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第一章
4話お披露目パーティー
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ーパーパッラッパーパー
とピンク色のコートに黒のズボン、黒の縦に長い帽子を被った男の人がトランペットを吹く。
そして、黄色のキラキラと輝くドレスに身を包んだお母さん、ロラに僕は抱かれている。お母さんは頭に金で作られたティアラまで付けている。
綺麗過ぎるよ…。
僕の服装も繊細な青色のルビーに施された、オーバーオールに着せ替えられた。赤ちゃんの服でもめちゃめちゃお金賭#かねか#けている気がする。
お父さん、オーウェンは白のワイシャツに紺色の羽織りと黒のズボンというタキシード姿。
お父さん、か、かっこいい!!
僕は2人に包まれた。
「いよいよだな、ロラ!」
「ええ、そうね。もう始まるわ」
とこの2人とても素敵だな。僕、こんな2人の子なんだな。
「オーウェン様~、もうすぐドアとカーテンがお開きになりますよ!」
とアンジェロが駆けて来た。アンジェロの姿はお父さんに近いようなタキシード姿だった。胸元ポケットには羽付きペンが入っているらしく、羽だけがちょこんと出ている。
アンジェロもかっこいい~。僕はのぼせるくらい頭が熱くなった。たまらないよ。こーんなにかっこいいなんて…。
「では、オーウェン様、ロラ様、前へ」
とアンジェロがゆったりと白色の手袋してる右手を出して綺麗にお辞儀した。
様になってるよ。やばい、かっこ良すぎる…。僕は頭がクラッとし、頭が後ろに落ちた。僕は鼻血を垂らしてしまった。
「あら、大変だわ。チーロが鼻血出しちゃった」
「おっと、チーロ大丈夫か?」
「チーロ様が鼻血を…!」
と3人が口々に心配そうに言う声が聞こえる。もう無理。
とアンジェロが柔らかなティッシュで僕の鼻を拭いてくれた。僕はムクッと頭を上げた。
「チーロ様、大丈夫ですか。落ち着いて見ていればいいですからね」
と僕に顔を近づけてアンジェロが優しく静かに言った。
僕はまたクラッとなりそうなのを抑えて、
「う~」
と言った。本当は分かったと言いたいんだけれど。
お披露目会か~。ちゃんとしなくちゃいけないんだよね…。きっと。
そして、カーテンとドアが同時に開き、光を差した。
お父さんとお母さんが前へと出て行く。白色を基調としたピカピカなタイルに白のフェンスの場所へと行く。本当、どこもかしこも綺麗だな~。
お父さんとお母さん、僕の姿を見た、住民の人々はわぁーわぁーと騒いでいる。
「これより、オーウェン様、ロラ様によるお披露目会を始めます」
とアンジェロがマイクを使って言う。
下を見ると本当に沢山の人々だ。こんなの僕の前の学校の人数よりも多いよ。そして、お父さんはアンジェロからマイクを貰った。
「どうも、皆さん。わたくし、オーウェンとロラの元に天からの御加護である、チーロが昨日産まれました。
この子は本当に愛らしく、これからが誇らしい気持ちでいっぱいです。チーロと言う名前には多くの人に愛され、健やかに立派に育ってほしいと言う願いが込められています。
そして、いつかはわたくしを抜かし、この国を守り、継いで貰いたいと思う所存であります。そして、素晴らしい王子にとなってもらいたい…」
と長々とマイクでお父さんが言う。…ん、待って、待って。僕、やっぱり、王子になるんだ。継いでもらいたいって…。えーー!
