徒だっているはずなのにさ」
「上の階にテープで封鎖されてるのが気になるよね~」
「こっそり入ってみる??」
「でも危険があるから上がっちゃダメって言われたし・・・」
「大事な生徒だから、失いたくないとも言ってたけどどう言う意味だろ??」
「さぁ・・・」
ノウゼンカズラ「全員揃ってるな」
と、そこにランとアザレアとノウゼンカズラが姿を現した。
ノウゼンカズラ「今日の任務について説明する。
市民からの依頼だ。魔法を使って好き放題やってる奴がいるからそいつの対処をお願いしたいとの事だが」
ラン「そう簡単には死なない方のようで」
そう・・・僕らと同じ。
神様から授かった力を人のために使うのではなく、破壊衝動に使うとはね・・・。
そいつの神様がわからない限り、殺せないから面倒なのですが・・・。
「し、死なないって・・あの殺し屋の人達みたいな感じ、ですか?」
ラン「いえ、少し違いますね。一つ違うのは剣で心臓を刺しても頭刺しても首を切り落としても死なないと言うことでしょうか」
「そ、それって不死身ってこと!?」
「じゃあどうすればいいの・・・?」
ノウゼンカズラ「たしかに不死身で簡単には死んじゃくれねぇが、奴にも弱点はある。そこを捕らえる」
ラン「でも容易に近づくと危険なので、今回の任務は僕らに任せてください」
死なない・・・。
リチアはそっと隣にいたケイリィの服を掴む。
ケイリィ「リチア?」
リチア「・・・今度は、私がケイを守りますから」
もう、二度とケイを・・・あんな目には合わせたくない・・・
ケイリィ「リチア・・・。
うん。なんか、女の子に守ってもらうとかカッコ悪いけど・・・」
リチア「そんなことないです!ケイはかっこいいです!」
ケイリィ「あ、ありがとう」
それを恥ずかし気もなく素で言えちゃうんだから凄い・・・。
ノウゼンカズラ「そいつの目撃情報は凱旋門の辺りだとか。
ここからじゃ距離も遠いからを飛ん飛んで移動をする。
早速向かうぞ。ラン、ユニコーンの準備頼む」
ラン「はい」
ランは葉っぱを吹いてユニコーンを呼んだ。
リチア「飛ぶ・・・・」
ケイリィ「・・・もう慣れた方がいいよ。騎士学校なんだから。覚悟くらいしてたでしょ?」
リチア「してないですっ
慣れませんよ!?」
え、私だけ・・・?
空飛ぶのが怖いのって・・・。
ケイリィ「じゃあ、一緒に乗る?」
リチア「そ、そうします」
リチアはケイリィと一緒に乗ることになり、なるべく下を見ないようにケイリィにしがみついていた。
そしてそれぞれユニコーンに跨ると凱旋門へ向かって飛んでいく。
ユニコーンに乗って空を飛んでいくのを騎士寮の窓から見ていたキキョウとカトレア。
キキョウ「・・・今回の任務ラン達だけに任せて大丈夫でしょうか。相手は我々と同じ境遇の輩でしょうし」
カトレア「騎士団の出動要請を求むって、今朝になって急に警官の方からの電話があったのよね。
まぁ、心配はいらないとは思うけど何かあればわらわ達も動くとしようかしら」
キキョウ「御意」
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