この国を…?お父さんはこの国の王ってことだよね。ってことはお母さんは王女。
僕はドキンッと心臓が鳴って、目をぱちぱちと瞬きしてしまった。すると、お母さんがそれに気づいて、僕の目元に手を置いて撫でた。そして、僕はなんだかホッとして眠気に襲われた。…え、何でだろう。さっきまで眠く…、なかったのに…。
そして、お父さんが言い終えると、大きな歓声が起こり、その後は僕は眠ってしまい、覚えていない。
•*¨*•.¸¸☆*・゚
僕が目を覚めた時は、次のお披露目パーティーだった。今度は王家の人々を招いたお披露目パーティー。また、沢山の人々だな~。広い室内に沢山。まるで、舞踏会の様だ。
僕は相変わらず、お母さんに抱えられている。
僕は一つ欠伸をした。まだ眠いような気がする。
「ご機嫌よう、ロラ」
とお母さんと同じくらいにキレイな人が声かける。
「あら、ご機嫌よう。オリビア」
とお母さん。オリビアと言われたその人の下に3歳くらいの男の子が顔を出した。
「こんびゃんは~」
と言った男の子。男の子は噛んだことを理解したのか、オリビアの後ろに隠れて、チラッと伺う。
可愛い~。と思った瞬間。
ードドッドー
と奥の方に5人ほどの今の子より年上っぽい小さな男の子達が駆けている。
「こら、ティモシー!ここの場で駆け回るなんてお辞めなさい!」
と左側の椅子に座っていた女の人が立ち上がり、怒鳴った。
それに気付いたお母さんは
「まぁまぁ、ミア。お走りになっても宜しいわよ。まだ子供なんだから。私もチーロが大きくなったらいっぱい走り回したいもの」
と優しくミアに言う。
そして、ティモシーと呼ばれた子は僕の方へと来た。
「ごめんなさい」
と謝る。その後ろに4人ついてきて、ぺこっと礼をした。
近くでこの子達を見ると、とても顔立ちの整った綺麗な子ばかりだった。
その中でも僕は指摘された、ティモシーに興味を湧いた。
「いいのよ。ティモシー。顔を上げなさい」
とお母さん。
ティモシーは『でも…』と言って、お母さんに見やる。その姿が可愛らしかった。にしてもどの子も可愛いと僕は思った。
そして、これからが楽しみな気持ちが湧き上がった。
とピンク色のコートに黒のズボン、黒の縦に長い帽子を被った男の人がトランペットを吹く。
そして、黄色のキラキラと輝くドレスに身を包んだお母さん、ロラに僕は抱かれている。お母さんは頭に金で作られたティアラまで付けている。
綺麗過ぎるよ…。
僕の服装も繊細な青色のルビーに施された、オーバーオールに着せ替えられた。赤ちゃんの服でもめちゃめちゃお金賭#かねか#けている気がする。
お父さん、オーウェンは白のワイシャツに紺色の羽織りと黒のズボンというタキシード姿。
お父さん、か、かっこいい!!
僕は2人に包まれた。
「いよいよだな、ロラ!」
「ええ、そうね。もう始まるわ」
とこの2人とても素敵だな。僕、こんな2人の子なんだな。
「オーウェン様~、もうすぐドアとカーテンがお開きになりますよ!」
とアンジェロが駆けて来た。アンジェロの姿はお父さんに近いようなタキシード姿だった。胸元ポケットには羽付きペンが入っているらしく、羽だけがちょこんと出ている。
アンジェロもかっこいい~。僕はのぼせるくらい頭が熱くなった。たまらないよ。こーんなにかっこいいなんて…。
「では、オーウェン様、ロラ様、前へ」
とアンジェロがゆったりと白色の手袋してる右手を出して綺麗にお辞儀した。
様になってるよ。やばい、かっこ良すぎる…。僕は頭がクラッとし、頭が後ろに落ちた。僕は鼻血を垂らしてしまった。
「あら、大変だわ。チーロが鼻血出しちゃった」
「おっと、チーロ大丈夫か?」
「チーロ様が鼻血を…!」
と3人が口々に心配そうに言う声が聞こえる。もう無理。
とアンジェロが柔らかなティッシュで僕の鼻を拭いてくれた。僕はムクッと頭を上げた。
「チーロ様、大丈夫ですか。落ち着いて見ていればいいですからね」
と僕に顔を近づけてアンジェロが優しく静かに言った。
僕はまたクラッとなりそうなのを抑えて、
「う~」
と言った。本当は分かったと言いたいんだけれど。
お披露目会か~。ちゃんとしなくちゃいけないんだよね…。きっと。
そして、カーテンとドアが同時に開き、光を差した。
お父さんとお母さんが前へと出て行く。白色を基調としたピカピカなタイルに白のフェンスの場所へと行く。本当、どこもかしこも綺麗だな~。
お父さんとお母さん、僕の姿を見た、住民の人々はわぁーわぁーと騒いでいる。
「これより、オーウェン様、ロラ様によるお披露目会を始めます」
とアンジェロがマイクを使って言う。
下を見ると本当に沢山の人々だ。こんなの僕の前の学校の人数よりも多いよ。そして、お父さんはアンジェロからマイクを貰った。
「どうも、皆さん。わたくし、オーウェンとロラの元に天からの御加護である、チーロが昨日産まれました。
この子は本当に愛らしく、これからが誇らしい気持ちでいっぱいです。チーロと言う名前には多くの人に愛され、健やかに立派に育ってほしいと言う願いが込められています。
そして、いつかはわたくしを抜かし、この国を守り、継いで貰いたいと思う所存であります。そして、素晴らしい王子にとなってもらいたい…」
と長々とマイクでお父さんが言う。…ん、待って、待って。僕、やっぱり、王子になるんだ。継いでもらいたいって…。えーー!
この国を…?お父さんはこの国の王ってことだよね。ってことはお母さんは王女。
僕はドキンッと心臓が鳴って、目をぱちぱちと瞬きしてしまった。すると、お母さんがそれに気づいて、僕の目元に手を置いて撫でた。そして、僕はなんだかホッとして眠気に襲われた。…え、何でだろう。さっきまで眠く…、なかったのに…。
そして、お父さんが言い終えると、大きな歓声が起こり、その後は僕は眠ってしまい、覚えていない。
•*¨*•.¸¸☆*・゚
僕が目を覚めた時は、次のお披露目パーティーだった。今度は王家の人々を招いたお披露目パーティー。また、沢山の人々だな~。広い室内に沢山。まるで、舞踏会の様だ。
僕は相変わらず、お母さんに抱えられている。
僕は一つ欠伸をした。まだ眠いような気がする。
「ご機嫌よう、ロラ」
とお母さんと同じくらいにキレイな人が声かける。
「あら、ご機嫌よう。オリビア」
とお母さん。オリビアと言われたその人の下に3歳くらいの男の子が顔を出した。
「こんびゃんは~」
と言った男の子。男の子は噛んだことを理解したのか、オリビアの後ろに隠れて、チラッと伺う。
可愛い~。と思った瞬間。
ードドッドー
と奥の方に5人ほどの今の子より年上っぽい小さな男の子達が駆けている。
「こら、ティモシー!ここの場で駆け回るなんてお辞めなさい!」
と左側の椅子に座っていた女の人が立ち上がり、怒鳴った。
それに気付いたお母さんは
「まぁまぁ、ミア。お走りになっても宜しいわよ。まだ子供なんだから。私もチーロが大きくなったらいっぱい走り回したいもの」
と優しくミアに言う。
そして、ティモシーと呼ばれた子は僕の方へと来た。
「ごめんなさい」
と謝る。その後ろに4人ついてきて、ぺこっと礼をした。
近くでこの子達を見ると、とても顔立ちの整った綺麗な子ばかりだった。
その中でも僕は指摘された、ティモシーに興味を湧いた。
「いいのよ。ティモシー。顔を上げなさい」
とお母さん。
ティモシーは『でも…』と言って、お母さんに見やる。その姿が可愛らしかった。にしてもどの子も可愛いと僕は思った。
そして、これからが楽しみな気持ちが湧き上がった。
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